プロフに合うトマトサラダ ― アチチュク(アチク・チュチュク)サラダのレシピ
ウズベキスタン料理のプロフやシャシリク(ケバブ・バーベキュー)と一緒に良く食べられるアチチュク(アチク・チュチュク)サラダの作り方を紹介する。
発音は難しいが、作り方はとても簡単である。アチクは「辛い」、チュチュクは「すっぱい」の意味。しかし、そんなに辛くもすっぱくもない。油っこいものと一緒に食べるとすっきりするので、お口直しのようなサラダである。
以下は、ウズベク人の友達から教わったレシピである。
アチチュクサラダの材料
- トマト 2個
- きゅうり 1本
- 玉ねぎ 1/2個
- 塩 小さじ1杯弱
トマトは実が大きく、汁気が多いものを選ぶとおいしいサラダになる。
アチチュクサラダの作り方
- @ 玉ねぎを薄くスライスし、水につけておく。
- A トマトを一口大の角切りにする。
- B きゅうりを薄切りのスライスにする。
- C @の玉ねぎの水を切り、トマト、きゅうりと一緒にボウルに入れ、塩をふって混ぜ合わせる。
- D 10分程冷蔵庫に置いたら出来上がり。
※塩をふってすぐは、味があまりなじんでいないし、野菜から水気も出ていないので、10分以上待つこと。
※辛い玉ねぎが苦手な方は、水に浸す時間を長くすると良い。
☆ 様々なバリエーション
きゅうり無し
伝統的なアチチュク(アチク・チュチュク)サラダには、きゅうりは使わないようだ。ただ、彩り良くみせるには、きゅうりを入れた方が良さそうだ。
コショウ・唐辛子・ニンニク
料理研究家の萩野恭子さんのレシピでは、コショウも入れている。調べたところ、コショウを入れるレシピが大半であったが、個人的にはコショウは入れなくても十分においしいと思う。
キルギス料理に「シャカラプサラダ」という似たサラダがあるが、それにはコショウと唐辛子、さらにニンニクを味付けに使うようだ。お好みで油を入れる人もいる。
萩野恭子さんのレシピ本はこちら↓
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レモン・香草
以前、ロシアのウファを旅行した際に、知り合ったタタール人が似たようなサラダを作っていたが、味付けには塩の他にレモンを絞って、フェンネルを入れていた。ロシア語で検索したレシピを参照したところ、バジルを入れる人が多いようであった。その他のお好みの香草を入れても良い。
簡易版のレシピはgoogle driveからダウンロード可能。
アチチュクサラダのレシピ
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