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2011年08月27日

本 「The Spirit of the English Language」 John H. Wulsin Jr.著

本 「The Spirit of the English Language」 John H. Wulsin Jr.著


2ヶ月架かりで読み終えました もちろんいつも乍初回は辞書なしで流します

著者 Johnは長年ヴァルドルフ学校で文学を教授なさってきて 

その研究をこの一冊に纏めたのだそうです

英語と呼ばれる言語の誕生に始まり 

その英語の発展に強く影響を与えた時代の詩人たちを紹介 それは 

それぞれの詩人たちの思春期の様子を中心とした自伝 と 数編の詩が取り上げられ 

それをシュタイナーの言語造形の立場から味わい  最後に

ヴァルドルフ学校における 特に 思春期難しい時期の学年の為の 

シュタイナー「Speech and Drama」 の取り入れ方で締めくくられております

シュタイナーの英訳本に比べますと 遥かに読みやすい訳なのですが 

わたくしの語彙の未熟さ 長い文節の解析 と

中級レベル英語ではやはり高いハードルでありました

英語を使っての生活をしておりまして 面白いことに 日々の体調など影響するのでしょうか? 

不思議に英語が馴染む日と そうでない日とがある事に気づいております 

それは会話に顕著に現れ まるで今日英国に着いたばかりの日本人観光客の様に

シドロモドロの事もあり そんな調子の乗らない日の英語は 

コミュニケーションの役に立ちません

さて 本ですが 今回も印象に残った箇所をまず記録として残しておきたいと思います

シュタイナーの言語造形関係の本でしばしば語られております 

「聞くことの大切さ」について この本の導入部にも書いてありました 

その章のタイトルは『to Read with an Ear』耳で読む と訳しましょうか? 詩を読むとは 

何よりもまず 音を味わう 音に込められた言葉の霊 魂を味わう と言うのでしょう。

そこに こんなおもしろい事例が書いております

ヴァルドルフ学校で文学を教えるある女先生は 子供の詩を読むだけで 

その子供の日常がTVに流されたものかどうか解ると言います なぜなら 

そういった生活を送る子供の詩には その子供の魂が 言葉に反映されていないから 

なのだとか 

我が家はTVを持ちません TVを処分し つくづく TVは魂を萎えさせるのじゃないかしらん と 

TVが無くなり なんだか 心も魂も 伸びやかに生気を取り戻したような気が致しております 

どうやら 耳 聴覚はわたくしたちの 心の魂の 自由な活動に貢献しているようです

 『to Read with an Ear』Johnによりますと それは只 母子音を聞き 韻 リズムを味わう

だけでなく 聴覚が感受する体験を意識してみる と言う事なのだと説明がありますように 

経験するものなのです 

まるで美味しいご馳走を頂き 至福の時に我を忘れるように 詩をどうぞ召し上りれ 



と たのしい演劇の日々 
 
 

2011年08月22日

シュタイナー「Speech and Drama」

シュタイナーの「Speech and Drama」の研究を始めるにあたり 

彼の理論と技法が 果たして 如何に

この歴史ある演劇大国で認識され活用されているかを知りたく 俳優登録し 

Acters Center London(プロ俳優の為のトレーニングセンター)メンバーにもなりました 

アクターズセンターロンドンでは 

毎月著名な講師陣による興味深い 俳優を仕事として続けるに助けとなる 

数々のクラスが開かれておりますが 

そんな中で Trudy指導による ボートマ体操がこのセンターで始まったのは

画期的なことではなかったでしょうか?

ボートマ体操は舞台俳優の舞台 劇場空間認識に役立つ と言います 

ところが残念な事に 英国にも不景気の煽りが強まった時期と重なり 

俳優は仕事が減る 賃金も下がる で 受講者を遠ざけ 

僅か4回で終了してしまったのでした しかし 

Trudyのボートマ体操は シュタイナー学校で ロンドン人智学関係者の受講者向け

その後も2年続いたのでした 

がそれも 不景気の波に押され あえ無く終わってしまいました


マイケル チエホフは ロシアの偉大な俳優 その豊かな才能と経験は 

スタニフラフスキーの俳優術 そしてシュタイナーの「Speech and Drama」を織り交ぜ

 マイケル チエホフ メソッドを築き上げたのです

その マイケル チエホフメソッドのワークショップが

アクターズセンターロンドンでも催されました 

丁度 神秘劇の稽古中でもあり 役作りの大きな助けとなりました

でしたが 講師はマイケルとシュタイナーの関係には一切触れませんでした 

受講中問いもしましたが スタニフラフスキーこそマイケルメソッドの祖だとの事 

マイケルの本を読んでおりますしても

シュタイナーとの関わりを書いているものは多くないのです 

知る限り 人智学系本屋に マイケルの物は一冊も見当たりません


ところで 人智学関係内で

マイケル チエホフ メソッドのワークショップは続いている様子であります 

内容はまだ知らないのですが 何故なら 見学を申し込むも断られるからでして 

決して安くない受講料を払った者のみ参加できるとの事で。。。。

英国人智学関係者が時に閉鎖的なのは 関わり始め感じておりますが 

どうやら 東洋人もお好みでない様子が時々伺えます 

そうではない方も多くおられますが。。。 


閉鎖性で言いますと シュタイナーの神秘劇案内本(講演記録)に

『「神秘劇」はプロの俳優は使いがってがよくないから アマチュアで行け』
(わたくしの意訳ですと) とあるのです 

理由は詳しく読み解けておりませんが

「Speech and Drama」が英国演劇界と繋がりを持てていない理由の一つに

この閉鎖性はありはしないでしょうか?

言語造形は俳優の発声練習に大変有効だと思えてなりませんから 残念です


人智学系本屋でシュタイナーの「Speech and Drama」に並ぶ演劇本と言えば

 「Liberation of the Actor」by Peter Bridgmont だけなのでしょうか?

彼はマイケル程有名な俳優ではなかったようなのですが 

追々調べてみるたいと思っております



と たのしい演劇の日々

2011年08月16日

シュタイナーを読む

シュタイナーを読む


ブログ更新滞ってしまいました。。。

シュタイナーの神秘劇 「秘儀参入の門」上演体験を暖めております

ドイツ語は出来ませんので 人智学関係も英訳本が頼りですが 

シュタイナー本はホントに難しい 

数冊の日本語訳をも手にとって見ていますが これがまた難しい

特に ドイツ語の直訳らしいと思われるものは 意味が汲めない
 
さらに 造語となると。。。人智学辞典の必要を強く感じております

それにしましても このInternetの発展による助けなくして

どうやって研究を続けることが出来るでしょうか

ニタニタしながら背中越しに画面を眺めるアーリマンを意識しつつも 

人智学関係のHPやブログをつらつら眺め 皆様の知恵の恩恵に預かっております 

この夏休みは 

森真澄氏のHP http://www.geocities.jp/momoforall/thinkindex2.htm より 

長年の研究を纏められた文章をプリントアウト致しまして

森氏のテキスト

日本語訳本

英語訳本
 

を読み進める事を課題として試みておりますが 時間の掛かる作業であります


森氏は末期癌と闘いながら 

シュタイナーの社会三層化運動に残りの人生を捧げておいでと

ご自身の近況報告を受けたのが春の事  

今もお元気で活躍の事と信じております



残暑厳しいおり 日本の皆様どうぞ お体ご自愛なさって 

シュタイナー研究に一層邁進されませんことを心より祈っております


と たのしい演劇の日々
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