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2022年07月26日

トヨタ・新型クラウン クロスオーバー実車見てきました!<内装は要チェック!>

衝撃の発表、「トヨタ・新型クラウン」クロスオーバーの実車展示を東京・六本木ヒルズ(ノースタワー)で見てまいりました。


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今回は車両乗り込みも可能であったため、可能な限り細部をチェックしてまいりました。
販売店への配車はまだまだ時間がかかるようですので、実車を見る機会はそう多くないようです。追加で確認すべき点あればコメントいただければ再度確認してまいります。


実車をご覧にならずに、すでに「予約注文」された方も多数いらっしゃると思います。
確認したところ、すでに昨日(7月15日)から、多くの販売店では「予約注文」はできるとのこと
ただし、メーカーへの発注は秋頃まで保留、ということですので、いち早く納車を希望される方はぜひ連休中に販売店へ!

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最近の人気車種は早期注文しないと納期が大変なことになってしまいますが、しかし、当方としては今回のクラウン・クロスオーバーはぜひ実車を見て検討されることをおすすめします。

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まず最初に出迎えてくれるのは、「RS” Advanced」(640万円)
レクサス「RX500h」で話題になった、「2.4Lターボハイブリッド+eAxle+6AT」を備える、もっともスポーティかつ最上級グレードです。
開発陣のおすすめでは「ななめ45度」からの角度がおすすめらしいですが、当方はこのあたりの角度からがかっこよく見えると感じました。
(ここからだと、「魚っぽさ」(ハンマーヘッドシャーク)がないので・・・)

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プレシャスメタルとブラックのツートーン(バイトーンカラー)ですが、リヤ側の配色が刺激的。
バイトーンカラーのプレシャスメタルとの組合わせは結構違和感がなく、マッチしていると思いました。

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当方が最初から気になっていた、「フロントロアグリル」のブラック部分ですが、「RS” Advanced」は、もしかして「メッシュかな?」と思っていたのですが、実車は他のグレードと同じ、ブラックの「板」でした・・・表面に彫刻刀で掘ったような感じですね(最下部の方は隙間がありました)

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真正面から。LEDクリアランスランプは真っ白という感じではなく少しクリーム色という感じでしたが、一文字に繫がっているのはインパクトあります!
また、クラウンエンブレムは「RS」においては、ダークカラーとなっており、いい感じでしたよ。
しかし、個人的にはこのロアグリルの素材と形状はどうも見慣れません・・・

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このクルマを「いつかはクラウン」と考えると、「ボンネットダンパー」がないのは残念です。
ただし、今どきボンネットを点検以外で開ける方がどれぐらいいらっしゃるのでしょうか?
・・・と考えるとコスト削減でボンネットダンパーを省いているのはやむを得ないのかもしれませんが・・・(

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エンジンルーム。なお、レクサス「NX」で採用されたボンネットのダブルキャッチは不採用。
あれはレクサス専用ですかね?(RZ450eでは不採用のようですが)

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「RS」の21インチ切削光輝タイプのアルミホイールはとてもかっこいいです!
ブラック基調に加え一部切削光輝で、遠くから見ると特に美しい。
ブレーキキャリパーは一般的なものですが、bZ4Xでもオプションでカラードタイプがあったので、クラウン・クロスオーバーでも2.4Lターボハイブリッド車には設定してほしかったと思います。ここはさらにスポーティさを強めたレクサス「RX500h」との差別化の部分でしょうね。

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「G」の21インチアルミホイールは一般的なデザインのホイールで、まさに「クラウン」という感じですね!
ノイズリダクション機構を備えるため、ロードノイズの低減効果があるようです。

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なお、トランクオープナーは、車両の右側の四角い正方形の小さなボタン(おわかりでしょうか?)です。
キックセンサーもあるので実際は使うことはあまりないかもしれませんが、覚えておきましょう。

