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2022年09月11日

レクサス5年(2回め)の車検費用は?(意外と安い?)

先日、レクサスLC(LC500h)の5年目(2回目)の車検を迎え、無事に問題なく完了いたしました。
レクサスLCに関しては、外観の変更や安全装備のアップデートなどの改良が一切行われていないこともあり、初期オーナーが未だに手放さず乗っているケースが他車にくらべて非常に高いとのことで、当方も今回2回めの車検を迎えることとなりました。

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さて、レクサス車というと、どうしても「車検費用が高い!」というイメージがあると思いますが、結論としては、一般的な国産車と変わりありません。
以前、初回車検についてレポートさせていただき、おかげさまで多くの方に閲覧いただいておりますが、5年め(2回目)もほぼ同様の傾向でした。


▼レクサスで初車検!合計費用は約22万円(その1:全体編)[2020/8/9]
http://www.namaxchang.com/article/476748189.html


さて、以下が具体的な車検費用です。(約24万円、1ヶ月あたり1万円というイメージです)

基本的に初回車検と金額は同じですが、一部メンテナンスパックや延長保証、消耗品において、金額が変更となり、結果として、初回車検よりも安価で済むこととなりました
なお、2年前にレポートさせていただいたブログでは、「消耗品」の価格は含めておりませんでしたが、今回はわかりやすさのため、消耗品も含めております。

なお、一般的にはレクサスディーラーでの車検費用はもっと高額になることが多いです。それはおもに「消耗品」の差にあると思います。
ただし、無駄や過剰なサービスが付帯されていないか確認することは重要と思います。
以下の事例は自分である程度簡単なメンテナンスができる例となります。

■レクサスLC 5年目(2回目)車検費用総額

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以下、各項目の詳細です。

■法定費用

「自賠責保険料」と「印紙代」が若干変更されていますが、ほぼ同じです。
LCハイブリッドは重量税が減免措置されているので初回車検時も安いのが特徴です。
この項目は、法定費用で、国に納税するものですので、民間業者でも同じ金額がかかります。


■車検費用

民間の車検業者と価格差がもっとも大きい項目と言えます。
車種ごとによる金額の差はありますが、「IS/NX」では63,800円、「L/Fシリーズ」では70,400円とほとんど差はありません。
民間業者では、この項目が1万円台〜2万円台の所も多いようですね。


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■推奨される整備

「ブレーキフルード」は安全のため、車検ごとの交換が望ましいので今回も交換です。
「補機バッテリー」は、前回車検時に交換しましたが、販売店でチェックのところ健全性(SoC)が「100%」でしたので交換は見送りましたこの分価格が抑えられています。なお、レクサス車のバッテリーは欧州規格に移行しており、持ち込みが可能な場合はネット通販で購入することで大幅に金額を抑えることができます。(純正は45,000円超でかなり高価です。純正と言ってもトヨタやレクサスが製造しているわけではありません。また、バッテリーは保証があるわけでもありませんし・・・)


▼Amazon 「LN3」バッテリー




■G-LINK

セキュリティも兼ねた「G-LINK」は契約必須といえます。
1年契約(自動更新)と2年継続タイプがあり、2年継続の方が若干安価ではありますが、乗り換えが決まっている方は「1年契約」とするのも良いと思います。なお、当方は、乗り換えも考慮し、「1年契約」としましたが、結局そのまま2年が経過しましたので、結果的に「2年継続タイプ」を選択したほうがお得となりました。なお、今後新マルチメディアシステムを搭載する車種(新型レクサスNX以降〜)では、G-Linkの契約が前提の機能が多数ありますので、解約は現実的ではありませんね。トヨタブランド車のように「5年無料」だとありがたいのですが・・・


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■延長保証プラン

これは、2回めの車検で初登場の項目
新車保証が5年で切れますので、「延長保証プラン」は、一部の保証を2年間、つまり「7年目」まで延長保証するもので、いわば「保険」と同じものです。レクサスディーラーで車検を受けることで加入することができます。
新車保証と異なり、感覚的なものや美観に関するものは保証対象外なので、内装やシートにひどいシワができたとか、バンパーとフェンダーの間に隙間が出来てきた、など「走る、止まる、曲がる」や「メーターやナビ、エアコン、パワーステアリングの不具合」など、補償範囲は限定されます。
とはいえそれほど高価な料金ではないので、レクサスディーラーで車検を受けるならば加入したほうが良いでしょう。
逆にいえば、この延長保証プランをつけないのであれば、車検をレクサスディーラーで受ける必要もないと考えます。
なお、注意点としては、前述のように新車保証とは「補償範囲が異なる」点と、途中で乗り換え、売却しても、未経過期間に相当する延長保証料の返金はありません。完全な「掛け捨て保険」と考えて良いでしょう。

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■延長メンテナンスパック

もう1つ、民間の車検とレクサス車検で大きな差が出るのは「メンテナンスパック」です。
これは、「レクサスメンテナンスケアプログラム2(LCMP2)」と呼ばれるもので、次回車検(2年後)の手前までの費用が含まれているものです。
新車から3年目までと同じサービスを受けることができる大変安心・便利なサービスで、レクサス車の魅力と言えるものです。
https://lexus.jp/total_care/maintenance/lcmp/


価格は販売会社により異なるようですが、参考まで東京エリアでは以下の金額です(カタログより)
特徴としては「車種により金額が異なる」ということに加え、「プレミアム」と「スタンダード」があり、この差は「エンジンオイル」の違いとなります。


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レクサス/トヨタ純正オイルは、べースオイルを100%化学合成油に変更していますので、必ずしも高性能なプレミアムオイルに変更する必要はないかもしれませんが、高性能なオイルに交換するとエンジンフィールやレスポンス、静粛性などの変化がありますので、こだわる方はやはり良いエンジンオイルを使用するのが良いですね。
といっても、「銘柄が選べない」のはちょっと残念ですし、エンジンオイルの差額としては少し大きめに感じます。(販売店は大量にオイルを仕入れているのでかなりマージン幅が大きいものと思います)

当方は、基本的にある程度消耗品のメンテナンスが自分でできること、今は2台クルマを所有しているので走行距離もそれほど伸びないので、必ずしも半年ごとのエンジンオイル交換も不要と考え、今回は基本点検(6ヶ月点検、法令12ヶ月点検、24ヶ月点検)のみがセットになった、「基本点検パック」を選択しました。

これは、通常の延長メンテナンスパックと同様との点検が行われるものの、「ワイパーゴム、エアコンフィルター、エンジンオイル、エンジンオイルフィルター」といった、消耗品の交換はありませんが、なんと車種による金額の違いがありません
東京エリアでに「基本点検パック」はなんと「11,000円」と格安。特に車種による違いがないのは大きいです。


■消耗品

「延長メンテナンスパック」、「基本メンテナンスパック」どちらも、ワイパーゴム、エンジンオイル、エアコンフィルター等定期的に交換が推奨されている消耗品の交換は、車検時の点検には含まれていないことには注意が必要です。
また、「発煙筒」は、消費期限が来ていたので販売店で手配しました。(カー用品店や通販ショップでもほぼ同じ価格で販売しています)


今回、以下の消耗品を販売店で手配しました。


・ワイパーゴム
・エンジンオイルフィルター
・オイルパンドレンプラグガスケット

ワイパーゴムの交換はマニュアルには書いてませんが、基本的にワイパーをサービスポジションに移動してからラバーを交換します。
エンジンオフ後、ワイパーの「△」位置で2秒保持すると、ワイパーがサービスポジションに移動して、交換しやすい位置に移動します。(LCは、エアロワイパーなので、通常はエンジンフード内に隠れていてアクセス出来ません)

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ワイパーラバーのゴムを上部に「引き抜く」と、ストッパーが外れ、交換できます。

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外したワイパーゴムの中にある金属ブレードを、新品のゴムに移設します。これでもとに戻すだけです。

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なお、エンジンオイルは、さすがに自分で交換は無理なので、後日カー専門店で、好きな銘柄の物を入れようと思います。


また、「エアコンフィルター」は、純正より高性能なものを通販で購入、定番の「わさびデェール」とともに設置済です。
エアコンフィルターの交換はとても簡単ですし、純正よりも高性能なので車内空間やエアコンの使用頻度が高い方には、プレミアムタイプのエアコンフィルターはぜひおすすめです!

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・エアコンフィルタープレミアム

▼楽天 t-joy (送料対策として2個まとめて購入しています)





▼楽天 (送料無料で安い!)

・わさびデェール





上記の通り、走行距離がそれほどでもなければ、車検自体の費用はごく一般的な範囲で留まりますので、今後レクサス車の車検をご検討されている方のご参考になればと思います。
ただし、走行距離が多い場合は、「タイヤ交換」や「ブレーキパッド交換」、「足回りの部品交換」などの別途費用が発生する可能性があります。

なお、「地図更新(全更新)」は、行っておりませんが、頻繁に高速道路を走行される方、大きく周辺情報が変わった方は、有料の地図更新(全更新)を行うことをおすすめします(約25,000円前後となかなか高価)。

https://toyota.jp/dop/navisoft/pages/nation_2206.pdf






2022年09月04日

新型レクサス「RX」と「NX」主な装備の違いをピックアップ!

新型レクサス「RX」は2022年9月末頃から事前予約が開始されると想定されますが、その販売については様々な噂が聞かれるものの、現時点でははっきりしている情報はないようです。

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「RX」に関しては、マスメディアやモータージャーナリストへの事前お披露目や、先日には九州のサーキット会場(オートポリス)でサプライズ出展されたなど、販売に向けた活動は徐々に行われているようですが、トヨタ「bZ4X」等で生じた「ハブボルト」脱落のリコール問題は未だ解決されていないようで、「クラウンクロスオーバー」もそうですが新型「RX」に関してもその影響を受ける可能性があります。

ハブボルトのリコールに起因する情報は、東洋経済オンラインでも取り上げています。

▼新型クラウンの出ばなをくじいた出荷遅れの正体
https://toyokeizai.net/articles/-/609231

なお、レクサス初のBEV専用車「RZ」(RZ450e)についてもその後の具体的な販売情報(価格・出荷時期・販売方法)が一切出ていないのも不安要素ですね・・・

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さて、新型レクサス「RX」に関しては6月1日に公開済の日本版ニュースリリースと、つい先日開示された北米での「プレオーダーガイド」により主要装備やスペックに関しては概ね判明してきましたので、今回は、同ブランド内で比較検討されることも多いレクサス「NX」との装備面での違いをピックアップしてみたいと思います。


従来のレクサス「NX」は車幅が「1850mm以内」でしたので、駐車場の制限で「RX」を断念せざるを得なかった方は多く、ある意味棲み分けができていたように思いますが、新型「NX」では車幅が「1850mm」を超えてきたため、新型「NX」を検討される方は「RX」と迷われる方が従来以上に多いと思われます。

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価格に関しては、例えばプラグインハイブリッドの「NX450h+」とガソリンモデルの「RX350」は価格帯がオーバーラップすると思われますし、100万円〜150万円程度の差であればより上質な「RX」を選択される方も多いと思いますので、ボディサイズの違いはあるものの、「NX」と「RX」で悩む方が今まで以上に増えそうです。



■バイポーラ型ニッケル水素電池の採用

2.5LHEV(RX350h)と2.4LターボHEV(RX500h)には、バイポーラ型ニッケル水素電池を採用。
これにより、NXと比較した場合、特に「RX350h」の加速性能の良さが際立っているように感じます。
(RX350とNX350では、0-60mphタイムに「0.6秒」の差がありますが、NX350hとRX350hでは「0.2秒」の差に留まり、これは「電池特性」の違いによるものではないかと推測)

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(※トヨタグローバルニュースルーム「LEXUS、新型「RX」を世界初公開」画像集より)


■後輪操舵(DRS)の設定

「RX」のうち、「RX500h」に関しては、クラウンクロスオーバーと同様、後輪操舵の「DRS」を装備。
これにより、特に低速度域ではFR車並みの小回りの良さが期待できます(クラウンクロスオーバーも「5.4m」ですので、同程度を期待したい)
レクサスダイナミックハンドリング(LDH)との違いは技術解説を待ちたいところ。

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(※トヨタグローバルニュースルーム「LEXUS、新型「RX」を世界初公開」画像集より)


■ホイール

「RX」ではほとんどのグレードにて「21インチアルミホイール」を装備。全部で6種類も存在するのにも注目!
「NX」では「20インチ」が基本ですから、ワンサイズ異なりますね。

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(※トヨタグローバルニュースルーム「LEXUS、新型「RX」を世界初公開」画像集より)


■足回り

「RX」では、リヤにはダブルウイッシュボーン式から新開発の「マルチリンク式サスペンション」を採用。
なお、現行モデルよりも大幅な軽量化(約60kg)しているとのことで、運動性能の良さにも直結していると考えられます。

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(※トヨタグローバルニュースルーム「LEXUS、新型「RX」を世界初公開」画像集より)


■ブレーキ

「RX」の”F SPORT”には「6ピストン対向ブレーキキャリパー」を設定。
ほぼ同じパワートレーンの「クラウンクロスオーバー」には採用されていないので、まさにレクサスRXならではの装備ですね。
問題は、”F SPORT”がどのパワートレーンに採用されるか・・・

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(※トヨタグローバルニュースルーム「LEXUS、新型「RX」を世界初公開」画像集より)


■先進安全装備(Lexus Safety System+)

「RX」では、「アドバンストドライブ(渋滞時支援機能)」と、「ドライバーモニター」機能が追加されます。
日本ではメーカーオプションと考えられます。
これは必要ない方も多そうですが、通常より早く警報を出してくれたり、万一の際に備え安心できるかもしれませんが、運転スタイルによっては過剰な装備と感じる方もいらっしゃるでしょう。

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(※トヨタグローバルニュースルーム「LEXUS、新型「RX」を世界初公開」画像集より)


■前席パワーシート

NXは「8way」に対し、「RX」では一部グレード("version.L")では「10way」となるようです。
シート座面が前後する「座面のクッション長」が調整できるので快適さが増しますね。

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(※トヨタグローバルニュースルーム「LEXUS、新型「RX」を世界初公開」画像集より)


■ランバーサポート

「RX」では、一部グレードで「4way」を採用。「NX」はver.Lのみ4way、その他は他のレクサス車と同様「2way」を採用。
追記;新型RXでは助手席も4wayのようです。NXは運転席のみ。



■シート素材

「RX」では、より柔らかく上質に感じる「セミアニリン本革」を採用。


■助手席 シートポジションメモリ

「RX」では、助手席にもシートポジションメモリが装備される模様
レクサス車でも採用が減っているので、継続採用されたのは嬉しい限りです。


■ルーフ/バイザー/ピラー等の内装素材

「RX」では、手触りの良いファブリック(ベレーザ?)が使用されています。
一方、「NX」では、ザラザラとしてメンテナンス性のよい内装素材が使用されています。汚れを落としやすく、アウトドアユースにも活躍する「NX」と上質感をもつ「RX」との違いと言えますが、こういった部分の違いはコストの違いと言えます。



■本杢目ステアリング

「RX」ではステアリングの一部に「本杢素材」を使用して、ラグジュアリー感をだしています。

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(※トヨタグローバルニュースルーム「LEXUS、新型「RX」を世界初公開」画像集より)


■リヤシート

 「RX」では後席にも「ベンチレーション(換気)」機能を追加。
 リヤにベンチレーション機能があるのは「LS、LX」などLシリーズのみです。輸入車勢でも採用は少ないですね。


■LEDヘッドライト

NXは一般的なアレイ式のアダプティブハイビームですが、RXは「ブレードスキャン式」のアダプティブハイビームシステムを採用。
現時点ではレクサスでも採用されているのは「ES、LS、LX、RX」のみで、トヨタブランドでは採用がないので、トヨタ/レクサス陣営でもハイエンドのクルマにのみ装備の方針のようですね。

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(※トヨタグローバルニュースルーム「LEXUS、新型「RX」を世界初公開」画像集より)


■後席エアコン

「RX」では後席の独立温度調整オートエアコンが追加されています。「3-Zone」や「Multi」とも表現されることもありますが、今回のエアコンは単なる送風機能以外の付加機能もあるようです(詳細不明)


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(※トヨタグローバルニュースルーム「LEXUS、新型「RX」を世界初公開」画像集より)


オーディオスピーカー

NXは全車10スピーカーですが、RXは「12スピーカー」を採用
なお、マークレビンソンオーディオの場合はドアトリムに上質なスピーカーグリルが設置されるなど見栄えの良さもあります。
今回「Pure Play:とネーミングが付いていますので、より音質を高める仕組みが導入されているのでしょうか?

