辞めたら、求人で時給が100円上がって
いた、という不満の声がありました。
辞めるというという取り返しのつかない
事態になって、使う側が自分たちの落ち度
に気づく。まことに腹立たしい。
辞めた側にとっては面白くないことです。
カテゴリ「施設警備3〜ブラック企業編」の
B社を辞めた時、僕の後任者の採用が決まり
かけた時の話です。
彼は警備の経験がなく、検定もなし。
そこに採用側が待ったをかけた。
僕のように資格(検定)や警備経験のある
人材は他のいないのか、が待ったの理由。
虫がよすぎる。
いかにもブラックらしい発想ですが、使い
潰しておいて、同じレベルの人材が欲しい
とはどこまでアコギなのか。
結局彼は採用されましたが、その後内部告発
により職場の暗黒部が暴露され、臨時入札で
あっけなくその組織は転覆しました。
もう一つ、カテゴリ「エピローグ〜さらば警備
業界編」のD社のように、僕が辞めた後多くの
退職が起こり、幹部が慌てる事態になれば多少は
溜飲が下がるのものです。
不遇な扱いをした組織が、上記の様にダメージ
を受ける事を願う気持ちは分かります。実際
衰退する所も少なくないはず。
しかし、そういった組織へのリベンジは
もう少し違う形でできると思うし、同じ
エネルギーを使うなら生産的な方が良い。
それは、辞めた時より自身が幸せになる事。
辞めた職場より良い条件の所に就職する、
これが一番のリベンジです。
給料だけでなく、労働時間や人間関係が
改善されれば幸福度は上がります。
僕の場合、警備業界では上記の幸福を実現
できる職場は見つかりませんでした。
それならばと、別の業界への就職を志して
今に至ります。屈辱感をバネに。
前にも書きましたが、大事なのは新たな生き方
の実験を続ける事。これは今も進行中です。
今いる業界が将来も盤石とは限りません。
それならばこれまで培った知識やスキルで
勝負できる仕事は何か、模索する事です。
さらにそれを派生させた先に何が見えるか。
これは僕が警備業界から脱出したプロセス、
思考プロセスでした。
まとめると辞めた後待遇を改善するような、
腹の立つ職場はあるけれど、いつまでもそれに
とらわれずに新たな生き方の実験をしましょう。
警備業界以外に活躍の場があるかもしれない。
僕が警備業界最後のD社を辞めた時、方向性は
ある程度決めていたけれど、今の職場と縁が
あるとは想像できませんでした。
警備員の先にある環境について、想いを馳せる
事も生産的な行為なのです。
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