サックサク♪ホックホクのカボチャのサムサのレシピ
タシケントの友人宅で教わった料理のうち、今までモシフルダ(緑豆スープ)とビーツのサラダを紹介したが、今回紹介するのはカボチャのサムサだ。
以前「サムサのレシピ!隠し味はまさかのアレ!?」という記事でお肉のサムサのレシピを紹介したが、その時のサムサの包み方は三角形。これはタシケント風の包み方らしい。ブハラではサムサを四角形に包むことが多いそうだ。今回はタシケント風とブハラ風、両方の包み方でカボチャのサムサを作ってみよう。
カボチャのサムサの材料 (約15個分)
■サムサ生地
- 強力粉 200g
- 薄力粉 100g
- 水 120cc
- レモン汁 大さじ1杯
- バター 100g
■中味
- カボチャ1/4個
- たまねぎ 1/2個
- クミン 小さじ1杯
- コリアンダー 小さじ1杯
- 塩 小さじ1/2杯
- 油 大さじ1杯
新品価格 |
新品価格 |
■サムサの仕上げ
- プレーンヨーグルト又は溶き卵 適量
- 黒ゴマ 適量(お好みで)
ウズベキスタンのカボチャは日本のカボチャと少し違うのだが、私が日本でも同じようにサムサを作れるように、タシケントの友達は日本のカボチャを使ってサムサの作り方を教えてくれた。種を日本から持って来て、育てたそうだ。
サムサ生地の作り方
- @ 強力粉、薄力粉、水、レモン汁をボウルに入れて、良くこねる。
- A ラップをして、冷蔵庫で2時間冷やす。
- B 生地を麺棒で円く薄く伸ばす。薄さは2mm程。
- C 溶かしたバターを刷毛で生地の表面にたっぷり塗る。
- D 生地をくるくる巻いて、1本のロール状にする。
- E 冷蔵庫で2時間寝かせる。
※粉っぽかったら水を足し、逆に水っぽかったら粉を足し、生地がひとまとまりになるようにする。
日本の狭い台所&短い麺棒だときれいに円くのばせず、変な形になったけど、気にしない気にしない。
※生地作りには時間がかかるので、時間がある時に生地を作っておいて冷凍庫で保管しておけば、サムサを作りたいときに解凍して使えるのでおススメ。
カボチャサムサの具の作り方
- @ 生のカボチャの皮をむき、細かく千切りする。たまねぎは薄くスライスする。
- A クミン、コリアンダー、塩、油で味付けをして良く混ぜる。
サムサの包み方
タシケント風
- ・生地を冷蔵庫から取り出したら、3cm間隔に生地を切る。
- ・ぐるぐる巻かれている面が上にくるように生地を置き、麺棒で生地を円くのばす。
- ・中身を生地の上に置いて、写真のように三角形に包む。
こうすることで、焼いた時にぐるぐる模様がきれいに出る。
ブハラ風
生地を冷蔵庫から取り出したら、3cm間隔に生地を切るところまではタシケント風と同じ。
- ・ぐるぐる模様を横に向けた状態にして、生地を四角形に麺棒でのばす。
- ・中身を生地の上に置いて、写真のように長方形に包む。
こうすることで、焼いた時にぐるぐる模様は出ないが、よりサクサクした食感を楽しむことができる。
サムサの仕上げ
- @ サムサの表面にプレーンヨーグルト又は溶き卵を刷毛で塗り、お好みで黒ゴマを飾る。
- A 250℃のオーブンで15分焼いて完成。
焼きたてのサムサはかぶりつくとパリパリとクリスピーな音がする。外はサクサク、中はホクホクがクセになる。日にちが経ったサムサはパリパリ感はなくなるが、中身のカボチャの味が一番おいしく感じるのは、翌日以降のカボチャのサムサだと思う。
「こんな面倒くさい料理作ってられるかー!」と思われるかもしれないが、生地さえ作って冷凍しておけば後は簡単。手間をかけた分おいしくなるので、ぜひ作ってみてほしい。
印刷用のレシピはこちら↓
【関連記事】
サムサのレシピ!隠し味はまさかのアレ!?
この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/3419145
※言及リンクのないトラックバックは受信されません。