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なぜ猫は、飼い主の入浴中しっぽを湯船にいれるのか

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猫と言えば、水が苦手でお風呂を嫌がるというイメージも強い動物ですよね。しかし飼い主さんが入浴していると、なぜかお風呂場までのぞきにきたり、ふたの上にねそべったり…。なんと中には、しっぽを湯船につけて「しっぽ入浴」を楽しむ猫も。なぜこんな行動をとるのか、その秘密に迫ります。

■湯加減を見ている?

猫の性格は実に様々。「猫は水が嫌い」というのが定説ですが、もちろん中には、水もお風呂もシャンプーも大好きな猫もいます。こんな猫にとって、お風呂場は最高の遊び場だと考えられます。ほんわり温かくて、お水は飲み放題。そして大好きな飼い主さんと、ずっと一緒にいられます。こんな猫は、浴槽のへりに上がることも怖がりません。わざとしっぽをお湯につけ、まるで「魚釣り」を楽しむように、ぴちゃぴちゃと水をはねて遊ぶことも多いものです。しっぽでくるくるとお湯を動かす様子は、まるで湯加減を見ているかのよう。もしかしたら、飼い主さんに「入りどき」を教えてくれているのかもしれません。

■ぬくもりを感じている

猫は暑さには強いですが、寒さには弱い動物です。このため、じんわりと温まれるような場所は、猫のお気に入り。お湯が張られている浴室も、猫にとってはパラダイスだと言えるでしょう。全身を水につけるのは抵抗があっても、しっぽだけならば比較的容易にチャレンジできる猫も多いよう。しっぽの先から、じんわりと体が温まっていく感覚に、病みつきになっているのかもしれません。その行動は、人間に通じるところがあります。猫が最高のお風呂パートナーになってくれるのではないでしょうか。

■まさか…気づいていない?

明確な目的があって、しっぽを湯船に入れている猫もいれば、なんと「自分のしっぽがお湯につかっていることに、気が付いていない」猫もいます。流れる水や、飼い主さんの謎の行動は、猫にとっては気になって仕方がないものです。じっくりと夢中で観察しているうちに…しっぽが湯船に入ってしまっている、というわけですね。大抵こんな猫は、事態に気が付いた瞬間、慌てふためきます。

しっぽ入浴を楽しむ猫が、どうしてそんなことをしているのか。「わが家の猫の場合」を、ぜひ推察してみてください。猫の気持ちを知ることで、もっと楽しい入浴時間を過ごせることでしょう。







嘘をついた子供に厳しい罰を与えると、ますます嘘をつく子供になる

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私たちは子供の頃から「いつでも正直であれ。嘘をつくな」と言われて育ってきました。
子供に積極的に嘘をつくように奨励する親はめったにいるものではありません。


正直であることは人間として美しく生きて行くために大切な要素です。でもそれを学び取るのは決して簡単なことではありません。子供は誰もが嘘をついてしまう傾向にありますが、そのときの親の対応において将来本当に嘘をつかない人間になるのか、嘘つきになってしまうかが決まると心理学者のビクトリア・タルワー氏が発表しています。

タルワー氏を始めとする研究者たちはある興味深い実験をしました。

4歳から8歳の372人の子供たちに音の鳴るおもちゃを使って「音当てゲーム」をしました。しばらくゲームをしてから机の上に別の新しいおもちゃを置き、研究者たちは部屋を出ます。

その際に子供たちに「このおもちゃを見てはいけないよ」と指示をします。

研究者たちは2種類の語りかけのうちどちらかを用いました。

ひとつは約束を破ってこのおもちゃを見た場合は罰を与えるというもの。

もうひとつはおもちゃを見てしまった場合は正直に言うというもの。

実験の結果3分の2の子供たちがルールを破りおもちゃを見てしまったということが
ビデオカメラの映像でわかりました。

「おもちゃを見てしまった」と正直に言った子供たちの多くは罰を与えると言われたこどもたちではなくおもちゃを見てしまったなら正直に言いなさいと語りかけられた子供たちでした。

その結果、子供を正直ものにするためには親が正直でないと罰を与えると脅かすよりも
正直でいることは人間の美徳であり、親を幸せな気持ちにすると教えた方が効果があがるということがわかったのでした。

子供の嘘に手を焼いてしまっているならぜひこの方法を用いてみてください。

Yes, Mom and Dad, I Lied Sometimes―But That’s All Your Fault
http://www.psmag.com/navigation/health-and-behavior/yes-mom-dad-lied-sometimes-thats-fault-96139/




