ベテラン隊員がいます。施設警備の
検定を持ち、指導教育責任者です。
彼は色々な施設を立ち上げてきました。
もちろん隊長としてです。そんな彼が
理想を語った時の話をします。
彼とはカテゴリ「エピローグ〜さらば警備
業界編」のD社で、少しだけ一緒に在籍した
ことがあります。
一緒に飲みに行った時に、これまでの
苦労話や、今後担当するであろう警備現場
をどうしたいか、熱く語っていました。
当時D社はある公共施設を狙っていました。
守衛を民間委託した形で入るので、
実質新規物件です。
彼はそこを立ち上げ、極上の警備隊を
作り上げると宣言したのです。
彼の中には計画というか、ビジョンが
あったのでしょう。それにしても一番
の懸案となるのが如何に人を揃えるか。
隊長や責任者が悩むのは、隊員の質。
頭数さえそろえばいい、なんて考える
警備会社も当時少なくありませんでした。
その後彼は、D社が狙っていた公共施設の
隊長として赴任しました。(落札成功)
隊長として上司に交渉し、筋のいい隊員
を部下として招き入れたのです。とはいえ
隊長レベルからいえば当然落ちます。
そこで彼が指導・育成を行いました。
2018‐11‐3記事「2:6:2の法則」で
言えば真ん中6割の隊員たちです。
真ん中6割を育成して上位2割にするのが
コスパがいい。
下位2割を指導・教育するにはどれだけの
手間やコストがかかるか、想像しただけで
恐ろしい。指導経験のある人なら理解できる
でしょう。
こうして隊員を一定レベルまで上げた
彼の警備隊は、クライアント側からも
評価されるようになりました。
そう、極上の警備隊に近い状態です。
一人だけどうしようもないお荷物隊員が
いたそうですが、何とかなったようです。
彼の施設警備手腕は会社も知る所であり、
僕がかつて在籍したA社から市役所警備を
引き継いで、隊長として活躍しました。
隊員全員を施設警備2級検定に合格する
指導を行ったそうです。恐らく当時地元
では初の快挙ではなかったか。
彼はもう65歳を過ぎ、年金も貰っている
そうですが、まだ体が動くうちにもう一花
咲かせて欲しいと願っています。
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