2021年03月13日
人生は学校である 〜 Life is a school 〜 連載(第6回)
常に学ぶことがあります。
私たちは死ぬまで学び続け、智慧を育てていかなければなりません。
マインドフルネスを行う時はやる時間を限ったり、一時的にやるべきではありません。
朝起きてから眠りにつくまでの間、気づきと共に生活することを習慣にするよう努力をしなければなりません。
即席のマインドフルネスは意味がなく、妄想(モハ)があるだけです。
モハがあると智慧は育たないので、そのレッスンから学ぶことができません。
ですから、私たちは常に自分の体と心に起きている現象に気づきながら生きる努力をしなくてはなりません。
一瞬一瞬、命が尽きる最期の瞬間まで努力を続けます。
私たちが経験することは全てダーマ(自然の法則と現象)であり、全てはアナッター(無我)であり、無常であります。
私たちは何一つ満足することはないと理解して人生を生きなければなりません。
そして、死ぬ瞬間のことをしっかりと考えるべきです。
どうしようもなくおびえながら死ぬのはいいことではありません。
人生は最高の教科書です。
体は最高の教科書です。
心は最高の教科書です。
最高に深い知識は人生からのみ得ることができます。
毎日自分に問いかけてください。
「今日はどのような知識や智慧が身についたか?」
智慧を身に付けず、ただ食べて、飲んで、泣いて、笑って過ごす日は無駄になります。
そのような日は死に一歩近づいたというだけで、何も変わりません。
寝床に入る時も同じです。
眠りに入る前に体と心に何が起きているかに気づいてください。
心をクリアーにして落ち着かせて、穏やかに眠りに入ってください。
目覚めた時もすぐに何も考えず一日のことを心配せずに、瞑想を始めてください。
マインドフルネスの練習を始めてください。
穏やかな心で一日を始めることは良いことです。
一日中どこにいても心をこめてマインドフルネスと共に生活することを養ってみてください。
2、3年間継続して行えば、心と精神が成熟していることに気が付くでしょう。
正しい態度が身につき、心が大きくなります。
気づきながら生活することが習慣になると、考えもなくつまらないことをして過ごすことができなくなります。
あなたがどんなに歳をとっていようが、若かろうが関係ありません。
ある人々は20歳あたりから始める人もいます。
興味があるかどうかはおいておいて、とにかく続けていると、ある日自分の態度や物の見方や望みにおいて以前よりも誇りが持てて威厳があることを発見します。
それは成長したということです。
結果としてもっと心を込めて行うようになり、不注意でなくなり、怠けなくなります。
他の人に自慢したり、見栄をはることをしなくなります。
自分がすること全てにおいて心を込めて全力で行います。
何かをする前には深く考えます。特に重要な事柄については慎重に考えます。
上手くいかない場合には、それに気づきすぐに修正します。
重要なことについて話す時は、何を言うか、どのように話すかを慎重に考えます。
それが正しく聞こえるかどうか、ふさわしいかどうかを何度か考えるでしょう。
その場合、気づきと共に生活している人にとってはそれほど時間がかかりません。
かかってもほんの2、3分ぐらいです。
周りの人々はそのように上手く話せる人を少しずつ尊敬し始めることに気が付きます。
もしあなたが尊敬されたいのなら、いつも智慧と気づきでもって話すことです。
このように生活を続けたら、周りから尊敬されるだけではなく、自尊心も育ってきます。
後者のほうがより重要です。
ある人々は全く反省しません。
彼らは自分をよく見せようとする人に囲まれていることに慣れているので、馬鹿にされることがとても怖いのです。
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今日はここまでとします。つづきはまた次回をお楽しみに・・・♪
皆さまの毎日が幸せで満ちあふれますように・・・
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