医師が説明する耳の正しい手入れ方法

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1日のうちのかなりの時間聴覚を使って暮らしているのに、耳の正しい手入れの仕方はほとんど知りません。耳の正しい手入れと耳あかの扱いに関しては随分と誤解が多いようですから、このあたりで正しておきたいと思います。


プライマリー・ケア医のDan Weiswasser博士に、耳あかの正しい手入れの仕方をじっくりと伺いました。


綿棒を使うのをやめる

まず初めに、耳あかは外耳を感染や外傷から保護する重要な役割をしています。ある程度耳の中にある方が健康的なのです。

耳を掃除するのに綿棒を使うと、耳あかを耳道の奥へと押し込んでしまいます。悪くすると、外耳道を傷つけるか、脆い鼓膜を破裂させてしまうかもしれません。

「たいていの人は耳掃除を日常的にする必要はありません」とWeiswasser博士は言います。「私の経験では、耳あかを取れば取るほど、体は耳あかを作ってしまいます。そしてこれは悪循環につながります」耳をきれいにしないのは初めは変な感じがするかもしれませんが、耳あかを取るのをやめると、体が慣れてきて次第に耳あかができにくくなります。

一般に、あごの動きが耳あかを耳道から押し出しています。耳あかの役割は、埃と汚染菌が耳の奥に入る前に止めることですから、耳あかを取ることは害があることになります。「耳の中には肘より小さいものを入れるな」という古い諺がありますが、まさに真実かもしれません。

万が一耳に水が入っても、綿棒を使って乾かそうとしてはいけません。その代わり、ヘアードライヤーの冷風を吹き付けるか、消毒用アルコールを数滴落として、乾かすのがいいでしょう。

毎日の入浴で、耳の外側の耳あかの手入れはしています。本気で耳の外側の手入れをしたいなら、コットンボールのような短い長さのものを使いましょう。耳道の中には入れないようにしてください。



スプレーは避けて、ミネラルオイルを試してみる


過去に鼓膜を悪くしたことがないなら、頑固な耳あかを取るのには常温のミネラルオイルを使うのが一般に安全です。Weiswasser博士の説明は次の通りです。



私は一般的にミネラルオイルを使うように助言しています。ベビーオイルはミネラルオイルとほとんど同じですが、香料が入っていることが多いのです。それだと、刺激があるので、避けた方が良いです。処方箋なしで買える耳あか取りの製品もありますが、私が知る限り、有効性も安全性も証明されていません。過酸化水素は使わないように、いかなる製品も数日以上にわたっての使用はしないようにと助言しています。どちらも刺激が強すぎるからです。


耳あかで耳が詰まっていると思ったら、ミネラルオイルに浸したコットンボールを1週間に10分から20分間、耳道に入れてみてください。横に頭を傾けてコットンボールが詰まった方の耳を空に向けましょう。


医師の手による耳あかの除去か耳道の洗浄


大抵の人の場合、1カ月かそこらで耳あかの量がぐっと少なくなります。ミネラルオイルを時々使ってみた後でも、まだ耳が詰まっているような気がしたら、医師のところに行ってください。医師は専用の道具を使って耳あかを手で取り除けます。

そうでなければ、医師は針の付いていない注射器を使って水で耳道を洗浄することもできます。Weiswasser博士の経験によれば、耳の洗浄は耳道への刺激が少ないけれど、強くやり過ぎると鼓膜が破裂する危険性があるそうです。

自宅では手で耳あかを取ることも洗浄もやめてください。どちらも医師に任せてください。


刺激を受けた耳ほど耳あかができやすい


耳を触らないでおいても、まだ耳あかがたくさんあると思うなら、何か別の物が耳を刺激しているのかもしれません。たとえば、耳栓の使い過ぎではありませんか? もしくは、湿疹などの肌の状態が耳道に影響を与えているのかもしれません。

ときどきミネラルオイルを使っても、1カ月以上耳あかが極端に多い状態が続くなら、医師に相談してください。


耳が感謝してくれます

なかなか信じがたいことかもしれませんが、耳に少し耳あかがあった方が耳の健康を保てるのです。綿棒のような物で耳の中をかき回すのは止めましょう。耳あかは放っておいても大丈夫なのです。耳あかを取りたいなら、ミネラルオイルを使うか、医師に相談して手で取り除いてもらうか、洗浄をしてもらいましょう。それでもまだ、極端に耳あかがあるなら、耳の中に入れて中に触れている物がないか考えるか、別の問題がないか医師に相談しましょう。





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