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2020年05月30日
トヨタ・ヴェンザ公開! 新型ハリアーのリヤウィンカーはあそこと判明!
エンブレムがトヨタ・マークになったことから、北米での展開が確実視されていましたが、本日「新型ヴェンザ(Venza)」として発表されました。
北米のニュースリリースはこちら
https://pressroom.toyota.com/toyota-breaks-the-sameness-barrier-with-all-new-2021-venza-crossover/
日本でも多くの方がすでに予約されているようですが、ほぼ同一車種と思われるヴェンザの画像や海外動画から、新型ハリアーで疑問と思われていた、「リアウィンカー」の位置について判明しました。
ズバリ、事前の話題通り、バンパー下部のリフレクターのような部分がウィンカー、これは非常に珍しいですね!
トヨタ/レクサス陣営初の、レッドレンズを透過しての真一文字ウィンカーも期待したのですが、実現はなりませんでした。
さて、海外でさっそく公開された広報車両の動画や公式画像で、リヤウィンカー以外でもいくつか気になっ他部分を列挙してみました。
質感がもともと高いハリアー(ヴェンザ)ですが、新型もその質感の高さは引き継いでいるようで、触った感覚はわかりませんが写真や動画で見る限りはとてもいい感じですね。
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【YouTube】2021 TOYOTA VENZA – All-New Midsize SUV – Interior and Exterior Details/YouCar
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特にブラウン内装は質感が高く見えますね。
ドアトリムに施されたパイピング、そしてヘアラインのような加飾が施されたパワーウィンドウスイッチ。
運転席の全景ですが、当方には日本版ハリアーとの区別が付きません。
しかし、ステアリングの意匠・質感が悔やまれるところ・・・少し塗装や金属調加飾を加えるだけでグッと良くなると思うのですが。
助手席のグローブボックス周辺には、クリアブルーのイルミネーションが施されています。
トヨタブランドらしく、控えめな感じですがあるとないのでは印象が異なります。
ヘッドアップディスプレイ(HUD)の点灯具合も公開。
北米のニュースリリースでは「10インチ」( 10-inch color Head-Up Display)と発表。
10インチサイズといえば、新型カムリで採用されたものと同サイズで十分大きく、実用的なサイズです。サプライヤーはデンソーでしょうか。
ルームランプ周りも判明。
レクサスが2014年以降採用しているタッチセンサー式ではなく、物理的なスイッチを採用、さすがにここは差がつくところですね。
注目の「調光式ムーンルーフ」(北米では「Star Gaze Fixed Panoramic Glass Roof with Frost Control」)は右側に見えますね。
スターゲイザー・・・かっこいいネーミングですね。
レザーシートの質感もわかります。レザーシートのステッチやパーフォレーションの具合もいい感じですね。
ニュースリリーからはは高解像度のファイルが閲覧できるのでぜひチェックしてみてください。
シートヒーター/ベンチレーションの場所がさりげなく、かつ操作しやすい場所にありますね。デザインもいい感じです。
https://pressroom.toyota.com/toyota-breaks-the-sameness-barrier-with-all-new-2021-venza-crossover/
パワーシートのスイッチも判明。
樹脂感がありますが、特に問題はないと思います。仕上げは日本でのクラウンなどとも違うようです。
レクサスUXなどはエントリーモデルであるにもかかわらず、質感の高いスイッチを使用しているので、細かいところではありますが、このあたりはトヨタとレクサスブランドで差をつけているようですね。
分割式リヤシートの状態。
完全なフルフラットにはならないようですが、十分な積載性を保っているようです。流石に電動機構はないようですね。
それにしてもリヤビューはレクサス車かと思うぐらいスタイリッシュなデザインですね!
ナンバーライセンスランプもLEDタイプであることがわかります。
また、日本のハリアーでは最上級の「Z」のみ、見栄えのよいロングタイプのハイマウントストップランプが装備されるようです。
また、北米のニュースリリースでは、ヴェンザには「PED(Predictive Efficient Drive )というシステムが搭載されていることが判明。
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PED uses the navigation system operation to analyze driving habits and memorize road and traffic conditions to help optimize hybrid battery charging
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ナビゲーションシステムを用いて運転者の運転スタイル、交通状況を分析し、リチウムイオンバッテリーへの充電を最適化するという仕様の模様で、レクサスUXに搭載されていた「先読みエコドライブ(先読みSOC (State Of Charge) 制御)と類似のシステムのように思います。
日本版・新型ハリアーでの搭載有無が気になるところです。
そして、トヨタの最近のモデルにはもれなく搭載されている、「アクティブコーナリングアシスト(ACA)」の搭載も確認できました。
背の高いSUVですが、ある程度のワインディング走行も気持ちよくこなしてくれそうです。
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Venza’s handling is bolstered by an electronically controlled brake system featuring Active Cornering Assist (ACA), which engages the stability control to reduce understeer in certain cornering situations.
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北米:ヴェンザと日本の新型ハリアー、必ずしも同一とは限りませんが、概ね仕様や見栄えなどは同一に近いものがあると思いますので随分イメージが湧きますね・・・さてあとは日本の正式発表を待つばかりでしょうか。
クルマが売りづらい/買いづらい状況下ではありますが、ヒットの予感がしますね!
2020年05月26日
レクサス各モデル、オートライト義務化によるライトスイッチを順次変更?
