2020年12月13日
トヨタ 新型MIRAI(ミライ)乗ってきました!コレほんと凄いぞ!
![th_UNADJUSTEDNONRAW_thumb_68be.jpg](/namax/file/th_UNADJUSTEDNONRAW_thumb_68be-thumbnail2.jpg)
場所は、栃木県の「GKN プルービンググラウンド」という企業のテストコースです。
![th_UNADJUSTEDNONRAW_thumb_682b.jpg](https://namaxchang.up.seesaa.net/image/th_UNADJUSTEDNONRAW_thumb_682b-thumbnail2.jpg)
新型MIRAIは、現行モデルの奇抜なデザインから正統派FR車に変貌し、非常にプロポーションがよくなっています。
なお、現行「カムリ」にフロントマスクは似ているなど、デザインは好き嫌いあると思いますが、実物は来場者の皆さんに「かっこいい!」と評判でしたよ。
![th_jxXoNnSUQyaeAHogicZgVw_thumb_6819.jpg](https://namaxchang.up.seesaa.net/image/th_jxXoNnSUQyaeAHogicZgVw_thumb_6819-thumbnail2.jpg)
しかしこのクルマ、とにかく凄いです。
自動車評論家の方が「ト○タで初めて欲しいと思った」、「レクサスL○より良い」なんてコメントしたって声も聞こえてきますが、これ(試乗会の中においては)本当にそうだと思いました。私的には2013年頃に、「テスラ・モデルS」に初めて乗ったときと同じぐらいの衝撃です。
プロインストラクターの方との同乗動画を撮影してきましたので、その安定感と、なめらかさ、アクティブサウンドコントロール(ASC)などとても燃料電池車(FCV)とは思えないその姿を御覧ください!
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【YouTube】トヨタ新型MIRAI(ミライ)同乗試乗 ほんとに凄いぞ!
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あまりに凄すぎて1回ではまとまらないので何回かにブログを分けたいと思います。
とりあえず感じたこと・・・
■外装は無難にかっこいい
おそらく新型MIRAIは多くの人にとって「かっこいいと」思うクルマになっていると思います。フロントマスクは好みが分かれると思いますが、特にサイドビューはFRセダンらしいデザインでとてもかっこいいと感じます。
ただ、一目惚れするレベルかどうかというと・・・そこはレクサス版「MIRAI」の役割でしょうか?
![th_uydptfpWTwqn0vz1R+2eBw_thumb_683e.jpg](https://namaxchang.up.seesaa.net/image/th_uydptfpWTwqn0vz1R2B2eBw_thumb_683e-thumbnail2.jpg)
■乗り心地&静粛性が相当によい
テストコースで路面が良いため、なんとも言えませんが乗り心地や安定性、そして静粛性は非常に高いです。
エンジンがなくモーターのみで走行するわけですが、微振動などもほとんど発生しないのでとても快適です。同条件ではないためフェアではないかもしれませんが、エンジンの微振動がどうしても解消できない、レクサスの「LS500h」より快適に感じますね。
なお、19インチ仕様車は、専用開発のタイヤ(ダンロップ SP SPORT MAXX)を装着とのこと。20インチは市販のタイヤを装着しているそうです。
![th_UNADJUSTEDNONRAW_thumb_6817.jpg](https://namaxchang.up.seesaa.net/image/th_UNADJUSTEDNONRAW_thumb_6817-thumbnail2.jpg)
■ボディ剛性は高い
TNGAの「GA-L」プラットフォーム採用ということでボディ剛性の高さは予想通りですが、実際、スラローム走行、時速100キロ超での直進安定性を見ても、そのしっかり感がじられます。開発陣によると、数値上もレクサスLSなどと遜色ないということ。床下に水素の燃料タンクを埋め込んでいるのも剛性強化に寄与しているようです。旧型プリウスに毛が生えたようなエコカーのイメージで乗るとびっくりします。
![th_UNADJUSTEDNONRAW_thumb_6865.jpg](https://namaxchang.up.seesaa.net/image/th_UNADJUSTEDNONRAW_thumb_6865-thumbnail2.jpg)
発進時/停止時の動きに無駄がありません。(エンジン車に比べ、体が揺さぶられない)結果、非常にスムーズに加減速ができます。おかげで、体感速度が非常に早く感じます。0-100km/h加速は「9秒」程度と、決して速くないのですが、とても信じられないぐらいスムーズにすばやく加速するのが印象的です。
しかし、テスラ モデル3のような強烈な加速はしません。あくまでジェントルです。
![th_UNADJUSTEDNONRAW_thumb_6866.jpg](https://namaxchang.up.seesaa.net/image/th_UNADJUSTEDNONRAW_thumb_6866-thumbnail2.jpg)
■踏んだだけしっかり加速
FCVのため、トヨタのハイブリッド車にありがちな速度とエンジン回転が合わない「ラバーバンドフィール」は皆無です。
また、"マルチステージハイブリッド"のように、エンジンが不意に唸ったりすることもありません。
アクセル開度にあわせてしっかりその分の体感が得られます。ただし、おおむね時速120km/hを超えるまでです。それ以上は踏んでも期待よりも加速感を得ることはありません。日本の道路環境ではまったく問題ありませんが、ハイパフォーマンス車にお乗りの方は気になるところでしょう。クラウンやLSからの移行ではここがネックなるかもしれません。
![th_UNADJUSTEDNONRAW_thumb_6834.jpg](https://namaxchang.up.seesaa.net/image/th_UNADJUSTEDNONRAW_thumb_6834-thumbnail2.jpg)
■ASCは馬鹿にしてたけど面白い
トヨタ/レクサスの既存のASC(アクティブサウンドコントロールシステム)より格段にサウンドが面白いです。ぜひ動画で見てみてください!
