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posted by fanblog
2014年10月13日

マスタヴァのレシピ!これであなたも絶対に失敗しない!

先週、ウズベキスタン料理のマスタヴァというスープを作ろうとして、おかゆが出来上がった記事(マスタヴァというウズベキスタン料理を作ろうとしてみた)を書いたが、今回は誰がやっても失敗しないマスタヴァのレシピを紹介しよう。



マスタヴァ
マスタヴァ

そもそもなぜマスタヴァ作りに失敗してしまったのか振り返ってみると、それはレシピの記載に不明確な点が多かったからであると考えられる。材料と分量はもちろんのこと、マスタヴァに関しては、私のような愚か者のために、野菜の切り方や米を入れてから食べるまでのタイミングを明記するべきだと考える。



スープ
失敗したマスタヴァ 梅干しのおかゆにしか見えない

海外の料理本にありがちなのは、大まかすぎること。例えば、先週紹介したウズベキスタン料理の本には、ノンというウズベキスタンのパンも紹介されているのだが、牛乳の分量が「1〜2カップ」と書かれていて、日本人的な感覚としては、1カップと2カップは大きな違いであるから、非常に戸惑う。その料理を食べたことがない人でも、料理をしたことがない人でも、つまりは私の父親のような人でも、そのレシピ通りに作れば、いつでも同じ料理が作れるように、レシピは徹底的な条件統制が必要である。



その点、日本のレシピ本は説明が丁寧なものがとても多い。誰が作っても同じ品質の料理が作れることで、定評が高い料理本を見てみると、いたりつくせりの説明であることに気が付く。例えば、「リンゴは紅玉を使用する」というように、野菜や果物の品種まで指定してあったり、「使用するタルトの型は直径25cm」と、調理器具の長さを示してあったり、「にんじんを1〜1.5mm幅で切る」といったように、材料の大きさを細かく指示していたり。普段自分が全く気にしないところまで、気配りがされたレシピであり、これが多くの日本国民に評価されている。



それならば、私もこのようなジャパンクオリティーのレシピで、ウズベキスタン料理のマスタヴァの作り方を紹介しよう。










☆マスタヴァの材料☆ 3〜4人分


  • カレー・シチュー用牛ブロック肉 およそ106g
  • トマト(大) 1個
  • 愛媛県産玉ねぎ 1/2個
  • にんじん 1/2本
  • 愛媛県産じゃがいも(中) 1個
  • 洗ったお米 60g
  • 水 800cc
  • 油 20g
  • 塩 小さじ1杯
  • クミンシード 小さじ1杯
  • 大葉・みつばなどお好みの香草 適量

今回は、愛媛の友達から貰った有機玉ねぎとじゃがいもを使用した。


☆マスタヴァ作りの下準備☆


  • 牛肉は最小幅2cm、最大幅3cmになるように角切りにする。
  • 愛媛県産玉ねぎは1.5mm幅にスライスする。
  • にんじん、じゃがいも、トマトを7mm±1mmになるように角切りにする。
    野菜の切り方
    ※トマトの切り方は特に上記を遵守すること。
    トマトの切り方

    心配な方は、下記のマイクロメーターの使用をすすめる。0.01mm単位で正確に野菜の長さを測ることが出来る。

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☆マスタヴァの作り方☆


  1. @あたためた直径28cmのフッ素加工の鍋に油を入れ、中火で肉を炒める。

  2. 牛肉

  3. A肉の表面に焼き色がついたら、スライスした愛媛県産玉ねぎを入れ、さらに炒める。

  4. マスタヴァの作り方

  5. B玉ねぎがしんなりしてきたら、角切りのにんじんを入れて、5分間炒める。

  6. マスタヴァの作り方

  7. C鍋に角切りのトマトと800ccの水を入れて、5分程煮る。

  8. D角切りした愛媛県産じゃがいもを入れて、火を弱火にする。
    マスタヴァの作り方
    ※水がはねないように、そっと入れること。

  9. Eスープがぷつぷつしてきたら、米を入れ、塩とクミンで味をつける。
    ※塩とクミンは小さじ1杯ずつ。持っている匙が大さじではないか、再度確認しよう。

  10. F20分間弱火で煮込む。

  11. G長さ28cm直径7cmのお玉でマスタヴァをスープ皿に装い、お好みで大葉、みつば、フェンネルなどの香草を添える。

    ※ご飯が水分を吸ってしまうので、マスタヴァは出来上がってから2時間以内に食べること。


マスタヴァが完成した。


マスタヴァ
マスタヴァ

このレシピに忠実に従えば、もう失敗することはないだろう。いつものように印刷用のレシピを用意した→マスタヴァのレシピ こちらの方は、上記と違ってまともに作り方を記載しているので、ご参考頂きたい。



今週は台風の中広島に出張して、東京に戻ったらまたすぐ出張というハードスケジュールだったため、久々に週末家で食べたマスタヴァは本当に癒しの味だった。ウズベキスタンの優しいスープ「マスタヴァ」をどうぞ召し上がれ。








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Asalhon(アサルホン) 日本人。 学生時代にウズベキスタンを旅行し、その料理に魅了されたのをきっかけにウズベク料理のブログを始める。 Facebookグループ「中央アジアの料理が好きじゃー!」の管理人。
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