具体的には、レバーや(またはスイッチ)でヘッドライトを「OFF」もしくは「スモールライト」の位置に動かしてもスイッチが固定されることなく自動的に「AUTO」に戻り、車が走行している状態だと、周囲の明るさに応じ、ライトが点灯する仕組みのようです。
すでに「Mazda3」、「CX-30」、「N-WGN」、「ルークス/ekスペース」などの量販車種で新型のライトスイッチが導入され話題を呼んでいましたが、
レクサス車においてはライトスイッチの初期位置が「AUTO」で、かつ現行車は全車種「LEDデイライト機能」が搭載されていますので、わざわざ「OFF」でライトを消灯しながら走行する人はほとんど見かけませんが、確かに薄暗いときでもヘッドライトを点灯しないまま走行する車はしばしばみかけますね。
なお、継続生産車は「2021年10月から義務化」ということで、まだ1年半の猶予がありますが、レクサス陣営においては、2020年4月以降、年次改良のタイミングで対応を行っていく模様。
まず、最初の対応車は「LC500/500h」(LCコンバーチブル含む)になりそうです。
「オートマチックハイビームシステム(AHB)」をオンにする際、レバーを奥側(前方側)に倒さなくても、レバーの先端のスイッチボタンを押下することで有効になる改良が行われるようです。2020年モデルまではレバーを前方に倒しつつ、レバーの先端にあるハイビームスイッチをオンにしておく必要がありました。
オートライト義務化によるスイッチの換装は、その後年次改良が実施される「NX」、「RX」、「CT」、「ES」、「LX」などでも実施されるようです。
なお、8月に生産が終了する「GS/GSF」および今秋にマイナーチェンジが予定されている「IS」および「LS」に関してはマイナーチェンジ時に実施する見込み。「UX」に関しては年末に「UX300e」が追加されますので、その際に対応が行われる模様です。
レクサス陣営のスイッチの詳細な動作条件の詳細はまだ不明ですが、個人的には、「前進入庫のタワーパーキング」で駐車することが多く、この場合真正面に位置した「ミラー」を見ながら駐車するため、ヘッドライトを「スモール」にして照度を落としながら入庫するのですが、その際に自動的にヘッドライトがフル点灯しないような制御だといいのですが・・・
(クリープ走行程度のスピードでも強制的にヘッドライトがONになると、正面のミラーにヘッドライトが反射し、眩しくて駐車が困難なため)
また、駐車環境によっては、ライトをOFF(もしくはスモールランプに切り替え)しないと周囲に迷惑、というシチュエーションとなることも考えられますので、(自動的にライトがONになる)「速度の条件」はぜひ設けてほしいと思いますが、どうなるでしょうか・・・
2020年05月25日
レクサスGS モデル廃止 〜 2012年発売当時を振り返ってみました
日本市場における第2世代目のレクサスGSには2012年1月に発売。
「品質やサービスはいい。しかし退屈だ、つまらない」と評される多かったレクサスのイメージを刷新するため開発された「GS」ですが、なんといっても「スピンドル・グリル」を本格採用したことが最大の功績と思います。
まずは2011年4月に開催された「2011ニューヨーク・インターナショナル・オートショー」で、コンセプトカー「LF-Gh」が公開。
ダース・ベイダーやプレデター顔とも言われましたが、そのデザインは大変な衝撃を呼びました。
2011年8月、「ペブルビーチ・コンクール・デレガンス」で初披露されたGSは多少現実的なデザインになりましたが、新たなデザインを感じさせ、レクサス第2世代の方向性を象徴するものでした。
https://lexus.jp/news/eventreport/gs2011/
しかし、このGS発表会の夜、ジャーナリストを迎えての懇親会で「ペブルビーチの悔しい想い」と言われる出来事が発生します。
ペブルビーチの出来事については以下の記事や「THE PRIDE LEXUS LC500/LC500h」で読むことができます。
(このときのGS開発担当に、その後レクサスLCの開発主査、そして2020年5月現在、レクサスインターナショナルのトップ、佐藤恒治氏がいらっしゃったというのもまた運命的な出来事に思います)
▼Gazoo.com
https://gazoo.com/article/keyperson/170316.html
▼THE PRIDE LEXUS LC (楽天)
このGS発表会の直後から、レクサス「第3世代」に向けた動きがスタートするきっかけとなり、6年後にはレクサスLCが発売、9年後、レクサスGSはフルモデルチェンジが行われることなく、レクサスラインナップから姿を消すことになってしまったのは感慨深いものがあります。
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さて、逆風の中発売された「GS」ですが、レクサスの第2世代の先発かつプレミアムクラスモデルということで、新装備が数多く投入されています。
■12.3インチ大画面モニター
当時、量産車「世界最大」サイズのワイドモニターを備えたのは衝撃でした。
そこからすでにかなりの年月が経過しますが、未だにこのサイズを超える大きさのスクリーンはほとんどありません(ツインモニターなどは存在しますが・・・)
また、大型モニターの採用とあわせ、「水平基調」のひろ上がり感あるインテリアを採用するようになっています。
■アナログクロック
レクサスブランドの象徴と言える、アナログクロックを搭載。(CT200hには未搭載)
■ドライブセレクトモードスイッチ
第2世代レクサスではおなじみとなった、パワートレーン/トランスミッション/エアコン/サスペンションなどを統合制御するドライブセレクトモードスイッチが物理的に装備されました。第3世代では、メーターパネル横に移設されましたが、第2世代のようにセンターコンソールの近辺にある方が使いやすい、という声も多いですよね。
■LDH(レクサスダイナミックハンドリングシステム)
レクサスの切り札とされた4輪操舵(かつての「4WS」)を採用。
後輪の切れ角を最大2度変動させることで最小回転半径を20〜30cmほど短縮する効果もあり、都心部の狭小道路でも駐車がしやすいというメリットも。従来の4WSに比べ違和感は大幅に低減したものので、やはり自分が想像している以上の以上に内側に入る感覚があり、違和感を覚える方も多いようで、その後IS350,RC350,LC,LSなどにも採用されますが未だに「違和感」という表現が聞かれるので、評価が難しいデバイスでもあります。
