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仏教徒の毎日の日課、それはお釈迦様（ブッダ）にお供え物をすることです。

我が家にもブッダがいらっしゃいます　

毎朝、炊き立てのまだ誰も食べていないご飯をお供えします。
お水も取りかえます。
お花は週に一回の頻度で新しいお花をお供えします。



ミャンマーでは仏像は実在しているブッダとしてお祈りをします。

通常、新しく家に仏像を迎える時には、お坊さんがブッダの心を入れるお祈り（儀式）をしてくれます。
ですから、本当に生きているブッダが家にいるということで、毎日食べ物をお供えするのです。

ミャンマーに来て間もない頃は、お供えすることやお祈りになれませんでした。
けれども、ブッダの教えを知るようになってくるとその意味が分かってきて自然にできるようになりました。

ミャンマーのお寺にいる仏像たちを見ていると笑顔のブッダが多いことに気が付きます。

微笑んでいるブッダを見ると、「大丈夫ですよ。安心してください。」と言ってくれているような気がして心が落ち着きます。

今日も皆様の一日が幸せで満ちあふれますように・・・！

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お坊さんはお釈迦様の教えに忠実に戒律を守って修行している人たちです。
ある程度修行がすすんでくると精神的にレベルが上がってきて、神通力のようなパワーが出てくることがあります。

あるＡ村での出来事です。

その日はとても有名なお坊さんが来るというので、Ａ村の村人たちはお坊さんにお布施やご馳走をしたいとお坊さんに家に托鉢に来てくれるようにお願いしました。

それを聞いた近くのＢ村の村人たちもぜひお坊さんに托鉢に来て欲しいとお願いしました。
近くといっても村から村へは5kmぐらい離れていますから、歩いても2時間ぐらいはかかります。

通常、托鉢は早朝から始まります。
その日もお坊さんは呼ばれた家々を訪ねてまわりました。

Ａ村の村人たちはお坊さんに良いお布施ができたと喜びました。
同じ頃、近くのＢ村でも村人たちは偉いお坊さんにお布施ができたことを喜んでいました。

後で、Ａ村の村人がＢ村の村人にお坊さんが何時ごろに托鉢にいらっしゃったかとききました。
なんと、Ａ村とＢ村にお坊さんが来た時刻は全く同じだったのです
通常では、5kmも離れている場所に同時に姿を現わすことは不可能です。

ミャンマーではこの様なアンビリーバボーな話をよく聞きます。

お坊さんが空を飛んでいるところを見た人もいます。
信じられない様な話ですが、実際に体験した人から直接聞くと信じないわけにはいきません。

ミャンマーはこのような不思議なことがある魅力的な国です。
これからもどんな不思議な話に出会えるのか楽しみです。

今日も皆さまの一日が幸せで満ちあふれますように・・・！

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いつの時代もどこの国でも女性の「美」に対する追求は変わりません　

ミャンマーも同じだと思います。

ミャンマー人女性の昔からのお化粧は「タナカ」をつかった方法です。
「タナカ」は植物で、その木の幹がお化粧の素になります。

このような平らな石の上に水を少々たらして「タナカ」の幹をこすりつけるとその成分が出てきます。
それをそのまま顔につけて、出来上がりです。


とてもシンプルなお化粧ですが、天然素材なのでお肌にやさしく、しかも日焼け止め効果もあるのです！
「タナカ」を原料にした化粧品（パウダーやクリームなど）もあります。

実はこの「タナカ」は大人の女性だけが使用するのではなく、子供も男性も使います。
ですから、ミャンマー人の小学生や中学生はみんな顔が「タナカ色」になっています。
朝、学校へ行く子供たちの顔はみんな白っぽくなっているのです。

家庭にもよりますが、ある家では息子が高校生になるまで顔につけて学校へ行かせたという話もあります。
聞いたところでは、年頃になった息子にずっと「タナカ」をつけたのは、母親が勉強の邪魔になると心配して息子を女の子たちから遠ざけるためだとか・・・。

私も仕事がお休みの日には、「タナカ」を顔に塗って過ごします。
まるで、一日中フェイスパックしているような感じです。

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ミャンマーにいらっしゃった際にはお試しください！

今日も皆様の一日が幸せで満ちあふれますように・・・！

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昨年、人生で一番辛かったと言えるほど厳しい病気になりました　
蚊から媒介する「チクングニア熱」です。

