のB社でクライアント側から以下のお達し
がありました。
「休憩中や食事においては、臭いのきつい
ものは飲食しないこと」
B社は当時、外資系保険会社ビルの警備をして
おり、上記セキュリティー部がクライアント
となります。
これはぶっちゃけニンニク臭などに対する
警戒でしょう。スメハラなんて問題になる
ご時世ですから。
警備は肉体労働、施設警備になれば24時間
拘束される当務があります。そこでの食事は
数少ない楽しみなのですが・・・
これは食事というよりも口臭ケアを
しなさい、と最初考えました。
歳を取れば食事以外でも歯槽膿漏などで、
口臭が気になります。もちろん食事に
限らず口臭ケアをすればよいはずです。
一方で、臭いのきつい食事をすれば
狭い休憩室に充満した臭いが制服に着く
事を警戒したのでは、と思います。
警備において身だしなみは信頼感を
生みます。B社施設警備では、靴は黒の
短靴で、靴下は黒は濃い紺と厳しく指導。
靴が汚れたりくたびれていたり、制帽も
汚れていれば評価は下がります。
こうした形には意識は行くものですが、
臭いといった見えないものまで気を付ける
というのが如何にも警備らしい。
警備は五感を使い、警戒し危機を未然に
防ぐのが第一です。以前嗅覚も大事という
記事を書きましたが、まさにこれ。
スタミナをつけるために取った食事が、
臭いケアを怠り、苦情で評価を下げて
しまった、なんて事にもなりかねません。
施設警備の経験が長ければ、この理屈は
分かるのですが、交通誘導警備を長く
経験して、施設警備に来た人にはすぐ
分からない可能性があります。
その時は隊長がきっちり指導すべき。
それでも理解できない隊員は施設警備に
向かない、という結論になる可能性も。
加えて警備員が休憩、または業務以外で
詰める場所は、夏場は汗臭くなります。
換気が悪い部屋だと特にそうです。
そのため芳香剤や、リ〇ッシュなどの
スプレーを常備していました。その辺は
警備というより社会人としての配慮です。
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