5分でピロシキを作る方法
ピロシキといえばロシア料理、でもウズベク人も軽食としてピロシキを良く食べるようだ。
ロシアとウズベキスタンのピロシキ比較
ピロシキの中身は何?
ウズベキスタンではどのようなピロシキが食べられているのか気になり、Facebookでアンケートをとったところ、肉とじゃがいもが圧倒的に多かった。
私が留学していたロシアでも、肉やじゃがいものピロシキを確かに良く食べたが、キャベツやリンゴという回答が意外と少なくびっくりした。キャベツはロシアでは定番のピロシキで、私が一番好きな具だ。
以前、ウズベク人の友達とピロシキの話をしていた時に、「何のピロシキが好き?」と聞かれて、「キャベツ!」と答えたら、「キャベツのピロシキ?そんなの食べたことがない。」と言われてショックを受けた。でもタシケントのツム百貨店横のピロシキ屋さんの写真を見返してみたら、キャベツのピロシキを売っていた。ウズベキスタンにもちゃんとキャベツのピロシキが売っているのだ。万歳!
ロシアにはない具材のピロシキがウズベキスタンにある。それは、グンマと呼ばれるピロシキだ。日本の群馬県と全く同じ発音のグンマというピロシキの中身は“肉の内臓”。正直そんなピロシキ食べたくない。友達は大嫌いだと話していた。
ピロシキは焼く?揚げる?
日本にあるピロシキは上の写真のような揚げピロシキが多い。一方、ロシアのピロシキはオーブンで焼いたものが圧倒的に多く、日本で売っているような揚げたピロシキをあまり見かけない。ロシアで揚げたピロシキを食べようと思ったら、「ピロシキを下さい」ではなく、「揚げたピロシキ(жареные пирожки)を下さい」と言わないといけないことに注意。
ウズベキスタンではどうか聞いてみたら、揚げるピロシキと焼くピロシキ両方あるようだが、どちらかというと揚げる方が多いようだ。ウズベク人は料理をする時に、けっこう油を多く使うので、さっぱり系よりも油が好きなのかなと思う。
ピロシキの作り方―5分でピロシキが作れる?―
ピロシキは、生地をこねたり発酵させたり、具を詰めたり、焼いたり、などなど手間がかかる料理だが、ネットでピロシキをなんと、たったの5分で作れるレシピをみつけた。
これがそのレシピのページだ。
Пирожки за пять минут
ロシア語なので、翻訳して紹介しよう。
ピロシキの材料
- 小麦粉 4カップ
- 砂糖 大さじ2杯
- 塩 小さじ1/2杯
- ひまわり油 大さじ2杯
- 牛乳 500cc (温めても良いし、冷たいままでも良い)
- ドライイースト 11g
作り方
全ての材料を均一になるまで混ぜ、ビニール袋に入れて、冷蔵庫で2時間休ませる。以上!
…。5分以上かかるではないか!混ぜるのに5分、冷蔵庫に2時間、合計2時間5分ここまででかかってしまう。5分で作れるというのは、はったりだった。
しかも出来上がった生地が柔らかすぎる。ロシアの粉と日本の粉の違いが原因かもしれない。レシピによると、さらに粉を加えて生地をこね、お好みの具を包んで焼くのだが、どれくらい粉が必要か謎だし、とにかく生地が柔らかすぎて扱いにくい。無駄に時間だけ経過していった。
けっこう苦労して作った割には、味はイマイチだった。生地の食感はやはり手間ひまかけてこねて発酵させた方がおいしい。急がば回れ、今度は面倒臭がらず、きちんとピロシキを作ってみよう。
ただ問題はレシピだ。ロシア留学中に、ホームステイ先のママに書いてもたっらレシピがいくつかあるのだが…
Яблочный пирог
3 яйца растирать ???? со 1 стаканой ???? всыпать 1 стакан муки, 1/2 ч.л. соды ??? ....
う〜ん、ところどころ読めない。ロシア人はなぜミミズのような文字を書くのだ。しかも上から子供が鉛筆でらくがきしてて、ますます読みにくい。まずは解読しなきゃ。
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