「デング熱」や「マラリア」はよく知られているのですが、「チクングニア熱」はあまり聞いたことが無い人が多いのではないでしょうか。

まさか、自分が得体のしれない病気にかかるなんて・・・少しは想像はできました。

なぜならミャンマーですから、何をもらってもおかしくありません。
発展途上の国で生活していると覚悟を決めなくてはならないのはその部分です。
特に衛生面のインフラはまだまだです。

もちろん、自宅は日本と同じような水準で住むことは可能です。
しかし家を一歩外にでると、日本と同じような環境は期待できません。
町はそれなりに掃除もしているのですが、まだまだゴミをポイ捨てする人は多いですし、清潔を維持させようという取り組みが少ないのが現状のようです。

そうは言いましても、一生何の病気にもかからない人もいるので、今回「チクングニア熱」をもらったのは定めでしょう。
受け入れるしかありません。

この病気になると辛いことは、なんと言っても発病してから回復までのなんとまぁ長いこと、なのです。
私の場合は丸一年かかりました

そして、この病気の辛いことの二つ目は体にはしる「痛み」です。
人により痛みが出るところが違いますが、私の場合は肩と腕でした。

病気の間はとにかく腕が全く上がらないのです。
腕をそーっと上げていきますと、「ズッキィィーン！」とまるで針を刺したかのような痛みが生じます。
上手く表現できませんが、自分がモラルある大人であることを忘れてしまいその場で泣きじゃくるくらいの痛さです。
腕の角度が痛みの境界に入ってしまったら最後です。
泣くしかありません。

何度もクリニックに足を運び、超音波をあててもらったり、また自分で動かない腕を少しずつ動かす運動をしました。
「動かないのにどうやってエクササイズするのか？！」って思いましたが、先生から言われる通りにやるしかないと思い頑張りました。

驚いたことに、運動を始めて3か月ぐらいたったころでしょうか、痛みが少しずつ消えてきたのです。
同時に腕も少しずつあがるようになりました。

この体験を通して学んだことは、「健康があれば何もいらない」ということでした　

「幸せ」というのはそんなことなんですね。
当たり前のように食べて、寝て、仕事をして、生活ができることが「幸せ」なのです。

これからも健康でいられることに感謝しながら生きていきたいと思います。

今日も皆様の一日が幸せで満ちあふれますように・・・！

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ミャンマーには手作り職人の方々が多くいます。

・　伝統的な漆器や傘をつくる人
・　仏像をつくる人（彫刻家）
・　ラタン製品（家具やバックなど）を作る人

手作り品の中で、今日ご紹介したいのは、こちらのサンダルです　




このサンダルは100％革製です。
ストラップもソールも純正の革を使用しています。
そして、手作りです。

まず、このサンダルを履き始めてから気が付いたことは、「靴底がすり減らない」ことでした。

通常はいつもゴムの靴底がけずれて低くなってしまうのですが、このサンダルに限ってはその現象が起きないのです。
とても丈夫なゴムを使っているようです。

それから、ストラップの部分も「まったく切れない」のです。
雨の日も、晴れの日も履き続け、まる２年間たってもまだ履き続けることができる状態でした。

このサンダルとのお別れは、以外な結末でした。

ある日、サンダルを脱いで置いておいたら、野良犬がやってきて私のサンダルをどこかへ持って行ってしまったのです！
後で探し回ったところ、近くの草むらの中にありました。

その姿は・・・あんなに丈夫だったストラップが切られていたのです。

犬の歯の強さには勝てなかったのですね。

ということで、もう履けないと判断しサヨラナしたのでした。

サンダルのデザインはこの他にも普通のビーチサンダルのようなものもあります。
シンプルなので飽きず、革なので履き心地もGoodだし、おまけに丈夫であれば魅力的ですね。

しかも！そのお値段は・・・たったの、2000円です！

このお店はヤンゴンのボージョーマーケットにあります。
ボージョーマーケットは歴史のあるマーケットで、現代のショッピングモールのようなところです。
観光客がかならず立ち寄る観光スポットになっています。