レクサス第2世代では「LDH」の積極的な進化が期待されましたが、2020年現在も採用はごく一部の車種に留まるほか、FRモデルへの装備に限られるため、現在のレクサスの売れ筋モデルでは見かけることがないのが残念です。
■レクサス専用プラットホームの開発
従来はクラウンやISなどと共有していましたが、専用プラットホームを採用したことにより、GS450h/GS300hでも大容量のトランクスペースを確保したほか、ボディ剛性も大幅に強化(ガソリンモデルで、ねじり剛性+14%とのこと)
しかしながら、2012年当時、ライバルである欧州車ではこのクラスでは珍しくなくなっていた以下の装備がないなど、当初から「出遅れ感」はありました。これらがリーマン・ショックでの開発研究費の削減なのかもしれません。
■モーメンタリー式ターン&ワイパースイッチの採用
操作後に必ず中立に戻る電気式のレバーを採用。慣れれば「ガチャ」という音がせず非常にスマートに操作できるが、ウィンカーの戻し方に不慣れなユーザーからの声が多かったのか第3世代レクサスでは不採用、従来どおりの「ガチャ」音が目立つアナログ式に回帰。個人的には残念です。
■電動パーキングブレーキ/ブレーキホールド採用
欧州車では当たり前の装備となりつつあった電動パーキングブレーキ/ブレーキホールドを採用。全車速追従式のレーダークルーズコントロール機能とあわせ、高価格帯にみあった快適さを提供していました。
当時の日本車では珍しい装備でしたが、おかげでなんとかモデル末期までなんとか商品力を保てたといえるでしょう。
■ソニックシルバーの開発
第2世代GSを象徴するカラーとして、「ソニックシルバー」を開発。アルミフレークを平らに並べる新技術で、金属感が大変強い高品質な塗装です。最近のボディカラーではシルバー人気が激減しており、見かける頻度は減りましたが大変美しい高級車に見合ったボディカラーと思います。
■ブレーキシステムに2ピース式ローター、高摩擦パッド採用
ローター部分とハット部分を分割し、熱変形の抑制、耐フェード製を向上させた、当時世界初の技術を採用、ハット部分はアルミ化し、ばね下重量の軽量化にも寄与。
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しかし2012年に発売した「GS」は一方で発売当時からすでに「時代遅れでは?」と思われる部分も見受けられました。
当時いくつかのメディアでは指摘されているものもありますが、当方が感じたのは具体的には以下の部分です。
後に改善されたものもありますが、この時点からすでにライバルの欧州車との差が出始めていたときで、特にアクティブセーフティ機能に関しては、レクサスはもともと幅広い車種でメーカーオプション設定を行っていましたので、この時「標準装備化」していれば流れは変わっていたのではと思うのですが、それは2015年「Lexus Safety System+」の登場まで待たねばなりませんでした。
■トランスミッションが「6AT」(※後に8ATを採用)
■ガソリンモデルにアイドリングストップ機能設定なし
■LEDターンシグナルランプ(ウィンカー)不採用(※MCで採用)
■ブラインドスポットモニター[BSM]の設定なし(※後に単品MOP採用)
■駆動用バッテリーにリチウムイオン電池不採用
■シンプルかつ一般的な2眼式アナログスピードメーター(オプティトロン)の採用
■むき出しのスイッチ類が非常に多く、意匠も平凡
■先進安全装備がすべてオプション(※MCでLexus Safety System+を採用)
しかし、「ナイトビュー」、「ドライバーモニター式プリクラッシュセーフティシステム」はその後ブラッシュアップされることなく、廃止されたのは残念ですね・・・
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さて、レクサスGSオーナーの中には、アリストの流れから初代「GS」に乗り換えされされた方も多くいらっしゃいましたと記憶しています。
あえてセルシオではなく、個性的な「アリスト」を選択され、そしてその流れを受け継ぎレクサス開業時に「GS」を選択。
しかし、残念ながら「レクサスGSのすべて」によるとレクサスGSの販売台数は期待通りにはいかなかったようです。
反省を活かし、居住性の拡大、積載力の向上など、欧州車としっかり対抗できるモデルを目指し、セダンとしての基本性能を確立することをめざし、あえて「王道のセダン」を追求した第2世代レクサスGSですが、それと引き換え、アリスト時代からの個性が失われ、フォーマル感がでてしまった第2世代「GS」への食指が動かなかった方も多いようで、当時の「アリスト → 初代GS」イメージが断絶した第2世代GSに乗り換えされた方は私の知る範囲ではかなり減少した印象でした。
また、リーマン・ショック後、ほどなくして日本では「アウディ」ブームが巻き起こりました。(今となっては信じられませんね・・・)
かくいう私もこの時代はアウディの先進的なデザインと先進安全装備の多くがフル装備された安心感に魅了され、「アウディ/A7」を選択しましたが、周囲のレクサスオーナーもレクサスのセダン(IS・GS・LS)から、他のブランドへ乗り換えされる方が増えた時期でした。
レクサスには第2世代「GS」」発売以前に、レクサス「HS250h」やレクサス「CT200h」を発売し、新たなユーザを獲得。
SUVモデルである「RX」の人気も定着していましたが、従来のFR系プレミアムセダン愛好家の方を魅了するようなモデルに欠いていた時代でした。
当時、流行していた4ドアクーペ(メルセデスCLS、BMW6シリーズ、アウディA5、A7)やセダンから派生した「ワゴン」や「シューティングブレーク」といった派生ラインナップをもっておらず、すでにこの時、レクサス・セダンから他ブランドへの流出が始まっていたように思います。
そんな中、レクサスは王道のセダン、「第2世代目のGS」を満を持して発売するに至りました。
レクサスGSの販売が好調であれば、そこからの派生モデルも検討していた・・・というニュアンスも「新型LEXUS GSのすべて」の開発陣からのコメントから伺えることができますが、それが叶うことはありませんでした。
現時点での唯一の望みは、2020年末に発売が予定されている「トヨタ・MIRAI」の発売でしょうか。
新型MIURAIはTNGA「GA-L」プラットホームを使用したFR車ですが、販売数もそれほど期待できないでしょうから、兄弟車の開発が期待されることろですので、価格的にもレクサスGSの後継モデルがあるのであれば、電動化時代の2025年頃までには復活の可能性はあるのではないでしょうか?
