2020年12月10日
ミャンマーの本屋さんの話
読書が趣味の人も多いです。
実は、ミャンマー人の識字率は他の発展途上国と比べると以外と高いそうです。
今日はミャンマーの有名な本屋さんをご紹介します。
「サペロカ」という名前の本屋さんです。
この本屋さんは50年ぐらい前からある有名な本屋さんです。
この書店は最近できたばかりの支店なので、新しく広々としていてモダンな感じです。
「サペ」が文学という意味で、「ロカ」が世界という意味です。
店内の壁には大きく格言(メッセージ)がデコレーションされています。
これは実はアウンサンスーチーさんの言葉です。
『世界を広く見ることができるように、若者たちに本を読んでほしい』
この言葉がミャンマーの若者に届くといいですね。
新着の本の紹介もしています。
お客さんが本をゆっくり選べるように、ちょっとした椅子も用意されています。
ヒツジの形をしたブックラックもありました。デコレーションにも凝ってます。
お土産にもいいかもしれませんね。
さりげなく置いてある多肉植物のデコレーションが素敵です♪
片面にはミャンマー語が、もう片面は英語です。
ミャンマー語はこのように丸っこい形が連なっている文字です。
ミャンマーの子供たちは最初、この丸い形が書けるように書き方の練習します。
ミャンマー語は文法が日本語と似ているので、日本語学習者にとっては英語ほどチャレンジな言語ではないとも言われています。
実際に毎年、日本語の能力試験(JLPT)を受験する人の数はとても増えています。
また、イギリスの植民地であったこともあり、高校生や大学生の教科書はどの科目も英語です。
それが理由なのか、ミャンマー人の若者たちは比較的英語が分かる傾向にあります。
簡単な日常会話であればできる人が多いです。
ミャンマーにお越しの際は、ぜひ本屋さんを訪ねてみてください!
明日も皆様の一日が幸せで満ちあふれますように・・・!
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