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2024年04月03日

金融ブラックの喪明けまであと1年(自己破産体験記15)

長かったような、短かったような金融ブラック期間

 2019年11月13日の自己破産免責から4年4か月が経ちました。58歳の時の免責ですのでかれこれ私も62歳を過ぎてしまいました。年齢を重ねると1年が早く感じます。
 個人信用情報機関に異動という金融事故履歴は5年間で消えます。銀行系のKSCでは自己破産した旨が掲載されている官報情報が7年間残りますが、今後、住宅ローンやカードローンを組むこともないですし、銀行系クレジットカードも全く考えていないのでKSCの7年はあまり関係ないですね。

 金融事故履歴の5年。なぜ5年なのでしょうか? 区切りが良いからなのか。5年以上では長いからなのか。5年以下ではダメなのか。答えはわかりません。
 ただ、自己破産を体験して感じた事として思うのは、生活再建にはちょうど良い期間だと感じています。自己破産免責直後はお金はないです。突発的な事が起こってお金が必要な場合でも対応できません。借金返済の悩みに比べれば大したことではないですが、常にお金の不安がありました。仕事はしているので収入はあるため贅沢はできませんが日常生活はなんとか成立できました。

 免責後の半年間は特に厳しかったですが、なけなしのお金で発行出来たライフカードデポジットを取得してからは、現金の温存ができたこともあり、生活再建へのスタートができたのは事実です。

 その後、ネクサスカードデポジットの保証金を貯金感覚で随時収めたことで、貯蓄する力とクレジットカードを使って一括で返済する返済力を同時に培うことができました。クレヒスも着実に積んで行ったことで、アメックスカードを3枚取得できました。アメックス取得まではかなり苦労しましたが、自己破産免責から4年でアメックス取得に至りました。アメックスの利用限度額はアプリでは150万円前後で推移していますが、以前、アメックスの担当者に聞いた際には50万円前後でしたので、おそらく現段階での利用限度額は50万円程度はあるのではと思います。
 アメックスは共通枠ですのでヒルトンオナーズ 、グリーン、ANA3枚の総枠になりますが、毎月20万〜25万円程度の決済額ですので問題なく決済でき、ようやく生活再建ができた感じです。

 ここまで4年4か月かかりました。遅いのか早いのかは正直わかりませんが、金融事故情報が履歴として残る5年間というのは、生活再建をする期間として適切なのかもしれません。実際に自己破産して再建するのには1年や2年では短過ぎます。幸い、アメックスカードやライフカードゴールドなどクレジットカード取得も叶いました。

2社の異動情報が2025年3月に無くなり、金融ブラックの喪が明けます


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ジャックスと日本政策銀行の保有期限が2025年(令和7年)3月末まであります。2025年4月に晴れて金融ブラックの喪が明けます。

 私は現在、CICの異動情報(金融事故情報)が10社あります。その内の8社が年内に無くなります。免責を受けたのが2019年11月ですから本来なら年内に喪明けになる予定でしたが、2社の登録上の保有期限が2025年3月まであるため、若干、喪明けが伸びています。短かったような、長かったような、ようやくここまできた感じです。





 








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2024年04月02日

自己破産免責後や債務整理後に必ずやるべき事(自己破産体験記14)

自己破産免責後や債務整理後にはCICやJICCを必ず開示して状況確認を

 自己破産の免責後や債務整理後に新たにクレジットカードの申し込みをする際、申し込む前に必ずやっておきたいことが個人信用情報機関CICとJICCでの情報開示です。
 通常、自己破産免責や債務整理5年後には金融事故情報は削除されます。しかし、実際に削除されない事もあります。弁護士から免責になった旨の通知が債権者である金融機関に届いていないケース。この場合、金融機関は免責が下りている状況を把握できていませんので削除する事なく、そのまま掲載され続けます。また、金融機関が免責になっている事を知っているにも関わらず、そのまま放置している事も考えられます。


 私は自己破産免責6か月後に初めてCICを開示したところダイナースクラブの発行元・三井住友トラストクラブの異動情報が掲載されているものの、終了欄が空白で、支払状況もAマークが継続されており、また保有期限も空欄のため進行形金融ブラック状態になっていました。つまり、これでは借金がチャラになっている状態とは言えません。

ダイナース.jpg

●返済状況の欄には異動、補足内容の欄には法的手続きと明記されています。これは弁護士が受任委託の旨を債権者である金融機関に通知したために金融機関がCICに届けた事で明記されたものになります。本来ならば終了状況の欄に法定免責と明記され、右上の保有期限に5年後の日付が明記されます。