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ドアミラーが「ブラック」(※バイトーンカラー)なのも特徴的と思います。
下部は無塗装樹脂で、パノラミックビューモニターのカメラや、アドバンストパークのセンサー類がついており、一番内側には、足元を照らすためのLEDがついています。(その代わり、ドアハンドル照明はありません)

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レクサス系車種で定番のドアハンドル下のLED照明はありませんでした。

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ラゲージは十分な広さがあります。さらに「トランクスルー機能」もあるので長尺物も搭載できます。
電動トランク化したため、従来型に比べ多少容量は低減しているようですが、十分ですね。なお、ラゲージ内にも一切の加飾はありません。
ラゲージ内は、天井にもしっかりとカーペット素材があしらわれているのは嬉しいところ!ここは鉄板むき出しの車種も多いので、この点はさすがクラウンと言うべきか。照明はLEDタイプですが、明るさは控えめ。

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フロア下にある薄めのラゲージボードは丈夫に引っ掛けることができて、工具やパンク修理キットへ容易にアクセスが可能です。

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さて、ここからは「内装編」です。

これはクラウンという名前はついているが、あくまで「クロスオーバー」であり、従来のクラウンの価値観の延長上にあるのではない、と考えると納得感はあると思いますが、ここではあえて「RS” Advanced」を想定した「600万円〜700万円程度」のクルマとしてコメントさせていただきます。

まず、インテリアの総評ですが、忖度なしで一言で言えば「チープ」これに尽きます。
デザインが悪いということではなく、素材や仕上げの質感のチープさが目立つ、という印象です。

しかし、では例えば「+50万円〜+100万円」価格を高くして、インテリアの質感を高めることにニーズがあるのか?そうすれば販売台数が伸びるのか?と言われるとそれも微妙なところと思いますので、これがトヨタの「クラウン」の名を冠するクルマ、この価格帯の実用車の今の最適解といえるのでしょう。

当方のように、内装が「チープ」と感じる人は「レクサス」や「競合輸入車」を検討すればいいわけですし、今後登場が示唆されている「クラウン・セダン」では、差別化のため、内装の質感のレベルアップをしてくると思います。


では前席全景です。
「RS” Advanced」で、専用色の「ブラック×イエローブラウン」です。
イエローと言うより、レクサスでも最近人気の「ヘーゼル」や「オーカー」系の明るいブラウンで、なかなか見栄えの良い配色です。
これは単に真っ黒な内装より良いと思いますし、助手席側のダッシュボード上部もイエローブラウンなのはとても良いですね。
・・・ということで第一印象は結構いい感じです。

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ブラック内装の「G“Advanced・Leather Package”」はこちら。
一部カッパー系の差し色がごく一部にありますが、黒一色になると質感は余計に気になるかもしれません・・・・

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目を下に移すと、「CROWN」の文字が入ったスカッフプレートにおなじみのパワーシートスイッチ。シートレールのボルトはカバーがないタイプで、クラウンだからといって差別化はありませんでした。

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アクセルペダル類は、スポーティな「RS」グレードでもアルミ製ペダルなどは奢られていません。
レクサスの「F SPORT」とは大きく異るところです(将来的に「GR」が発売されるのを待つしか?)

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ドアトリムは質素な作りですが、最上部はウレタンを貼り付けたような素材、中央は固めのソフトパッド、下部はハード樹脂という3種類の素材で構成されていますが、全般的に質感不足の印象です。同じトヨタブランドでも「ハリアー」のような高品質感がないのが残念。

パワーウインドウスイッチはきれいに表面仕上している樹脂パネルが使用されています。現行レクサスISやRCのセンターコンソールに使用されているような、ザラザラした手触りの素材ですが、クラウンならもう少し加飾がほしいところで、とにかくシンプルです。(この部分だけ見れば300万円〜400万円台の車という印象)

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インナードアハンドル周りの質感もごく普通という感じで、「クラウン」らしさはありません。
なお、「RS”Advanced”」でリヤサポートパッケージを装着した場合、ドアノブの上部に薄型のイルミネーションがつくようですが、そうでない場合はここに照明はつかないということで、とにかくこのクルマは一時期のレクサス車と同様、イルミネーションが非常に少ないです。