その後、犬に壊されて悲しくなりましたが、２代目（写真）を購入しました！
色もデザインも全く同じサンダルを購入できました。

そのお店のおじさんは私を覚えていたようで、本当は高めに売りたかったそうですが前回と同じ価格で売ってくれました！

ミャンマーにお越しの際は、ぜひ革製のサンダルをお試しください。

今日も皆様の一日が幸せで満ちあふれますように・・・！

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ミャンマーのお寺にある仏像たちは黄金に輝いています　

その理由は、仏像に金箔（純金）がはられているからです。
お寺にある仏塔にも金箔がはられていますのでピカピカです。

日本でも金閣寺はありますが、通常お寺は金色というイメージはありません。
ミャンマーのお寺は「金」だらけです。
もちろん、全てが純金ではなく金色のペイントをつけている部分も多くありますが、仏像には純金の金箔がつけられています。

なぜ、金色にするのでしょうか。
それには理由があります。

お釈迦様のイメージは「光」なのです。
悟りを開いた時のお釈迦様の背後には後光が現れ、体全体がピカピカに光っていたからです。

ですから、ミャンマー中どこのお寺へ行っても、仏像はピカピカなのです。
金色ばかりではなく、大理石の仏像もいますし、肌に白く色をつけている仏像もいます。

人々は仏像に金箔をお布施して功徳を積みます。

また、病気の人がよくお布施をする仏像もあります。
例えば胃腸が悪い人は、仏像のお腹のところに金箔をはりつけると回復すると信じられています。
私もチクングニア熱にかかった時に、金箔をはってお祈りしました。
その後、本当に回復に向かいました！

お寺にいる仏像たちはどれも誰かがお寺に寄贈したものなので、仏像の近くには「いつ、どこの誰が寄贈した」のかが刻まれています。

ヤンゴンにあるシュエダゴンパゴダは歴史が2500年もあるお寺です。
初めて、シュエダゴンパゴダを訪れて仏塔を見ると、誰もがその神々しい姿に感動すると思います。

ミャンマーにお越しの際は、ぜひお参りにいらしてください。

今日も皆様の一日が幸せで満ちあふれますように・・・！

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ミャンマーに来てからびっくりしたことの一つは、長い髪の女性が多いことです。

腰から下の長さは普通です。
本当に長い場合は、髪の毛がふくらはぎまでとどく人もいます

日本でも平安時代の女性は髪を長くしていましたが、ミャンマーでは現代でも髪を長くしている女性が多いです。
ただし、今はコロナで頻繁に髪を洗うので、ショートにする女子も増えてきたようです。

髪が長いのにはどうやら理由があるらしいのです。

ある人は、親が髪を長くしていて欲しいから切れない、とのこと。
ある人は、髪を切るのが面倒なのでそのままにしている、とのこと。
またある人は、自分のきれいな長い髪を人に見せたいという女の人もいるらしいです。

確かに、髪の毛がつやつやできれいな女性が多いかもしれません。
けれども時代の流れで、残念ながらきれいな髪をまっ茶色やまっ黄色に染めている女性もいます。

様々な理由の中には、「彼氏が長い髪が好きだから・・・」という女性もいるようです！
もしこれが事実であれば、髪の毛を長くしようと思うのは当然かもしれません。

ミャンマーの歴史を見ても、昔から髪を長くしている女性が多いことが分かります。

髪は女性の「美」を象徴するというのは、どこの国でも同じかもしれませんね。

今日も皆様の一日が幸せで満ちあふれますように・・・！

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ミャンマーの家庭には、だいたいどの家にも仏像を置いています。

通常仏像にはお釈迦様の心が入っているので、人々は仏像を生きているお釈迦様と同じように接するのです。
ですから、毎朝お花と共にご飯やお水をお供えしてお祈りします。

日本では亡くなった人自身がお釈迦様になったという考え方をして、仏壇には亡くなった人へお供えしますので、そこはミャンマーでのお釈迦様に対するイメージとは異なります。

今回は、ある家にいた仏像のお話です。

ある日のこと、その家の主人は家にいる仏像の様子がおかしいことに気が付きました。
仏像は座っている位置から少し移動しているようなのです。
位置をまっすぐに戻しても、翌日になるとまた同じ方向へ移動しているのです。

