「LEXUS UPGRADE Seleciton」と呼ばれるもので、既存のレクサス車に、通常はあと付けできない「メーカーオプション」や「純正内装パーツ」を追加(交換)装備できるもので、愛車をより長く乗ることができるものです。
しかも交換したパーツは一定期間の保証もあるという、アフターパーツメーカーではなかなかない安心感があります。
今回、既存車種のアップグレードパーツとして、比較的新しい車種である「UX」、「ES」に新アイテムが追加されましたので、それを中心にご紹介させていただきます。
(https://factory.kinto-jp.com/lp/lexus/ より)
【レクサスUX】
なんと、「カラードアーチモール」(12色)が追加!
塗装コストとパーツ交換コストを考えると「99,000円」はかなりお買い得です!
また、「シルバー塗装ラジエターグリル」は、人気の特別仕様車「Graceful Explorer」のものですから、こちらも通常は販売店では交換してくれませんので、エクステリアのリフレッシュにも効果的と思います。
”F SPORT”専用スカッフプレートは自分でも簡単に交換できるので、割高感ありますが(自分でやれば半額程度かと)「非F SPORT」、たとえば「version.C」にも安心して装着できるということかと思いますので、インテリアの質感を高める効果もありますね。
上記のほか、従来から「UX」では以下のカスタマイズがラインナップされていたので、こちらも再度チェックです!
「アクセサリーコンセント」は、ここ最近の万一の災害時の「給電」時に活躍しますし、個人での後付は大変困難な装備です。
また、初期「UX」はラゲージスペースの狭さ(特に高さ方向)が課題となっていましたが、それを「2段デッキタイプ」に換装することもできます。
これも大変うれしい変更ですよね!(しかもコストが結構安い)
【レクサスES】
なんと、「オレンジブレーキキャリパー」への換装が追加!前期ES F SPORT オーナーは歓喜では?
どうやらブレーキキャリパ自体を交換するようですから結構なコストになっていますが、新品になることを考えると価格に十分見合っていると思います。
これ、他の車種(ISなど)でも実施するとかなり需要があるのではと思いますね〜
その他、レクサス【NX】(旧モデル)では「本革ステアリング交換」もあります。
これはコストも安く、新型NXへの乗り換えを考えていらっしゃるNXオーナーにもおすすめできます。
ステアリングが新品になると本当に感覚が異なりますので・・・!(しかし、F SPORT用はないようなのが残念)
一方でちょっと不思議なのが、カスマイズ志向が強いと思われる、スポーティモデル(IS、RC、LC、F モデル)用のカスタマイズメニューが準備されていないことですね。このあたりもしっかりカバーするとより話題になるかと思います。
また、個人的にはこれだけ新車納車が困難(人気車種は数年待ちが当たり前)となると、「ステアリング交換」、「シート表皮交換」はニーズが出てくると思いますが、ごく一部の車種しか無いことです。
これらはぜひ全車種ラインナップしてほしいところですし、レクサスならではの魅力になるのでは・・・と感じました。
なお、最後に、この「LEXUS「 UPGREADE Selection」を展開しているのは、一部の販売店(主にレクサス東京管轄ディーラー+レクサス枚方)となります。今後店舗を増やしていくということですが、2022年10月現在は以下の販売店となっているようです。
https://factory.kinto-jp.com/lp/lexus/
ここ最近は、新車で納車された段階で、次のクルマをすぐ決めないと「初回の車検に間に合わない」という異常な事態になっています。
これから、「クルマを少しでも長く乗ること」も意識していかねばならない時代ですから、このプログラムのように、定期的に内外装をリフレッシュできるメニューの提供はとても喜ばしいことと思います。
今後この方向性でさらにランナップを増やしていければ、ここ最近の「納車遅延」、「新車購入困難」問題の解決策の一つになる可能性があります。
価格がどれも現実的なのも良いですよね。
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