2021年04月04日
人生は学校である 〜 Life is a School 〜 連載(第9回)
これは人間であることを改めて感じさせる言葉です。
人間でいる間は他の人間に出会いますね。
あなたは他の人々をどのように見ますか?
彼らを鏡だと思ってください。
なぜ鏡をのぞくのですか?
鏡をみるのは、自分の外見でおかしなところがあれば直すことができるからですね。
他人の過ちや弱点を見つけたら、鏡で自分の顔を見ていると想像しましょう。
同じような弱点や過ちがあなたの中にもあるかもしれません。
見つけて修正することは最も利益のある行いです。
他人の欠点を見つけて自分の弱点を直そうとしないのは何の得もありません。
一般に他人を見て思うことは、「この人はなんてプライドが高くてうぬぼれているのだろう。」ということです。
同時に自分に問いかけてみましょう。
「私はプライドが高く、うぬぼれてないだろうか?」
プライドとうぬぼれ(マーナ)は大変似ています。
所有していることでプライドを持ちます。
教育を受けたことでもプライドを持ちます。
ある人は何も持っていないことにプライドを持ちます。
瞑想をしている人たちでも他の人よりも良くできていると思い、自慢しはじめます。
「私は〇年も瞑想しています。」
「私はどことどこのリトリートで修行しました。」
「私は先生に近い弟子の一人です。」など。
ある人は薬を処方してもらっていることにプライドを持ちます。
「私の病気は普通の薬では治療できないのです。ここでは買えないので息子がイギリスから取り寄せているんです。」
薬や病気も競争の材料になります。
あれやこれやと人よりも目立とうとします。
ある人は考え方や意見においてもプライドを持ちます。
「私は誰も気にしません。私は簡単に感動しません。」
このようなことを心に置いていると、人が偉そうに話したり行動しているのをみると、その人の欠点をみつけることに敏感になってしまいます。
自分も同じようにプライドがあることに気づき、自分自身のプライドを注意して見ましょう。
このような態度を育てていくことで心が成熟していきます。
欲もまた簡単に見つけることができる煩悩です。
私たちは例外なく何らかの形で欲があります。
全く欲がないというのは難しいのです。
本当に小さな欲もあります。
小さすぎて欲だとは思えないほどです。
他人のために良いことをしていても、自分のためにしていることもあります。
それらは、名誉、地位、特権、権限、権力などです。
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今日はここまでとします。つづきはまた次回をお楽しみに・・・♪
皆さまの毎日が幸せで満ちあふれますように・・・
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