マスタヴァというウズベキスタン料理を作ろうとしてみた
マスタヴァというウズベキスタン料理をご存知だろうか?マスタヴァとは、米と肉にトマトなどの野菜を入れたウズベキスタンのスープだ。母が素晴らしいウズベキスタン料理のレシピ本を買ってきたので、そこに記載された作り方で作ってみた。
これがそのウズベキスタン料理本。ウズベク語の下に、英語とロシア語の対訳がついている。私はウズベク語が残念ながら分からないので、英語とロシア語の訳を参照しながら、マスタヴァを作ってみた。
ウズベキスタン料理の本の開き方
この素晴らしいウズベキスタン料理本は製本方法が特殊で、ページの上の部分がくっついている。そのため、カッターでページとページを切り離すことで開くことが出来る。こんなに読者にとって使いやすい料理本は初めてである。
ウズベキスタン料理の本の読み方
この料理本は説明が非常に分かりやすい。”please see above △△ recipe”
と書かれており、上の方で△△を探してもどこにもない。
ちなみに「上記のレシピを参照」というような文言は、ロシア語の対訳にはどこにも書かれていない。
マスタヴァを作ってみよう
下準備としてマスタヴァのレシピに書かれた野菜と肉を角切りにした。トマトだけは、Add quartered tomatoes
と書かれていたため、4等分にした。鍋に油を投入。肉を炒める。英訳では、じゃがいもは炒めることになっているが、ロシア語訳では、じゃがいもは炒めずに、水を入れてから煮ることになっている。なるほど、理由は良く分からないが、英語話者は早めにじゃがいもを炒めて、ロシア語話者はじゃがいもを煮ろ、と話者別に指示を出さなければいけない事情があるのだろう。
材料を全て炒め終わったら、水を入れると書かれているが、水の量がどこにも指示がない。経験から材料が水で浸る程度の水を鍋に入れた。水が煮立ったら、ここでお米を入れた。お米を入れることでスープにとろみを出すのである。そして、ロシア語話者は塩のみで味付け、英語話者は塩とクミンで味付けしたら、出来上がり。
これが出来上がったマスタヴァだ。スープに程良いとろみがあり、クミンがふわっと香る優しい味に仕上がった。ただ、出来上がったのは16時。夕食まで時間があったので、この時は写真を撮影して、少しだけ味見したあと、鍋にそっと蓋をして、夕食時に食べるのを心待ちにしていた。
こうして心待ちにしていたマスタヴァスープは、夕食の時には完全におかゆになっていた。水分という水分を吸ってぶくぶくに膨れ上がった米を見て、これほど嫌悪を感じることは今まであっただろうか。私は素晴らしいマスタヴァのレシピによって、見事におかゆを作ることに成功した。写真は恥ずかしいのでない。
ところで、私の記憶が確かなら、マスタヴァはトマトの赤いスープなのだが、どうして私のマスタヴァは透明なのだろうか?4等分に切れと指示のあったトマトの切り方の英訳ではなく、ロシア語訳を確認して見ると、「細かく切ったトマトを加える」と書かれている。
「細かく切る」を「四等分に切る」と訳すなんて、なんという大胆な意訳なんだろう!
まだまだマスタヴァ作りは続きそうだ。
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