2020年12月19日
クリスマスの思い出
私が初めて日本を出て海外で長期滞在を経験したのはニュージーランドでした。
そこで半年間語学留学をしました。
南半球にあるため、日本とは季節が逆です。
日本が冬の時、ニュージーランドでは夏になります。
ですから、季節的に暖かいクリスマスになるのです。
私が滞在した家庭は典型的な白人の家で、両親と子供が3人いました。
それまで、私はテレビや洋画で西洋人を見ることには慣れていましたが、実際に一緒に生活を共にしたり、身近に接することがありませんでしたので、とても衝撃的な感覚であったのを覚えています。
また、ニュージーランドに滞在中は自分が外国人であることに気づかされました。
外国人(特にアジア人)に対して少々差別的なところもあり、白豪主義に似たような雰囲気もありました。
特に危険なことはありませんでしたが、アジア人としているだけでなぜか肩身のせまい思いになったこともあります。
当時、同じ語学学校に通っていたタイ人の女性は特に周りからからかわれたり、差別的な態度をとられていたようで私に悩みを相談していました。
そんなことがありましたが、留学というのはいつか終わりがきて日本に帰る時間がきます。
期限があるというだけで気持ちが楽になりました。
クリスマスのデコレーションには本物のもみの木を買って飾りつけをしました。
家のお母さんが、「もみの木を長生きさせるために、風邪薬を入れておくといいのよ。」と教えてくれたことを覚えています(※本当かどうかわかりません ^ ^)。
そして、木の下にプレゼントを並べました。
プレゼントはクリスマスの日の朝に皆でオープンします。
子供たちは大はしゃぎで大変!
クリスマスの日は近所の家を訪ねて挨拶してまわり、ごちそうを頂きます。
ニュージーランドの人々は体が大きいですが、本当によく食べます。
だいたいどの家にも庭があってバーベキュー用のグリルがあり、そこでお肉を焼きます。
ホームパーティーはしょっちゅうですので、学校から家に帰ると「隣の家でバーベキューしているから来て!」とメモが置いてあり夕食はパーティーになることも多かったです。
自然と私も食べるようになり、半年の留学を終えるころには8sも体重が増えてしまいました!
若い時にしかできない貴重な体験をしたと思います。
海外で暮らすということは自分や日本を客観的に見る機会になり、それだけでも学ぶことがあると思います。
若いからこそ海外に出ていくことが必要だと思います。
明日も皆様の一日が幸せで満ちあふれますように・・・
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