警備業法違反で処分された知人の話を
しました。
カテゴリ「施設警備3〜ブラック企業編」
のC社幹部だった彼です。
警備業法違反には違いないようですが、
もう少し詳しい内容について聞きました。
ソースは業界通といえるベテラン警備員。
公文書偽造の罪を犯したそうです。
3年以下の懲役又は20万円以下の罰金と
言ったペナルティーが課せられるようです。
おそらく不起訴になったので、再就職できた
のでしょうが、もう警備業界には戻れない
と聞きました。
警備業法のみならず、刑法まで犯して
しまったということなのでしょうか。
警備業法違反なら、5年のペナルティー
期間を過ごせば戻れますが、永久追放と
聞くと、上記の罪の重さも感じます。
警備業界において有能で、事務所に上がり
経営陣として参画するリスクでしょう。
実質社長が命じたのであっても、罰せられ
ます。会社の指示であったとしても。
彼が幹部をしていたC社は衰退し、かつて
の勢いがありません。入札対応で新設した
子会社の方が伸びているようです。
サラリーマンであっても、故意・過失に
かかわらず罪を犯してしまうリスクは
あるものです。
それが警備業界であった場合、警備業法の
掟によって、厳しく裁かれる。
警備会社で出世して幹部になるのも考え
ものです。特に地場中小の一族経営なら
守られるのは創業者一族。
カテゴリ「エピローグ〜さらば警備業界編」
のD社で部長が僕に強引な人事権(異動)を
発令ました。
それと抱き合わせるように、俺の目が黒い
内はお前を幹部にしてやるといった言葉。
この背景を考えるに、黒いものを感じざる
を得ません。
もっとも、部長は僕がD社を退職して2年
ほど経ち辞めていきました。
警備に限ったことではありませんが、一族
経営の地場中小企業で、外様として幹部に
なることは、リスクを伴います。
前出のベテラン警備員によれば、C社は
金融ブローカーとのつながりもあり、
板子一枚下は何とやらとか。
こういった業界ならではの事情も理解し
我が身の安全保障ができるなら、幹部と
して活躍するのもありでしょう。
何よりも社長が信頼できる、これが一番です。
小さな会社は社長力がすべて。
社長が変だと、続けるのもおぼつかない。
現場の一兵卒隊員に、業者と打ち合わせに
行けとか、二重帳簿を作れと命じる社長も
いるそうです。
上記の様な事情を鑑みれば、警備業界を
タイミング良く去り、別の仕事をする
選択もありですね。
よりリスクの少ない生き方を選ぶのも、
警備の世界でプロとしてやってきた、
危機管理力の発揮ともいえるでしょう。
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