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■ウルトラスエードの使用

"version.L"と”F SPORT”には、ドアトリムとシートサイドに、上質な人工皮革、「ウルトラスエード」が使用されています。
従来ウルトラスエードが採用されているのは「LS」や一部の特別仕様車のみですから、特別感がありますよね。

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(※トヨタグローバルニュースルーム「LEXUS、新型「RX」を世界初公開」画像集より)


■ドライブモードセレクトスイッチ

「NX」では物理的なダイヤル式のスイッチがありますが、「RX」では廃止されています。
ただし、ステアリング「右」スイッチに設定できるようなので、これは嬉しいですね!他ブランドでもステアリングスイッチで走行モードを切り替える様式はおなじみですから慣れれば違和感はないでしょう。

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(※トヨタグローバルニュースルーム「LEXUS、新型「RX」を世界初公開」画像集より)


■新意匠のパワーウィンドウスイッチ

「NX」では従来のレクサス車と同様のサテンメッキ加飾入りでしたが、「RX」ではデザイン自体が一新され、サテンメッキ部分が拡張、ボタンも少し大型化しているように感じます。

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(※トヨタグローバルニュースルーム「LEXUS、新型「RX」を世界初公開」画像集より)


■別体型ディスクプレイヤー(CD/DVD)

「NX」ではメーカーオプションにて「CD/DVD」が再生できる「別体型ディスプレイヤー」を装着することができましたが、「RX」では廃止されています。
(NXについては2023年モデルからオプション設定が消滅しています)

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(※トヨタグローバルニュースルーム「LEXUS、新型「RX」を世界初公開」画像集より)


■充電専用端子の増加

「RX」では、充電用USB端子を全部で5個備えるなど、「NX」よりも2個増加しています。
デジタルガジェットを多数備える方はありがたいですね。

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(※トヨタグローバルニュースルーム「LEXUS、新型「RX」を世界初公開」画像集より)


■ドリンクホルダー 昇降機能付き

「RX」では前席ドリンクホルダーに関し、現行でも採用されている高さが調整できる「昇降機能」を備えています。深いものを入れる方はいいですね!

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(※トヨタグローバルニュースルーム「LEXUS、新型「RX」を世界初公開」画像集より)



■後席アウタードアハンドルLEDイルミ

「RX」では、リヤ側の外側のドアハンドル下にも足元を照らすLEDランプが備わります。
「NX」では、前席のみでしたので、リヤ席の使用頻度が高いRXでは当然の装備といえますね。



■後席電動リクライニング

「NX」ではボディ剛性確保や振動低減等を目的とし、電動リクライニング機能はありませんでした(倒す、復帰のみ)
「RX」では電動によるリクライニングも行いますので、上級感がありますね。"version.L"等一部グレードのみと考えられます

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(※トヨタグローバルニュースルーム「LEXUS、新型「RX」を世界初公開」画像集より)

後席サイドにもスイッチがあるのは嬉しいですね。

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(※トヨタグローバルニュースルーム「LEXUS、新型「RX」を世界初公開」画像集より)


■助手席肩口パワーシートスイッチ

現行「RX」でも装備されていない、肩口パワーシートスイッチを採用。"version.L"等一部グレードのみと考えられますが、運転席から助手席のシートの「前後傾」「前後移動」ができるので嬉しい装備ですね。

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(※トヨタグローバルニュースルーム「LEXUS、新型「RX」を世界初公開」画像集より)



■タッチセンサー式 リヤLED照明

レクサス車でもほとんどのクルマは、リヤ側の照明は物理的なスイッチ式ですが、「RX」はリヤ側のLEDルームランプについてもタッチセンサー式となっています。
「NX」では物理的なスイッチ式となっています。



■後席ドリンクホルダー、小物入れ

「RX」では格納式のドリンクホルダーと、小物入れを備えています。
「NX」では残念ながら一般的なトヨタブランド車とほぼ同様の構造でしたから、この点は不満の方も多かったでしょう。

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(※北米レクサスプレスルーム https://pressroom.lexus.com/vehicle/2023-lexus-rx/ より)


■後席リヤドアサンシェード

「RX」では現行モデルと同様、リヤドアに、手動式の「サンシェード」が備わります。
やはり「RX」は後席の快適性が重視されていますね。
すきなときに目隠しができるリヤドアサンシェードは高級車ならではの装備という印象があります。


■格納式リヤワイパー

「RX」ではリヤワイパーはスタイリッシュに、上部のルーフスポイラー内に格納されています。
「NX」では一般的な場所に設置されていますので、やはりRXの方がレクサスらしく、洗練されているように感じます。

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(※トヨタグローバルニュースルーム「LEXUS、新型「RX」を世界初公開」画像集より)


以上は、ざっと今まで公開されている情報を元にピックアップしてみましたが、まだまだ「NX」との違いはありそうです。
やはり主に「室内の質感」、「後席居住性の向上」が中心ですので、「前席中心」であるならば、取り扱いやすいサイズ、そして燃費も良好で、軽快なドライブができる「NX」の優位性もありますので、ニーズにあわせた選択が必要となりますね。

しかしなんといっても「価格」が気になるところです。
対「NX」と同パワートレーンで「200万円」程度の差がある場合は明確な棲み分けができると考えますが、「100万円」程度だと悩ましい選択になるように思います。
スペイン等ではすでに新型レクサスRXの予定価格が公表されていますが、特にフラッグシップの「RX500h」と「RX450h+」の上級グレードに関しては「10万ユーロ超」と、相当高価に設定されていますので日本市場において、どのような価格設定になるか非常に興味深いところです。

2022年08月28日

新型レクサス「RX」ボディカラーの謎!日本導入カラーはどうなる?

さて、新型レクサス「RX」に関しての概要が徐々に明らかになってきましたが、今回は、車選びの大きな要素、「ボディカラー」について。

北米仕様のプレオーダーガイドから、北米仕様のレクサス「RX」のボディカラーが明らかになりましたが、6月1日に公開されたワールドプレミアでの画像とは実は違いがありました。

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(※北米レクサス公式サイト https://www.lexus.com/newRX より)


なお、主要装備一覧は以下に暫定版をまとめております。

▼新型レクサス「RX」北米仕様の「主要装備一覧」をチェックしてみよう!
http://www.namaxchang.com/article/490328153.html


では、具体的にボディカラーがどう違うかをまとめたのが以下の表です。
左から順に「新型RX(北米)」、「新型RX(日本)」、「新型NX(北米)」、「新型NX(日本)」を並べております。


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新型RXのみに絞ると以下の通り

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ここからわかるのは、「NX」では、北米と日本では設定されたボディカラーはまったく同じでした。
しかし、「RX」では、北米と日本ではボディカラーが異なる、ということ。

なお、上記表の「日本」は、2022年6月1日に公開された画像によるものですので、正式発売のものとは異なる可能性があります。
https://global.toyota/jp/newsroom/lexus/37367329.html


以下は、6月1日の日本でのニュースリリースでは画像があるが、北米では導入されなかったカラーです。
そのため、日本でも採用されない可能性があるかもしれません(これは現時点ではわかりません)


▼ソニッククロム

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(※トヨタグローバルニュースルーム「LEXUS、新型「RX」を世界初公開」 https://global.toyota/jp/newsroom/lexus/37367329.html 画像集より)


▼ソニックチタニウム

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(※トヨタグローバルニュースルーム「LEXUS、新型「RX」を世界初公開」 https://global.toyota/jp/newsroom/lexus/37367329.html 画像集より)


▼ヒートブルーコントラストレイヤリング

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(※トヨタグローバルニュースルーム「LEXUS、新型「RX」を世界初公開」 https://global.toyota/jp/newsroom/lexus/37367329.html 画像集より)


なお、想定外のボディカラーは「ディープブルーマイカ」。
これは、現行「RX」でも採用されているほか、レクサスの上級車種で採用が多いカラーですが、こちらは「北米」、「日本」どちらでも設定されるものと思われます。


▼ディープブルーマイカ

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(※トヨタグローバルニュースルーム「LEXUS、新型「RX」を世界初公開」 https://global.toyota/jp/newsroom/lexus/37367329.html 画像集より)


そして逆に日本では導入されるか不明なのが、「マーキュリーグレーマイカ」と「セレスティアルブルーガラスフレーク」
こちらは北米では導入が決定していますが、日本ではどうなるでしょうか?

日本でのボディカラー総数は「11色」とアナウンスされていますので、もし「マーキュリーグレーマイカ」と「セレスティアルブルーガラスフレーク」が日本市場でも導入されるとなると、上記のカラーのうち何かが脱落することとなります・・・

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(※北米レクサス公式サイト https://www.lexus.com/newRX プレオーダーガイドより)

日本では、新型「NX」や「IS」でも「ソニッククロム」の人気がかなり高いので、ぜひ「ソニッククロム」はラインナップしてほしいですし、2013年以来、人気を誇ってきた「ソニックチタニウム」の動向も気になるところ。
そして”F SPORT”といえば、「ヒートブルーコントラストレイヤリング」ですから、こちらもぜひ当初予定通り日本市場でも導入してほしいものです。

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(※トヨタグローバルニュースルーム「LEXUS、新型「RX」を世界初公開」 https://global.toyota/jp/newsroom/lexus/37367329.html 画像集より)

2022年08月24日

新型レクサス「RX」北米仕様の「主要装備一覧」をチェックしてみよう!

昨年の今頃はすでにレクサス「NX」の日本仕様の概要も明らかになりつつあるころで、お盆休み明けの「先行商談」を心待ちにしていた方も多いと思います。新型レクサス「RX」に関しては、昨年の「NX」よりも遅いペースで進んでいるようで、ようやくつい先日、北米での新型RX(2023年モデル)のプレオーダーガイドが公開されました。

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(※北米レクサス公式サイト https://www.lexus.com/newRX より)


プレオーダーガイドはコチラから確認できます
https://www.lexus.com/content/dam/lexus/documents/brochures/models/2023/MY23-Lexus-RX-PreBrochure.pdf

プレオーダーガイドは、当然英語ですし、日本仕様では少し馴染みのない語句もあるので、取り急ぎ、日本風の「主要装備一覧表」を作成してみました。

もちろん、日本仕様と北米仕様は異なりますし、装備にも差がありますので、日本導入時に変更はあるかと思いますが、今まで疑問だった点も幾分判明していますので、今後「RX」をご検討される方には参考になると思います。


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なお、現時点では、北米仕様においてはプラグインハイブリッドの「RX450h+」の設定はありません
また、日本でも近年人気が高い”F SPORT”においては、ガソリンモデルの「RX350」と「RX500h」のみの設定で、日本市場での主力モデル「RX350h」(2.5Lハイブリッドモデル)には、”F SPORT”の設定はありません
ただし、北米では「NX350h」にも”F SPORT”モデルの設定はありませんので、日本市場では絶対に設定されない、とまでは現時点では判断できません。

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(※プレオーダーガイド P2上部より)


以下、新型レクサス「RX」北米仕様の主要装備一覧表(暫定版)です。

なお、北米仕様では、「標準」グレードのほか、「Premium」、「Premium+」、「Luxury」、「F SPORT Handling」の各グレード(パッケージ)に分かれています。日本市場における新型「NX」の例では従来主力だった「I Package」の廃止「F SPORT」の装備差別化が行われましたので、おそらく以下の通りと推測します。

(北米)Premium → (日本)”標準”
(北米)Luxury  → (日本)"version.L"
(北米)F SPORT → (日本)”F SPORT”


■パフォーマンス系

ニュースリリースでは、6種類ものホイールの存在が話題になりましたが、その具体的な設定も明らかになりました。
なお、新型NXと同様、減衰力可変ダンパー(AVS)は、”F SPORT”専用となっています。

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■セーフティシステム

安全装備系は、レクサスNXに準じますが、「アドバンストドライブ(渋滞時支援)」が追加されています。
アドバンストパークはガソリンモデルにも設定があるように見えますが、果たして?

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■インテリア、シート

レクサスNXとの差が大きいのはやはりインテリア!
インテリアトリムは「Ltex」「本革」「ウルトラスエード」の3タイプに分かれています。
またNXにはなかった「セミアニリン本革」は"version.L"系に装備されていると思われます。
また、後席独立エアコンが標準、おそらく"version.L"系と”500h”には、後席電動シートと、後席シートヒーター/ベンチレーション機能がオプション装備。
NXと同様、マルチカラーのアンビエントライトは、標準モデルには装備されない模様です。
また、RXには10wayパワーシートも"version.L"系で装備されるものと思われます。これは”F SPORT”との差別化になりそうです。

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■視界、機能装備

なんと、「3眼フルLEDヘッドランプ」は基本オプション装備です。日本では"version.L"系は標準、それ以外はメーカーオプションとなりそうですね。
スピードメーターは正式に「7インチ」と判明。トヨタブランドでは12.3インチの導入が進むようですが、RXでは不採用です。
また、ヘッドアップディスプレイですが、「ARーHUD」の採用は見送りが確定した模様。
デジタルインナーミラーは基本的にメーカーオプション。

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■マルチメディア、デジタル関係

ナビディスプレイはNXと同様、「9.8インチ」と「14インチ」で構成。NXと同様、”標準”グレードは9.8インチと思われます。
オーディオに関しては、全車「12スピーカー」を備えており、マークレビンソンは「ピュアプレイ」と呼称される21スピーカーを備える上級仕様の模様。
デジタルキーは全車オプション。置くだけ充電も ”標準”グレード以外は装備されるようですが、日本仕様ではどうなるでしょうか?
そしてどうやら「リヤエンターテイメントシステム」は存在しないようです。

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■エクステリアカラー、インテリアカラー

ボディカラーにおいては、新色「ソニックカッパー」を含む、北米では10色、日本では11色とアナウンスされています。
プレオーダーガイドでは「ヒートブルーコントラストレイヤリング」が記載されていませんが、日本市場では存在するようです。
インテリアカラーは日本と北米は共通で6色。新色「ソリスホワイト」はESの2023年モデルで先行採用。もう1つの「ダークセピア」はしばらくはRX専用カラーとなりそうです。
衝撃なのはNXでは絶大な人気を誇る「フレアレッド」が廃止、そして”F SPORT”、は2色のみ(ブラック、ダークローズ)ということです・・・
インテリアパネルは4種類存在します。日本仕様においては”標準”が「ブラックヘリンボーンパターンフィルム」、"version.L"が「バンブーと墨杢」 ”F SPORT”は「ダークスピンアルミ」、ということになるんでしょうね。

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(※プレオーダーガイド P3上部より)

さて、北米仕様が出てきたことで「日本仕様」の存在もかなりイメージできてきましたね!
今後もレクサスRXの情報はキャッチアップしてまいりたいと思います。


※上記情報は適宜アップデート予定です。

2022年08月23日

新型レクサス「NX」超簡単なカスタマイズ!(シートレールボルト隠し)&新USB-LED!

暑い日が続きますね〜
さて、今回は、新型レクサス「NX」(NX250/NX350/NX350h/NX450h+)での超簡単なカスタマイズです。
前席パワーシートのシートレール、よく見ると前方には「ボルト」(トルクスネジ)がむき出しになっています。
といっても、しっかり塗装されていて、見栄えは悪くないと思いますが、これを隠すためのレクサス純正部品が存在します。
これは、レクサスの一部車車種(LS、LC、ES等)に採用されている「シートトラックブラケットカバー」と呼ばれる部品です。


<変更前>

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<変更後>
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あまりにも簡単なカスタマイズですが、動画にしていますのでご紹介します。
一度気づくと、隠したくなるかもしれません?

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【YouTube動画】新型レクサスNX 超簡単!シートレールのボルト隠し!(シートトラックブラケットカバー装着)



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なお、部品については、ネット通販でも購入可能ですが、レクサスディーラー/部品共販で購入するのが安いです(1個/374円)
部品番号と、新旧比較は以下のとおりです。
また、レクサスLC用は、「ブラック」の他に、「オーカー」、「ブリージーブルー」もあります(適合確認「未了」ですが、だぶん大丈夫)

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手軽にネットで、という方は以下の販売店でも販売しているようです。

▼楽天 シート アウタートラックブラケットカバー  72123-50020-C0 トヨタ純正部品





もう1つのカスタマイズは、お手軽にLED照明が増設できる、 星光産業の USB-LEDライト。
こちらに、いつのまにか「首振りタイプ」(EL-173 星光産業 スイングUSBライト)が追加されました
早速購入して、新型NXの後部座席前にある、給電用USB端子に接続してみました。

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この製品、ご覧のとおり、結構(幅が)大きいです(左が、従来型の「EL-172」、右が首振りタイプの「EL-173」です)
LEDの形が異なりますが、どちらも左右下の3方向にLEDがついており、照射方向を切り替えできるのも同じです。
「EL-173」の優位な点は、色等の「切り替えボタン」が大型化されたので、なんとかブラインドタッチでも操作できるようになりました。

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*USB-TypeCへの変換アダプタを装着しています。


2つ同時に装着してみました。
「EL-173」を90度に曲げると、「出っ張り」(長さ)は、「EL-172」とほぼ同等となります。
幅はやはり「EL-173」が大きいですね。

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なお、「明るさ」ですが、LEDが横長になっているせいか、従来型より若干明るいです。
まずは、従来型の「EL-172」

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次は、首振りタイプの「EL-173」。コチラのほうが若干明るい(色が濃い?)ことがわかります。

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なお、首振りタイプの「EL-173は、若干価格が高くて約1300円〜1400円ぐらいのようです。購入は1個だと、Amazonが安いです。

▼Amazon 星光産業 車内用品 EXEA(エクセア) スイングUSBライト EL-173




複数購入だと、ポイント分、楽天やヤフーショッピングが良いですね。

▼楽天 ジョーシンweb 星光産業 車内用品 EXEA(エクセア) スイングUSBライト EL-173




EL-173の接続は、「USB-TypeA」なので、TypeーCに接続する際は、「変換アダプタ」が必要です。
当方のおすすめはこちらのメーカー。端子の品質が良く、数年使用していますがトラブルありません。
色も「グレー、シルバー、レッド」から選択できます。

▼Amazon Rampow USB Type C & USB 変換アダプタ【二個セット】




以下は、「EL-173」の各カラーです。結構、新型NXのマルチカラーアンビエントライトとマッチするんですよね。

・ホワイト
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・ブルー
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・アイスブルー
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・グリーン
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・イエロー
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・オレンジ
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・ピンク
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・レッド
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2022年08月19日

新型レクサスES (2023年モデル)発表!主な変更点をチェック!