ただ、フロントスピーカーから出ているので気になる方もいるかも・・・(そういう方はASCをOFFにすればいいので)
![th_UNADJUSTEDNONRAW_thumb_686c.jpg](https://namaxchang.up.seesaa.net/image/th_UNADJUSTEDNONRAW_thumb_686c-thumbnail2.jpg)
■内装の質感も充分
内装の質感は(価格的に当然ですが)クラウンを遥かに超えています。レクサスGSからの乗り換えでも遜色ないかと思います。
車両のネーミングと違い、インテリアには「未来感」はあまりありませんが、価格に見合った質感を確保しており、手が触れる場所はソフトパッドや合成皮革または本革を使用し、樹脂部分も、塗装済の部分が多く、安っぽい部分はほとんど見受けられません。
また、トヨタ/レクサスにはあまりみかけない「アンビエントライト」がところどころに埋め込まれておりマルチカラー変更機能もあります。
ただし、ピラー/ルーフなどの素材は今ひとつ。また、当然ですが、内装の絶対的質感はレクサスLSとは相当に差があります。
![th_UNADJUSTEDNONRAW_thumb_6838.jpg](https://namaxchang.up.seesaa.net/image/th_UNADJUSTEDNONRAW_thumb_6838-thumbnail2.jpg)
■「アドバンストパーク」が想像以上に凄い
これは今後のトヨタ車の「重要装備」になると確信しました。
駐車環境に悩む都市部のドライバーにとってはこれは特に有用。また、駐車が苦手で行くのを諦めていた場所にももしかしたら行くきっかけになるかもしれません。
多くの場合で、自分で操作するより「正確・速い」ですし、約30秒程度でスマートに縦列駐車をこなすのは凄い。通常の車庫入れもとてもスマートで、「空間認識能力」がこれほど高いとは思いませんでした。あまりにも凄いので、これはまた別途で・・・
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燃料電池車「FCV」のため、近隣に「水素ステーション」がないと購入は難しいかもしれませんが、このクルマ、試乗するときっと多くの方は驚かれると思います。従来の「FF駆動の我慢して走るエコカー」とはまったく違う仕上がりには驚きます。
![th_ZAILvDIRQtK7D%+F1d7stA_thumb_682d.jpg](https://namaxchang.up.seesaa.net/image/th_ZAILvDIRQtK7D252BF1d7stA_thumb_682d-thumbnail2.jpg)
マンション住まいかつ近隣に水素ステーションがある方は、(国や地方自治体からの補助金も考えると)この新型「MIRAI」はかなりおすすめできます。
来場者の方全員から「もう一度試乗したい!」と言わせるクルマでしたからね・・・(ということで全員もう一度乗りました)
現実的には購入まではインフラ面や現行ミライの下取り価格の低さなどの不安要素もあるわけですが、仮にこれのレクサス版がラインナップされていれば(たとえば、「GS350FCV」というネーミング)だと、「即日契約」してもいい、「もっと体感したい/所有したい」と思わせる久々の1台でした。
価格は「マガジンX最新号(2021年1月号)」に掲載されているとおりです。
一番エントリーの「G」で710万円
「G」に先進装備(アドバンストパーク、デジタルインナーミラー、パノラミックビューモニター、前席シートベンチレーション等)を追加した「GーA Package」が735万円、上級の「Z」で790万円」(このほか、「G」、「Z」ともに後席装備を充実した「Executive Package」の設定あり)
![th_UNADJUSTEDNONRAW_thumb_6855.jpg](https://namaxchang.up.seesaa.net/image/th_UNADJUSTEDNONRAW_thumb_6855-thumbnail2.jpg)
私が仮に購入するならセカンドカーになるので、「GーA Package」(735万円)で充分かなと感じます。
ここから(令和2年度の場合)補助金が国から204万円、東京都から101万円もの補助があるとは、魅力的過ぎますね。
▼楽天ブックス
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