緊急雇用対策事業の話です。
警備とは直接関係ありませんが、官公庁の
委託事業もありますので参考にされて
下さい。
職業訓練も終りに近づき、仕事が決まらない
焦りもあってハローワークに通う日々。
A社時代、警備員としてお世話になった
市役所ですが、土木部の部署が緊急雇用
対策事業で求人を出していました。
訓練最終月の九月も半ば。急げ。
取り急ぎ書類を揃え、応募しました。
面接は10月4日頃だったと記憶して
います。中途半端な日程に疑問があれど
行くしかない。
晴れて採用となり、翌週12日頃から勤務
するようになりました。
それは良かったのですが、上記雇用は1回
のみ更新できます。つまり、年度末で一旦
解雇して再雇用。
更新すれば、最大1年勤める事ができます。
但し僕の場合、採用日がネックでした。
約1年の勤務が終わり、ハローワークへ。
失業保険が掛けてあるので、給付の手続き
に。
しかし窓口で言われた言葉は、何と
「(受給には)数日足りません」
これにはからくりがあって、受給資格を
得るには月ごとの勤務日数を満たす必要が
ある。
ところが入った10月だけ、それを満たして
いない。たった数日の差で、奈落の底に
落とされた思いでした。
受給があれば、再就職手当もあったのに。
この背景は、僕の前任者が更新できると
勘違いし、担当課が2回目の更新申請を
人事課に行うも、却下。
それで採用手続きが遅れ、面接日程も
後ろ倒しになってしまった。
2回目の更新が可能かどうかは、申請前に
人事課に電話して聞けば済む事です。
それを書類を回して、却下→突っ返され。
後手後手のお役所仕事。
雇う側は、雇われる側の事情など考える
訳がありません。雇用継続の心配のない
正規公務員なのですから。
お役所仕事はどこか間が抜けていると
言った人がいました。下水道関係の課で
非正規職員として勤めていた知り合いです。
この言葉が僕に降りかかって来るとは。
誰にも責任はなく、その条件で選んだ本人
の自己責任とこればっかりは言えそうです。
土木部で不祥事を起こし、市議会で叩かれた
直後に入った課でしたが、事あるごとに課長は
「信頼回復」を連呼。
僕が去って半年後、別の土木部部署と合併
し、統廃合される形でその課の名は消滅。
お世話になった課長、係長らも敗戦処理
ご苦労さまと言わんばかりに異動しました。
信頼回復のために力を尽くしたのでしょう。
しかしどこか間の抜けた緩い仕事だから、
議会で叩かれ統廃合されてしまった。
結果を見ればそうなります。
せっかくのセーフティーネットも穴があいて
いれば意味がありません。お役所仕事はこう
いった事もありうるという教訓でした。
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