2020年05月22日
北米 レクサスLC500/LC500h 2021年モデル画像チェック!
https://www.lexus.com/models/LC
公式サイトでは一足先に内容を確認することができますが、2021年モデルでは目に見える部分での変更は少ないため違いと言っても極わずかのようです。
■新ボディカラー Cadmium Orange(日本名:ブレージングカーネリアンコントラストレイヤリング〈4Y1〉)
UX、NXで採用済のカラーで、LCでは希少なボディカラーとなりそうですが、イメージが湧きますね!
■新内装カラー Circuit Red (日本名:フレアレッド)
センターコンソールと、運転席側PWスイッチ周りのカラーは「ダークローズ」のままで2トーンカラーとなっているようです。
なお、既報のとおり、日本専用カラー(?)「ブラック×オレンジ」は存在しません。
■新ホイール 20-in staggered-width 10-spoke forged alloy wheels with Dark Graphite finish
20インチ鍛造アルミ(ダークプレミアムメタリック塗装)
ようやく色合いが明らかになりました。デザインは変更なく、カラーリングの変更のみ。
従来のギンギラギンな色合いから落ち着きが出てきましたね。
ただ、せっかくの鍛造ホイールなのにこのカラーだと鋳造ホイールっぽく見えてしまう感じがします。実物で質感をチェックしたいところ。
■単品メーカーオプション Carbon fiber door scuff plates(カーボンスカッフプレート)
北米ではオプション扱いですが、わずか600ドル・・・これは安いですね。
日本では片側で11万円ほどしたと思います。
また、日本にはない「イルミネーションスカッフプレート」もラインナップされています。
日本仕様に関しては、少し前に動画でまとめていますのでご参考になれば幸いです。(一部未確定情報もあります)
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【YouTube】LEXUS LC500/LC500h 2021年モデル改良内容&価格まとめ
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さて、レクサスLC500コンバーチブル「Stractural Blue」に関してはレクサスオーナー向けの事前商談の予約受付が「5月20日で完了しました。」
次は一般枠「20台」が準備されているようですが、アナウンスは正式発売後ですかね・・・
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【YouTube】LC500 Convertibleプレカタログ解説&限定車申込み方法
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2020年05月19日
新型ハリアー 走行動画公開! リアウィンカー位置が話題?
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【YouTube】【ハリアー】走行性能ムービー/トヨタチャンネル
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注目なのが、フロントウィンカーを含む走行中ライトの点灯状態がわかるということ。
そういえば、レクサス「UX」やマイナーチェンジ版「NX」でも「どこが光るのか?」、「シーケンシャルウィンカーはあるのか?」と話題に事欠きませんでしたね。こういう細かい部分について話題となるのは人気車の証といえますね!
新型ハリアーの「フロントウィンカー」は、クリアランスランプと同形状に光るタイプで、2箇所が光るのはトヨタ/レクサス系では初めてですね。
トヨタブランドとしては珍しく、「つぶつぶ感のない」シームレス感じでレクサス車のように設計コストをかけた仕様のようです。
また、動画ではウィンカーはシーケンシャルタイプ(いわゆる流れるウィンカー)ではないことがわかります。
それにしてもレクサスもそうですが、「流れる/流れない」がまちまちなのはブランドとしてバラバラ感がありますね・・・
新型ハリアーの「テールランプ」についても注目です。
ブレーキ時に光る部分は思いのほか、小さいです。
ハイマウントストップランプの方が遥かに目立つ印象です。
さてさて、残るは「リアウィンカー」
シーケンシャルではないのは確定ですが、果たしてどこが光るのでしょうか?
順当にいけば、真一文字の部分ですが、よく見ると、真っ赤なレンズ・・・
現在の技術では、レッドのレンズを透過してオレンジ/イエローのLEDを光らすことは難しいでしょう。(社外品では存在するとの情報をいただきました)
ウィンカーの位置に関しては、「道路運送車両の保安基準の細目を定める告示第137条4の五」により、「下縁の高さが地 上 0.35m 以上となるように取り付けられていること」」ということが定められているようです。
新型ハリアーに関しては、SUVモデルということもあり、地上35cm以上?と思われる部分に「クリアな横長リフレクタ」らしいものがありますので、この部分が光る、という可能性はありそうです。
しかし、こんな低い場所にウィンカーが設置されるのは初めてですよね・・・もしかするとローダウンすると法に抵触したりして?
2.0LガソリンエンジンモデルのFF・ベース仕様が「299万円」という衝撃価格で登場する新型ハリアー、ライティングの面でも話題を呼びそうですね!!
