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2018年03月04日
「シェイプ・オブ・ウォーター」見てきました
 基本、恋愛をテーマにした映画はパスする私ですが、ちょっと捻った作品にはついつい反応してしまう。最初に見た予告の時点では正体不明ってなってたけど、もうほとんどネタがバレてるんで書いちゃいますがヒロインのお相手は半魚人。そして不気味な姿であるはずの半魚人とのラブストーリーも、何故か美しく感じられた不思議な作品です。

 幼い頃のトラウマで声を失った孤独な女性とアマゾンから連れ去られ蹂躙された半魚人の道ならぬ愛の行方はいかに。いやいや、どんな形であれ恋愛ものってのは「ウォーム・ボディーズ」とか「ミッドナイト・イン・パリ」以来かな?

 ただし、私はそんな見方をしなかったんで気が付かなかったけど、ネットの評価では主人公と異種との性的関係に強烈な嫌悪を感じたって人もいたんで、苦手な人はいるかもしれない映画です。





 冷戦下のアメリカ、極秘実験を行う施設で清掃員として働くイライザは実験対象として運ばれてきた謎の生物を目撃してしまう。その生物が虐待されていることを察した彼女は「彼」と接触を図る。やがて実験はその生物の解剖の話に移り、イライザは研究者を装い潜り込んだソ連のスパイの協力も得て「彼」を逃がそうとする。

 それでは恒例の【感想:Start】〜【感想:End】に入ります。この間にネタバレの可能性がありますんでご注意を。

【感想:Start】

 まずはギレルモ・デル・トロ監督、個人的にはツボにはまっています。この映画で見られるレトロな雰囲気と適度なファンタジー感、ちょっとした悪ふざけも含め相性がいいのかな?

 作品中、多くの説明はしないが見る側が拾い上げるべき細かな表現が挑戦的ではなく喜びにつながり、納得してしまう。例えば冒頭から数度、イライザの自慰行為のシーンがありますが、これは単に欲求不満という訳ではなく彼女をきちんと見て相手にしてくれる人が居なかったのであろう事を表していたと感じました。後にストリックランドが関係を迫るが断っている事からもある程度予測できます。

 また同居人の画家、ジャイルズは同性愛者の様で舞台となった1960年代のアメリカでは生き辛かったであろうことが分かります。カフェで黒人を追い返すマスターに自分も追い出され、その後にイライザに協力する心境の変化の理由付けも頷けます。


 ただ、ちょっと引っかかったのがストーリーの展開を急ぐあまりか、イライザが剛胆すぎる(笑)。それも含めて彼女のキャラクターとして受け入れるか。それから半魚人は最後まで名前を付けてもらえなかったなぁ。その半魚人もだんだんと不気味さが薄くなってきたし。

 それから途中でのダンスシーン。ギレルモ監督、やりやがったな!って感じで笑えました。もちろん「美女と野獣」のオマージュであることは誰でもわかるでしょうが、それでいて60年代の雰囲気を存分に味合わせてくれる遊び心もニヤリとしてしまいます。

 まぁ、冒頭にも書いた通り作品の中には性的な表現もちょこちょこ出てきますし、その中で「人ならざる者」との性行為を(極論すれば)獣姦を思わせ退席したとの人も居たので、この文章を書いている時点ではまだ発表されていないアカデミー賞にノミネートされてはいますが、キリスト教的な倫理観から言って反発もあるでしょうから「シェイプ・オブ…」が受賞するのは難しいかな。

【感想:End】

 最後に。ここ数年、どうもアカデミー賞作品と自分の相性が良くない。2016年はノミネート作品は1作も見ていないし、2015年は「マッドマックス 怒りのデス・ロード」「スポットライト 世紀のスクープ」の2本しか見てない。で、受賞した「スポット…」はそこそこ面白かったけど、イカレてる「マッド…」の方が面白かった。

2014年は「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」「アメリカン・スナイパー」「グランド・ブダペスト・ホテル」「イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密」「セッション」を見たが、断トツでつまらなかった「バードマン」が受賞してる。

2013年、「それでも夜は明ける」「アメリカン・ハッスル」「キャプテン・フィリップス」の3本を見てるが、どれもエンターテイメント性には欠ける感じではありますが、その中でも「それでも…」はかなりエグい映画でした。

これ以上は長くなりそうなで控えますが、なんとなくノミネート作品なんかを見てもあからさまに賞を取りに行ってるような作品が多く、社会派っぽく実話をもとにしたり、差別問題をテーマにした「置きに行った作品」がちょっと鼻につくけど…今年は「シェイプ・オブ・ウォーター」が選ばれてほしいけど難しいだろうなぁ。

で、多分今年は「スリー・ビルボード」だろうなぁ。






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