ウズベキスタンのバザール散策&旅行の注意点
ウズベキスタンのバザール紹介
ウズベキスタンのバザールには、多種多様の野菜、果物、肉が売られている。ウズベク人の多くはイスラム教徒であるため、豚肉は少ないが、ロシア人がいるため売られている。朝鮮人も住んでいるため、キムチが売られていることもある。このような光景を見ると、ウズベキスタンは実に国際色豊かで、人種のるつぼであると感じる。
大抵の人はロシア語を話すため、買い物する時は、ウズベク語を話さなくても、ロシア語で不自由しない。(英語が通じるかは、残念ながら試したことがない)
私はロシア留学中に市場で良く買い物したが、ウズベキスタンのバザールはロシアと違って、野菜や果物の種類が豊富であり、どれも新鮮に見える。おそらくロシアでみた野菜・果物のほとんどは、ウズベキスタンなどの旧ソ連諸国の輸入品だったのかもしれない。
そして、驚くことに、ウズベキスタンのバザールはロシアと違って、野菜や果物をきれいに並べて売っている。写真で比較して頂きたい。
ウズベキスタンのバザール
美しく並べてある。
泥がついていない。
ロシアの市場
箱に野菜を入れているが、並べたりはしない。
野菜が汚れで黒ずんでいて、玉ねぎの皮が箱の中に溜まっている。
ウズベク人は、意外と見た目に対して几帳面なことに驚いた。
ウズベキスタンに行かれた際は、ぜひバザールに行ってみて欲しい。今まで紹介した写真は、首都タシケントにある一番有名なバザール「チョルスーバザール」。青い丸屋根が特徴的なところである。
ウズベキスタンのバザールの注意点
ウズベキスタンのバザールに行くときには、さいふは必要ないと感じた。それはお金が必要じゃないという意味ではなく、お金がさいふに入りきらないからだ。
ウズベキスタンの貨幣はスム。1スム紙幣は0.05円の価値しかない。そうすると、野菜をちょっと買うだけで、お札を何十枚も出さなければならない。ウズベク人の多くはさいふではなく、バッグに札束を入れて買い物をする。
下の写真は干しブドウを1袋買うのに支払った紙幣を数えるバザールのおばさん。紙幣の厚さは1cmを超えていた。
バザールでは値切るのが普通。相場が分かっていないうちは、ふっかけられる可能性もあるので、慣れないうちはスーパーで買い物した方が良さそうだ。
ウズベキスタンで外出する際は、必ずパスポート(withビザ)と滞在登録書を持ち歩くこと。持ち歩いていないと、警察に身分証の提示を求められた時に非常に面倒なことになる。
以前は1泊分のホテルでの滞在登録書があれば、その他の日程をウズベク人の友人宅に泊まっても問題がなかったが、今は滞在日程分の滞在登録書が必要である。それを知らなかった私は、滞在登録書を不正に発行してもらうために、320ドルの賄賂を支払うはめになった。ウズベキスタンに行かれる際は、地球の歩き方にある渡航の注意点をよく読み、外務省の「海外安全ホームページ」に目を通すことをおすすめする。
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