●ところが終了状況欄が空白で、

終了空白.jpg

●入金状況もAマークが毎月継続的に明記され、

A判定進行形.jpg

●さらに右上の保有期限が空欄になっています。

ダイナース保有.jpg

これではほぼ永久的に金融ブラック状態が続くことになります。


 そこでCICに電話をして状況を説明したところ、ダイナースクラブの管理部門の連絡先を教えてくれましたので直接電話をしました。会社側の担当者の話では「弁護士から免責が下りた旨の通知が届いてなかったため、状況がわからなかった」との回答でした。免責書面があったのでそれをFAXして確認してもらい、概ね2か月後に修正された情報が反映されていました。

修正後.jpg


●終了状況には法定免責、保有期限は日付が入り、入金状況も過去に遡って最新のものは削除されました。これで借金がチャラになったという状況です。

免責表記.jpg
保有期限付加.jpg


 私の場合、もう1社、同じような会社があり合計2社ありました。そちらの会社も同様に直接連絡し修正してもらいました。


 本来、自己破産免責を受けたり、債務整理をした場合は、クレジットカードの審査はまず通りませんが、保証金を納めるデポジット型クレジットカードのライフカードデポジットやネクサスカードデポジットであれば5年間の金融事故情報が残る間でも審査は通過できる可能性があります。ただし、その場合でも進行形金融ブラック状態では審査否決される事もあります。とは言え、審査通過の可能性が全くないわけではありません。

 前述の通り、CICを初めて開示したのが免責から6か月経過した2020年5月ですが、その2か月前の3月にライフカードデポジットの審査が通り取得しています。

ライフデポ申込履歴.jpg
ライフデポジット.jpg


つまり、その段階で進行形金融ブラック状態でした。それでも保証金を預ける事で審査が通ったのか、他の会社では法定免責と保有期限明記がされていることから、免責されたと判断されたのかはわかりませんが、結果としてラッキーだったのかもしれません。実際に通ったのは事実ですので、審査可決の可能性がゼロではないですね。
 ちなみに、ネクサスカード を取得した2020年9月の段階ではCICとJICCの表記は解消されていましたので進行形ではなく、完全な金融ブラック(無借金状態)でした。
 

 5年間はクレジットカードやローンの申し込みをしないと決めた方の場合でも、必ず5年が過ぎる前にCICやJICCは開示した方が良いです。もし残っていた場合、5年目以降も審査が否決されるケースが想定されます。
自己破産免責や債務整理が終わったら必ずCICやJICCの開示をしてご自身の状態を確認してクレジットカードやローンを申し込むようにした方が審査通過の可能性は高まると思います。







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2024年03月03日

自己破産4年でクレジットカード取得修行が完結(自己破産体験記13)

アメリカン・エキスプレスカード3枚取得で終止符

3枚セット.jpg


自己破産免責後に一番辛かったのがクレジットカードを持てないことでした。

 私の場合は事業の傾きが大きな原因で自己破産に至りましたが、結果的にクレジットカード会社や銀行に多大なるご迷惑をかけてしまいました。幸いにも、自己破産免責を受けたので生活の再建が可能になりましたが、自己破産によりクレジットカードが持てなくなったことで、自己破産後はかなり辛い思いをしました。日常の支払いは現金や口座引き落としでなんとかなりますが、個人事業主のため立替払いがあります。一番は出張などの交通費や宿泊費で、月によっては立替が重なるとかなりの金額になります。入金時期によってはキャッシュフローが危うくなります。自己破産後ですから余力資金などありません。

 クレジットカードがあれば入金後での支払いが可能になるため、これほどありがたいものはありません。何とかならないものかと悩んでいた時に保証金を預けるデポジット型のクレジットカードをライフカード社が発行していることを知りました。保証金額が利用限度額となりますが、デビットカードやプリペイドカードと違い、支払すればまた利用枠が復活するため、追加でお金を入れる必要がないため、まさに救世主でした。また、クレヒス(クレジットカードヒストリー)も新たに積んでいけることから、なけなしのお金で5万円の保証金を預けるライフカードデポジット(限度額5万円)の申し込みをしました。審査が通るかわかりませんでしたが、発行がかないました。2020年3月でした。ほぼ同時に新型コロナウイルスが世界中に蔓延して緊急事態宣言により「この先どうなるのか」と不安の中、私の自己破産後の生活もスタートします。

