2014年12月17日
冷たくなったパスタは脂肪の燃焼を促進する
冷たいパスタは電子レンジでチンしても美味しくないし、捨ててしまえ!なんて思ってはいませんか?ちょっと待って!!捨ててはダメー!
イギリスのサリー大学、シニア栄養科学者である、デニス・ロバートソン博士によれば、パスタを調理してから冷ますと、人体にとって健康に良いとされる難消化性デンプン量が増加するのだそうです。
難消化性デンプンとは、通常のアミラーゼで消化されないデンプンであり、胃や小腸で消化吸収されることなく、大腸まで達するデンプンのことです。胃での分解をスルーして腸管に届くため吸収速度が遅く、血糖値の上昇も緩やかになるということです。
難消化性デンプンを食べることで、大腸がんにつながる細胞を死滅できるだけでなく、乳がんや、肥満が原因となる病のひとつである糖尿病のリスクも、減らすかもしれないと言われています。
難消化性デンプンは、エンドウやインゲンなどの豆類や玄米、パスタに多く含まれています。白いご飯は冷めたものならOKなのだとか。
難消化性デンプンのすばらしい点は、脂肪の燃焼を促進することです。この成分は冷めたパスタやご飯に含まれるものであって、温かいものではダメなのだそうです。
健康を気遣うのなら、味にこだわっていられないのかも?
Don’t throw out cold pasta – ‘resistant starch’ could ward off diabetes
http://www.dailymail.co.uk/health/article-2791566/don-t-throw-cold-pasta-resistant-starch-ward-diabetes.html