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ステアリング。
おそらく専用デザインと思いますが、特に高級感はありません。一部ゴールド(カッパー)の加飾がありますが・・・
ウッド調のステアリングがあった頃に比べると平凡な仕様になっていると思います。
良い点としては、ステアリングヒーターが「全周」対応になっているところでしょうか。

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残念に感じたのが「ステアリングスイッチ」の触感がかなり頼りないところです。(ペコペコする)
(前期30系レクサスISやCTと同じ感じです・・・)
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なお、「RS」にはパドルシフトがつきますが、ステアリング自体に特に質感に変化はありません。
常に目にする部分ですので「クラウン」ネームを付けるのであればもう少し頑張ってほしかった・・・
とはいえ現行クラウンもステアリングの質感はいまひとつでしたが。ステアリングに使用している樹脂の仕上げや加飾を若干追加するだけでもかなり良くなると思うのですが・・・

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ステアリングから目を下に移すと、ビルトインされた「ETC2.0ユニット」と各種スイッチ類が。
ここが個人的には萎えポイントで、むき出しのETCユニット、そして質感の低い素材を使用したスイッチ・・・
隙間は目立つし、スイッチの質感自体が低いです。(樹脂スイッチ表面の仕上げも気になりました)

使用頻度は少ないパーツではありますが、こういう部分でコストをかけているか、削減されているかがわかるのでチェックの指標にしています。

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メーター右のエアコン吹き出し口とその下のスイッチ類の質感も残念なところ。
こういう部分は気にならない人も多いと思いますが・・・私はこの時点で相当萎えてしまいました・・・

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良いところは「スピードメーター」
トヨタ/レクサス陣営ではまだまだ採用数が少ない12.3インチフル液晶を採用、ドライブモードの切替時もかっこいいビジュアルが!
液晶自体の解像度も高まっていますのでフォントもきれいです。
ただ、これも多くの車種で採用されると逆に一部に「アナログ計器」がある方が高級感が出てくるんですよね。
現時点ではフル液晶のスピードメーターはまだ珍しく、画面構成も多彩なため、是非積極的に採用してほしいと思います。

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車両情報が2箇所(左右リング内)に表示できるようになったのは嬉しいところです。
高精細化により、中央には「簡易地図」を表示させることも可能。

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「12.3インチワイドディスプレイ」は、新マルチメディアシステムで、高精細な全面地図が表示できます。
機能は概ね先行発売しているレクサス「NX・LX」、「ノア/ヴォクシー」と同様のようです。

なお、エアコンのコントロールスイッチは横一直線に並んでいます。
カタログやwebでは質感が心配でしたが、実車ではちょうど良い質感で、クリック感も適度で、心配は杞憂に終わりました。
ディスプレイ下部の「電源/ボリューム調整ノブ」はちょっと小さめですが、その上のカッパー色の加飾ともマッチしており好印象でした。

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新型クラウン・クロスオーバーの残念なところに「イルミネーション」のような「遊び・演出」が乏しいところが挙げられると思います。
せっかく年配向けでなく、若者層も視野に入れたのであればイルミネーションのこだわりは欲しかったところ。
ナビ画面上の設定項目でもご覧のとおり、大変寂しい状態に・・・

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クラウンのせいではないのですが、オーディオの切り替えの「キャンセル」はあいかわらず左上をタッチする必要があります。
画面が運転席側を向いている「NX」でもタッチは厳しかったですが、クラウンはさらに離れています。
運転中はなかなかここまで手が届きません。これは早急に改善しないと、クラウンオーナーから苦情がきますね。
せめて2画面表示ができて、タッチ操作は原則画面右側で選択させる方式にしないと・・・

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これもクラウンのせいではありませんが、「エネルギーフロー」はトヨタ/レクサス共通の「ver.1」のものですね。
(RSだとどうだったかチェックするの忘れました)
スピードメーター内のドライブモード切替時のグラフィックがカッコいいだけに落差が大きすぎます。