2020年05月16日
車載用プラズマクラスターNEXT導入レビュー!(シャープ 「IG-MX15」同等品)
https://jp.sharp/pcig/products/igmx15/
「IG-MX15」は、イオン発生機で初めて「プラズマクラスターNEXT」を搭載した製品で、従来モデルよりイオン濃度が濃くなっており、消臭速度のアップ、30〜40歳代特有の「体臭」を消臭する効果の追加など、従来製品から大きく進化しています。(なお、レクサス車には標準でパナソニック製の「nanoe(ナノイー)放出機能が搭載されていますが、類似機能といえます)
しかし、実はこの「IG-MX15」とほぼ同等製品が、デンソー(DENSO)から発売されていることはあまり知られていません。
今回、「IG-MX15」と同等品のデンソー「PCDND」を購入しましたので今まで使用していた2016年モデル「PCDNT」と「動作音」を中心に比較してみたいと思います。(2016年発売モデル「PCDNT」も、シャープが製造)
動作音がうるさいと使う気になれませんし、店頭ではチェックしずらいと思いますので、購入を検討されている方のご参考になれば幸いです。
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【YouTube】車載用プラズマクラスターNEXT(シャープ IG-MX15)同等品 旧モデルと動作音などチェック!
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欠点といえば、カップホルダー用なので場所を専有してしまうということでしょうか・・・
セダンやSUVモデルであれば後席のカップホルダーに設置するのも有効と思いますが、「お肌」などへの効果も考慮すると前席への設置が望ましいですね。
このようなイオン発生機は目に見えないものですし、効果もひとぞれぞれと思いますが、2016年モデルと比べて次の点が進化していると感じました。
・常用する「静音モード」の動作音が小さい(約18db、前モデルより▲1db)
・ダークめっき調の加飾が安っぽさを感じさせない
・従来モデルより30〜40歳代の体臭消臭効果がプラス
PCDND(2020年モデル)は、ホワイトとブラックの2種類あります。
デンソーモデルなので、自動車関連業者、オートバックス等のカー用品店および楽天等のネット通販で販売しています。
価格は2020年5月現在 ネット通販の安いところで「14000円」、ポイントを考慮すると13000円程度。
▼楽天 PCDND-B(ブラック) 14000円前後+ポイント
▼楽天 PCDND-W(ホワイト)14000円前後+ポイント
▼Amazon PCDND-B(ブラック) 15000円前後(ちょっと高い?)
デンソー 車載用プラズマクラスターイオン発生機 PCDND-B 車内消臭 ブラック 新品価格 |
▼ヤフーショッピング PCDND-B(ブラック) 14000円前後+ポイント
https://store.shopping.yahoo.co.jp/santecdirect/pcdnd-b.html?sc_i=shp_pc_search_itemlist_shsrg_title
▼ヤフーショッピング PCDND-W(ホワイト) 14000円前後+ポイント
https://store.shopping.yahoo.co.jp/santecdirect/pcdnd-w.html?sc_i=shp_pc_search_itemlist_shsrg_title
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2020年5月時点では、シャープの「IG-MX15」が「納期未定、実勢価格が16500円+ポイント10%」
一方、デンソーの「PCDND」が「即納、実勢価格14000円+ポイント」と言う感じなので以下の相違点を考慮してもデンソー「PCDND」を選択する価値はあると思います。
【相違点】
「若干のデザイン違い」(切り替えボタンの位置、動作ランプの場所、形状)
「ロゴ」(SHARP と DENSO)
「ターボプラス」で25分間運転したあと中になる「おまかせ」モードの有無(デンソー「PCDND」にはこのモードはない)
2020年05月15日
レクサス UX300e 中国版 カタログをチェック!
レクサス初のEV車「UX300e」が中国市場で発売されたので、早速web上のパンフレットでチェックしてみました。
http://www.lexus.com.cn/models/ux_300e
既存の「UX250h」との違いはおおむね以下の通りのようです。
■動力性能
・0〜100km/h加速時間 8.5秒 → 7.5秒
・最高時速 177km/h → 160km/h
EV特有の加速の速さを活かし、UX250hよりも1秒ほど短縮。実用では全く困らない性能です。
最高速度はスペック上、物足りなさを感じるところですのでサーキット走行は不可ですね(日本市場はどうなるのでしょうか?)
■駆動方式
・前輪駆動(FF)のみ
・最小回転半径 5.2M → 5.2M
予想通りですが、FF方式のみでAWDの設定はないのが残念。ぜひAWDの設定もほしいところです。
■ホイール・タイヤサイズ
・17インチ専用エアロホイール&215/60R17タイヤ のみ
EV車の性格を考えると航続可能距離に影響する大口径のホイール&ワイドタイヤを装着することは難しそうですが、軽量な鍛造ホイールへ換装するとどうなるんでしょうね。
■構造
・空気抵抗係数(Cd)0.33 → 0.31
専用ホイールのおかげか、空力性能はアップ。
■車両重量
・車両重量 1585kg前後 → 1800kg
54.3kWhの大容量のリチウムイオンバッテリーを搭載し、約215kgほど重くなっているようです。このことが低重心やボディ剛性強化につながっているとのことです。
■トランク容量
・225〜264L(グレードにより異なる) →314〜316L
トランク容量が拡大されているため、UX200の2021モデルと同様、アンダーデッキ仕様になっているものと思われます。
UX200のラゲージサイズは、特別仕様車で確認済なので参考にしてください。おそらくこの程度のサイズは確保されているものと思われます。
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【YouTube動画】レクサス UX200 特別仕様車”Blue Edition” ラゲージ拡大が魅力?
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■専用インテリア
・4段階切り替えパドルシフト(エネルギー回収システム)
・専用本革シフトノブ
・専用メーター
数少ない差別化要素です。中国市場ではナビサイズは7インチのようですが、日本では当然ながら10.3インチが採用されると思われます。RXのように早期タッチ化を求める声も出てきそうですね。
■専用快適装備
・後席シートヒーター(L-tex)
L-texですが、前席にも「ベンチレーション機能」を有するなど高級志向のようです。(しかしなぜか「本革」の設定はありませんん。これは”EV”ということであえて人工的な素材を使用し、環境に配慮しているのでしょうか?)