アメックスカードの取得が出来たのは、なけなしの5万円を無理して捻出して発行してもらった、このライフカードデポジットが原点となります。


 自己破産免責直後は58歳という年齢でもあり、クレジットカードを取得できるとは考えられませんでしたが、保証金を預けて担保とするライフカードデポジットと、その後に発行してもらったネクサスカード(デポジット)の2枚を使いクレヒスの構築をしてきたことで、メルカードやライフカードゴールドなどのクレジットカードも取得することが出来、デポジット型クレジットカードからの脱却ができました。また、これらのカードで年間150〜200万円の決済を4年に渡り行いクレヒスのアップデートを進めてきました。その積み重ねが奏功し、自己破産免責からわずか4年で、個人信用情報機関には金融事故履歴がまだ残っている金融ブラックですが、『ヒルトン オナーズアメリカンエキスプレスカード』、『アメリカンエキスプレス・グリーン・カード』『ANAアメックスカード』のアメックスカードの3枚持ちになりました。


金融ブラックの方がアメックスを狙うなら年間決済額最低100万円を目標設定に


 アメックスカードには年会費無料カードは存在せず、一番安いANAアメックスで税込7,700円です。アメックスは金融ブラックでも取得が可能ですが、できるだけ年会費を払いたくないということからANAアメックスに申し込むケースも多い様です。しかし貯まるポイントはANAマイルに自動的に貯まるポイントではなく、アメックスリワードポイントのため、マイルに移行するためには別途、税込6,600円の「マイル移行コース」に加入しなければなりませんので、ANAマイルを貯める目的でないなら発行する必要性はないと思います。私はANA国内線を年に何度か利用しますのでANAマイルを貯めるために取得しました。



 月会費制で税込1,100円のグリーン・カードも年換算すれば税込13,200円になり、さらに税込3,300円を払いリワードプラスに入る必要性もあるため、結果、税込16,500円の年間コストがかかります。私の場合は招待日和を利用したいというのがグリーン取得の目的でした。招待日和は2名以上でのレストランコース料理が1名分無料になる特典で、年に2回は行きますので年会費は余裕で回収できます。


ホテルでの特典メリットを受けるのが目的ならば年間決済額150万円を目標設定にクレヒス修行を


 ホテル系(ヒルトン・マリオットボンボイ)の宿泊特典がもらえるノルマが概ね年間決済額150万円くらいです。2024年2月20日に新たに登場したアメックスゴールド・プリファード特典に加わった無料宿泊特典を獲得できる年間決済額は200万円ですから、このホテル無料宿泊特典の獲得を目指すならば、年間決済額を最低でも150万円に目標設定しクレヒス修行に励みたいところです。
 年間150万円の決済額は月にすると125,000円です。私の場合は電気・ガス・水道・携帯電話などの公共料金と家賃で概ね9万円の固定費が決済できます。その他はコンビニや日常品をクレカで決済しましたので、それほどハードルは高くはありませんでした。家賃がクレカで払えない場合は仕方ないですが、どうせ現金で払うならば、無駄な物は買う必要はないですが、できるだけクレカでの決済をすれば月125,000円は可能なのではと思います。最近では
『クレカリ賃貸』
といった家賃をクレジットカードで払えるシステムを提供している会社もありますので、振込で家賃を払っている方でも、クレカリ賃貸を利用できればクレジット払いに変更することで決済額を上げることが可能です。

 150万円が厳しいようであればゴールドカード取得レベルの年間100万円を目標設定でも良いかと思います。年間100万円は月にすると約84,000円です。これならばさらにハードルは低くなります。

 私はアメックス取得を想定していましたし、自己破産した金融ブラック状態であることや自身の属性を考え、またアメックスカードの特典メリットを受けるために、年間決済額150万円を意識していました。アメックスには年間決済額のノルマが絡まない特典も多くありますので、150万円決済する必要もない方もいますが、ステータス性カードという特性上、年間100万円決済を目指してみてはいかがでしょう。


 日本のカード会社は過去を審査します。過去に金融事故を起こした人に対しては「どうせまたやるかもしれない」という当然ですがネガティブ思考で審査しますので、事故履歴の残っている5年間はほぼ相手にされません。唯一、ライフカードが限度額は低いながら審査通過の可能性があります。私もライフカードゴールドは30万円の枠で発行してもらえました。

