今回は、最期の無償点検ということで、ご褒美(?)として、化学合成油の「モービル1」(0W-30)をチョイスしました。
通常の純正オイルですと無償ですが、差額として「6,098円」の追加支払いとなりました。
もともとNX350hは、EV走行比率も高い車種なので静粛性は高い方ですが、エンジンが回った時のノイズはやはり通常の純正オイルより低減していることを感じます。ただ、LC500など純ガソリンエンジン車に比べると体感できる差は小さいと感じました。
やはりハイブリッドカーは通常の街なかではエンジンがいつかかったのかわからないぐらいスムーズになっていますから、エンジンオイルを交換してもそれほどの違いを感じる場面は少ないように思います。
ただし、上り坂道や高速道路での合流時など、エンジン回転数が4000rpmを超える部分などではエンジンノイズが低減していることは感じられます。
さて、その際に、「レクサスケアメンテナンスプログラム」変更に関する説明を受けました。
現在、SNS等でも一部話題になっていますが、いつのまにかレクサス公式webサイトでの、「レクサスケアメンテナンスプログラム」内容が改正されています。
▼レクサストータルケア レクサスケアメンテナンスプログラム
https://lexus.jp/total_care/maintenance/lcmp/
このように記載されています。
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2024年9月末までに登録完了する車両のサービス内容です。2024年10月1日以降に登録する車両については、
レクサス1ヶ月ケア、法定12ヶ月点検(12ヶ月)、法定12ヶ月点検(24ヶ月)のみが無償付帯されます。
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実際、多くのプレミアムブランドの輸入車でも点検が無料(車両価格に含まれている)ですが、ほとんどは「12ヶ月、24ヶ月」の法定点検が無料付帯というのが通常で、レクサスのように、「6ヶ月」、「18ヶ月」、「30ヶ月」といった時期での無料点検が含まれているケースは珍しいと思います。
レクサスの場合は、「6ヶ月毎の点検」ということで、顧客との接点を増やしたり、ディーラーでの「おもてなし」の機会を提供していたといえますが、すでにレクサスは年間「8万台〜9万台」を販売する、普通車に限れば「マツダ」や「スバル」と同規模のブランドに成長しましたので、増え続けるレクサスオーナーの一方、販売店のキャパシティは限られており、昨今のディーラーでの入庫待ちを解消する意味でも、無償付帯のレクサスケアメンテナンスプログラムの内容を縮小せざるを得なかったものと推測されます。
ただし、レクサス車については現時点では、年次改良による車両価格のアップ幅も最小限にとどまっていますし(LX600は大幅値上げの噂もありますが)、昨今の物価高の中、車両価格アップを抑えるためにも、「レクサスケアメンテナンスプログラム」の内容を縮小せざるを得なかったのかもしれません。
なお、レクサスケア・メンテナンスプログラムに関しては、実施の都度、メーカーサイドから販売店に整備見合いの金額が支払われていると推測されますが、それがなくなることはディーラーにとっては少なからず影響がありそうです。
レクサス販売店によっては、「6ヶ月」、「18ヶ月」、「30ヶ月」目の点検を有償パックとして販売や無償付帯するという戦略も出てくるかもしれませんね。
増え続けるレクサスオーナーですが、1年に1度しか点検の機会がなくなることは、レクサスディーラーとの接点が減ることにもなりますし、特に販売店舗が少ないエリアに居住の方にとっては、販売店への訪問機会が減ることにより、ロイヤルカスタマーの減少に繋がらないか心配ではあります。
いずれにせよ、変更は「2024年10月1日以降登録する車両」からとなりますので、新型レクサス「GX」や、レクサス「RX」(25MY)モデル、そして登場が待ち遠しい新型レクサス「ES」(ES350h等)など、今後の新型車については影響が発生しそうです。
普段から半年ごとにエンジンオイルを交換しているようなヘビーユーザー(特にV6/V8エンジン搭載車)にとってはオイル交換のコストがかかりますね・・・
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