経緯やなってからの事についても書いて
来ました。
その中で横たわっていたのが
「他人に期待される」ということ。
交通誘導から施設警備に抜擢され、活躍の
場を与えられ嬉しかった。お世話になった
会社や上司に恩返しがしたかった。
それで頑張った結果、周囲は僕に期待をする
ようになりました。
行く先行く先で、期待され結果を求められる。
僕は努力し、応えようと奮闘しました。だけど
頑張れば頑張るほど給料は安くなります。
安くなると言っても、仕事の量・質ともに
給料や将来性に見合わなくなってきたのです。
これが、僕が警備業界を去るモチベーションと
なりました。もちろんそれ以外の要因もあります。
これについては過去の記事をご覧下さい。
カテゴリ「エピローグ〜さらば警備業界編」の
D社で君には期待している、と係長から言われた
時は業界に愛想が尽きていました。
僕は警備業界で何を頑張って来たのだろう。
搾取されるほどに。
当時を回想するに、他人の期待に応えようと
頑張ったのは、他人の人生を生きて来たと
気付いたのです。
もう十分頑張った・・・これがあったからこそ
警備業界を去る決心がつきました。
これを読まれている皆さんも、頑張る事は
悪くないのですが、搾取される程他人の人生
を生きていませんか?
もう十分頑張ってきたのではありませんか?
そろそろ自分が幸せになる勇気を持っても
いいはずです。
そう思える人は、自分の幸せの為にわがままに
なってもいいと思います。もう十分他人の期待に
応えて来たのだから、少しくらい好き勝手に
生きてもいいはず。
他人の期待の為に、自分がやりたいことを我慢
する人生はぼちぼち卒業しましょう。これまで
頑張って来た自分をほめてあげてください。
それは自己肯定感の回復にもつながります。
カテゴリ「番外編〜僕が警備員をはじめた理由」
の頃でしたが、東京でIT企業に勤めていた時、
自営業で成功している人とテーブルを
囲んで食事をした事があります。
彼は僕らの前で強く語りました。
「仕事は自分が幸せになるためにするもの
でしょ?何で子供の運動会を仕事の都合で
欠席しなけゃいけないの?」
「君たちが今の(職場)環境でそこまでして
努力する目的は何?」
この言葉は刺さりました。この体験がベースに
あったからこそ、僕は搾取の無限ループから
抜け出すことができたのでしょう。
他人の人生を生きるな、自分の人生を生きろ
とまでは言いません。
ただこれまで組織の為に業界の為にと
尽力してきたなら、少し自分の幸せについて
考えては、と余計なお節介でした。
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