美しい&美味しい!フランスサラダのレシピ
ウズベキスタンでお正月によく食べられる「フランスサラダ」の作り方を紹介する。はじめに断っておくが、このサラダはフランスのサラダ(フランツースキーサラート)と現地では呼ばれているが、フランスでこれと同じサラダが食べられているという話は全く聞いたことがないので、フランスとはおそらく無関係のサラダである。
なぜフランスサラダという名前なのか自分なりに考えてみたが、おそらく第一に揚げたポテト(フレンチフライ)を使っているから、第二にサラダの色がフランス国旗(赤:ビーツ・にんじん、白:マヨネーズ・チーズ・じゃがいも、青:ウズベキスタンの食器の色)に似ているから、というのを思いついたが、ウズベク人の友達に聞いても分からないと言われる。フランスと何か関係あるのかとウズベク人に聞いても、全然関係ないという答えが返ってくるので、それならなぜそんな名前を付けるのか、ますます疑問である。
キルギスではこのサラダを「虹色サラダ」と呼んでいると聞いたのだが、そのネーミングの方がしっくりくるなと思う。色とりどりの具材をきれいに並べたときは、本当にカラフルで美しいし、マヨネーズで和えるとビーツの色にマヨネーズが染まり、鮮やかなピンク色に変化するのだ。
それではさっそくフランスサラダの作り方を紹介しよう。
フランスサラダの材料 (4人分)
- じゃがいも 100g
- ビーツ 100g
- 牛肉(ステーキ用) 100g
- 燻製チーズ 50g(なければ普通のブロックチーズでも可)
- きゅうりの酢漬け 100g
- にんじんの酢漬け 100g
- マヨネーズ 適量
酢漬けの野菜は市販のものでも良いが、市販のものは甘すぎることが多いので、自分で酢漬けにした方が本場の味に近くなる。酢漬けの作り方は下記を参照。
甘くないピクルスの作り方
瓶詰の際の殺菌・脱気の工程が面倒な場合は、ジップロックなどに切った野菜とピクルス液を入れて2日間待てば簡単に酢漬けを作ることが出来る。ただし長期保存不可。冷蔵庫での保存期間は4〜5日間。
すっぱいものが苦手な方は、生のきゅうりとにんじんに変えても良い。
フランスサラダの作り方
- @ 酢漬けのきゅうりとにんじんを細切りにする。
- A じゃがいもを細切りにし、油(分量外)できつね色になるまで揚げる。
- B ビーツは皮つきのままゆでて、皮をむいて細切りにする。
- C 牛肉は油(分量外)をひいたフライパンで両面を焼き、細切りにする。
- D 燻製チーズも他の具材と大きさを合わせて細切りにする。
- E 全ての具材をお皿の上にきれいに並べ、マヨネーズを添えて完成。
食べる直前にマヨネーズと具を混ぜ合わせる。混ぜると美しいピンク色に変化する。お好みでディルなどの香草を添えても良い。
一口食べるとその味もまるで虹色のようだ。甘いビーツの味、酸っぱい酢漬けの味、濃厚なチーズの味、牛肉のうまみ、全てが口の中で合わさってまさに絶品サラダとなるのだ。
印刷用のレシピはこちら
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このサラダはFacebookグループ「中央アジアの料理が好きじゃー!」の新年会で作って大変好評だった。美しくて美味しいフランスサラダをぜひ作ってみてほしい。
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