「UX」に続き、2023年モデルが発表されたのはレクサスの主力セダン「ES」(ES300h)
2018年10月の発売からすでに4年目となりますが、2021年にはマイナーチェンジ相当の改良が行われ、ナビ画面がタッチディスプレイに換装されたにもかかわらず、そこからわずか1年で、新型レクサスNXから採用された新世代マルチメディアシステムに換装されるというのは、昨年の時点は予想もできないことでした。

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https://global.toyota/jp/newsroom/lexus/37543990.html


2023年モデルの改良点については、ニュースリリースどおりですので、本ブログでは直接ニュースリリースで触れられていないと思われる点についてチェックしてみたいと思います。

■アナログクロックの存続

まずはなんといっても嬉しいことに、第4世代レクサス(NX・LX)発売以降、続々廃止されている「アナログクロック」が存続したことです。

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(※トヨタグローバルニュースルーム https://global.toyota/jp/newsroom/lexus/37543990.html より)

アナログクロックの廃止については法則が見えてきました。

・フルモデルチェンジまたは新型車種
 →アナログクロックは廃止
 (NX、LX、RX、RZ)

・ナビディスプレイが「タッチ化」未了の車種
 →タッチディスプレイ化とともに、新規に金型設計をし直す必要があるため、アナログクロックも廃止。(UX)

・ナビディスプレイが「タッチ化」済の車種
 →タッチディスプレイ化されているため、アナログクロックはそのまま。(ES、LS)

・ナビディスプレイ(12.3インチ)採用に大々的な改良が必要な車種
 →ダッシュボードの刷新などコストやデザイン変更が困難なため、新システム不採用 (IS、RC、LC)
 →よって、「リモートタッチ」もそのまま残さざるを得ない



■新内装色「ソリスホワイト」の追加

ニュースリリースでは大々的に報じられていませんが、新内装色が採用されています。
それは、「ソリスホワイト」。そう、新型レクサス「RX」で採用がアナウンスされたカラーです。

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(※レクサス公式webサイト https://lexus.jp/models/es/ より)

「ホワイト」と「シャトー」の中間のグレーっぽい素材ですが、これが第4世代レクサスの"version.L"系のメインカラーとなる可能性がありますね。
これと引き換えに、ES発売当時から採用されていた、「リッチクリーム」は廃止となりました。

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■新インテリアパネル「バンブー(マットフィニッシュ/ミディアムブラウン)」の採用

従来の「ナチュラルブラウン」から、「ミディアムブラウン」に変化。色味がダークになりましたね。「モーヴ」に似合いそうです。
新型レクサス「RX」に使用されているのも、ミディアムブラウンと思われますので、こちらも第4世代レクサスのテーマカラーの1つかもしれませんね。

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(※トヨタグローバルニュースルーム https://global.toyota/jp/newsroom/lexus/37367329.html より)


■「ビスコテックス」加工の廃止

ESの特徴の一つ、"version.L"のセンターアームレストやドアアームレストに使用されていた、高度な塗布技術による凹凸やグラデーションを行っていた、セーレン社の「ビスコテックス」加工が廃止され、一般的なデザインとなりました。
これは賛否あったのかもしれませんね。個人的には個性的で良いと思いましたが・・・

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■おくだけ充電のシンプル化

レクサスESの「おくだけ充電」はこれでなんと3回目の改良!
個人的には充電スピードも遅いですし、「そこまで使用するかな?」・・・と思う装備ですが、ESでは気合が入っています。
従来は「隠していた」ものが、外だし(むき出し)となり、かなり簡素なデザインになっているのが残念です。
ここは実際の質感を見ないとなんとも言えないところですが、「完全新型設計車ならここには配置しないだろう」と思わせる配置とデザインなのは疑問です。
なお、「電源スイッチ」がないので、スマホケースを使用している場合など、「充電エラー」が発生したときの「ガチャガチャ」音がなる現象が解決されているでしょうか?(NXではエラー時に「ガチャガチャ」音がするので・・・)


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(ES カタログP46より)


■充実した「USB給電端子」

新型ESでは、マルチメディア接続用のUSB Type-Aが1つに加え、充電用のUSB-TypeC端子を5個備えるなど万全の備えです。
レクサス「NX」では、アームレスト内にはUSB端子がありませんでしたが、ESではしっかり備えているのが嬉しいですね。

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(ES カタログP47より)


■新型アルミホイール(タイプA)の新設定【DOP】

なんと、突如ディーラーオプションで15本ものスポークをもつ切削光輝タイプのアルミホイールが新設定されました。
スタッドレスタイヤ用のホイールとしても良いかもしれませんね。

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(ES ディーラーオプションカタログP8〜9より)


■「HDMI端子」の新設定【DOP】

レクサス「UX」に続き、「ES」においても「HDMI端子」がディーラーオプションで設定されました。
レクサスNX(2023年モデル)においても、この形式で設定されるのは間違いなさそうですね。

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■デジタルキーの設定はなし!

ちょっと不思議なのは先般発表されました「UX」2023年モデルで新設された「デジタルキー」について、今回のESではオプション設定がないことです。「デジタルキー」は、後付が困難と思われますので、フルモデルチェンジ時以外の採用が難しいと想定されていましたが、「UX」では採用。
しかし、今回の「ES」では不採用ということで法則がわからなくなってきました。
考えられることといえば、「UX」は比較的スマホを日常的に使用している若者層、一方「ES」はご年配の方も含めた幅広い層ということで、まだ動作も不安定なデジタルキーの採用は見送った、ということも考えられます。
今秋改良予定の「LS」にてデジタルキーが採用されるかどうか、ということも興味深いところです。

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(UX カタログP48より)

また、最近はトヨタ/レクサスブランド共通してメーカーオプションの価格が低廉化していますが、残念ながら今回の「ES」においては価格変動がありませんでした。UXでは、「デジタルキー」の価格差がトヨタブランドと同額となりまあしたが


■MOP価格は下がらず

「デジタルインナーミラー」、「おくだけ充電」や「ヘッドアップディスプレイ」、「マークレビンソンオーディオ」、「寒冷地仕様」など価格低減の可能性がある装備についての価格は下がりませんでした。
特に、「おくだけ充電」は、電源スイッチも無いようですし、半額程度でも良いように思いますが・・
なお、「ヘッドアップディスプレイ」に関してはトヨタブランドでは「半額」相当(44,000円程度)までコストダ低減していますので、ぜひレクサスブランドでも価格を下げてほしいところ(とはいえ、強豪の輸入車勢と比べるトとHUDの価格は安いですが)

そして、新型「NX」でも装着率が高い「デジタルインナーミラー」。
こちらも一般的には「44,000円」(レクサスNX、クラウンクロスオーバー等)程度まで価格差が下がっているはずなのですが、細かい規格が異なるのか、従来どおり「110,000円」と2倍以上の価格差がありますので、ここは残念なところです。

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(ES カタログP29より)

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なお、事前に噂になっていた通り、レクサスESとしては初の「特別仕様車」“Graceful Escort”も設定。
高価な"version.L"がベースになっており、通常モデルより「+10万円」の価格設定。
ラグジュアリー系では珍しい「レッド系」の「クリムゾン」の内装色を設定し、これはフラッグシップセダン「LS」に続くもので、特別感ありますね!

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(※レクサス公式webサイト https://lexus.jp/models/es/features/graceful_escort/ より)


実車については、東京・青山にある「レクサスインターナショナルギャラリー青山」に展示中とのことですので、週末にチェックしてまいります!

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https://lexus.jp/dealership/lexus_gallery/aoyama/

さて、特別仕様車“Graceful Escort” については、なかなか評価が難しいところです。
最近のレクサス車は「お買い得感」のある特別仕様車が多かったのですが、このグレイスフル・エスコートに関しては、「内外装の色替え」が主体の改良であり、ベース車両("version.L")に対しての追加装備はありません。

また、些細な点ですが、「セミアニリン本革」ではなく、通常の「本革」になっていますので、皮革の柔らかさ・しっとり差では"version.L"のセミアニリン本革シートとの差があるかもしれませんね。

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(※レクサス公式webサイト https://lexus.jp/models/es/features/graceful_escort/より)

なお、ここ最近のレクサスの特別仕様車に設定されているグリルの「シルバー塗装」は大変塗装のクオリティが高く(もう少しちゃんとした特別感あるネーミングにすればいいのに・・・)またホイールに関しても「スパッタリング加工」は特別仕様車ならではの装備といえますので、その点で魅力的な方は「買い」と思います。
"version.L"はもともと装備が充実しているため、お買い得感を出すのが難しいですね。

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(※レクサス公式webサイトhttps://lexus.jp/models/es/features/graceful_escort/ より)


実車については、7月7日に発表された「UX」が未だに各販売店に展示車・試乗車の配備もされていないように、「ES」においてもしばらくは2023年モデルの流通に時間がかかるかもしれません。

昨年に改良された2022年モデルは「完成形」に近いモデルでしたが、2023年モデルは実車を見ないとなんとも言えないところではあります。
実車を見て、カタログや動画ではわからない、細部の質感などチェックしてみたいと思います。

2022年08月14日

レクサス「IS500」に加え、IS「F SPORT” Mode Black 3”」にも注目!

さて、一部では見積もりが作成できるとの情報もある、レクサス「IS500」ですが、価格はおおむね皆さん予想どおりの金額のようです。
もともと少々割高な設定の「IS350 F SPORT」からさらに「約+200万円」というのはレクサス的には妥当な金額設定ですが、絶対価格としては高価と思います。何度も書いてますが、同じV8エンジン搭載車でも、「IS500」をご検討される方は「LC500」ではなく、「RCF」の試乗をおすすめいたします。

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なお、レクサスISに関しては「IS500」の登場と同時に「年次改良」(2023年モデル)が実施される予定ですが、天井(ルームランプ)に、「ダウンライトLED」が新設されるようです。
常々、「夜間が暗い」と言われていた「IS」ですが、ほんのりシフトノブ・カップホルダーあたりを照らすような仕様でしょうか?
もともと、初期IS(2005年〜2012年)には、うっすらとした「LEDダウンライト」が存在しましたが、2代目ISでは廃止されていたので久々の復活となりますね。

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また、新型ISで人気がある特別仕様車「F SPORT Mode Black」ですが、第3世代目の”Mode Black” として、「Mode Black 3」(モードブラック3)が設定されるようですね。すでにコメントでも「ご契約」されたとの情報を頂いております!(おめでとうございます!)

”Mode Black" 定番の装備といえばなんといっても「BBS製鍛造ホイール(マットブラック)」ですが、これは当然、継続採用。

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変更点としては、「Mode Black 3」(モードブラック3)では、「Mode Black S」で好評だった「L-tex+ウルトラスエードレジスタードマークシート」のグレー部分が「ブラック」に置換されるようです。(本革シートの設定はなし)
つまり、「IS500」の標準車のシートと同じ仕様となるわけですね。

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私的には「グレー」は2トーンとなるため、かなりいいセンスと思ったのですが、一般的にはブラックの方が汚れが目立たなくてよいのかもしれませんね。(ウルトラスエードは、汚れが染み込むと落とすのが大変ですし・・・)
フレアレッドの「ウルトラスエード」も設定されれば相当に人気が出ると思いますが、これは「第4弾」に期待ですかね?

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なお、もう1つの変更点として、「パワーウィンドウスイッチパネル」や「ステアリング上部」のオーナメントパネルには「アッシュ(オープンフィニッシュ/銀墨)」を採用予定。
これは「Mode Black S」にはなかったので(初代「Mode Black」にはあり)、過去の特別仕様車を組み合わせた「決定版」という感じがします。

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ボディカラーに関しては、既報のとおり、2021年秋の改良で「RC」に先行採用された「チタニウムカーバイドグレー」<1L8>が新規に追加設定されるとともに、トヨタ/レクサス陣営が最近設定をし始めた、「バイトーンカラー」(2トーンカラー)を採用。
「チタニウムカーバイドグレー」と「ブラック」のツートンカラー設定がメーカーオプションとして設定されるようです。(価格は、165,000円)
先日発表となった、「クラウン クロスオーバー」がイメージに近いかもしれませんね。

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「Mode Black 3」(モードブラック3)の価格については、全車数万円(1万円程度?)のアップで留まるようで、「LEDダウンライト」分と考えれば、昨今のクルマが軒並み年次改良で値上げをしている中、納得できるでしょう。

なお、多くのオーナーが望んでいる、テールランプ内の「ウィンカーのLED化」は今回も行われないようです。
大変かっこいい外観において、この部分は数少ない不満点といえますので、アフターパーツがあるとはいえ、なんとかしてほしいですね。

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2022年08月09日

新型レクサス「UX」2023年モデル(2つの特別仕様車)見てきました!

昨今は新車の生産が大きく遅延していますが、その中でレクサス2023年モデルとして、2022年7月7日に先陣を切って登場したのが、レクサスのエントリーモデル「UX」(UX200/UX250h)です。
※「UX300e」の大規模な改良は行われていません。

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従来はマイナーチェンジに準ずる改良が行われた場合は、発表日当日(または数日後)に、各販売店の店頭には「実車」が展示されているケースが一般的ですが、ここ最近の生産遅延の影響で、新型レクサス「UX」(2023年モデル)に関しては、まだ多くの販売店では、展示車・試乗車の展示が無いようです。

今回、特別仕様車 特別仕様車“F SPORT Emotional Explorer” および 特別仕様車“Graceful Explorer” をチェックしてまいりました。ご検討・ご発注済の方の情報の一助となれば幸いです。


なお、当方としても、2023年モデルの「UX」は、ニュースリリースで見る限り、特に「内装の質感が低下しているのではと?」懸念していました。
実車を見たところ、この点に関しては大丈夫です!(といっても、質感が向上しているということもありませんが…)

今回、特別仕様車2車種で2023年モデルの確認ができますので、お時間ある方はぜひご覧いただければと思います。

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【YouTube動画】レクサスUX(2023年モデル)特別仕様車をチェック!





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さて、以下は上記動画でも触れていますが、当方が注目した点をピックアップいたします。


■特別仕様車 “F SPORT Emotional Explorer”

2023年モデル(マイナーチェンジ相当モデル)とともに設定された特別仕様車は、大変コスパが高いです。
「UX200/UX250h」ともに、通常のカタログモデルに比べ約「22.7万円」のアップとなりますが、追加装備はこれを大きく上回っています。
ブラインドスポットモニターとパノラミックビューモニターという、ほぼ「必須」の装備だけで「12.1万円」の価値があります。
シートにも「ベンチレーション機能」が付き、外観も「ブラックルーフ」、「専用ホイール」、「カラードフェンダーアーチモール」を備えていますので、それだけでも魅力的な1台に仕上がっていると感じました。


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外観では、この特別仕様車のために設定された新意匠のホイール。
これがなかなかかっこいいですし、オレンジキャリパー(MOP)と組み合わせると見栄えが更に良くなりますね。

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ドアミラー下部も、ブラック塗装(艶あり)されていて高品質感あります。

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リヤビューでは、大型のフェンダーアーチモールがボディ同色にカラード塗装されているので都市型SUVっぽさが際立ちますね。

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ツートンカラーのブラックルーフもマッチしています。これが「標準仕様」なのはいいですね。

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インテリアでは、「フレアレッド」のワンポイントが特別感あります。
ステアリング下部のフレアレッドはお洒落ですよね!