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サンバイザーやルーフは荒目のファブリックが使用されています。(ハリヤーやレクサスNXと同様)
もう上質な手触りのルーフ素材は使用されないんですね・・・
バニティミラーと暖色系のLEDが装着されているのは良かったです。

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ダッシュボード上部はソフトパッドがあしらわれており、特に「RS」はイエローブラウンがきれいで、その下のカッパー加飾とマッチして上質でした。
イエローブラウンの最下段はハード樹脂なのですが、うまく色合わせがされており、うまい使い方と思います。(ハード樹脂もうまく使えば見栄えが良くなる良い例と感じます)

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助手席側から見たデザインはとてもいいです!
クラウン伝統のスイングルーバーはついになくなりましたが・・・

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助手席の「包まれ感」がとても良いと感じました。
センターアームレストも「イエローブラウン」だったらよかったのになぁと思います。

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ダッシュボードはハード樹脂で構成されていますが、中央には「仕切板」があります。
100円ショップで販売しているような板が乗っていますが、上部にはLED照明もあり、使いやすさは十分。ただし、想像よりも収納スペースは狭めです。
ご覧のとおり、内部の起毛仕上げはありません・・・

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フロントルームランプは今まで見たことがない新意匠でコンパクトにまとまっていますが、ここがとにかくチープです。
表面仕上げはしてあるのですが、ここはレクサス車種とは大きく質感が異なっています。
でもレンズの形状などは独特で(レクサスLSにも似ている?)・・・とにかく素材の質感が惜しいです。

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なお、リヤのルームランプはこちら。
かなり小型のスポットライト的なものになっており、よく見るとこれは現行クラウンと同じパーツですね・・・。

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さて、新型クラウン クロスオーバーの最大の欠点(?)なのはセンターコンソールに尽きると思います。

指紋がつきにくいように表面仕上はされているのですが、見た目通りのチープさで、歴代クラウンを実車見ないで購入した方が驚かないか心配になります。
金属調の加飾も最小限なので、かなりシンプルに仕上がっています。
「充電端子」や「カップホルダー」がむき出しなのは、高級感と利便性が相反する部分ではありますが、これでクラウンなのかと・・・

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カップホルダーにはストッパーもついています。前方の「仕切板」は取り外せるので少し大きめな小物の簡易収納にも使えます。

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前方には、トヨタ/レクサス陣営初の「縦置きのワイヤレス給電」(Qi)が。
使用してみましたがしっかりストッパーで固定されましたので、省スペース性にもなりますしこれは便利ですね!これはぜひ他車種にも応用してほしいと思います。(なお、iPhone13Pro+ケース付きでは充電不可でした)しかし、これも「クラウンらしい」と言われると疑問が残るところですが・・・

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充電用「USB Type-C」が2つあるのですが、ここまで目立たせる必要があるのか疑問です。
質感の低さを自らPRしているような構造ですが・・・この場所が使いやすいのですかね?

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フロントセンターアームレスト内のコンソールBOXは左右どちらからも開閉できる構造ですが、内部は高さ、幅ともに少々小さめです。
内部は起毛仕上げですが、なんとLED照明はありません・・・
しかし、アクセサリーソケットがあるのでLED照明を増設するのが良さそうです。

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フロントシートに関しては、「RS」専用の配色は素敵で、イエローブラウンのパーフォレーションもお洒落でとても良いです。
スポーティな形状のシートですが、圧迫感もなく座り心地のよいシートでした。
助手席を可動させる「肩口シートスイッチ」は便利ですよね!これはクラウンらしい装備と思います。(が、実際ニーズあるんですかね?)

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さて、では後席に・・・
リヤは「スカッフプレート」(ロゴなし)があり、そして、リヤドアにも「ドアカーテシランプ」(LED)があるのは合格です!

