2020年09月08日
家に戻りたがった仏像の話
通常仏像にはお釈迦様の心が入っているので、人々は仏像を生きているお釈迦様と同じように接するのです。
ですから、毎朝お花と共にご飯やお水をお供えしてお祈りします。
日本では亡くなった人自身がお釈迦様になったという考え方をして、仏壇には亡くなった人へお供えしますので、そこはミャンマーでのお釈迦様に対するイメージとは異なります。
今回は、ある家にいた仏像のお話です。
ある日のこと、その家の主人は家にいる仏像の様子がおかしいことに気が付きました。
仏像は座っている位置から少し移動しているようなのです。
位置をまっすぐに戻しても、翌日になるとまた同じ方向へ移動しているのです。
不思議に感じた主人は、占い師に聞いてみました。
占い師は言いました。
「その仏像にはある特別なパワーが備わっているようだから、あなたの家にはふさわしくないようだ。お寺に行ってお坊さんへ引き渡したほうがいい。」
家の主人は言われた通りに、お寺へ行ってお坊さんへ説明し仏像を渡して家に帰ってきました。
ある夜のこと、主人は夢をみました。
お寺に引き渡した仏像が夢に現れて言ったのです。
「私は今お寺に連れて来られましたが、あなたの家に帰りたいのです。」
その後、その家の主人はお坊さんを家に招き仏像にお祈りをしました。
それからというもの、その仏像は動くことはなくなったそうです。
私もミャンマーに来たばかりの頃は、人々が熱心にまるで人間を扱うかのように仏像にお供え物をしたり、お祈りをする姿に戸惑いを覚えました。
しかし、自分もお釈迦様の教えを知り仏教徒となった今では、それはとても大切な習慣となりました。
お釈迦様の教えは知れば知るほど、素晴らしいものであるということがわかります。
ブッダ(お釈迦様)の教えに出会えたことは、私の人生における大きなプレゼントだと思っています。
今日も皆様の一日が幸せで満ちあふれますように・・・!
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