■新コネクティッドサービス
スマートフォンを活用した新コネクティッドサービスを提供。充電残量の管理や乗車前のエアコンONや霜取りなど。
これを気に他のレクサス車でのコネクティッドサービスも飛躍的に向上すればいいのですが・・・
■ボディカラー
5色と大幅に減少し、「UX300e」専用色は現時点ではない模様。
あくまでパワートレーンを追加、というもので特別感を出すモデルではないのでしょうね。
・ソニッククォーツ<085>
・ソニックチタニウム<1J7>
・ブレージングカーネリアンコントラストレイヤリング<4Y1>
・テレーンカーキマイカメタリック<6X4>
・セレスティアルブルーガラスフレーク<8Y6>
■インテリアカラー
発売時点では、いわゆる"version.L"や”F SPORT”が存在しないため、シート素材はすべてノーマルシートかつ人工皮革の「L-tex」の模様。カラーリングは3色。専用のインテリアカラーはなし。なお、インストルメントパネルの素材はすべて「和紙調」を採用。
・ブラック
・オーカー
・コバルト
なお、UX300eのチーフエンジニアの方のインタビューが公開されています。
新たな情報としては、「シートヒーターを活用したEVならではの新たな空調システムの活用」について言及されています。EV車ではエアコンのON-OFFによる航続可能距離に大きな影響を及ぼすので、これを軽減するシステムなのでしょうか?
▼【YouTube】Interview with Lexus Chief Engineer Watanbe/Lexus Enthusiast
2020年05月12日
LEXUS NX(NX300h/NX300) 2021年モデル登場予定!
NXは2017年9月にマイナーチェンジを実施、「先進安全装備”LSS+”(Lexus Safety System+)を標準装備するとともに、アダプティブハイビームシステム(AHS)を取り入れましたが、その後もレクサスの中でも珍しく、2019年4月の年次改良でハードウェアの換装を伴う、”LSS+"のアップデートを行った数少ない車種です。
・昼間の自転車運転者や夜間の歩行者も検知可能な「プリクラッシュセーフティ」のレベルアップ
・車線内中央を走行できるよう操舵を支援する「レーントレーシングアシスト(LTA)」
・カメラで主要な道路標識を読み取り、メーターとヘッドアップディスプレイ内に表示する「ロードサインアシスト(RSA)」
・先行車の発進をメーターとヘッドアップディスプレイ内での表示とブザーで知らせる「先行車発進告知機能(TMN)」
レクサスCT、IS、RC、GS、LX、LC、RCF、GSFについてはこのレベルアップは2020年5月時点で未だに行われていませんから、NXの優遇ぶりがわかります。
また、コーナリング時のアンダーステアを抑制する「アクティブコーナリングアシスト(ACA)」を標準装備。
内装においても新カラーを取り入れるなど、積極的な改良を施しています。
NXのデビューは2014年で、2017年にマイナーチェンジを実施し、すでに商品としては熟成されており、2021年のフルモデルチェンジに向け、残す改良点はかなり限られるものと思われますが、2021年モデルにおいては、日々の駐停車において有用な「パーキングサポートブレーキ」(インテリジェントクリアランスソナー)が標準装備される見込みです。(税込み:28,600円)
比較的安価で装着率が高いオプションですが、標準装備とオプションでは意味合いが異なりますので、今回の標準化は、さらに安全でぶつかりにくい車に向けた良い改良と思います。
また、2019年8月、RXマイナーチェンジで導入が開始された、「Apple Car Play/AndroidAuto/SmartDeviceLink」への対応も実施される見込み。こういった動きを見ると「売れる」車への対応は実に素早いですね。
これらの装備のアップデートに伴い、価格はおそらく数万円(2〜3万円前後)価格アップすることが見込まれます。
また、NX300“Bronze Edition”に代わり、NX300,NX300hともに、「特別仕様車」が投入される見込みです。
「新型ハリアー」や「RAV4(PHV)」との競合や、NXシリーズ自体がモデル末期に差し掛かり、販売促進の面が強いと思われますが、今年のレクサスは特別仕様車が満載となりそうです。
装備詳細は不明ですが、今までのNXの特別仕様車を見る限り、「I Package」ベースでお買い得感の強い内容となることが期待されます。
夏ですので、爽やかな「ブルー色」の差し色がはいった内装や、シートには夏場のムレ感を低減する「ベンチレーション機能」が含まれることが期待されます。
なお、コロナウイルス感染症を契機として、とにかく新車が売れないこの時期ですが、実用性の高いSUV車の中古車市場については「車の買取価格が上昇している」との情報がSNS上でちらほら報告されています。(正式なニュースリリースは出ていませんが、工場の稼働率の問題で、納期遅延が発生しているのかもしれません。)
レクサスのSUVモデル(LX、RX、NX、UX)においてはもともとリセールバリューが高いことで知られていますが、買取価格がどれほどの水準にあるのか確かめてみるのも良いかもしれませんね。(緊急事態宣言開けたら当方もやります!価格下落を直視するのは怖いですが・・・)
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2020年05月11日
ユピテル 小型レーザー探知機「LS10」発売!
この「LS10」手持ちのユピテル製レーダー探知機と組み合わせることにより、2019年春に発売したレーダー探知機の「光オービス」(レーザー式オービス)の探知・警告機能が追加されるようで、なかなかおもしろいアイテムです。(逆に言えば、LS300、LS310、A350α、A360α、WR70、GS103、GS203、Z100L、Z110L、Z200Lなど2019年に発売されたレーダー探知機を使用しているユーザは購入する必要がない?)
【追記】
2019年春に発売された、初代レーザー探知機「LS300、GS103、A350α、WR70、Z100L」に組み合わせることにより、レーザー探知部分に関しては、2019年後期モデルの「LS310、GS203、A360α、Z110L、Z200L」といった、「エスフェリックレンズ採用モデル」と同等の性能にアップグレードすることが期待できそうです。とはいえ、Z10Lで検知した警告情報は音声のみで、レーダー探知機本体には画像表示できないようですのでそこは注意!