  一方のアメックスは米国に本社があり過去より現在を審査してくれます。過去に金融事故を起こしてその履歴が残っていても、現在、しっかりとクレヒスを積んでいて返済が滞っていなければ「今はしっかりと返済して生活している」といった感じで審査してくれます。アメックスの虎ノ門にある日本法人はこれに準じて審査してくれますので、私のように現状10社にもおよぶ金融事故履歴があっても、ライフカードを始め他社のクレヒスを継続的に積んでいけば審査通過の期待値は上がると思います。ただし同じアメックスブランドでも、セゾン、楽天、三菱UFJは発行元がアメックスではないので金融ブラックでは取得が難しいと思います。あくまでも日本法人のアメックス公式サイトに掲載されているプロパーカードと提携カードです。


旅行趣向へとライフスタイルが変化したことでアメックスカード取得を目指すようになりました


 私がアメックスにこだわったのは、年齢と共に趣向性が変わってきたことで、アメックスの特典内容に大きな魅力を感じたことです。自己破産する前に所持していたダイナースクラブは50歳代前半の現役時代で公私共にグルメ特典を使うことが多かったことでダイナースをメインに利用していました。

 自己破産を契機に現役の一線から退き還暦を迎え、新たに旅行への趣向へとライフステージが変化してきました。旅行特典が充実しているアメックスはダイナースクラブにはない利点があります。1番に取得したかったのがヒルトンオナーズでした。既に年間150万円決済は4年に渡りクリアしてきていましたので、ヒルトンオナーズ (一般)のホテル無料宿泊特典を獲得できる年間決済額150万円はクリアできる見込みはありました。
 
 グリーン・カードは招待日和のグルメ特典が加わったことでヒルトンが取得出来たらその次にと目標にしていたカードです。グリーンの招待日和はレストラン数は少ないですが、私の利用エリアが主に都内ですので全く問題はなかったので2枚目の取得が叶うならばと目標にしていたカードです。

 ANAは国内線マイル利用を目的として狙っていましたが、まさかヒルトン取得から2ヶ月で3枚目の取得ができるなんて思ってもいませんでしたので自分でも驚いています。


 私は、アメックスのステータス性や特典内容、年会費などを考えて、「年間150万円決済が可能なのかどうかが求められている」というのが、一つの審査基準ではないかと考えました。それ以下でも審査通過するかもしれませんが、私の年齢(還暦60歳過ぎ)や、職業(個人事業主や年金受給者)、住居状況(賃貸)などの属性では不利な条件ですから、最後は「年間決済額150万円と継続性」を意識しました。アメックスカードの場合、年間150万円の決済ができなければ、カード特典の恩恵をあまり受けられない感じがします。

 正直、7連続で否決された時はあきらめました。あきらめた理由は決済額よりも年齢と個人事業主という属性ではと考えたわけです。個人事業主でも30〜50代半ばくらいならば、人生まだ先がありますが、還暦過ぎではそう長くはないですから、アメックスに限らず、カード会社からすれば新規発行は躊躇されても仕方ないかなと思いました。
 ダメ元で2023年11月に紹介プログラムを利用させていただき8回目の挑戦で「ヒルトン オナーズ・アメリカンエキスプレスカード」の審査がわずか35分で通過し悲願の取得に至りました。その2ヶ月後にプロパーカードの「アメックス・グリーン・カード」、10日後に「ANAアメックスカード」を取得しわずか2ヶ月で3枚持ちが実現できました。あきらめずに挑戦して良かったです。


 自己破産免責後はネクサスカードやライフカードデポジットで地道にクレヒス(クレジットヒストリー)を積み重ね、その後、メルカードやペイディカードも含め年間決済額150万円以上を4年継続して、ようやくアメックスカードの取得が出来ました。
 金融事故を起こしていなければ決済額のハードルは低くなるかもしれませんが、金融事故を起こしてしまって大きなハンデを持っている金融ブラックの方であれば、年間決済額150万円くらいを最低2年程度は継続すればアメックスカード取得への期待値は高まると思います。

 私は既に62歳という年齢です。単身者で賃貸住まい、個人事業主、年金受給者、極めつけは自己破産してまだ4年しか経っていない金融事故履歴を持つ金融ブラックですが、ネクサスカードやライフカードデポジットで地道にクレヒス(クレジットヒストリー)を積み重ねていくことで、アメックスカードは持てるようになれると思います。

 アメックスカードを持てたことで、ライフクオリティーが向上しました。単なる決済カードではなく、旅行やグルメなど「日常のお金も楽しく使い、楽しいことをする」を実現してもらえるカードだと思います。あくまでも個人的な感想になりますが、健康的に過ごせる時間は後10年あるかないかなので特典を大いに活用したいと思っています。
 