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懸念していた、センターコンソールパネルの質感は意外にも良好でした。
ニュースリリースでは、シフトノブパネルの周りと同じく、傷がつきやすい無塗装樹脂にも見えましたが、実際は、レクサス「NX」のカップホルダー周りと同様、「ブラックメタリック」(?)で塗装仕上げされていましたので、一定の質感はキープしていました。

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ヒートシーター/ベンチレーション等のスイッチは、「AUTO」で使用することが多いですし、「なぜここに?」という疑問は拭えませんが、スイッチ自体の質感や触感は良好でしたので、慣れると気にならなくなるかもしれません。(ちやんとスイッチ間にシルバーの加飾があったり、文字がきれいに光りますし、触感自体も良好でした)

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改良点の1つ、前部の「小物入れ」新設ですが、ここには色温度低めの「LED照明」が追加されており、なかなか利便性が高そうでした。
充電専用USBソケットも2つあり、それほど目立たず、一定のクオリティは保っています。
ドリンクホルダー周りは「NX」などのようにシルバーの加飾などがほしいところですが、ニュースリリース画像よりは良かったです。

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先般、新型「某クラウン」の内装を見たときの「がっかり感」は、「樹脂自体の質感と、表面仕上げ、色調」が原因であると再認識しました。
「UX」においてもハード樹脂の使用部位は多いのですが、うまくシボの形状や、樹脂自体の質感を高めるような表面仕上げを施してあり、触感についてもしっかりしているのが印象的でした。

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ただ、やはりセンターコンソールのメインパネルの部分は前期”F SPORT”にあった「ヘアライン加工」をしてほしかったところです。

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なお、この特別仕様車のおすすめな点は、シートベルトが「フレアレッド!」これは本当にかっこいい〜!

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スピードメーターに関しても変化はなし。
これからトヨタブランドでも次々「12.3インチフル液晶」を採用してきますので、ちょっと寂しさはありますが、UXの”F SPORT”においては、物理的なリングが稼働する「LFAインスパイア型」を採用していますので、相変わらずクオリティ自体は高いです。(これで背景の液晶部分の面積を広くして、高精細にしてくれれば文句ないのですが・・・)

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ちなみに、後席はほとんど前期との違いはありませんでした。
多くのユーザーから要望が出ていたと思われる、後席カップホルダーも特に変化はなし。
ただ、シートベルトは特別仕様のフレアレッドなので、これは真っ黒な車内の中でひときわ光っていますね。

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■特別仕様車 “Graceful Explorer”

通常のカタログモデルに比べ「28.5万円」のアップとなりますが、追加装備はこれを大きく上回っています。
こちらも、定番の「BSM+PVM」のセットで「12.1万円」の装備に加え、ハンズフリーパワートランクリッド「8.25万円」、18インチアルミホイール「7.26万円」、これだけで約「27万円」を超えており、見た目だけの変更に関する部分はほとんど無償といえます。

なんといっても、グリルの「シルバー塗装」がインパクトあります。
「RX → CT → UX」と続けて3台採用されている高品質なシルバー塗装で、とても人気があるんでしょうね。

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フロントグリル以外は通常仕様との差は僅少です。ホイールは高輝度な「プレミアムメタリック」塗装になっています。

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インテリアは、UXの通常モデルには設定のない「モーヴ」を特別仕様車として設定。(ESで初採用のカラー)
シックで上質なインテリアですが、ダッシュボードの「和紙調シボ」が2023年モデルから、「ブラックのみ」となったのが残念です。
ここが「ブラウン」だとかなり上質感があると感じました。(欲をいえば、「センターコンソールサイド」の素材や、「フロアマット」もブラウン系がほしいところですが、このあたりはDIY作業でカスタマイズするのも面白そうですね)。

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なお、特別仕様車“Graceful Explorer”は、version.Cがベースですので、”F SPORT”と異なり、パワーウィンドウスイッチパネルや、エアコンパネル、オーディオパネルに「ヘアライン加工」はされていませんが、カップホルダーやシートヒーター等のスイッチがあるセンターパネルに関しては、全グレード同一の仕上げのようです(ブラックメタリック)

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パワーウィンドウスイッチパネルは「ブラックメタリック」です。
スイッチには引き続きシルバーの加飾等はありませんが、ここは今回の改良でぜひ採用してほしかったところ・・・

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後席に関しては、「モーヴ」の色調のせいか、クオリティが上がったようにも感じましたが、基本的には「前期UX」から改良された点はほとんどなく、この点はコストの兼ね合いもあるのでしょうが、もう少し質感を高めてほしかったところです。

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というわけで、2022年7月7日に大規模な改良が施されたレクサス「UX」の実車レポートでした。
まだまだ、展示車・試乗車が出回らないほど生産が遅れているようで、すでに新型「UX」も6ヶ月超の納期となっているようです。

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まとめると、静的なインプレッションはまとめると以下の通りでしょうか。


・内外装ともに、見た目はほとんど変わらない

・「12.3インチディスプレイオーディオPlus」は見やすく、パネルの質感も高く、後付感がない。
 ただ、新ナビ/オーディオシステムは基本構造が「NX」と同様なので欠点も「NX」と同様。現時点では使いにくい部分が多い。

・センターコンソールパネルの質感は、「NX」のカップホルダー周りと同等のクオリティ。ちゃんと塗装仕上げされており、写真よりも質感は良かった。
 (某新型クラウンよりは質感は高いのでご安心を)

・追加されたコンソール前部の小物入れはLED照明が明るく、実用的

・”F SPORT”の場合は、「特別仕様車」はホイールが専用でかっこよく、前席シートの質感も本革に近く、シートベルトも「フレアレッド」で特別感あり、おすすめ

・オーナーから改良要望が多かったと思われる「ドアトリム」や「後部座席」の静的質感の向上がないのが残念。


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2022年08月03日

NX成約者限定ページ、納車待ちの方は必見!/LEXUS IS500 価格はどうなる?

NXオーナーで、納車待ちの方、レクサス開発陣からのブログ(TEAM LEXUS BLOG)において、素敵なオファーがありますので、ぜひ「ご成約者様限定特設ページ」をご確認を!!
(※成約者限定特設ページへは、販売店で配布しているURL(またはQRコード)とパスワードが必要です)

そして、ついに「NEXUS MEETS」のオフラインミーティングのレポートも?

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さて、レクサス「IS500 “F SPORT Performance”」は日本仕様の概要が発表されましたが、肝心の「価格」や「日本仕様の画像」は公開されなかったのが残念ですね。
公開された画像はすべて北米仕様の物でしたし、特別仕様車 IS500“F SPORT Performance First Edition”に関しての画像も無いのは残念でした。
なお、シートの「ブラウンパーフォレーション」と、インテリアパネルの「ベンガラ/オープンフィニッシュ」ということで、ブラウン系のカラーが基調となるのでしょうか?8月25日の正式公開が楽しみです!

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(※レクサス公式webページ 「IS500 ティザーサイト」https://lexus.jp/models/is/teaser/ より)


では、まず「IS500」の日本版価格予想からです。

IS500 ”F SPORT Performance” は、「約850万円」で発売されることが推定されます。

なお、「RC350」と「RC F」は車両本体価格のみで考えると「約275万円」の価格差がありました。
また、「IS350」と「ISF 」は車両本体価格のみで考えると「約241万円」の価格差がありました。
両車とも、「エンジン」の価格差が「150万円」、専用装備の価格が「100万円前後」と推定します。(RCFの方が専用装備が豊富なため、価格差も大きいと仮定)

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(※トヨタグローバルニュスルーム 「IS500」の日本国内導入を発表 https://global.toyota/jp/newsroom/lexus/37062017.html より)


そのため、今回の新型「IS500」においては、エンジンのみ(ボンネット、フェンダー等の意匠変更や足回りのチューニングも含む)のアップデートであればIS350の「650万円」から、+150万円の「800万円」程度が妥当なところと考えます。

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(※トヨタグローバルニュスルーム 「IS500」の日本国内導入を発表 https://global.toyota/jp/newsroom/lexus/37062017.html より)

しかし、IS500 に関しては、いくつか以下の追加装備(アップグレード)が含まれているので、それを価格に換算する必要があります。
以下の「アップグレード」分の専用装備を合計すると(価格はすべて当方での予想)、「約495,000円」(約50万円)となります。
エンジンの「150万円」と「追加装備(アップグレード)の「約50万円」を合計して、+200万円、というのが現実的ではないでしょうか?

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(※トヨタグローバルニュスルーム 「IS500」の日本国内導入を発表 https://global.toyota/jp/newsroom/lexus/37062017.html より)


【追加装備の推定価格】(すべて想像)

・ノーマルマフラー →4連エキゾーストマフラー【約110,000円】

・19インチホイール → ENKEI製 19インチアルミホイール【約44,000円】

・Ltexシート →ウルトラスエードレジスタードマーク/Ltexシート+(ポジションメモリー/ベンチレーション機能)
 +ウルトラスエードレジスタードマークシフトノブ/メーターフード/ニーパッド【約165,000円】

・ノーマルローター →大径ブレーキーローター(フロント : 356mm/リヤ : 323mm)【約44,000円】

・トルセンレジスタードマークLSD(リヤディファレンシャルギヤ)【約44,000円】

・専用ブラックキャリパー 【約44,000円】

・パフォーマンスダンパー(リヤ) 【約44,000円】


なお、特別仕様車 IS500“F SPORT Performance First Edition” に関しては、現行レクサスISの特別使用車「“F SPORT Mode Black"」や「“F SPORT Mode Black S"」と同様、ベース車両+50万円と予想されますので、推定価格は「約900万円」となります。
価格上昇のほとんどは「BBS製マットブラック塗装のアルミホイール」と思われますが、インテリアパネルやステアリングに本杢が入ること、あとはニュースリリースには書いてませんがおそらく「3眼フルLEDヘッドランプ」が追加されるのではと想定しますので、今回も(ホイールが気に入れば)ことすパフォーマンスは良好ではないかと思います。

つまり・・・

■ IS500“F SPORT Performance      :8,500,000円

■IS500“F SPORT Performance First Edition:9,000,000円


ただ、限定「500台」というのは結構台数が多いので、もちろん「完売」はするでしょうが、プレミアがつくほどの台数では無いように思います。
過去の「ISF」、「RCF」、「GSF」いずれもプレミアはついておらず、むしろ大排気量エンジン車ゆえ、SUVモデルより値落ちしている現状ですので、本当にこのV8エンジンモデルの新型ISが欲しい方にぜひエントリーをしていただきたいものです。

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(※トヨタグローバルニュスルーム 「IS500」の日本国内導入を発表 https://global.toyota/jp/newsroom/lexus/37062017.html より)


また、繰り返しとなりますが、「IS500」に関しては「ISF/GSF/RCF」系のエンジンとトランスミッション(8速SPDS)を継続して採用していますので、
LC500のように、「D」レンジでの変速スピードは速くないと思われますし、エンジンや排気音演出のための特殊パーツや構造も施されていないと思われますので、イメージを持つためにも、抽選に申し込まれる方はぜひ「RC F」に試乗してからがよろしいかと思います。

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2022年07月30日

新型レクサス「NX」契約・納車予定時期一覧更新!(7/20版・契約日→納車日順)


さて、以下はレクサス・新型「NX」(NX250/NX350/NX350h/NX450h+)の契約・納期予定時期一覧です。
今回、引き続き「契約日順(契約日が同日の場合は納車日順)」としてみました。

まだまだ納車待ちの方が多い状況ですが、「8月19日〜22日」(先行商談:最初の週末まで)ご契約いただいた方を中心に、6月下旬〜7月にかけて追加の納車報告を一定数いただいておりますので、深刻な生産状況の中、少しずつですが、着実に納車は進んでいるようです。

しかし、本当に新型「NX」の満足度は高いようで、皆様からも満足のコメントが多いのは嬉しい限りです。
デザイン、内外装のクオリティ、パフォーマンス、先進装備、快適性、経済性など、高次元でバランスが取れている、まさに今のレクサスの「顔」といえるモデルといえるのではないでしょうか?引き続きの「納車レポート」お待ちしております!
(なお、「マルチメディアシステム」に関してはインターネット回線を通じた「OTA」での改善もなかなか進まず、この点は頑張って欲しいところ。また、SNS上の報告では、ステアリングシステム制御システムの故障報告も複数見受けられるなど初期ロット特有の不具合も発生しているようです)


なお、先般のオフ会でも人気だった、京商製「NX」ミニカーですが、特に「白系」が人気でなかなか品切れで購入できないようですが、いくつか販売中のショップがありますのでご紹介させていただきます。いずれもネット通販では「最安値レベル」ですので、お早めに!
京商製、新型NXのミニカーは、NXチーフエンジニア 加藤氏が監修しているということもあり、クオリティはとても高いですよね!(ぜひ大型のモデルも望む!)

▼楽天(ジョーシンweb) NX350h F SPORT (ホワイトノーヴァガラスフレーク)
 再生産分、人気の「F SPORT」の「ホワイトノーヴァ」、最安値+送料無料です!





▼楽天(トイスタジアム)NX350h F SPORT (ホワイトノーヴァガラスフレーク)
 上記が売り切れの際はこのショップが次点としておすすめ(送料無料)





▼楽天(ジョーシンweb) NX450h+ (ソニッククォーツ)
 再生産分、"version.L"、最安値+送料無料です!





▼楽天(トイスタジアム)NX450h+  (ソニッククォーツ)
  上記が売り切れの際はこのショップが次点としておすすめ(送料無料)





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■新型レクサス「NX」契約・納車予定時期一覧(2022/7/1版)[契約日→納車日順]


▼その1: 8月19日契約

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▼その2: 8月19日契約(2)

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▼その3: 8月19日契約(3)

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▼その4: 8月19日契約(4)

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▼その5: 8月19日契約(5)〜8月20日契約

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▼その6: 8月20日契約(2)〜8月21日契約

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▼その7: 8月21日契約(2)

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▼その8: 8月21日契約(3)〜8月22日契約

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▼その9: 8月22日契約(2)

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▼その10: 8月22日契約(3)〜8月26日契約

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▼その11: 8月26日(2)〜8月28日契約

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▼その12: 8月28日(2)〜8月29日契約

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▼その13: 8月29日(2)〜9月1日契約

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▼その14: 9月2日〜9月9日契約

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▼その15: 9月9日〜10月12日契約

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▼その16: 10月13日〜12月上旬契約

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▼その17: 12月上旬以降契約(時期不明含む)

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また、引き続き納車済の方はご納車済の情報とともに簡単なインプレッションをいただければ納車待ちの皆様のご参考になるかと思いますのでぜひご協力をお願いいたします。




2022年07月28日

レクサス IS500 日本発表間近!(7/21)しかし注意点も!

さて、新型「クラウン・クロスオーバー」で大盛りあがりの3連休でしたが、すでにSNS上ではご契約されたとの話も多数!
ただ、個人的に気になるのは、ご契約された方は「ブロガーやYouTuber、自動車愛好家」など、「複数所有」を前提とした方が目立つように思います。
多くのユーザーは「3年〜5年に1台程度」の頻度でクルマを買い換えると思いますので、そういった方々がこの「クラウン・クロスオーバー」を選択されるかどうか、それが今後のクラウン群の発売や改良にも大きく影響があると感じます。

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さて、嬉しいことに愛知県の「トヨタ会館」(博物館ではない)にも展示されたとのことですので、お近くの方はぜひチェックされて、従来の価値観をもつ「クラウン」ではなく、「クラウン・クロスオーバー」という派生車種として新たな価値観で見ていただくのがよろしいかと思います。
展示されているのは、上級グレードの「RS」のようですね。




ちなみに、私的には、1台しか所有できず「メインカー」と考えると今回のクラウン・クロスオーバーは残念ながら「なし」。
皆さんそれぞれのこだわりポイントがあると思いますが、私の場合は内装に関しては優先度合いが高いので、600万〜700万もの大金を支払うのであれば内装には妥協したくありません。従来の「高級車」としての価値観とは別の表現を目指したとしても、もう少し「おっ、さすがはクラウンだね!」というような質感であって欲しかったですね。別に「木目(調)や皮革の使用」にこだわっているわけではなく、もう少し質感の高い樹脂パーツの採用やシボ、表面仕上の工夫、整形色の調整などまだまだできることは多いのではと感じます。

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でも「セカンドカー」としてであれば、世界初の「2.4Lターボハイブリッド+eAXle」はぜひ体験してみたいので「アリ」です。(内装の豪華さや所有感はメインカーで満たせれば良いためです)
試乗車が配備され、新世代の走りの凄さを体験すると、内装の質感が気にならなくなる、というほどの仕上がりをぜひ期待したいものです。

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さて、新型クラウンの次は、ついに日本登場が示唆された、レクサスのFRセダン「IS」の ハイパフォーマンスモデル「IS500」!
レクサス公式Twitterでも、2022年7月21日に、日本仕様が発表されることがアナウンスされています。
例の通り、13:30から発表、14:00頃にはニュースリリースや公式webサイトが更新されるものと推測されます。





「IS500」に関しては、2021年3月に北米市場で発表されましたが、残念ながら日本市場には投入されず、ハイパフォーマンスモデルとしての投入が望まれていましたが、ついに日本市場にも「IS500 F SPORTS Perfomance」として投入!

