ウズベク料理とそっくり?ウイグル料理!
私はfacebookで「中央アジアの料理が好きじゃー!」というグループの管理人をやっているのだが、今度そのグループのイベントとして、ウイグル料理のお食事会を企画した。このウイグル料理、実はウズベキスタンの料理ととても良く似ている。
シルクロードタリムという初台にあるウイグル料理レストランに下見をかねて食べに行った時のこと、メニューを開いて驚いた。ラグマン、マンティ、サムサ、ポロ(プロフ)など、ウズベキスタンでも食べた料理が並んでいた。
味付けの違い
ウイグル料理はウズベキスタンと共通する料理が多いが、味付けが少し違う。例えばこれ。
ウズベキスタンのトマトときゅうりのサラダ「アチュチュクサラダ」に見えるが、ちょっぴり辛い。おそらく唐辛子をつけこんだ油を使っている。ウズベキスタンでは唐辛子を使うことがほぼないが、ウイグル料理には唐辛子を多用するようだ。
シャシリク(ケバブ)も使う香辛料がウズベキスタンのものと少し違っていた。ウズベキスタンでもよく使われるクミンとコリアンダーで下味がついていたが、それ以外にも山椒に似た辛さのある香辛料が使われている。
中国料理の影響
ウイグル料理の見た目は中国料理とも似ている。炒め物や、中華まんに近いふかふかのマンティを見ると、中国の調理法の影響を受けていることが分かる。
ちなみにラグマン(うどん)は中国が起源で、その後ウイグルを通ってウズベキスタンに伝わったものだと考えられている。そのためか、「ウイグル風のラグマンの方が本場に近いからおいしい」と考えるウズベク人の友達が私の周りには多くいた。本当か?と思っていたが、今回シルクロードタリムで食べてみて納得した。麺のコシが本当にすごい。今までのうどんのコシだと思っていたものは、いったい何だったんだろう。
シルクロードタリムでは、ピシャ!ピシャ!という音がする。何だろうと思って振り返ったら、ラグマンの麺をその場で打っているのだ。これがコシの秘密なのだろう。いつか自分で麺から作ってみたい。
私のおすすめ
ラグマンも衝撃的においしかったが、私が一番気に入ったのはミートパイ。見た目は地味だが、どこか懐かしいほっとする味がする。でも、このミートパイは食べた覚えがない。シルクロードタリムのミートパイはそんな不思議な魅力を持っている。
「中央アジアの料理が好きじゃー!」の食事会は、このミートパイを食べれるコースにした。その他に、店長おすすめの春雨サラダ、ポロ(プロフ)に、通常メニューにはないぺテルマンタが食べられる。これは楽しみだ。
本当はオフ会を企画しても参加者は少ないだろうと思って、8人でお店を予約して、コースは頼まないつもりだった。それがあっという間に参加者が25人を超えてしまい、お店に「す、すみません、8人の予定が25人になってしまいました…。」と電話したところ、「えー!?25人ですか!?」とメチャメチャびっくりされた。そりゃそうだよね。それだけでも小さなお店に多大な迷惑をかけているにもかかわらず、飲み放題をつけて下さい、デザートもつけて下さい、と色々お願いごとをしたもんだから、きっと店長さんは大変だろう。
facebookグループのイベント機能は便利と思いきや、定員の設定が出来ないし、参加ボタンを押した順番も分からないようになっているため、今回のような人数が限られるお店でのイベントには不向きであることを学んだ。それに加え、facebookの仕様変更によって幹事泣かせのイライラ機能が増えたが、それはサブブログで時間がある時にまとめよう。
あとはお金のトラブルが起こらないように気を付けることと、当日台風が来ないことを祈るのみ!当日の様子はまた今度ブログでお伝えしようと思う。
【関連記事】
トマトときゅうりのさっぱりとしたサラダの作り方はこちら
↓↓↓
アチチュクサラダ(トマトときゅうりのサラダ)のレシピ
ウズベキスタンのうどん「ラグマン」のレシピはこちら
↓↓↓
意外と簡単♪ウズベキスタンのうどん「ラグマン」のレシピ
この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/3912870
※言及リンクのないトラックバックは受信されません。