https://lexus.jp/news/info/delivery/ より
納期一覧を見ると目立つのは先日2度目の年次改良が行われたレクサスの最量販車種「NX」です。
一番人気の「NX350h」に関しては納期が「5.0ヶ月〜6.0ヶ月」となっていますので、工場からの出荷やディーラーへの搬送、オプション取り付けを考慮すると、半年超の納期となっています。
https://global.toyota/jp/newsroom/lexus/40467779.html より
いちはやく「年次改良情報」をキャッチされた方は、すでに今月、来月に納車されるようですから、大きな差となっていますね。
個人的には「OVERTRAIL」グレードの実車をぜひ見て詳細をチェックしてみたいです。
■「IS」/「RC」がどうなる?
2023年はついに改良が行われなかった「IS」と「RC」ですが、ガソリンモデル「IS350/IS300」の納期が引き続き、長期間になっています。
一部メディアに2024年秋モデルチェンジとの情報があるようですが、当方ではそのような情報はキャッチしておりません。
ただし、2年連続で改良が行われない、ということも考えられませんので、「IS500」の初の年次改良も含め、2024年は何らかの改良が行われるものと考えます。「LC」でも実施されたように、マルチメディアシステムの刷新は、現在の旧世代となったナビ/オーディオシステム関連の部材の供給面からもあり得ると思います。
■「ES」はフルモデルチェンジか?
2023年は改良が行われなかった「ES」はモデル廃止とは考えられませんので、フルモデルチェンジが行われるものと考えられます。
現行モデルはFFセダンとして熟成された「完成形」とも言えますが、Lexus Safety System+3.0へのアップデートが未了なのと、パワートレーンが最新世代(第5世代のTHS2)ではないのが残念なところ。このまま新世代にバトンタッチするものと思われます。特別仕様車の発売があれば、間違いなくフルモデルチェンジが来そうですので、今年は「ES」に注目しています。
■LMの納期も正常化に
LMについては、若干納期が延びましたが「3.0ヶ月〜3.5ヶ月」と一般的な水準となりました。
納期正常化により、いよいよ「6人乗り仕様」のデビューを迎える土台ができたという感じです。
狙っている方は、購入希望であることを販売店のセールスコンサルタントに伝えておくのが良いでしょう。
■RXの納期は少し長めに
RXについては、フラッグシップの「RX500h」の納期が長めになっており、「4ヶ月〜5.0ヶ月」に伸びています。
納期が6ヶ月を超えると、受注が停止される懸念もあるのでギリギリのラインです。
ただし「RX」に関してはほぼ確実に今夏には年次改良が実施されると思いますので、現行モデルに今ひとつ食指が動かない方はもうしばらく様子見が良さそうです。なお、当初は一番狭き門だったPHEVの「RX450h+」が一番納期が短い「3.0ヶ月」なのにも注目です。
■RZはまだまだ盛り上がりに欠ける
RZは最も納期が短いレクサス車(約「2.0ヶ月」)となっています。
抽選販売の特別仕様車「RZ450e”F SPORT Performance"」については、倍率はレクサス車の抽選販売としては低い倍率となった模様で、多くの方は購入ができたようです。「RZ300e」追加後も納期が変わらないのはうユーザーとしては嬉しいところですが、販売が伸び悩んでいるのは間違いなく、今後のレクサスのEV戦略も影響を与えそうです。(2024年1月の「RZ」登録台数は、わずか「60台」程度です)
■LXの受注再開にも期待?
「LX600」についてはコンスタントに車両が生産されており、2024年1月の登録台数は「300台超」と、レクサス車の中でも順調に販売・生産が進んでおり、そろそろ受注再開の期待がかかります。ランドクルーザー300系と同様、年次改良の期待もありますので、「LX」を狙っている方は今年度は注目ですね。
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