2020年10月22日
魔法を使う人の話
どこにでも悪い考えを持つ人たちがいます。
仏教に反対する人たちや、仏教を失くそうと考える人たちがミャンマーにもいます。
そのような人たちの中にはいわゆる魔法を使って悪徳をはたらく人々がいます。
あるお寺にお坊さんたちのために食事をお布施する人がいました。
その人が持ってきた食べ物をお坊さんたちが食べようとしたときに、それを止めたお坊さんがいました。
彼は能力を持っているお坊さんなので、その食べ物がおかしいことに気が付いたのです。
仲間のお坊さんたちに言いました。「その料理は食べないでください。」
彼にはその料理が食べ物ではないことが見えているのですが、他のお坊さんたちには普通の料理に見えていたのです。
その料理をお布施した人はどうやら魔法を使ったようでした。
そのように魔法がかけられた料理を食べて苦しんで命まで落とした人もいます。
そして、中にはあまりにもお腹の痛みがおさまらなくて、医者にみてもらう人もいますが、何も悪いところが見つからないというケースもあります。
魔法にかけられたモノは食べ物に見せかけているので、通常人の髪の毛だったり、サンダルのストラップだったり、つまり「ゴミ」になっているのだそうです。
お腹に入っていたものを後でお医者さんに見せた人もいます。
普通の人はそれがゴミだとは分からないので、つまり魔法にかかってしまって美味しい料理だと思って食べてしまうのです。
魔法にかからない人はそのようにパワーができているお坊さんだったり、いつもお祈りをしている人だったり、よくお布施や功徳を行う人には難しいようです。
先ほどのお寺のお坊さんのお寺ではそのようなことがありましたが、また同じ人が再び料理を持ってお布施にきました。
既にその悪徳をお見通しだったお坊さんは、その人がお寺に来た時にお寺の門のところへ出て来て静かに彼に話しかけました。
「何をそんなに驚いているのですか?」
実は、お料理を持ってきたその人物は、お寺の庭にある大きな池の水面をお坊さんが歩いてきたところを見たのでした!
その光景を見たものですから、すっかりびっくりしてしまい自分が行ったことについて謝りました。
お坊さんは言いました。
「そのようなことはやめたほうがいいです。その悪徳は後であなた方の身の上に報いがきます。」
お坊さんは水の上を歩いたというのは実際にそうして見せたのではなくて、その人の目にそのように見えたのです。
お坊さんは超人的な能力を持っているので、人の目にそのように見せることができたのです。
ここで間違ってはいけないことは、お坊さんが持っている能力と、悪人が使う魔法のパワーは全くレベルが違っているということです。
魔法を使う人々は次元がとても低いところで魔法をつかいます。
お坊さんの持っているパワーは次元が高いので魔法はその効力を失います。
お坊さんの能力と魔法を例えて言えば、「悪事は簡単に手に入るが、宝石を手に入れることは難しい」と同じことです。
お坊さんたちはお釈迦様の弟子ですから、絶対に彼らに悪いことはできないのです。
それがブッダのパワーです
明日も皆様の一日が幸せで満ちあふれますように・・・!
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コメントいただきまして、ありがとうございます!
他にもミャンマーにはびっくりするお話がたくさんあります。
明日も素晴らしい一日を!
とても興味深いお話でした。
ブッダのパワーは偉大ですね。
また読みにきます(*^^*)