すでに販売店にも情報が降りているようで、7月21日の日本導入発表とともに「500台限定」の「1st-EDITION」が設定されるようです。
(抽選受付は8月下旬からを予定、9月下旬当選発表)

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(※北米レクサス IS500ニュースリリース より)


とはいえ、この「1st-EDITION」は、通常モデルと異なり、ものすごく差別化が図られているわけではなく、以下のアイテムが通常仕様の「IS500」とは異なる程度で、実質的にはいちはやく「IS500を購入したい方」に向けた仕様と考えれます。
おおむね、すでに北米市場に投入された「ローンチエディション」とほぼ同様の仕様と考えられます。

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(※北米レクサス IS500ニュースリリース より)


以下は推測される日本市場版「1st-EDITION」の専用アイテムです(すべて推測です)

・BBS製 19インチ鍛造アルミホイール[7本スポーク]
・ブラック塗装ブレーキキャリパー

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・ウルトラスエードシート[ブラウン?]

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・特別仕様車専用オーナメントパネル(ステアリング&パワーウィンドウスイッチパネル)[シルバーアッシュ?]

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・特別仕様車専用プレート

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・特別仕様車専用スピードメーター演出

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※上記各装備は、北米レクサス IS500ニュースリリース より)


当方は過去に「IS F」および「RC F」の所有経験がありますので、今回の「IS500」も気になるところではありますが、以下の点は注意です。
現状では、昨今の新型車が手に入りにくい状態やリセールバリューの高騰により、本来の実力以上の評価をされているように思います


・エンジンは「LC500」とは異なる
  →RCFと同系と推測され、LC500の排気バルブシステムは非装備と思われる。

・トランスミッションは「LC500」の10速ATとは異なる。
  →「D」レンジの変速はRCFと同様、速くはないと思われます。(速いのは「M」レンジのみ)

・ブレンボやザックスといったブランド品の装着はなし
  →ここは「F」との差別化

・インテリアやスポーツシートは「IS F SPORT」と同じ
  →ここは「F」との差別化。

・カーボンパーツはなし
  →ここは「F」との差別化

・サーキット走行を想定した専用装備なし
 →ここは「F」との差別化

・インテリアの構造は古いまま
 →2021年に大規模な改良を受けましたが、「2014年発売のRC」とほぼ同じといえます。(電動Pは装備済)


・・・というように、「IS500」は、「F系」ではなく、「IS300、IS350」の延長といえます。
ネーミングが指すように「F SPORT Performance」ですので、ベースは「F SPORT」であり、それのパフォーマンスを上げた仕様であり、専用デバイスを備え、日常生活からそのままサーキットにいって帰ってくることができる「IS F」とも「RC F」、「GS F」ともクルマの方向性自体が異なるものと思われます。
一部メディアでは「IS Fの再来」との声も聞かれていますが、ISF/RCF/GSF主査の矢口幸彦氏(当時)がこのモデルを知ったらどのようにコメントされるのでしょうか、興味深いです。

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なお、「IS F」や「GS F」が残念ながら消滅し、「RCF」もデビューから8年が経過し、今後の大幅な改良が見込めないのも、結局「売れなかったから」に他なりません
上記「F」モデルのリセールバリューも残念ながら高いとは言えません。
一方、現行ISは継続的な人気が続いており、リセールバリューは高額のようですが、従来のV8エンジン搭載車においては厳しい状態でした。
維持費(自動車税:年額88,000円、下道燃費:6km/L前後、高速道路燃費11km/L程度など、維持費も結構かかります

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今回「IS500」にエントリーされる方は、しっかりそういった点を踏まえてエントリーされるのがよろしいと思います。(いくらV8モデルが希少とはいえ、3年後のリセールバリューは50〜55%程度、良くても60%程度を覚悟しておいたほうが良いかと・・・)

フェアレディZもそうですが、「投機目的」(転売等)と思われる方の予約購入が散見されるので、本当に「IS500」がほしい、という方にぜひ行き渡ってほしいですね。

初回の「500台」はおそらく完売するとは思いますが、その後の「通常モデル」がどれだけ需要があるのか・・・もしかすると「限定モデル」の方が街なかでよく見かけるようになるのでは・・・?と要らぬ心配をしてしまいます。
せっかく「IS500」を投入するのは嬉しい反面、2〜3年後にモデル廃止となり消滅・・・ということにならないよう、電動化自体の中、「熟成」を続けてほしいものです。(と、まだ正式発表もされていないのに余計な心配をしてしまいました)


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2022年07月26日

トヨタ・新型クラウン クロスオーバー実車見てきました!<内装は要チェック!>

衝撃の発表、「トヨタ・新型クラウン」クロスオーバーの実車展示を東京・六本木ヒルズ(ノースタワー)で見てまいりました。


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今回は車両乗り込みも可能であったため、可能な限り細部をチェックしてまいりました。
販売店への配車はまだまだ時間がかかるようですので、実車を見る機会はそう多くないようです。追加で確認すべき点あればコメントいただければ再度確認してまいります。


実車をご覧にならずに、すでに「予約注文」された方も多数いらっしゃると思います。
確認したところ、すでに昨日(7月15日)から、多くの販売店では「予約注文」はできるとのこと
ただし、メーカーへの発注は秋頃まで保留、ということですので、いち早く納車を希望される方はぜひ連休中に販売店へ!

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最近の人気車種は早期注文しないと納期が大変なことになってしまいますが、しかし、当方としては今回のクラウン・クロスオーバーはぜひ実車を見て検討されることをおすすめします。

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まず最初に出迎えてくれるのは、「RS” Advanced」(640万円)
レクサス「RX500h」で話題になった、「2.4Lターボハイブリッド+eAxle+6AT」を備える、もっともスポーティかつ最上級グレードです。
開発陣のおすすめでは「ななめ45度」からの角度がおすすめらしいですが、当方はこのあたりの角度からがかっこよく見えると感じました。
(ここからだと、「魚っぽさ」(ハンマーヘッドシャーク)がないので・・・)

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プレシャスメタルとブラックのツートーン(バイトーンカラー)ですが、リヤ側の配色が刺激的。
バイトーンカラーのプレシャスメタルとの組合わせは結構違和感がなく、マッチしていると思いました。

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当方が最初から気になっていた、「フロントロアグリル」のブラック部分ですが、「RS” Advanced」は、もしかして「メッシュかな?」と思っていたのですが、実車は他のグレードと同じ、ブラックの「板」でした・・・表面に彫刻刀で掘ったような感じですね(最下部の方は隙間がありました)

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真正面から。LEDクリアランスランプは真っ白という感じではなく少しクリーム色という感じでしたが、一文字に繫がっているのはインパクトあります!
また、クラウンエンブレムは「RS」においては、ダークカラーとなっており、いい感じでしたよ。
しかし、個人的にはこのロアグリルの素材と形状はどうも見慣れません・・・

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このクルマを「いつかはクラウン」と考えると、「ボンネットダンパー」がないのは残念です。
ただし、今どきボンネットを点検以外で開ける方がどれぐらいいらっしゃるのでしょうか?
・・・と考えるとコスト削減でボンネットダンパーを省いているのはやむを得ないのかもしれませんが・・・(

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エンジンルーム。なお、レクサス「NX」で採用されたボンネットのダブルキャッチは不採用。
あれはレクサス専用ですかね?(RZ450eでは不採用のようですが)

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「RS」の21インチ切削光輝タイプのアルミホイールはとてもかっこいいです!
ブラック基調に加え一部切削光輝で、遠くから見ると特に美しい。
ブレーキキャリパーは一般的なものですが、bZ4Xでもオプションでカラードタイプがあったので、クラウン・クロスオーバーでも2.4Lターボハイブリッド車には設定してほしかったと思います。ここはさらにスポーティさを強めたレクサス「RX500h」との差別化の部分でしょうね。

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「G」の21インチアルミホイールは一般的なデザインのホイールで、まさに「クラウン」という感じですね!
ノイズリダクション機構を備えるため、ロードノイズの低減効果があるようです。

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なお、トランクオープナーは、車両の右側の四角い正方形の小さなボタン(おわかりでしょうか?)です。
キックセンサーもあるので実際は使うことはあまりないかもしれませんが、覚えておきましょう。

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ドアミラーが「ブラック」(※バイトーンカラー)なのも特徴的と思います。
下部は無塗装樹脂で、パノラミックビューモニターのカメラや、アドバンストパークのセンサー類がついており、一番内側には、足元を照らすためのLEDがついています。(その代わり、ドアハンドル照明はありません)

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レクサス系車種で定番のドアハンドル下のLED照明はありませんでした。

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ラゲージは十分な広さがあります。さらに「トランクスルー機能」もあるので長尺物も搭載できます。
電動トランク化したため、従来型に比べ多少容量は低減しているようですが、十分ですね。なお、ラゲージ内にも一切の加飾はありません。
ラゲージ内は、天井にもしっかりとカーペット素材があしらわれているのは嬉しいところ!ここは鉄板むき出しの車種も多いので、この点はさすがクラウンと言うべきか。照明はLEDタイプですが、明るさは控えめ。

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フロア下にある薄めのラゲージボードは丈夫に引っ掛けることができて、工具やパンク修理キットへ容易にアクセスが可能です。

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さて、ここからは「内装編」です。

これはクラウンという名前はついているが、あくまで「クロスオーバー」であり、従来のクラウンの価値観の延長上にあるのではない、と考えると納得感はあると思いますが、ここではあえて「RS” Advanced」を想定した「600万円〜700万円程度」のクルマとしてコメントさせていただきます。

まず、インテリアの総評ですが、忖度なしで一言で言えば「チープ」これに尽きます。
デザインが悪いということではなく、素材や仕上げの質感のチープさが目立つ、という印象です。

しかし、では例えば「+50万円〜+100万円」価格を高くして、インテリアの質感を高めることにニーズがあるのか?そうすれば販売台数が伸びるのか?と言われるとそれも微妙なところと思いますので、これがトヨタの「クラウン」の名を冠するクルマ、この価格帯の実用車の今の最適解といえるのでしょう。

当方のように、内装が「チープ」と感じる人は「レクサス」や「競合輸入車」を検討すればいいわけですし、今後登場が示唆されている「クラウン・セダン」では、差別化のため、内装の質感のレベルアップをしてくると思います。


では前席全景です。
「RS” Advanced」で、専用色の「ブラック×イエローブラウン」です。
イエローと言うより、レクサスでも最近人気の「ヘーゼル」や「オーカー」系の明るいブラウンで、なかなか見栄えの良い配色です。
これは単に真っ黒な内装より良いと思いますし、助手席側のダッシュボード上部もイエローブラウンなのはとても良いですね。
・・・ということで第一印象は結構いい感じです。

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ブラック内装の「G“Advanced・Leather Package”」はこちら。
一部カッパー系の差し色がごく一部にありますが、黒一色になると質感は余計に気になるかもしれません・・・・

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目を下に移すと、「CROWN」の文字が入ったスカッフプレートにおなじみのパワーシートスイッチ。シートレールのボルトはカバーがないタイプで、クラウンだからといって差別化はありませんでした。

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アクセルペダル類は、スポーティな「RS」グレードでもアルミ製ペダルなどは奢られていません。
レクサスの「F SPORT」とは大きく異るところです(将来的に「GR」が発売されるのを待つしか?)

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ドアトリムは質素な作りですが、最上部はウレタンを貼り付けたような素材、中央は固めのソフトパッド、下部はハード樹脂という3種類の素材で構成されていますが、全般的に質感不足の印象です。同じトヨタブランドでも「ハリアー」のような高品質感がないのが残念。

パワーウインドウスイッチはきれいに表面仕上している樹脂パネルが使用されています。現行レクサスISやRCのセンターコンソールに使用されているような、ザラザラした手触りの素材ですが、クラウンならもう少し加飾がほしいところで、とにかくシンプルです。(この部分だけ見れば300万円〜400万円台の車という印象)

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インナードアハンドル周りの質感もごく普通という感じで、「クラウン」らしさはありません。
なお、「RS”Advanced”」でリヤサポートパッケージを装着した場合、ドアノブの上部に薄型のイルミネーションがつくようですが、そうでない場合はここに照明はつかないということで、とにかくこのクルマは一時期のレクサス車と同様、イルミネーションが非常に少ないです。

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ステアリング。
おそらく専用デザインと思いますが、特に高級感はありません。一部ゴールド(カッパー)の加飾がありますが・・・
ウッド調のステアリングがあった頃に比べると平凡な仕様になっていると思います。
良い点としては、ステアリングヒーターが「全周」対応になっているところでしょうか。

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残念に感じたのが「ステアリングスイッチ」の触感がかなり頼りないところです。(ペコペコする)
(前期30系レクサスISやCTと同じ感じです・・・)
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なお、「RS」にはパドルシフトがつきますが、ステアリング自体に特に質感に変化はありません。
常に目にする部分ですので「クラウン」ネームを付けるのであればもう少し頑張ってほしかった・・・
とはいえ現行クラウンもステアリングの質感はいまひとつでしたが。ステアリングに使用している樹脂の仕上げや加飾を若干追加するだけでもかなり良くなると思うのですが・・・

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ステアリングから目を下に移すと、ビルトインされた「ETC2.0ユニット」と各種スイッチ類が。
ここが個人的には萎えポイントで、むき出しのETCユニット、そして質感の低い素材を使用したスイッチ・・・
隙間は目立つし、スイッチの質感自体が低いです。(樹脂スイッチ表面の仕上げも気になりました)

使用頻度は少ないパーツではありますが、こういう部分でコストをかけているか、削減されているかがわかるのでチェックの指標にしています。

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メーター右のエアコン吹き出し口とその下のスイッチ類の質感も残念なところ。
こういう部分は気にならない人も多いと思いますが・・・私はこの時点で相当萎えてしまいました・・・

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良いところは「スピードメーター」
トヨタ/レクサス陣営ではまだまだ採用数が少ない12.3インチフル液晶を採用、ドライブモードの切替時もかっこいいビジュアルが!
液晶自体の解像度も高まっていますのでフォントもきれいです。
ただ、これも多くの車種で採用されると逆に一部に「アナログ計器」がある方が高級感が出てくるんですよね。
現時点ではフル液晶のスピードメーターはまだ珍しく、画面構成も多彩なため、是非積極的に採用してほしいと思います。

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車両情報が2箇所(左右リング内)に表示できるようになったのは嬉しいところです。
高精細化により、中央には「簡易地図」を表示させることも可能。

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「12.3インチワイドディスプレイ」は、新マルチメディアシステムで、高精細な全面地図が表示できます。
機能は概ね先行発売しているレクサス「NX・LX」、「ノア/ヴォクシー」と同様のようです。

なお、エアコンのコントロールスイッチは横一直線に並んでいます。
カタログやwebでは質感が心配でしたが、実車ではちょうど良い質感で、クリック感も適度で、心配は杞憂に終わりました。
ディスプレイ下部の「電源/ボリューム調整ノブ」はちょっと小さめですが、その上のカッパー色の加飾ともマッチしており好印象でした。

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新型クラウン・クロスオーバーの残念なところに「イルミネーション」のような「遊び・演出」が乏しいところが挙げられると思います。
せっかく年配向けでなく、若者層も視野に入れたのであればイルミネーションのこだわりは欲しかったところ。
ナビ画面上の設定項目でもご覧のとおり、大変寂しい状態に・・・

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クラウンのせいではないのですが、オーディオの切り替えの「キャンセル」はあいかわらず左上をタッチする必要があります。
画面が運転席側を向いている「NX」でもタッチは厳しかったですが、クラウンはさらに離れています。
運転中はなかなかここまで手が届きません。これは早急に改善しないと、クラウンオーナーから苦情がきますね。
せめて2画面表示ができて、タッチ操作は原則画面右側で選択させる方式にしないと・・・

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これもクラウンのせいではありませんが、「エネルギーフロー」はトヨタ/レクサス共通の「ver.1」のものですね。
(RSだとどうだったかチェックするの忘れました)
スピードメーター内のドライブモード切替時のグラフィックがカッコいいだけに落差が大きすぎます。

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サンバイザーやルーフは荒目のファブリックが使用されています。(ハリヤーやレクサスNXと同様)
もう上質な手触りのルーフ素材は使用されないんですね・・・
バニティミラーと暖色系のLEDが装着されているのは良かったです。

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ダッシュボード上部はソフトパッドがあしらわれており、特に「RS」はイエローブラウンがきれいで、その下のカッパー加飾とマッチして上質でした。
イエローブラウンの最下段はハード樹脂なのですが、うまく色合わせがされており、うまい使い方と思います。(ハード樹脂もうまく使えば見栄えが良くなる良い例と感じます)

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助手席側から見たデザインはとてもいいです!
クラウン伝統のスイングルーバーはついになくなりましたが・・・

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助手席の「包まれ感」がとても良いと感じました。
センターアームレストも「イエローブラウン」だったらよかったのになぁと思います。

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ダッシュボードはハード樹脂で構成されていますが、中央には「仕切板」があります。
100円ショップで販売しているような板が乗っていますが、上部にはLED照明もあり、使いやすさは十分。ただし、想像よりも収納スペースは狭めです。
ご覧のとおり、内部の起毛仕上げはありません・・・

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フロントルームランプは今まで見たことがない新意匠でコンパクトにまとまっていますが、ここがとにかくチープです。
表面仕上げはしてあるのですが、ここはレクサス車種とは大きく質感が異なっています。
でもレンズの形状などは独特で(レクサスLSにも似ている?)・・・とにかく素材の質感が惜しいです。

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なお、リヤのルームランプはこちら。
かなり小型のスポットライト的なものになっており、よく見るとこれは現行クラウンと同じパーツですね・・・。

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さて、新型クラウン クロスオーバーの最大の欠点(?)なのはセンターコンソールに尽きると思います。

指紋がつきにくいように表面仕上はされているのですが、見た目通りのチープさで、歴代クラウンを実車見ないで購入した方が驚かないか心配になります。
金属調の加飾も最小限なので、かなりシンプルに仕上がっています。
「充電端子」や「カップホルダー」がむき出しなのは、高級感と利便性が相反する部分ではありますが、これでクラウンなのかと・・・

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カップホルダーにはストッパーもついています。前方の「仕切板」は取り外せるので少し大きめな小物の簡易収納にも使えます。

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前方には、トヨタ/レクサス陣営初の「縦置きのワイヤレス給電」(Qi)が。
使用してみましたがしっかりストッパーで固定されましたので、省スペース性にもなりますしこれは便利ですね!これはぜひ他車種にも応用してほしいと思います。(なお、iPhone13Pro+ケース付きでは充電不可でした)しかし、これも「クラウンらしい」と言われると疑問が残るところですが・・・

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充電用「USB Type-C」が2つあるのですが、ここまで目立たせる必要があるのか疑問です。
質感の低さを自らPRしているような構造ですが・・・この場所が使いやすいのですかね?

