僕が警備員を辞めた理由

施設警備で警備員が暇なのはいい事です。
暇といっても何もせず、ボーっと過ごして
いる訳ではありません。



立哨で目を光らせ、つぶさに巡回し危機の目
を潰して館内の平和を保つ、これが前提です。



それを遂行した上での暇とは何か？緊急対応が
少ない、これにつきます。



自火報機が古く、誤報かどうか確認のために
現場急行。ドアセンサーの警報の対処も
同じですよね。



館内で暴力事案や、急病人発生に対して警察や
消防を呼ぶのも同じです。



上記の施設に共通しているのは、クライアント
側が、しっかり設備投資していることです。
ビンボーな施設は警備員も忙しい。



クライアント側がセキュリティー意識が高く、
設備投資の必要性を感じ、かつ人による警備
で補完する。



上記の様な施設に巡り合えたらラッキーです。
なかなかありませんが・・・



警備員が暇そうにしているから、ポストを
削って人間も減らそう、なんて考えになる
クライアントもあります。



使う側には２種類あって、実態を把握しよう
と真剣に見る側と、見学で終わってしまう側。



後者になると悲劇です。こんな施設では、
警備室で忙しそうにするパフォーマンスも
必要でしょうか。



カテゴリ「施設警備〜市役所葛藤編」で
当初僕らと一緒に組んで仕事をしていた
守衛さん（市役所職員）に言われたのは



「暇なときはサボっていていい」



全員退館し、対応は電話のみとなった
時間帯は特にすることはありません。
そんな時まで根詰めてやる必要はない。



今この環境であれば、スマホで動画を
見ていたでしょう。２４時間拘束される
当務はそういうメリハリが重要です。



暇な時間を有効活用すれば、仕事中に
勉強や情報収集といった自分への投資
が出来ます。



深夜時間帯は昼間の疲れが出てくる時
なので、動画を見て勉強するのがよいの
では、と思ってしまいます。



ただ、本当に暇な時間にやらないと第三者
に見られた時に、評価が爆下がりします。
その施設から外されるかも知れません。



こういったリスクを管理できるなら、職場
で学ぶといった行為は、人生に対し生産的な
場になります。



警備員からの脱出を志しても、忙しすぎて
何もできないとお悩みなら施設警備、それも
暇な時間が取れる施設警備がお勧めです。



警備員を辞めなくても、拘束中に自由な
時間が多ければ、他に差をつけることも
可能です。



例えば、指導教育責任者用のDVDが見れる
なら警戒棒・杖のやり方。僕は指導する係
になっていたので見て勉強していました。



深夜時間帯からして、動画の方が学習効果
が上がると思います。上手に活用して差を
付けましょう。

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