2022年05月08日
決断するときのポイント
智慧が無いことを仏教では「無明」といいます。
人間は皆、多かれ少なかれ無明です。
なぜなら完璧に正しい生き方をしている人はいないからです。
「これが正しい」と思うことは、全て主観なのです。
だから自分が正しいと「信じた」生き方をしているだけであって、
それが間違いのない正しい生き方であるとは言えないのです。
でも、それで幸せを感じているなら、それで安らぎを感じることができているなら
恐らく正しい方向へ行っているのだと思います。
でも、反対に苦しかったり、悲しかったり、いつも心が落ち着かない状態であるなら
それは恐らく間違った道なのでしょう。
何かを始める前には決断が必要ですが、その時に「正しいかどうか」を決めるのは何かというと
その時の自分の正直な心です。
少しでも疑問に感じたり、迷ったり、気がかりなことがあったらそれはサインです。
そのサインを見逃さないことが重要だと思います。
それは自分に何かを教えていることは間違いありません。
でも人は無明なので、そのサインを見ようとしません。
自分の都合がいいようにして、無視してしまいます。
それが失敗と成功の分かれ道です。
後になって、「あ、あの時に感じたことはサインだったのだ」と気が付くのです。
「無明」の反対は「智慧」です。
智慧ある人になるために、自分に起きていることにきちんと気づくことが大切です。
そうすれば、間違いの少ない幸せな人生になると思います。
生きとし生けるものが幸せでありますように☆**。・
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