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フロントセンターアームレスト内のコンソールBOXは左右どちらからも開閉できる構造ですが、内部は高さ、幅ともに少々小さめです。
内部は起毛仕上げですが、なんとLED照明はありません・・・
しかし、アクセサリーソケットがあるのでLED照明を増設するのが良さそうです。

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フロントシートに関しては、「RS」専用の配色は素敵で、イエローブラウンのパーフォレーションもお洒落でとても良いです。
スポーティな形状のシートですが、圧迫感もなく座り心地のよいシートでした。
助手席を可動させる「肩口シートスイッチ」は便利ですよね!これはクラウンらしい装備と思います。(が、実際ニーズあるんですかね?)

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さて、では後席に・・・
リヤは「スカッフプレート」(ロゴなし)があり、そして、リヤドアにも「ドアカーテシランプ」(LED)があるのは合格です!

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ドアトリムはリヤ側もシンプルな形状です。クラウンならもう少し加飾はほしいところですが・・・
今どきの車はこんなところにコストをかけていられないのでしょう。歴代のクラウンと比べても一番チープなのではないでしょうか。
なお、リヤドアのカップホルダーがしっかりとした使いやすい形状なのは嬉しいところ。

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ルーフ部分のグリップもごく一般的な形状。ソフトな素材ではなく、ハード樹脂そのものです。

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展示車は、高額なメーカーオプション「リヤサポートパッケージ」を装備していたので、立派なセンターアームレストが備わっています。
リヤシートはイエローブラウンのパーフォレーションが素敵ですよね。

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とはいえ、リヤ席中央のエアコン吹出口はコレです・・・(リヤサポートパッケージをつけても同じ)
「100V/1500Wコンセント」が標準で備わっているのは嬉しいですが・・・これがクラウンかぁと考えると・・・
充電専用USB(Type-C)も確かに使いやすい位置にあるのかもしれませんが・・・

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リヤ席のコントロールパネル(リヤサポートパッケージ装着車)。
リヤシートヒータースイッチや電動リクライニングスイッチがありますが、全体的にとてもシンプルな構造です。
現行モデルのような「クリアブラック塗装」ではないのは指紋がつくとの声が強かったのでしょうか・・・とてもシンプルですが、もう一捻りしてほしかったところです。

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ちなみに、レクサス「ES300h」"version.L"の写真は以下の通り。
パネル部分がヘアライン仕上げになっているのと、スイッチ間にシルバーの加飾がついているのがわかります。

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リヤアームレスト内(リヤサポートパッケージ装着車)。
内部は起毛仕上げで、スペースも結構あるので収納に適しています。ただし、照明類はありません。

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なお、「リヤサポートパッケージ」を装備しない場合はこちらの仕様になるようです。
カップホルダー部分は「フタ」がついて言います。(小物入れはありません)

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フタは肉抜きがしてありますが、フタがあることでドリンクが前方に倒れない構造になっていますし、レクサスNXに比べると質感は高いです。
とはいえ、プラスチッキー感はありますねぇ・・・やはり黒一色の素材なのが問題でしょうね。

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リヤ席運転席側を一番うしろまでリクライニングした状態。ヘッドレストの形状が長方形なんですね。

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後席は剛性面の確保や静粛性の問題もあり、トランクスルー機能のみあり、倒れません。
ボディ形状から、フラットにできそうですが、クラウン クロスオーバーでは、リヤ席は手動でも可倒機能はなく、ここは要注意です!

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リヤサポートパッケージを装着すると、「後席足元用LED」がランプが前席シート下に装備されます。
昼間でしたがかろうじて存在が確認できました。(ディーラーオプションでも設定あり)

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さて、最後はイメージからの「プレシャスブロンズ」(バイトーンカラー)「G“Advanced・Leather Package”」。

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こちら、リセールバリューを抜きにすれば(残価が保証されていれば)日本車離れした、とても魅力的なカラーリングでした。
ドアサイドのガーニッシュはブラック(塗装仕上げ)なのですが、これがいい感じにマッチしてました。

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リヤビューはブラック部分が多く、とても上の写真と同じカラーとは思えません。
「RS」と比べると、「CROWN」のロゴ文字がシルバーなので、主張していますね。リヤバンパー部のブロンズ部分が途中で途切れているのも面白いデザインと感じます。

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さて、新型クラウン クロスオーバー。
細かい部分を含めてチェックしてきましたが、従来の「クラウン」と異なり、外装デザインだけでなく、内装のデザインや質感も大きく変わっています。
「指名買い」・「一番高いの持ってきて」というような買い方をされる方も一定数いらっしゃると思いますが、このクラウン クロスオーバー に関してはぜひ、ご自身の目で実物を確認の上、ご契約されることをおすすめいたします。

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新型クラウン クロスオーバー は今後各地で展示が行われるようです。
「トヨタ会館」、「ミッドランドスクエア」では展示中との事です。新型クラウンをご検討されている方はぜひ実車確認をおすすめします!

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2022年07月23日

新型レクサス「UX」発表!(2023年モデル)

2022年7月7日、実質的にレクサスのエントリーモデルとなる「UX」が大規模な改良を受けました。

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https://global.toyota/jp/newsroom/lexus/37532287.html


従来であれば「マイナーチェンジ」と呼ばれますが、ここ最近のレクサスでは、フロントバンパー、リヤバンパーや内装のダッシュボードの変更などを行う「マイナーチェンジ」を収束したと考えられ、毎年の年次改良を主体とした改良にシフトしていますが、今回のUXでは、ボディ剛性の強化や乗り心地等の改善に加え、レクサスサーフティシステムのアップデート(2.5相当)や、新マルチメディアシステムへの移行、アナログクロックの廃止、ハイブリッド専用エンブレムの廃止など、NXからスタートした新世代レクサス(第4世代)に準じた改良が行われています。
ニュースリリースでもマイナーチェンジという語句は使用されていませんが、広報資料やプレスキットが配布されていることから、実質的にマイナーチェンジと考えて差し支えないと思われます。

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https://global.toyota/jp/newsroom/lexus/37532287.html


UXの改良に関しては、すでに5月に事前発表がありましたので目新しいものはほとんどありませんでしたが、新たなプレスリリースとwebカタログにより判明した点がありますのでその点を中心におさらいしてみたいと思います。

なお、残念ながら、昨今の生産遅延により、2023年モデルの「UX」に関しても販売店への配備がほとんど進んでいないようです。
ただし、東京・青山のレクサスインターナショナルギャラリー青山には、2023年モデルかつ特別仕様車が展示中!
近隣の方は、こちらで実車確認するのが一番良さそうです。


F SPORT "Emotional Explorer” および “Graceful Explorer”

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https://lexus.jp/dealership/lexus_gallery/index.html より)


以下はLEXUS UX(UX250h/UX200) 「2023年モデル」の主なトピックスです。


■デジタルキーの採用と価格改定

 「NX」から採用が開始された「デジタルキー」に関しては嬉しいことに、メーカーオプション価格がNXの「33,000円」から半額の「16,500円」と、トヨタブランド車と同額となりました。
私的には「カードキー」との選択性にしてはどうかとも思うのですが、「16,500円」であれば装着しても良いのかな・・・とも感じます。
「NX」においてもまだまだ動作が安定しているとはいえず、「スマートキーの完全な代用にはならない」ということには留意が必要です。
あくまでも「シェアキー」のためのオプションと考えたほうが良さそうです。(とはいえ、当方は帰宅時に駐車場に立ちよってクルマのチェックをする場合などに活躍していますが・・・)

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(※UXプレスリリースキットより抜粋 https://global.toyota/jp/newsroom/lexus/37532287.html )


■おくだけ充電の改良(LED照明付き

UXで採用された新マルチメディアシステムにおいては、スマートフォンの役割が従来より高くなっています。
そのためスマートフォン置き場と充電設備が重要となりますが、広報資料によると、「上下スペース確保」と「LED照明追加」がポイントとなっています。
一方で、「シートヒーター/ベンチレーション」のスイッチを移設したことでスペースを確保した、とも見えますが、これは突如ボタンがシフトパネル周りに埋め込まれたことでデザイン的な面を中心に賛否分かれるところかと思います。
なお、「おくだけ充電」については最近のトヨタ・レクサス車では「13,200円」と安価になってきていますが、UXにおいては従来どおり「24,200円」となっています。

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(※UXプレスリリース資料 https://global.toyota/jp/newsroom/lexus/37532287.html より)



■"version.L"からランフラットタイヤ廃止

乗り心地の向上を目的と思われますが、"version.L"にはノーマルタイヤを採用。
"version.L"において、「ランフラットタイヤ」はメーカーオプションとなっています(22,000円)

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■ボディカラー ソニッククロム/ソニックイリジウム採用

他のレクサスモデルと同様、ソニッククロム、ソニックイリジウムを採用!

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(UXカタログ P4より)


■オレンジブレーキキャリパーの採用

UXの”F SPORT”には待望のオレンジキャリパー(MOP)が!
ESにも設定されますで、全車種採用となりそうです。

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(UXカタログ P41より)


■シート空調画面のリニューアル

新型NXにもない、新しい画面が追加されています。
全画面を使う必要があるかは置いておいて、12.3インチ仕様はこちらの画面になるのでしょうか?ビジュアルがあるのはわかりやすいですね。

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(UXカタログ P35より)


■ダッシュボード シボ調 のカラー縮減

従来設定されていた、ブルーとブラウンのダッシュボードが消滅し、ブラックに統一。
ここは残念なところですが・・・数がでなかったのであればしょうがないですかね。
今後、新たな「特別仕様車」で復活するかもしれません。

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(UXカタログ P53より)


■Apple Car Play 無線対応

新型NXでは「OTA」で順次対応中ですが、「UX」では最初から対応しているようです。
当方はすでに「NX」で使用中ですが、かなり快適です。(使用上、画面の「左上」のタッチ操作があるので手が届きにくい部分はありますが)

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(UXカタログ P37より)


■マークレビンソンオーディオ 価格改定

なんと嬉しいことに価格が「6,000円」ダウンしています (211,000円→205,000円)
なお、マークレビンソンのロゴマークが12.3インチタッチディスプレイに移設されていて、より明確になりましたね。

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(UXカタログ P36より)


■フローティングベントイルミネーションの廃止

世界初のワイヤレス給電発光の装備でしたが、今回のモデルチェンジで消滅しました
むしろ全グレード標準展開を希望していたのですが・・・半導体不足の影響でしょうか?

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■HDMI端子(DOP)の追加

新型「NX」でも2023年モデルから「CD/DVDプレイヤー」が廃止予定ですが、UXではそれに対応して、外部入力端子「HDMI」を設定
「6,050円」と安価な価格ですが、取付工賃は製品価格以上と思われます。しかし、これはぜひ装着したいアイテムです。
汎用性のあるアイテムと思いますので、現行の「NX」や「LX」にも装着可能かもしれません。こちらは当ブログでも入手して検証してみたいです。

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(UXディーラーオプションカタログより)


■ドアポケットイルミネーションの新設定

「室内が暗い」の声に答えてか、ドアポケットイルミネーションがレクサス初採用です!
メータークラスター照明に応じて点灯ということで、Dレンジでの減光はしない可能性が!これは期待したいですし、他車種への流用もできるかもしれません。ぜひチェックしてみたいところ。
価格が「9,900円」と比較的安価なのも嬉しいですね!DIY可能な方はチャレンジされるのも良いと思います。

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(UXディーラーオプションカタログより)


■寒冷地仕様 価格改定

LEDフォグランプが装着されるなど、寒冷地以外でもメリットがある「寒冷地仕様」ですが、ハイブリッドモデルの「UX250h」において、価格改定が行われて、価格が引き下げられています。(23,000円→17,600円)


以上がおおよその改良点と思われますが、近々実車チェックしてまいります!

 

2022年07月20日

オフラインMTG(NX大規模オフ会)参加レポート2〜イベント編


さて、7月2日に開催された「NEXUS MEETS」オフラインミーティングの後編です。

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トヨタ博物館で開催された本イベントですが、オフ会会場の「P2」駐車場にクルマ駐車後、大ホールへ・・・会場はすでに多くの方でいっぱい!

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そして、会場には静岡ホビーショーで公開された「レクサス京商」の模型も!
みなさん、スマートフォンで撮影していました。

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ディーラー内部もかなり再現されています!

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主催者のCSKさんの挨拶後は、慣れたマイクパフォーマンスの司会陣により円滑にプログラムが進められました。
幹事団がしっかり自主性をもって運営しており、トラブルもないのが素晴らしいですね。

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今回のイベントの凄いのはなんといっても、(プライベートの時間を割いていただき)レクサス(トヨタ自動車)開発陣がご参加されたこと。
開発陣は、みなさまおなじみ、新型レクサスNXチーフエンジニア 加藤様、グローバルブランドマネジメント部長 冨樫様はじめ、主要なシステム企画・開発を担当されている5名(先進安全関係 E様、コックピットシステム関係 N様、コネクティッド・マルチメディア関係 T様)が参加されたことで、一般的なオフラインミーティングの枠を超えた素晴らしいイベントでした。


【YouTube動画】「NX」解説映像 -開発責任者メッセージ-|NX

みなさんおなじみの加藤さん、実物はさらにカッコよく、カリスマ性がありました。




【YouTube動画】The New LX WORLD PREMIERE

冨樫氏の若々しく、そしてわかりやすいプレゼンテーションがとても印象的でした!(5:40〜)




まずはいきなりのメインイベント、「開発陣への一問一答」です
「NEXUS」メンバーから寄せられた数多くの質問のなかから、代表して、CSKさんから行われました。
 
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主な質問は以下の通り。
なお、「回答」に関しては「会場限り」のものも多数ございましたので、ここでは割愛させていただきます。(後日「NEXUS」メンバーシップの方に公開されるかと思いますのでそちらでご参照ください。時間の都合上、カットされた質問も多く、まだまだ多くの質問があったようですので、そちらは別途の機会に公開されるかと思います)
多くの項目について真摯に検討いただいていることがわかり、更に愛着が深まったという方が多いのではないでしょうか?

<主な質問>

  ・開発者の方が購入するならどのパワートレーンを選択されるか

  ・開発者の方の現在の所有車は

  ・悪路走行時に「PDA」はちゃんと動作するのか
    
  ・「PDA」の歩行者検知はほとんど見ないのだが動作するのか
    
  ・マイカー始動ロックの盗難防止策は万全か?

  ・ダミーのスリットは穴が空いている場合と空いていない場合があるが、その違いは?

