2020年10月29日
お釈迦様が天から地上へ降りてくる日
ミャンマーでは今日から祝日に入ります。
連続で5日間の休みとなりますので、日本のゴールデンウイークみたいな感じです。
お休みになる理由は10月の満月の日がダディンジュという祝日だからです。
今年は10月31日(土)が満月にあたります。
ミャンマーではお坊さんたちは7月から10月の雨季の間は外に出て修行や托鉢を控えます。
同時に仏教徒も旅行や引っ越しや結婚式なども控える傾向があります。
ダディンジュの時期は人々は目上の人へ(両親、祖父母、兄、姉、先生など)へプレゼントを贈る習慣があります。
人気がある学校の先生などは生徒からたくさんプレゼントをもらうことになります。
いいですね!
プレゼントはさまざまです。
お菓子の詰め合わせや、コーヒーや健康食品の詰め合わせギフトセットや、スカーフやなんでもOKです。
この時ばかりは年下の人たちは早く先輩や上司になりたいと思うことでしょうね^^;
さて、ダディンジュの意味ですが、この日は「お釈迦様が天から地上へ降りてくる日」とされているので、人々はお釈迦様が地上が見やすくなるように家々にろうそくの火をともします。
今では小さな電球(豆ライト)をベランダやゲートへ飾る家も多くなっていますが、昔はキャンドルを一本ずつ立てていました。
私は個人的にキャンドルの明かりが好きです。
電球とは違ったやさしい温かみのある色だからです。
そして、この時期は明かりをともす家や通りが多くなりますので、夜になるととても綺麗なのです。
場所によっては大々的に花火を飛ばしたり爆竹を鳴らすところもありますが、それはオーバーで良くないかも・・・と思います。
また、写真のように大きな提灯を飛ばす習慣もあります。
タウンジーではその提灯のデザインを競うコンテストまであり、大きな祭りで毎年各地から人々がその祭りを見にやってきます。
そのため、その時期になるとその周辺のホテルはどこも満室で予約がとれないほどになります。
しかし、提灯の場合は気を付けないとけっこう危険です。
上空で火が消えればいいですが、落ちてくるときに火がついたままの場合は火事になることもあるそうです。
最近では政府が花火や爆竹を鳴らすことを禁止していますので、花火や提灯を飛ばすことは少し減ってきたようです。
毎年、このように楽しく過ごすダディンジュですが、今年はなんだかとてもひっそりしていて寂しい感じです。
まあ、それも違った趣があっていいのかもしれませんね。
明日も皆様の一日が幸せで満ちあふれますように・・・!
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