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2020年04月22日

前に出ろという強迫観念

カテゴリ「施設警備3〜ブラック企業編」
のB社で得た教訓というか気づきです。



外資系保険会社ビルを警備していたB社は、
現場の越権行為により、所長&隊長の天下。
逆らうものは排除する、という不文律が
できていました。



初代隊長が理不尽に解雇された経緯は、
皆知っています。管理者の手が届かない
現場での支配の始まりだったのです。



初代隊長と入れ替わる形で、僕は入社
しました。最初はこの組織の支配構図に
気付かなかったのですが、責任者になって
見えて来たのです。



副隊長が平隊員に降格され、代わりに僕が
班長に就任しました。やる事は同じです。
ただ手当が月2万円から5千円に大幅減額。



この手当ダンピングが、誰も責任者をする
者がいなくなり、職場転覆の遠因になった
のですが、もう一つ要因がありました。



責任者の負荷ばかり増え、平隊員の負荷は
増えず楽をするだけでなく、責任者に文句を
言うように。



文句を言うのが平隊員の仕事、みたいに
なっていました。そんな輩こそ責任者に
するべきでしょう。



平隊員は面倒な事になれば、責任者に振れば
いいのです。結果被害が拡大すれば始末書や
クビの処分を受けるのは責任者。



かといって前に出て指揮を取らなければ、
責任者失格とされ、クビか降格かどちらか
が待っています。



この脅迫観念による支配は、未だに尾を
引いていた事を気づかされました。もう
責任者という立場ではないのに・・・



隊長は部下である僕らに、班長(責任者)
の負荷が増えるからね、と事あるごとに
言っていました。それも歯止めがない。



このままでは潰されてしまう、と辞表を
出したのです。



一方、施設警備検定2級持ちで責任者候補の
同僚がいました。彼は隊長が指示した部下へ
の訓練もサボり、最後まで生き残りました。



それを見た隊長は「検定持ちだからもっと
前に出ろ(# ゚Д゚)」と文句タラタラ。



次期責任者を期待していたのですが、見事に
スルーされました。そりゃ僕らの立場を
見ていれば当然。



クビや降格するぞといった恐怖で支配される
職場で、誰が前に出るものか。それに見合った
手当も出てないじゃないか。



いや手当うんぬんでなく、警備に従事する際に
最重要なのは、ある程度働き続けられる安心感
なのです。警備員は安心を売る仕事なのです。



それを根底から揺るがしたのは、現場を私物化
した一部の人間が、部下を振り回す支配をして
しまった。許し難い職権乱用です。



B社全体に流れる、上が管理を行わず責任を
取らない組織体質が現場を荒れさせ、
崩壊させた元凶と観ます。

シックスコア

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亡社のイージス
かつて10年ほど警備業界で従事してきましたが 限界を感じ、同業界を去りました。 今は港湾施設保安職員として、港湾管理業務に従事しています。
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