  ・急速充電に対応していないが今度どう考えているか

  ・ヘーゼル内装(天井もヘーゼル)をぜひ”F SPORT”に採用してほしい

  ・助手席前のダッシュボード前のデザインは改善されないのか

  ・納期関連のアナウンスで検討していることがあれば教えてほしい

  ・長納期化の影響で、マイナーチェンジなど通常3ー4年で行われるスケジュールが後ろ倒しになる可能性がるのか

  ・アンビエントライトは明るくすることはできないのか

  ・ナビゲーションシステムの「2画面」関連(地図画面にオーディオ曲名を重ねて表示等)はぜひ検討を


また、幸いにも当方も質問をさせていただく機会をいただきました。
質問は「25個前後」準備していたのですが、時間の都合で汎用性が高そうな4点に絞って質問させていただきました。
残りの質問(および回答)に関しては、機会があればなんらかの形で共有させていただければと思います。


  ・レギュラーガソリンを使用するデメリットは?
     
  ・置くだけ充電(qi)がスマホケースをつけていると充電されにくいが改善されないか?
     
  ・eラッチは先進性あり便利だが、特に後席は「半ドア」になりやすい。イージークローザーをつけるなどの対応はできないか?

  ・NX500h(”F SPORT Performance”)開発の可能性はあるのか?
   

さて、開発陣への質問タイムのあとは、「京商製 ミニカーの即売会」(激安!) や、チーフエンジニア加藤氏提供の「ガレージセール」が行われました。希望者多数のため、大じゃんけん大会が行われましたが、すごい熱気です・・・!

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京商製「新型NXミニカー」については、すでに販売されているものですが、途中からラインナップが加わった新色も含め、加藤氏から手渡しで行われました。

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なお、会場には「京商」の方もいらっしゃいました。
レクサス監修ということもあり大変クオリティの高い1/43スケールのNXミニカーですが、2022年6月には新モデルが追加されています。

▼楽天(ジョーシンweb) 1/43 レクサス NX 450h+ ソニックオーツ【KS03907Q】





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「ガレージセール」に関しては、私も参加させていただきました。
そして、なんと(たまたま)じゃんけんで買ったので「NX:ゴルフグッズ」(先代NX時のもの・・・プレスキットの一部ですかね?)を頂戴いたしました!もったいなくてなかなか使えません・・・がボールは使います。

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その後、「NEXUS」メンバーシップの皆様から、開発陣の皆様への「寄せ書き」やスペシャルグッズ(非売品)の進呈がありました。
詳細は割愛させていただきましたが、この企画力はすごいですね!開発陣の方も驚かれていました!

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昼食後はいよいよ外での交流ですが、とにかくすごい猛暑(35度前後)だったので、いつものオフラインミーティングのように、クルマを見せ合う、ということは難しかったのですが、開発陣の方にも参加いただき、クルマやカスタマイズ談義で皆さん楽しまれたと思います。

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太陽光の下では見る角度により様々な美しい表情を見せる「ブレージングカーネリアンCL」は普段街なかではなかなか見かけないのでオフ会ならではとも言えますね。

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人気の「ソニッククロム」と、オプションの20インチ5本スポークの組み合わせはカッコいいなぁ・・・(実はこの組み合わせを見たことがなかったので
しばらく見とれてました)

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エアロパーツ付きのクルマを見ることができるのもオフ会ならでは!次回は純正エアロパーツ以外を装着した方もいらっしゃるんでしょうね!

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クルマに関しては、私もDIY作業が好きなので実物を見たい方が多数いらっしゃったのですが、暑さと時間の関係でわずかしか見れず、残念でした。
その中でも「Lの一族」さんのパワーウィンドウスイッチへのインテリアシート張りのテクニックには驚かせられました。
パワーウィンドウスイッチ周りの切断処理が大変むずかしいのですが、見事なテクニックで仕上げられていたのには感服しました。

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数多くの方から不満がでている「助手席前」に関しても、個性的なカスタマイズで大変素晴らしかったです。
開発陣の方々も参照されていたので、ぜひ今後の年次改良でなんからの手が入ることを期待したいところです。

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大盛況に終わったオフラインミーティングですが、気がついたら最後は(ほぼ)自分だけになっていました(笑)

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帰りは、最寄りの販売店の1つである、トヨタ自動車本社近くの「レクサス挙母」へ。
オーナーズデスク経由で事前連絡したかったのですが、あいにくこの日は「KDDI」の大規模通信障害でNX車載器のDCM通信が行えませんでした・・・
店舗に到着後、オーナーズカード提示のうえ、大変丁寧に応対いただきました。

愛知エリアは 新世代店舗へのリニューアル工事がほぼ全店で完了していますね。(東京はまだまだ半分程度?)

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店舗内ではレクサス「LX600」”EXECUTIVE”が堂々と展示されていました。

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まさかこんなところにアンビエントライトがあったとは・・・これは参考になります!(でもドアポケットにはない・・・)

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さて、酷暑ではありましたが、大きなトラブルもなく、素敵なイベントだったかと思います。
当方は、オフ会中も開発陣の方にいくつか質疑応答や情報交換、改善提案等をさせていただきましたので、今後の「NX」の進化にもさらに期待が深まりました。

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またの機会があれば参加させていただき、みなさまとより交流を深めることができればと思います。
「NEXUS」主催者のCSKさん、バックアップされた幹事団の皆様、レクサス開発陣のみなさま、そしてメンバーシップのみなさま、素敵なイベントありがとうございました!

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2022年07月17日

オフラインMTG(NX大規模オフ会)参加レポート1〜ドライブ編

今回、新型レクサスNXを中心とした車が「100台」近く以上集まるLEXUS NXのオフラインミーティング(NEXUS MEETS(特別編at愛知オフ)が愛知県のトヨタ博物館で行われましたので参加させていただきましたのでそのレポート<前半編>です。

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https://www.youtube.com/c/CSKREVIEWCHANNEL
CSK REVIEW CHANNEL


当方の「NX350h(FF)」は納車されて6ヶ月が経過したのですが、今まで長距離ドライブの機会がなく、総走行距離は1,000kmにも達しておらず、今回が実質的に初のロングドライブとなりました。

集合時間は「午前9:30〜」でしたので、東京湾岸エリアからの所要時間は休憩込みで「4時間」と計算し朝5時30分に出発。
結果、ナビゲーションが当初割り出した「午前9:20」前後に到着することができました。

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なお、今回はロングドライブということで、スマートフォンやハンカチ、マスク等を格納するためのスペース確保するため、「小物入れ」を準備しました。スマートフォンに関しては「NX」純正のトレイがあるのですが、ケース付きの「iPhone 13Pro」を「おくだけ充電」のトレイに載せておくと、充電エラーとなるため、比較的すぐに取り出しやすいところへスマートフォンを置いておく必要がありました。

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Amazonで、質感が良さそうなものをチョイスしてみました。
(追記:なんと、CSKショッピングチャンネルで取り上げられたものと同じアイテムとのことです!)

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取り付けはシートサイドに設置するだけでとても簡単で、同時に「隙間」に物が落ちなくなるのもメリットです。
合皮仕様で、いやな匂いもなく、質感も十分及第点です。

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裏側にはケーブルを通すことができますので、たとえば、後席側の「USB-C」端子に接続して充電させることも可能です。

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なお、色がNXの内装人気色とたまたま(?)一致しており、ブラック、ベージュ、ワインレッドの3色。
完全に色が合うわけではないですが、ヘーゼルやフレアレッド内装の方にもちょうど良いのではないでしょうか? 値段を考えれば十分な品質かと思いました。なお、注意点としては、「1つ」なので、運転席・助手席必要な方は2つ購入することが必要です。
なお、パーツは2つに分かれており、取り外しが可能なので、運転席、助手席側どちらにも対応できます。


▼Amazon Auto Spec 車 収納 シートポケット 隙間クッショッン




以下は、会場到着までの道中のドライビングレポートです! 今回、予定通り快適に到着でき、新型NXの魅力がより分かったように思います。


■「Lexus Safety System+3.0」の「LTA」と「PDA」が凄い!


今回、新東名高速道路を利用したのですが、新東名開通当初と異なりほぼ全線が「3車線化」が完了しており、かつ多くの区間で最高速度「120km/h」の走行が可能になっているので快適なドライブが楽しめました。下道の走行でも、プロアクティブドライビングアシスト(PDA)を中心とする運転支援の実用性の高さと快適さは体感していましたが、高速道路走行時の「レーントレーシングアシスト(LTA)の実用性の高さには驚かせられました。

LTAの前身である「レーンキーピングアシスト(LKA)」は2005年に発売されたレクサス「GS」から設定されており、2015年の「Lexus Safety System+」採用まではあまり目立った進化がありませんでした。
主にレーンの「はみ出し」を抑制(または警報)する機能で、補助的な役割ですが、2017年似発売された新型「LS」で採用されたレーントレーシングアシスト(LTA)はレーンの「中央」を走行するように進化し、かなりの不満が解消されましたが、少しでも速度域が高くなるとレーンのはみ出ししてしまったり、カーブでの通過速度が早く「怖い」と感じる部分があるなど、まだまだ不満がありました。

しかし、「Lexus Safety System+3.0」で新型NXに採用されたレーントレーシングアシストは、第2世代といえるもので、よほど高い速度や急カーブでは無い限り、軽くステアリングに手を添えるだけでレーン内の自動(追従)走行が可能となり、高速道路で流れに沿った走行をする際に大変信頼度の高いものとなりました。

今回、東名高速道路の御殿場近辺の「左ルート」を走行したのですが、そこでは軽く手を添えるだけで、ほぼ自動運転さながらの走行を行うことができ、「Lexus Safety System+3.0」の基本性能の高さに感心し、ようやく「積極的に使おう」という精度になったと感じました。

オフ会の中でもNXは「疲れない」、「運転しやすい」との声を聞くことが多いですが、それはこの進化した「レーントレーシングアシスト」にあるのではないでしょうか。



■ナビゲーション地図の到着予想時間精度が凄い!

たまたま当日は「KDDI」の大規模な通信障害がありましたが、「往路」、「復路」ともに、ルート設定時の到着予想時間と実際の到着時間が、ほぼ同様の時間だったのには驚きです。
データ通信が行えない場合でもちゃんと動作していました(オーナーズデスクは使用不可)
ナビゲーションシステム/オーディオなど、新マルチメディアシステムに関しては多くの改善要望が寄せられており、オフラインミーティングに参加いただいた、マルチメディアシステムの開発陣の方にも直接要望や改善提案をお伝えすることができましたので、今後の改善や我々の想像を超えた「進化」に期待したいと思います。



■ワインディングロードでの「アクティブコーナリングアシスト」(ACA)が凄い!

アクティブコーナリングアシストは、旋回中に加速しようとするとき、内輪にブレーキ制御を行うことで、車両が外側に膨らむことを抑制します。
いわゆる「アンダー」の発生を抑制するもので、当方が所有するクルマでは初めて「ACA」が装着されていますが、その効果に驚きました。
具体的には、東名高速道路の「御殿場〜大井松田」間の上りで速度域が高くカーブが連続する区間では、FR車のようにアクセルを踏みながらきれいなラインでコーナーを抜けることができて、当方の「NX350h」がFF車であることを忘れてしまうほどでした。
ほとんどカーブの「線」をはみ出すことがないので、とても気持ちよく走行でき、レーントレーシングアシスト(LTA)とアクティブコーナリングアシスト(ACA)、プロアクティブドライビング・アシスト(PDA)との連携で気持ちよくドライブできることに驚きました。


■メーター表示「3」が見やすい!

高速道路走行時は、長時間で疲労もたまりますので、なるべくメーター表示がスッキリしたほうが好みなのですが、NXのメーター表示「3」は、スッキリとしているのでとても見やすいです。
特にヘッドアップディスプレイを「ノーマル表示」にすると、交差点表示やナビゲーション表示(地図表示はできない)が可能になるのでおすすめです!(メーター3だと、左右がスッキリするので見やすいです)
レーシングマシンのようなタコメーター(またはエネルギーメーター)もかっこいいですよね。


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■速度域に応じた好燃費!

NX350h(ハイブリッド)に関しては高速道路走行時の燃費はあまり伸びないことが想定されましたが、走行条件により異なりますが、マイレクサスの「マイカーログ」によると、概ね以下のような感じでした。


 ・平均速度「60km/h」の場合・・・約20km/L
 ・平均速度「80km/h」の場合・・・約18km/L
 ・平均速度「120km/h」[新東名]の場合・・・約14km/L

だいたい平均速度「100km/L」で走行した場合、約16km/L程度ではないかと推測されます。
速度が増すほど、「虫」が付着するので、オフラインミーティングの際はほどほどにしたほうが良いですね。
会場到着後、すぐ、通称「ワン速クリーナー」で掃除させていただきました。

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■パノラミックビューモニターで「タイヤの位置」がわかりやすい!

今回のオフ会では、白線の右側のラインに、右側のタイヤを合わせるというルールだったのですが、これがパノラミックビューモニターの上空雨からの画像のおかげで「タイヤ位置」が明確に表示されているため、駐車区画の白線に合わせるが大変やりやすかったのには感動してしまいました!

レクサスLCやRCといったクーペ系にもぜひ装着してください!!

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一方で、今回のドライブで今一つな点もありました。


■「レーンチェンジアシスト(LCA)」は慣れが必要、速度域に注意!

レーンチェンジアシストはパノラミックビューモニター等とセットオプションのため、装着率は極めて高く、オフ会会場でもほぼ全車に装着されていたようです。今まではあまり使用する機会がありませんでしたので、今回のロングドライブでは意識的に使用してみました。
動作条件は、説明書によると以下の通り。

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※レクサスNX説明書「レーンチェンジアシスト」の動作条件より

特に自車速度が「約85 〜 130km/h」という条件が厳しく、当方の場合では、「首都高速」ではほとんど使用不可(速度が85km/h以下のため)かつ新東名高速での追い越し時にはなかなか使用できません。(速度が一時的に130km/hを超えるため)

速度域が「120km/L」に向上した新東名高速道路ではなかなか使い所が難しく、かつてのレーダークルーズコントロール(LSS+以前は「115km/h」の制限があった)が改善したように、センシング機能を改善し、「動作条件をもう少し広げる」そして、「動作決定から実行までの時間を短縮」、「エラー時の表現をわかりやすく」という点が改善点かと思います。

十分操作は理解しているつもりですが、どの条件を満たしておらずエラーになったのかがわからないので、特に「後続車両」から見ると、ウィンカーをなんどもチカチカさせて「何をやっているだろう?」と思われてしまうのが残念・・・


現状では「LCA」は、Lexus Safety System+の基本機能ではありませんが、この装備はまだまだ改善の余地があると感じますので、次世代のLCAに期待したいところ。逆に言えば、レーンチェンジアシストを目当てにセットオプションの選択はしないほうがよいでしょう。



■サービスエリア、パーキングエリアの通過時間がわからない

これはもともと言われていたことですが、今回はロングドライブをしたということもあり、その必要性を実感しました。
現地には「午前9時半」まで到着。帰宅に関しては「夜11時」までには・・・と思っていたのですが、適度に休憩をする必要があるのですが、途中のどのサービスエリア(パーキングエリア)にいつ到着するのか、どれぐらい休憩の猶予があればよいかの予測がつかず、これは不便に感じました。
また、サービスエリア、インターチェンジなどの情報が「3つ」しか表示されないのも設定で増やせると良いと思います。せっかくHD解像度のモニタですので・・・

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↑昨日の写真でなくてすみません・・・


■高速道路の施設表示に「充電スポット」が表示されない

(地図の施設表示にはありますが)、高速道路略図のアイコンには、充電設備の有無がありません。

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たとえば写真は、「岡崎サービスエリア」の設備が表示されています。
従来型のナビゲーションシステムよりも細かい情報が記載されており、例えば「スターバックスコーヒー」のロゴや、「セブンイレブン」があるなど特定のブランドが好きな方にとっては大変わかりやすい表示になっていますし、「ドッグラン」と思われる施設や、「オストメイト」の設備など大変きめ細かな表示になっています。
駐車場の空き状態もわかるのですが、なんといってもBEV時代が到来にもかかわらず「充電設備の有無」の記載がありません。

レクサス「NX450h+」においては普通充電のみ対応ですが、それでもそもそもどのサービスエリアに充電施設があるのかの表示は欲しいですよね。ここは大変残念なところです(オフ会で、開発陣の方にはお話しておきました)

もちろん、岡崎SAには充電施設が複数設置されています。
充電に関しては専用の「アプリ」等のサービスがあるのですが、基本項目であるナビゲーションシステムにおいても表示があるべきと思いますし、この状態で「RZ450e」を発売するのは厳しいと感じますね・・・

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そして無事に会場に到着、100台を超えるクルマ、そして多くの「NEXUS」メンバー、そしてスペシャルゲストのレクサス開発陣の方が、会場入りされており、一般的な車好きが集まるオフラインミーティングでは想像できない、大変ステキなイベントが待ち受けていました。


会場近辺では、スタッフの方の丁寧な誘導!

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有志幹事団の丁寧な受付後は会場に!なんと貸し切り・・・
空調ありの快適空間で、参加メンバーの方の熱気でムンムンでした!そして、レクサス開発陣の方もすでに!

