ものです。いかに攻撃・守備に有利な
場所で戦うか。
サッカーなでしこジャパンを世界一に
導いた澤さんや、プロ野球の巨人・横浜
で活躍した仁志さんのプレー。
「なんでそんなこといるの？」
という驚愕のポジショニングで観衆を魅了、
チームの勝利に貢献しました。
警備でも活かさない手はありません。
カテゴリ「施設警備２〜市役所迷走編」
では玄関前立哨の位置を、時間や状況に
よって変える。
市幹部の車が入りそうな時は、なるべく
遠くが見えるポジションで、早めに対処
（お迎え）できるように準備。
警備（特に施設）では各ポストが決まって
いますが、一歩も動いてはいけないポストは
少ないはず。警備仕様書の範囲内での裁量。
上記の裁量内で、アイデアを活かせないか。
面倒な事が起きそうな時間帯、不審者が
出そうな状況、TPOを考えポジショニング。
巡回でも、巡回時計を持って定線巡回を行う
施設なら難しいですが、そういった縛りの
ない現場なら、上記のようなTPOを考え
ルートや順番を変えてみる。
目的は危機をいち早く察知し、未然に防ぎ
又は被害を最小化すること。警備の醍醐味
ですね。
「こいつはいい所に居た」
「あなたはタイミング良く来てくれる」
この手の評価を勝ち取れば警備員として
一級品です。危機管理のセンスが光ります。
例え資格を持たなくても。
行く行くは資格取得の話が来るでしょう。
知識と経験に裏打ちされ、磨いたセンスの
賜物です。クライアント側にプロの仕事は
凄い、という警備員を僕は目指しました。
とはいえ、特段難しいことではないはず。
普段の業務で観察し、気になった事に対し
仮説を立てます。
これが起きるのはこうなっているからでは？
誰々が来た時には、これこれが起きやすい。
過去の失敗から仮説を立てるのも有効です。
仮説を基に、自分が対処するに最適な位置は
どこなのか、試してみます。違ったら再度
別の角度から見直しポジショニング。
危機を未然に防ぐのに警戒する、ベストな
場所やタイミングを見つければプロとして
輝きます。
こうして警備であっても成功体験を
積むことができるのです。
警備員以外の仕事に就いても、この培った
センスは活きてきます。
この人はタイミングのいい時に居てくれる
、という評価を得れば組織では存在感を
示すことができるようになります。
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