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ドアトリムはリヤ側もシンプルな形状です。クラウンならもう少し加飾はほしいところですが・・・
今どきの車はこんなところにコストをかけていられないのでしょう。歴代のクラウンと比べても一番チープなのではないでしょうか。
なお、リヤドアのカップホルダーがしっかりとした使いやすい形状なのは嬉しいところ。

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ルーフ部分のグリップもごく一般的な形状。ソフトな素材ではなく、ハード樹脂そのものです。

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展示車は、高額なメーカーオプション「リヤサポートパッケージ」を装備していたので、立派なセンターアームレストが備わっています。
リヤシートはイエローブラウンのパーフォレーションが素敵ですよね。

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とはいえ、リヤ席中央のエアコン吹出口はコレです・・・(リヤサポートパッケージをつけても同じ)
「100V/1500Wコンセント」が標準で備わっているのは嬉しいですが・・・これがクラウンかぁと考えると・・・
充電専用USB(Type-C)も確かに使いやすい位置にあるのかもしれませんが・・・

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リヤ席のコントロールパネル(リヤサポートパッケージ装着車)。
リヤシートヒータースイッチや電動リクライニングスイッチがありますが、全体的にとてもシンプルな構造です。
現行モデルのような「クリアブラック塗装」ではないのは指紋がつくとの声が強かったのでしょうか・・・とてもシンプルですが、もう一捻りしてほしかったところです。

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ちなみに、レクサス「ES300h」"version.L"の写真は以下の通り。
パネル部分がヘアライン仕上げになっているのと、スイッチ間にシルバーの加飾がついているのがわかります。

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リヤアームレスト内(リヤサポートパッケージ装着車)。
内部は起毛仕上げで、スペースも結構あるので収納に適しています。ただし、照明類はありません。

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なお、「リヤサポートパッケージ」を装備しない場合はこちらの仕様になるようです。
カップホルダー部分は「フタ」がついて言います。(小物入れはありません)

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フタは肉抜きがしてありますが、フタがあることでドリンクが前方に倒れない構造になっていますし、レクサスNXに比べると質感は高いです。
とはいえ、プラスチッキー感はありますねぇ・・・やはり黒一色の素材なのが問題でしょうね。

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リヤ席運転席側を一番うしろまでリクライニングした状態。ヘッドレストの形状が長方形なんですね。

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後席は剛性面の確保や静粛性の問題もあり、トランクスルー機能のみあり、倒れません。
ボディ形状から、フラットにできそうですが、クラウン クロスオーバーでは、リヤ席は手動でも可倒機能はなく、ここは要注意です!

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リヤサポートパッケージを装着すると、「後席足元用LED」がランプが前席シート下に装備されます。
昼間でしたがかろうじて存在が確認できました。(ディーラーオプションでも設定あり)

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さて、最後はイメージからの「プレシャスブロンズ」(バイトーンカラー)「G“Advanced・Leather Package”」。

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こちら、リセールバリューを抜きにすれば(残価が保証されていれば)日本車離れした、とても魅力的なカラーリングでした。
ドアサイドのガーニッシュはブラック(塗装仕上げ)なのですが、これがいい感じにマッチしてました。

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リヤビューはブラック部分が多く、とても上の写真と同じカラーとは思えません。
「RS」と比べると、「CROWN」のロゴ文字がシルバーなので、主張していますね。リヤバンパー部のブロンズ部分が途中で途切れているのも面白いデザインと感じます。

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さて、新型クラウン クロスオーバー。
細かい部分を含めてチェックしてきましたが、従来の「クラウン」と異なり、外装デザインだけでなく、内装のデザインや質感も大きく変わっています。
「指名買い」・「一番高いの持ってきて」というような買い方をされる方も一定数いらっしゃると思いますが、このクラウン クロスオーバー に関してはぜひ、ご自身の目で実物を確認の上、ご契約されることをおすすめいたします。

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新型クラウン クロスオーバー は今後各地で展示が行われるようです。
「トヨタ会館」、「ミッドランドスクエア」では展示中との事です。新型クラウンをご検討されている方はぜひ実車確認をおすすめします!

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