なお、エスフェリックレンズの「最大3倍」という表現は過剰では?という声もSNSやレビューサイトではしばしばみかけますので過剰な期待は禁物ですが、少なくとも感知能力が2019年春モデルよりもアップすることは期待できそうです。
なお、LS10は「宙吊り」ができることにより、直線的に照射されるレーザーが検知しやすくなるという恩恵がありそうです。なお、仮に2019年春モデルに接続した場合は、レーザーが警告が2重で行われることになるので煩わしさはあるかもしれません。(レーダー探知機の方の警告をOFFにするとモニターでの表示はされなくなるのがデメリット?)
また、単品での利用も可能ということで、特に「宙吊り」にすると省スペースですし、レーザーも受信しやすくなるので、これはなかなかいいかも。
ただし、GPSデータは収録されていないのでこれ単体だけでは固定のオービスやNシステムなどの情報は取得できません。
このモデル、特筆すべきは価格が安いこと。
なんと、発売したばかりにもかかわらず、約7500円〜7700円前後。ポイント制度をうまく組み合わせれば結構安価ですね。
▼楽天(スルガオンライン) 「LS10」
▼Amazon 「LS10」
ユピテル レーザー探知機 LS10 日本製 3年保証 エスフェリックレンズ搭載 LED警告 ボイス警報 宙吊り取付ステー付属 電源分岐ケーブル付属 Yupiteru 新品価格 |
▼ヤフーショッピング(Paypayモール)
【新商品】ユピテル レーザー探知機 LS10 レーザー式オービス受信対応
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なお、レーダー探知機自体をお持ちで無い方は「ユピテル公式」が楽天市場とヤフーショッピングで2019年春モデルの「A350α」を「19800円」の激安セール中。
A350αは説明書がなく(公式サイトからダウンロード可)、簡易包装タイプですが、発売当時は「32800円程度」でしたからかなり安くなりました。
ただし、A350α系は、当方も使用していますが、不必要な警報(誤報)が多いこと、進行方向以外のオービスも警告する傾向があるのが難点です。(後継機種の「A360α、LS310、GS203」などは2020年4月末現在、まだ32000円〜35000円程度と高価)
このモデルを購入し、ダッシュボード近辺に設置し、今回新発売の「LS10」を宙吊りで車両のフロントガラス上部に宙吊りすれば、実質的に2019年後期モデルの「A360α、LS310、GS203、Z110L、Z200L」とレーザー部分に関しては(LS10で受信した部分は音声警告のみですが)同等のスペックになることも期待できそうですね。
■PayPayモール(ヤフーショッピング) A360α
https://paypaymall.yahoo.co.jp/store/trim/item/10936/?sc_i=shp_pc_search_itemlist_shsrg_title
ユピテル社のレーダー探知機の新品価格の下限は概ね「19800円〜16800円」の範囲ですから、ほぼ底値といえると思います。
とはいえ、2020年春モデルの発表も楽しみではあります。個人的にはそろそろ大画面・高解像度モデルを発売して欲しいところですが・・・
2020年05月07日
LEXUS RX(RX450h/RX300) 2021年モデル登場予定!
「ブレードスキャン式AHS」、ショックアブソーバーに「フリクションコントロールダンパー」、タッチ操作可能となった12.3インチワイドスクリーンの採用、Apple Car Play/AndroidAuto等のとの連動機能など、当時としては最先端の装備・技術がいくつも導入されました。
さて、マイナーチェンジ版RXの発売から約1年が経過しようとしていますが、いわゆる「2021年モデル」に関しては、ごく小変更にとどまる予定です。
現時点で判明しているのは、RX450hシリーズに「アクセサリーコンセント (AC100V・1500W )」の採用が決まったようです。
アクセサリーコンセントは、トヨタ・レクサスのハイブリッドカーの多くにオプション採用されていますが、なぜか現行の「RX450h」には採用されていませんでしたが、レクサスUX、NXなどでは採用されていますから、RXへの採用は待望という方もいらっしゃるでしょう。
最近は様々な災害が発生するケースが増えていますので、停電時など1500Wまでの電源の供給が可能となるアクセサリーコンセントは、戸建住宅と敷地内に駐車スペースがある方であれば非常に心強いのではないでしょうか。
なお、その他、ブッシュ類の変更、ステアリングフィールの改善も行われるかもしれませんが、現行RXでさらなる改善といえば、先進安全装備「LSS+A」相当のアップグレード、「OTA」対応ぐらいですから完成度はかなり高いといえるでしょう。
2021年モデルの価格はまだ不明ですが、RXは昨年すでに価格の端数調整を実施済ですので価格据え置きではないでしょうか。
2020年05月06日
LC500 Convertible プレカタログ解説&特別仕様車!
オーダーが開始されたレクサスの新型車「LC500 Convertible」(コンバーチブル)
先般配布開始された「プレカタログ」の私的解説と、特別仕様車”Strucural Blue"の申込み方法について動画で長々と解説しています。ご興味のある方は視聴いただければ幸いです。
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【Youtube】LC500 Convertibleプレカタログ解説&限定車申込み方法
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一部の販売店では、特別仕様車”Strucural Blue"の案内を実施しているようですね。
とにかく内外装ともにスペシャルな特別仕様車ですが、一番の注意点はその台数の少なさ。
レクサスオーナー(LCオーナー限定ではありませんでした)枠が「40台」、その後、一般オーダー枠が「20台」の合計「60台」という狭き門です。
しかし、諸税込みで「1700万円」を超える強烈な価格にもかかわらず、2020年4月26日時点で、すでにレクサスオーナー枠の倍近い台数の「商談申込書」が提出されているということですから、すでに抽選は確定。いやはや、すごいですね・・・
ニュースリリースの際には、レクサスオーナー枠は「完売」という形の報道になるんでしょうね〜
申し込まれる方の当選を祈念しております!
