サムサのレシピ!隠し味はまさかのアレ!?
今回紹介するウズベキスタン料理はサムサ。ウズベキスタンに旅行してきた両親が、ウズベク人のガイドさんからサムサの作り方を教わり、レシピを貰ってきた。そのウズベク人のガイドさんは、あるものを隠し味に使っていて、それがないと美味しいサムサにならないと篤く語っていたそうだ。
そのあるものとは、なんとウォッカ!サムサの生地にウォッカを入れると、それはそれは美味しいサムサが作れるらしい。ウズベク人の女性はお酒を絶対に飲まない人ばかりだから、ウォッカをサムサに入れるというのは、とても意外。料理に少し混ぜるくらいなら、女性でもOKなのかもしれない。ちなみにウズベキスタンの男性は良くお酒を飲む。イスラム教国だけど、割とお酒に関してはゆるいのだ。
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インドに旅行した時もサモサという似た料理を食べたが、インドのサモサは三角錐の形。中身がじゃがいもなどの野菜にスパイスで味付けしたもので、トマトソースをつけて食べる。一方、ウズベキスタンのサムサは、三角形の形のものもあれば、丸い形のものもあり、中身は肉や、カボチャなど。ソースをつけて食べることはなかった。今回は、お肉のサムサのレシピを紹介しよう。
☆サムサの材料☆
(10個分)■サムサの生地
- 小麦粉 300g
- 水 100cc
- ウォッカ 大さじ1杯 (レモンジュースでも可)
- 塩 小さじ1杯
- 溶かしバター 60g
- 溶き卵 1個
■サムサの中身
- 牛ひき肉 250g
- たまねぎ 1/2個
- 塩 少々
- 油 適量
☆お肉のサムサの作り方☆
- @ ボウルに水、ウォッカ、塩、小麦粉を入れ、良くこねる。粉っぽさが残るようなら、手に水をつけながら、生地をこねる。
手に水をつけるのは、水の入れすぎを防ぐため。水を入れすぎても、粉を足せばよい。
- A 生地がまとまったら、ラップに包んで2時間冷蔵庫で寝かせる。
- B 冷蔵庫から生地を取り出し、粉(分量外)をまぶした台の上で、生地を厚さ1mm程度になるまで麺棒で丸くのばす。
- C 溶かしたバターをはけで生地にたっぷりと塗る。
- D 生地を丁寧に巻き、冷蔵庫に2時間置く。
- E 生地を寝かせている間に、玉ねぎをみじん切りし、牛ひき肉と塩、油と混ぜ合わせ、サムサの中身を作っておく。
- F 2時間後、冷蔵庫から生地を取り出し、3cm間隔に切る。
- G 粉(分量外)をまぶした台の上で生地を薄く、丸く麺棒でのばしたら、生地の中央にEのひき肉を大さじ1.5杯分くらいのせて、三角形になるように生地を包む。
- H サムサの表面に溶き卵を塗り、250℃のオーブンで約20分程度焼いたら、出来上がり。
生地の表面と麺棒にも少し粉をつけてのばす。
出来れば、生地を巻いた後、もう一度生地をのばして、さらにバターを塗ると、サクサクのおいしいサムサになる。面倒な場合は、1回だけバターを塗って問題ない。
およそ10等分出来ると思う。大きなサムサがお好みの方は、6等分くらいが良い。丸くのばした生地をロールしているから、真ん中が膨らんでいて、端の方は生地が少なくなっている。このため、等分に切るのが難しいから、生地を四角形に伸ばした方が合理的な気がすると、ふと思った。しかし、ウズベク人のガイドさんのレシピには丸く生地をのばす
とあるので、今回は忠実に従った。
これまでのサムサの作り方や生地の包み方は、以下の動画が分かり易いと思う。ロシア語だけど、参考になる。
PDF版のレシピはこちらから印刷・ダウンロードできる。
ウズベキスタンのサムサのレシピ
サムサはなんといっても焼き立てがおいしい。外はサックサク、中はジューシー。それにしても作りはじめてから食べられるまでに時間がかかること、かかること。生地を寝かせる時間がトータルで4時間あるから、時短レシピとは正反対だ。
サムサを作った翌日、腕の裏側の筋肉が筋肉痛になった。サムサの生地をのばす動きには、二の腕ひきしめ効果があると考えられる。しかし、それを理由にサムサを作って、食べ過ぎてはもちろん逆効果である。
おまけ
先週から子猫を飼い始めた。前に飼っていた猫が死んでから「絶対に猫は飼わない」と言い張っていた母が、里親募集中の子猫の張り紙を見てもらってきた。
子猫の名前はミハイル・ニキーチチ、略してミーシャと呼んでいる。これからはミーシャとコンビでブログをお届けする…かも?
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