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(後編に続きます)

2022年07月16日

新型レクサス「NX」ドアポケット マルチカラーイルミ取り付け(増設)動画

新型レクサス「NX」の、ドアポケット マルチカラーイルミネーションLED増設の施工方法に関して、動画撮影いたしました。
ドアトリムの「オーナメントパネル」や「パワーウィンドウスイッチパネル」の取外し方法についても収録していますので、あわせてご確認いただければと思います。(毎回拙い動画で申し訳ありませんが・・・)

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【YouTube動画】新型レクサスNX ドアポケットイルミネーション増設の手順



今回は「助手席側」で説明していますが、運転席側も同様です(運転席側の方がスペースに余裕があります)

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イルミネーションの増設に使用したパーツ類は以下の通りです。


▼レクサス純正マルチカラーLED【インテリアイルミネーションランプASSY NO1.】
 (純正品番:81080-78010)
 ※RH,LHどちらも仕様は同じ
 ※現時点では同等品は販売されていないので、レクサス/トヨタ販売店等で購入できます

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▼楽天 住友電装025型5極TSシリーズMコネクタ (純正品番:90980-12365)





▼楽天 025型TSシリーズ非防水Mターミナル-CAVS0.3電線つき(5色あり)






▼楽天 住友電装025型5極TSシリーズFコネクタ (純正品番:90980-12366)





▼楽天 025型TSシリーズ非防水Fターミナル-CAVS0.3電線つき (5色あり)





コネクタにカシメ済の配線を1本1本通して配線を作成します。
コストと時間がかかるので、はやくどこかの業者さんが汎用のハーネス制作してくれればいいのですが・・・

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純正の配線となるべく近似カラーの配線を使うと間違いがありません(ピンクのカシメ済配線がないため、黄色で代用しています)
一時期、ガンダムマーカーでピンクに塗っていたのですが、結構手が触れると塗装が落ちてしますのでやめました。

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端子同士の接続は、圧接形中継コネクタ(ニチフ製)[NDC2420]を使用しています。
カー用品店で販売しているエーモンの接続コネクタのOEM元製品と思われ、数が多いのに安価ですが、Amazonでもお手軽価格で入手が可能です。

th_1PGQPIGoStKKLDWsDPijrw_thumb_7162.jpg

▼Amazon エーモン(amon) 接続コネクター 10セット(20個入) 4961




▼Amazon エーモン(amon) ヒューズホルダー(細線)2845

電源側(純正では「黒」のライン)にヒューズを入れるとより安全です。(レクサスの純正DOP「カップホルダーイルミ」にも、同様に増設側のイルミに1Aのヒューズが入っていました)




▼Amazon エーモン(amon) ミニ管ヒューズ[1A]3661

ヒューズは1Aのもので十分と思います。この製品は「5本」入っています。




▼Amazon エーモン(amon)クラフトリーマ

樹脂の穴あけに使用します。



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▼Amazon テサテープ(tesa)結束テープ

配線やLEDの固定に使用します。日用品としても活躍するので自宅にぜひ置いておきましょう。



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▼Amazon エーモン 配線ガイド

狭い場所に配線を通す際(助手席側のパワーウィンドウスイッチ側)に配線を通すときに使います。




ハーネスを作成するのが面倒ですが、作成してしまえば取り付け難易度は高くありませんので、なかなか費用対効果の高いカスタマイズではと思います。

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2022年07月14日

新型レクサス「NX」の「ACCカスタマイズ」は使い方によっては便利?

新型レクサスNXの説明書は「電子説明書」に移行しましたが、項目によっては十分な説明が行われておらず、「ACCカスタマイズ」についても十分な説明がされておらず、私自身「ON」にしておけばいいだろう、と思っていてどういう機能なのかがよくわかりませんでした。

先般、コメントで貴重な情報をいただきましたので早速チャレンジしてみました。(あるじいさんありがとうございました!)
結論から言うと、駐車後、車内でオーディオ(TV/DVD含む)を楽しんだり地図を眺めたりする方にとってはなかなか使えると思いました。


「ACCカスタマイズ」は、設定画面ー「車両カスタマイズ」ー「その他」にあります。
通常は「ACCカスタマイズ」が「ON」になっていますが、これを「オフ」にします。

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この状態で「エンジン(パワースイッチ)」をオフにします。
通常は、これで、「ナビ/オーディオ」が一発でシャットダウンし、室内には静寂が訪れます。ごく一般的な動作かと思います。

しかし、「ACCカスタマイズ」が「オフ」の場合は、エンジンは停止しますが、なんと、「ナビ/オーディオ」がそのまま使えます

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ただ、(当たり前ですが)エアコンは「オフ」になりますので、この時期は蒸し暑いです(笑)
エアコン部分をタッチしても反応しません。

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そして、そのあと、レクサス専用装備「e-ラッチ」を押してドアをオープンすると・・・・

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ようやく「ナビ/オーディオ」が「オフ」となります。

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なお、その後も、中央の「ボリュームノブ」は「光ったまま」です。そしてノブを押下すると・・・

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なんと、「ナビ/オーディオ」が再度起動します!

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なお、車外に出て、ドアロックして一定時間(30秒程度)すれば、オーディオノブボタンは自動的に消灯しますのでバッテリーあがりの心配は要りません。


・・・ということで、エンジンを停止して、「オーディオのみ視聴したい」場合、「エンジン(パワースイッチ)」をオフにするだけでOKというのが使い所でしょうか?

エンジンを掛けずに一度パワーオフしたあと、再度「エンジン(パワースイッチ)」を押下して、アクセサリーモードにしている方は、ぜひお試しください。

たしかに、以前アウディ(A7)に乗っていたときは、エンジンをオフにしてもオーディオが流れていて、ドアをオープンにすると停止したような・・・
そういう意味では欧州車に近い制御になるのでしょうか?
(このあたりの知識がないので、お詳しい方いらっしゃればフォローお願いします!)

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さて、シンクデザイン製「マルチカラーLED」については、比較のために、助手席側が「純正状態」で、運転席側のみ「シンクデザイン施工品」を取り付けていただいていましたが、ようやくどちらもシンクデザイン施工品に統一いたしました。
どうですか、この明るさ!(Pレンジ)

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「D」レンジで、減光した状態

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フットランプの暗さの解消と、リヤへのマルチカラーLEDの増設が同時に行えるキットで、純正マルチカラーと連動という理想的な商品です。

明るすぎる!と感じる方は設定画面から「フットランプ」部分のみ減光処理が可能です。
(カップホルダーイルミや、ドアトリムイルミ、e-ラッチイルミは「フロント」と連動しますので、「フットランプ」とは連動しませんのでご安心を!)

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【YouTube動画】新型レクサスNX マルチカラーLED増設!(シンクデザイン施工)純正との比較!



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「マルチカラーED」の施工にあたっては直接webサイトからメールで「前後マルチカラーLEDフットランプを施工希望」と記載したうえで、予約が必要です。パーツのみでの販売は行われていないとのことですのでご留意ください。
「カラードシフトノブ」等も予約殺到で納期がかなりかかったようですので、気になる方はぜひお早めに!

シンクデザイン
http://www.think-design.jp

2022年07月11日

新型レクサス「NX」前後マルチカラーフットランプを明るく!(シンクデザイン施工)

今回は、レクサス車初の「マルチカラーLED」を採用した「NX」の前後フットランプを明るくするLEDイルミネーションの紹介です。

レクサス「NX」には、”F SPORT”および"version.L"においてマルチカラーのLED照明がフットランプにも採用されていますが、後席には装備されていません。また、前席についてももともとあまり明るくなく、かつ「P」レンジ以外で減光処理が行われるので、「もう少し明るくてもいいのでは・・・?」と想ってしまいますよね。

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もっとも「後席足元照明」が採用されているのは現行レクサス車では「LS」「LX」そして「ES」のみであり、装着されないのが一般的ですが、後席をよく使用される方にとっては間違いなくあったほうが良いと言えます。

今回、レクサスのアフターパーツメーカーで著名な「シンクデザイン」さんでマルチカラーの「前後フットランプ」の施工を開始されたとのことで、早速取付していただきました。

当方は、もともとDIYで純正のフロントフットランプと同じ物を、リヤにも増設していましたが、今回、比較用に「助手席は純正LEDランプ」、「運転席側はシンクデザイン施工のLEDランプ」としています。
なお、通常は後席には純正マルチカラーLEDは付属しませんので、あくまで「ご参考」です。


簡易な動画を作成しましたので、よろしければその違いをぜひご覧いただければと思います。明るさはだいたい純正の「2.5倍〜3倍」程度でしょうか?
ようやくフットランプの「明るさ調整」が役立ちます。なお、もちろん、テーマカラーの14色のほか、カスタムカラーにも対応します。

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【YouTube動画】新型レクサスNX マルチカラーLED増設!(シンクデザイン施工)純正との比較!




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以下は静止画の状態です。(助手席側=純正 運転席側=シンクデザイン施工)


【デイライトホワイト】
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【ウォームホワイト】
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【シルキーホワイト】
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【サンセット】
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【ウォーターフォール】
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【バンブー】
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【アイスバーグ】
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【ライトニング】
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【メテオ】
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【アフターグロー】
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【フレアレッド】
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【ヒートブルー】
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ちなみに、純正と同様、ドアオープン時には、どのカラーを選択していても視認性の高いホワイト系のランプ色となります。

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純正と異なり、相当明るいので「D」レンジで減光しても明るいと感じる方は、ぜひ設定画面でフットランプを調整しましょう。
次の写真は一番暗いと思われる状態です。(これでも純正フットランプよりも明るい)

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なお、価格は、前後左右(4座)、取付工賃込みで「27,500円」とリーズナブルです。
これは、ディーラーオプションのカップホルダーイルミよりも安価ですし、なんといっても明るさが全然違います。
ちなみに、当方は後席フットランプをDIYで自作しましたが、ハーネス類の制作と、純正LEDランプを揃えると、片側で約「9000円」程度かかります。
リヤへの配線の引き回しはシートを外して施工されていますので、個人レベルではなかなか難しいと思いますので、プロにおまかせするのが良いでしょう。

なお、施工にあたっては直接webサイトからメールで「前後LEDフットランプを施工希望」と予約が必要です。パーツのみでの販売は行われていないとのことですのでご留意ください。
カラードシフトノブでも予約殺到で納期がかなりかかったようですので、気になる方はぜひお早めに!

シンクデザイン
http://www.think-design.jp


2022年07月10日

新型レクサス「NX」ドアポケット マルチカラーイルミ取り付け(増設)動画

新型レクサス「NX」の、ドアポケット マルチカラーイルミネーションLED増設の施工方法に関して、動画撮影いたしました。
ドアトリムの「オーナメントパネル」や「パワーウィンドウスイッチパネル」の取外し方法についても収録していますので、あわせてご確認いただければと思います。(毎回拙い動画で申し訳ありませんが・・・)

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【YouTube動画】新型レクサスNX ドアポケットイルミネーション増設の手順



今回は「助手席側」で説明していますが、運転席側も同様です(運転席側の方がスペースに余裕があります)

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イルミネーションの増設に使用したパーツ類は以下の通りです。


▼レクサス純正マルチカラーLED【インテリアイルミネーションランプASSY NO1.】
 (純正品番:81080-78010)
 ※RH,LHどちらも仕様は同じ
 ※現時点では同等品は販売されていないので、レクサス/トヨタ販売店等で購入できます

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コネクタにカシメ済の配線を1本1本通して配線を作成します。
コストと時間がかかるので、はやくどこかの業者さんが汎用のハーネス制作してくれればいいのですが・・・

th_UNADJUSTEDNONRAW_thumb_715e.jpg

純正の配線となるべく近似カラーの配線を使うと間違いがありません(ピンクのカシメ済配線がないため、黄色で代用しています)
一時期、ガンダムマーカーでピンクに塗っていたのですが、結構手が触れると塗装が落ちてしますのでやめました。

th_UNADJUSTEDNONRAW_thumb_7160.jpg


端子同士の接続は、圧接形中継コネクタ(ニチフ製)[NDC2420]を使用しています。
カー用品店で販売しているエーモンの接続コネクタのOEM元製品と思われ、数が多いのに安価ですが、Amazonでもお手軽価格で入手が可能です。

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▼Amazon エーモン(amon) 接続コネクター 10セット(20個入) 4961




▼Amazon エーモン(amon) ヒューズホルダー(細線)2845

電源側(純正では「黒」のライン)にヒューズを入れるとより安全です。(レクサスの純正DOP「カップホルダーイルミ」にも、同様に増設側のイルミに1Aのヒューズが入っていました)




▼Amazon エーモン(amon) ミニ管ヒューズ[1A]3661

ヒューズは1Aのもので十分と思います。この製品は「5本」入っています。




▼Amazon エーモン(amon)クラフトリーマ

樹脂の穴あけに使用します。



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▼Amazon テサテープ(tesa)結束テープ

配線やLEDの固定に使用します。日用品としても活躍するので自宅にぜひ置いておきましょう。



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▼Amazon エーモン 配線ガイド

狭い場所に配線を通す際(助手席側のパワーウィンドウスイッチ側)に配線を通すときに使います。




ハーネスを作成するのが面倒ですが、作成してしまえば取り付け難易度は高くありませんので、なかなか費用対効果の高いカスタマイズではと思います。

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2022年07月09日

新型レクサス「NX」の「ACCカスタマイズ」は使い方によっては便利?

新型レクサスNXの説明書は「電子説明書」に移行しましたが、項目によっては十分な説明が行われておらず、「ACCカスタマイズ」についても十分な説明がされておらず、私自身「ON」にしておけばいいだろう、と思っていてどういう機能なのかがよくわかりませんでした。

先般、コメントで貴重な情報をいただきましたので早速チャレンジしてみました。(あるじいさんありがとうございました!)
結論から言うと、駐車後、車内でオーディオ(TV/DVD含む)を楽しんだり地図を眺めたりする方にとってはなかなか使えると思いました。


「ACCカスタマイズ」は、設定画面ー「車両カスタマイズ」ー「その他」にあります。
通常は「ACCカスタマイズ」が「ON」になっていますが、これを「オフ」にします。

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この状態で「エンジン(パワースイッチ)」をオフにします。
通常は、これで、「ナビ/オーディオ」が一発でシャットダウンし、室内には静寂が訪れます。ごく一般的な動作かと思います。

しかし、「ACCカスタマイズ」が「オフ」の場合は、エンジンは停止しますが、なんと、「ナビ/オーディオ」がそのまま使えます

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ただ、(当たり前ですが)エアコンは「オフ」になりますので、この時期は蒸し暑いです(笑)
エアコン部分をタッチしても反応しません。

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そして、そのあと、レクサス専用装備「e-ラッチ」を押してドアをオープンすると・・・・

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ようやく「ナビ/オーディオ」が「オフ」となります。

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なお、その後も、中央の「ボリュームノブ」は「光ったまま」です。そしてノブを押下すると・・・

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なんと、「ナビ/オーディオ」が再度起動します!

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なお、車外に出て、ドアロックして一定時間(30秒程度)すれば、オーディオノブボタンは自動的に消灯しますのでバッテリーあがりの心配は要りません。


・・・ということで、エンジンを停止して、「オーディオのみ視聴したい」場合、「エンジン(パワースイッチ)」をオフにするだけでOKというのが使い所でしょうか?

エンジンを掛けずに一度パワーオフしたあと、再度「エンジン(パワースイッチ)」を押下して、アクセサリーモードにしている方は、ぜひお試しください。

たしかに、以前アウディ(A7)に乗っていたときは、エンジンをオフにしてもオーディオが流れていて、ドアをオープンにすると停止したような・・・
そういう意味では欧州車に近い制御になるのでしょうか?
(このあたりの知識がないので、お詳しい方いらっしゃればフォローお願いします!)

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さて、シンクデザイン製「マルチカラーLED」については、比較のために、助手席側が「純正状態」で、運転席側のみ「シンクデザイン施工品」を取り付けていただいていましたが、ようやくどちらもシンクデザイン施工品に統一いたしました。
どうですか、この明るさ!(Pレンジ)

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「D」レンジで、減光した状態

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フットランプの暗さの解消と、リヤへのマルチカラーLEDの増設が同時に行えるキットで、純正マルチカラーと連動という理想的な商品です。

明るすぎる!と感じる方は設定画面から「フットランプ」部分のみ減光処理が可能です。
(カップホルダーイルミや、ドアトリムイルミ、e-ラッチイルミは「フロント」と連動しますので、「フットランプ」とは連動しませんのでご安心を!)

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【YouTube動画】新型レクサスNX マルチカラーLED増設!(シンクデザイン施工)純正との比較!



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「マルチカラーED」の施工にあたっては直接webサイトからメールで「前後マルチカラーLEDフットランプを施工希望」と記載したうえで、予約が必要です。パーツのみでの販売は行われていないとのことですのでご留意ください。
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LEXUS車の話題を中心になるべく独自の視点でのんびり気ままにコメントしております。(車のメカニズム等の知識は全然ありませんのでご容赦願います)
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