不思議に感じた主人は、占い師に聞いてみました。

占い師は言いました。
「その仏像にはある特別なパワーが備わっているようだから、あなたの家にはふさわしくないようだ。お寺に行ってお坊さんへ引き渡したほうがいい。」

家の主人は言われた通りに、お寺へ行ってお坊さんへ説明し仏像を渡して家に帰ってきました。

ある夜のこと、主人は夢をみました。
お寺に引き渡した仏像が夢に現れて言ったのです。
「私は今お寺に連れて来られましたが、あなたの家に帰りたいのです。」

その後、その家の主人はお坊さんを家に招き仏像にお祈りをしました。
それからというもの、その仏像は動くことはなくなったそうです。

私もミャンマーに来たばかりの頃は、人々が熱心にまるで人間を扱うかのように仏像にお供え物をしたり、お祈りをする姿に戸惑いを覚えました。

しかし、自分もお釈迦様の教えを知り仏教徒となった今では、それはとても大切な習慣となりました。
お釈迦様の教えは知れば知るほど、素晴らしいものであるということがわかります。

ブッダ（お釈迦様）の教えに出会えたことは、私の人生における大きなプレゼントだと思っています。

今日も皆様の一日が幸せで満ちあふれますように・・・！

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よく耳にするけれど実際に見たことはない、というものはけっこうあります。

今日ご紹介するのは、こちらのジャスミンの花です　




日本でもジャスミンはよくお茶として飲まれていますね。
ジャスミンティーはミャンマーでも一般的に飲まれているお茶です。

もう一つジャスミンの花がミャンマーでよく知られている理由は、お釈迦様にお供えする花だからです。
人々はこの小さな白い花を一つずつ糸に通し花のネックレスのような形にします。
それを何本もつくり、束にしてお供えします。

お供えはお寺にいるお釈迦様にはもちろんのこと、車のフロントミラーにかけたり、頭に飾る女性もいます。
いってみるとお守りのようなものかもしれません。
それでも、お釈迦様にお供えしていると同じ意味があるのです。

また、ジャスミンの花の香りがとてもいいので、そのまま花を摘んで香りを楽しむ人もいます。

生花はミャンマーではとっても新鮮で、おまけにとても安いです。
例えば、赤いバラの花束10本が200円ぐらいで買えます。
朝市に行くと新鮮で香りのいいお花がたくさん売っていて見ているだけでも楽しくなります。

ミャンマーへお越しの際はぜひ朝市を散策してみてくださいね。

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絶対にお酒を持って行ってはいけません！
これは、絶対です！

これほど強調してお伝えするのには理由があります。

もちろんお寺は神聖な場所であることは、一般の人でも分かっていることですが、ミャンマーのお寺はとりわけ神聖なところであるため、お参りに行く人はきちんときまりを守る必要があります。

なぜかというと、「お寺＝お釈迦様がいらっしゃる場所」であるためです　

それには、まずお釈迦様の教えを少し知る必要があります。

お釈迦様の教えには、５戒があります。
「殺してはならない」「盗んではならない」「よこしまな男女関係をもってはいけない」「嘘をついてはいけない」「お酒（麻薬なども）を飲んではいけない」

ですから、もしこのきまりを破る行為をすると命まで危険なことになるのです。
なぜなら、お寺にはお釈迦様やお寺を守っている守護神たちが多く存在しているので、人間が悪い行いをすることを嫌うためです。

私の日本人の知人の話ですが、彼女はあるお寺へ友人たちと一緒にお参りに行きました。
そこは観光客も多く来る有名なお寺で、いつも多くの人が参拝しています。
そのお寺は山の上にあり、参拝するには山を車で登っていく必要があります。

知人はお酒が好きな人でした。
その日もビールをこっそりバッグにしのばせて持って行ったようです。

それから、恐怖が待っていました。
彼女たち一行を乗せた車は始めは順調に走っていたようですが、途中の登り坂のところで急に止まってしまい車は後ろへバックし始めたのです！

即座に何かを察知した友人が彼女に言いました。
「お酒持ってるでしょ？！」
彼女は仕方なく持っていることを認め、その場でビールを捨てることになりました。

ミャンマー人であれば誰でも分かっていることですが、外国人にはこの恐ろしさはなかなか伝わりにくいようです。

他にも、お寺で飲酒して死亡したというニュースはよく耳にします。

外国の地に行くということは、その国のルールやきまりを守ることが礼儀であり基本です。
また、なぜそのルールやきまりがあるのかという背景も知る必要があります。

ミャンマーは仏教の国です。
仏教に反する行動は厳しく戒められます。

もし、ミャンマーにお越しになる際はこの話を思い出していただければと思います。

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