意外と簡単!ウズベキスタンのうどん「ラグマン」のレシピ
ウズベキスタン料理に日本のうどんと似た「ラグマン」という料理があることをご存知だろうか?ラグマンとは、中央アジアで良く食べられる麺料理で、うどんにトマトベースの炒めた肉と野菜をかけたものである。語源は中国の拉麺(ラアミエン)で、中国からウイグル、ウイグルからウズベキスタンへと伝わった
とされている。
それでは、ウズベキスタン人直伝のウズベク風うどん「ラグマン」のレシピを紹介する。
☆ラグマンの材料☆
- 牛肉(バラ肉or5mmスライス) 250g
- 玉ねぎ 大 1個
- いんげん 4〜5本
- トマト 1個
- ピーマン 1個
- パプリカ(オレンジor黄) 1個
- ズッキーニ(ナスでもOK) 1本
- 新じゃが 4個
- にんじん 1本
- 水 1200cc
- うどん(出来あい) 4人前
■調味料
- 油 大さじ3杯
- ニンニク 4粒
- ホールトマト 大さじ5杯
- クミン 小さじ1杯
- 塩 小さじ1杯
- バジルやパセリ 少々
- コショウ 適量
■トッピング
- みつば 適量
- フェンネル 適量
調味料の中にある「クミン」は絶対に欠かせない。近くのスーパーで買うか、売っていない場合は、アマゾンで購入することが出来る。
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☆ラグマン作りの下準備☆
玉ねぎを半分にし、2mm程度にスライスする。
いんげんは2mm程度の輪切りにする。
トマトは皮をむき、乱切りにする。
それ以外の野菜は、5mm程度の細切りにする。
トマトは皮が口に残るのが気にならなければ、むかなくても構わない。
以下は切り方例の写真だ。
☆ラグマンの作り方☆
- @ 鍋に油を入れ、牛肉と玉ねぎを中火で炒める。玉ねぎの水分がなくなったら、スライスしたニンニクを入れる。
- A ふたをして、5分間蒸す。
- B じゃがいもを入れて炒める。にんじんといんげんも入れて炒める。
- C 他の野菜を全て入れ、大体火が通ったら、ホールトマト、クミン、塩を入れる。
- D 水を入れ、バジルやパセリ、コショウで味付けをし、20分間煮る。その間にうどんをゆでて、皿に盛る。
- E スープの味見をして、必要な場合、味を調える。うどんの上に具をたっぷり、汁は少なめにして入れる。
- F みつばとフェンネルを粗みじん切りにし、盛り付けて完成。
以前はウズベキスタンではうどんも手作りだったが、今はタシケントなどの首都を中心に出来あいのものを買うようになっている。ウイグルでは、現在も各家庭で手作りうどんを作っており、コシが強く、もちもちしている。
前回ウズベク人の友人から教わったラグマンのレシピは、油が本場のラグマンよりも少なめのため、少し日本人向けのさっぱりとしたうどんに出来上がった。
前回の記事はこちら→ウズベキスタンのうどん「ラグマン」を作ってみた
この時はウズベキスタン風にスプーンとフォークで食べたが、実を言うと、お箸で食べたくてウズウズしてしまったため、今回は日本の器に入れて、お箸で食べてみた。とても落ち着いた。
ラグマンは野菜たっぷりで、夏バテにはもってこいのうどんだ。これからの季節に薦めたい。
簡易版のラグマンのレシピは、Google driveからPDFをダウンロードできる。
↓↓↓
ラグマンのレシピ
ここからダウンロードすれば、用紙1枚で印刷ができ、レシピの保存も便利だ。
☆参考文献☆
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- ・ウズベキスタンの食文化を知る上で、避けて通れない入門書。とても読みやすい。
- ・専門書にしてはお手頃価格で、送料無料。
- ・ラグマンの起源について記述されており、ラグマンの麺のレシピも紹介されている。
- ・中央アジアの食文化を知りたい方、ラグマンの麺も作ってみたい方におすすめ。
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