※現時点で判明している特別仕様車の仕様も上記動画で解説しています。(25分頃〜)
2020年05月04日
マガジンX レクサスBX(?) & レクサスLSマイナー顔のスクープ!
ニューモデルマガジンX 2020年6号では、レクサス関係のスクープ情報が2つ掲載されています。
https://www.mag-x.com
1つ目は、先日公開された「ヤリスCROSS」のレクサス版、紙面では「レクサスBX」と呼称されているもの。
UXよりもさらに小型の「GA-B」プラットフォームを使用する、レクサス最小のコンパクト&エントリーモデルになると思われますが、そのテスト車両のスパイショットと思われるものが掲載されています。
ヤリスCROSSの内装はだいぶそっけない仕様になっていますから、レクサス版「BX」での進化に期待したいところ。
もう1つは、2020年10月ごろにマイナーチェンジ予定の「レクサスLS(LS500/LS500h)」のスパイショット。
このヘッドライト&フロントまわりのスクープ写真が掲載されています。現行のLSと違い、ヘッドライトの上部がデイライトランプになっている模様。テールランプも大きく変更されるようで前後イメージが大きく変わりそうです。
なお、記事では「LS600h」や2.4L直4ターボの「LS350」、「LS350h」の登場も示唆されていますが、2020年10月ごろのマイナーチェンジではパワートレーンの変更はない見込みですので、あるとしても2021年以降の追加モデルと思われます。
しかし、昨今のコロナウイルス感染症の影響を受け、今秋を予定している、レクサスLS、レクサスISのお披露目・発表も延期される可能性が高そうですね。
東京オリンピックの開催延期ということもありますので、今年のレクサスのニューモデルは「LC500コンバーチブル」のみになる可能性も高そうです。
2020年05月02日
ありがとう「GS」ついに生産終了(公式発表)&“Eternal Touring”追加装備をチェック!
当ブログでも何度も取り上げたレクサスの基幹セダン「GS」がついに2020年8月をもって生産終了の公式アナウンス、そして特別仕様車“Eternal Touring”が6月1日に発売されることもアナウンスされました。いずれもおおむね既報の通りの内容です。
https://global.toyota/jp/newsroom/lexus/32231442.html?padid=ag478_from_kv
すでにGSオーナーさまを中心に販促活動が行われており、オーダーも可能、オーダー終了が6月とのことですので、検討期間が結構短いことに注意が必要です。
特別仕様車“Eternal Touring”の価格は以下のとおり。
パワートレーンにより若干異なりますが、概ね「37万円〜38万円」のアップとなります。
注目ポイントは、レクサスLCの2021年モデルと同様、消費税増税により狂った端数調整もかねてきっちり「50万円単位」に調整しているので、車種ごとに微妙に値上げ幅が異なることです。また、GS350の「2WD」と「AWD」で値段が同一になってしまっています。これはレクサス初ですよね。
追加される装備に関しては、公式サイトのとおり。
https://lexus.jp/models/gs/features/eternal/
外装は「グロスブラック」と「漆黒めっき」でコーディネイト。特にフロントマスクは標準の”F SPORT”と比べてもつやつやの塗装と漆黒めっきでスポーティさが際立つ特別仕様車にふさわしい仕上がりですね。
ホイールもブラック塗装、GS450hとGS350の大型キャリパは「LEXUS」ロゴ入りのオレンジ塗装を施すなど足元にも彩りを与えています。ただし、オレンジの塗装は「RCF」や「GSF」の2020年モデル以降に使用されている新カラーではなく、従来から使用されているソリッドのオレンジカラーのようです。なお、GS300hとGS300はオレンジ塗装の設定はありません。キャリパサイズが違うので仕方ありませんが、ロゴなしでいいのでオレンジ塗装してほしかったところ・・・
リヤのラゲージガーニッシュが漆黒めっき化されているのが渋いですね!
さて、追加装備の面のみでコスト換算すると、“Eternal Touring”、実はお買い得というわけではありません。
以下のとおり、単純に追加されている装備の価格合計は「35万円〜39万円」といったところで、上記のとおりきっちり車両価格に転嫁されています。
つまり、外装のブラック仕立て+内装の特別装備(メーターフード/インストルメントパネル上部/センターコンソール/パームレスト/ドアトリムへの「アルカンターラ」採用、インテリア各部の「レッドの差し色&ステッチ」、そして「ファイナルモデル」というところにどれだけ価値を見いだせるか、という仕様であり、「お買い得感」を全面に出した特別仕様車ではありません。
私的には、「ヘッドアップディスプレイ」と「パワートランクリッド」も標準化にして同価格だったら良かったのですが・・・
というのも、GSのヘッドアップディスプレイは早期に開発されたこともあり、レクサス最小のサイズでかつ価格が「88000円」と変更がありませんから、今となってはコストパフォーマンスが悪い装備ですし、これだけの高額車両だですので、パワートランクリッドは標準装備してほしいものです。(SUV系では当たり前の装備ですし・・・)
一部のGSオーナーさまの中には「GS F」の部品を取り寄せ換装されている方もいらっしゃると思いますが、この特別仕様車"Eternal Touring”の各パーツを取り寄せ(たぶんできる・・・はず)して、ご自分のGSに移植、オリジナルの1台を作りあげるというのも面白いかもしれませんね。
こういう環境なので実車を見ることは難しいかもしれませんが、是非実車レポートしてみたいです。