サトウのご飯や冷ご飯を使って、あっという間にプロフを作る方法!
皆さんは、本格的なプロフがもっと手軽にパパッと作れないかと思ったことはないだろうか。鍋で米から煮炊くと時間がかかる。炊飯器でプロフを炊いても時間がかかる。冷や飯やサトウのご飯などを使って、チャーハンを炒めるような手軽さでプロフを作れないかと思い、何度も試作を繰り返した結果、あっという間に本格的なプロフを作る裏ワザを編出した。今日は、冷や飯やサトウのご飯を使ったプロフの作り方の秘密を公開しよう。
最近、仕事から家に帰ってくるのが遅かった日に、腹ペコでご飯を作る気力も時間もないのに、プロフが食べたくなったときがあった。鍋で煮炊きしようと思ったが、少量を作るのには向いてないと思い却下した。炊飯器でプロフを炊こうかと思ったが、炊飯器をセットしてから、1時間くらい待つのが嫌だった。そこで目に飛び込んできたのが、あまった冷や飯。同じ材料をご飯と一緒に炒めれば、プロフになるんじゃないか?
しかし、私の読みは甘かった。にんじん、牛肉、たまねぎを塩とクミンで味付けをして、冷や飯と一緒にフライパンで炒めてみたところ、味はプロフそのものだったが、ご飯が真っ白のままだった。それはそれは皆さんに見せるのも恥ずかしい、見るも無残なプロフが出来上がってしまった。米を具材と一緒に炊かないため、あのプロフ独特のオレンジ色にならないのだ。あの色を出すためには、にんじんのエキスをたっぷりお米に吸わせなければいけない。
じゃあ、冷や飯を使って美しいオレンジ色はもう出せないのか?あきらめるのはまだ早い。実は、ちょっとした工夫をするだけで、炊いたご飯がきれいなオレンジ色になるのだ。それではその方法を紹介しよう。
簡単プロフの作り方 (2人分)
- サトウのご飯又は冷や飯 200g
- にんじん 1本
- 玉ねぎ 1/2個
- 牛肉 100g
- 塩 小さじ1/2杯
- クミン 小さじ1杯
- 油 適量
新品価格 |
材料だけ見ると普通のプロフと変わらないが、オレンジ色のご飯にするには、下準備にポイントがある。
簡単プロフの作り方 下準備
- @にんじん1/2本は千切り、玉ねぎは薄くスライスにし、牛肉は、約2cm角に切る。
- A残りのにんじんは1/2本はすりおろし、ご飯と混ぜておく。
そう、ご飯を美しいプロフの色にするには、すりおろしたにんじんとご飯を混ぜれば良いのだ。本当にこれだけ。あとは普通のプロフと同じように具を炒め、チャーハンのようにご飯と具を炒めて全体を仕上げるだけだ。ご飯はあたためても良いし、冷蔵庫から取り出したものをそのままでも良い。
簡単プロフの作り方 (2人分)
- @熱したフライパンに油を入れ、たまねぎ、牛肉、にんじんの順に炒める。
- Aすりおろしたにんじんを混ぜたご飯を入れ、具と一緒に炒めながら、塩とクミンで味付けをすれば完成。
普通は、牛肉、たまねぎ、にんじんの順で炒める。しかし以前、タジキスタン料理教室で指摘されたのだが、日本の牛肉はタジキスタンのものと比べて火が通るのが速く、硬くなりやすいそうだ。私もウズベキスタンの肉と日本の肉を比べた時に、同じような印象をもったので、日本で作る場合は、たまねぎから炒めるようにしている。
日本のにんじんはウズベキスタンのものと比べ、とても柔らかいので、入れるタイミングは本当に最後の最後で問題ない。
あっという間に本格的なプロフが完成した。味もまさしくあの味!色もまさしくあの色!皆さんも余ったご飯がある時にぜひ試してみて欲しい。
でも、やっぱりお米から鍋で炊いたプロフが一番おいしいので、時間があり、手間を惜しまない人はぜひ鍋でお米を煮炊きして作ってね。
【関連記事】
本格的なプロフの作り方はこちら
↓↓↓
本格的!ウズベキスタンのプロフのレシピ
日本人なら炊飯器を使いたい!炊飯器で作るプロフの作り方はこちら
↓↓↓
簡単!失敗なし!炊飯器で作るプロフのレシピ
プロフは何曜日に食べるか知ってる?
↓↓↓
プロフは何曜日に食べる?薪を炊いてプロフを作ってみた
この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/4328163
※言及リンクのないトラックバックは受信されません。