自己破産してもアメックスカードは持てました。


 私は海外に行くこともないため、アメックス3枚あれば国内決済はほぼ問題はなく、自己破産する前と変わらないくらいのクレジットカードが持てるようになり、これで私のクレジットカード取得奮闘もほぼ完結しました。



最後に・・・・
 「クレヒスを積みたくても金融事故履歴が残っているのでクレジットカードなんか作れないのでは?」と思われる方も多いと思いますが、自己破産免責された方や、債務整理を終えるなど既に借金が無くなった方であれば、ライフカードデポジットやネクサスカード(デポジット)であれば審査通過する可能性はあります。まずは5万円の保証金を準備されて発行してもらえれば、そこからは地道ではありますがコツコツとまずは2年程度、頑張ってみてはいかがでしょうか。   
 特にネクサスカードは1万円ずつの追加ができます。利用可能額を増やせるだけでなく、貯蓄力も養うことができ、解約した際に返金されますのでまとまったお金が手元に残ることになります。戻った時はそのまま貯蓄として残してもいいですし、その他にも使えるので貯蓄感覚で使えるカードです。今は自己破産して金融事故履歴があってもデポジット型クレジットカードをステップにすればクレジットカードが取得できる時代です。

●自己破産4年後のクレジットカード取得状況
(メインカード)
ヒルトンオナーズ・アメリカンエキスプレスカード
ヒルトン.jpg


(準メインカード)
アメックス・グリーンとANAアメックス(一般)
グリーン.png
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(予備カード)
アメックスが使えない店舗が時々ありますのでその際に使えるための予備として持っています。

ライフカードゴールド(マスター)・利用限度額30万円・年会費税込11,000円
ライフカードゴールド.jpg


メルカード(JCB)・利用限度額45万円・年会費無料
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ネクサスカード セレクト(マスター)・利用限度額10万円・年会費無料
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ペイディカード(VISA)・通常利用限度額5万円、あと払いApple専用枠53万円・年会費無料
ペイディカード.jpg



●こちらの記事も参考にしていただければと思います。

自己破産した金融ブラックのアメックスカード取得までの道のり
https://fanblogs.jp/tsukasamarunet/archive/373/0
















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2024年02月05日

自己破産4年後のCICクレヒスを公開(自己破産体験記12)

 
CIC1.jpgCIC2.jpg

 自己破産をすると個人信用情報機関に金融事故情報が掲載されます。その情報は5年間の保有期限(銀行系KSCは7年)を過ぎれば消えますが、それまでは金融事故情報が履歴として残っているため、新たなクレジットカードの取得やローンはほとんど通りません。
 しかし、デポジット型クレジットカードなどを活用することで、その問題も解決できるようになりました。

 今回は自己破産免責から4年過ぎた現在の個人信用情報機関CIC(信販系)の掲載状況を紹介します。
CICでは返済状況の欄に異動という2文字が金融事故の証として掲載されており、自己破産免責の場合は終了状況の欄に法定免責と掲示されます。右上の保有期限が掲載される期間で、それまでは事故情報として掲載されます。

私の異動情報は10件

金融事故履歴として掲載されている異動情報は計10件あります。金融会社と保有期限は以下の通りです。
@ エポスカード(2024年4月末まで)

異動1エポスカード〜2024.4末.png


A アプラス(2024年4月末まで)

異動2アプラス2024.4末.jpg


B SMBC (2024年10月末まで)

異動3銀行カードローン2024.10末.jpg


C 三菱UFJニコス(2024年10月末まで)

異動4 三菱UFJニコス2024.10末.jpg


D ダイナースクラブ (2024年10月末まで)

異動5ダイナースクラブ2024.10末.png


E 三井住友カード(2024年11月末)

異動6モビット2024.11末.png


F JCB(2024年12月末まで)

異動7JCB2024.12末.png


G 楽天カード( 2024年12月末まで)

異動8楽天2024.12末.jpg


H ジャックス(2025年3月末まで)

異動9ジャックス2025.3末.jpg


I 日本政策銀行(2025年3月末まで)

異動10日本政策銀行2025.3末.jpg




ほぼ国内の主要クレジットカード会社が異動情報の対象金融機関に入っています。完全に消えるのが2025年3月ですのであと少しの辛抱です。


こんな状況ですが保証金を納めて発行してもらえたネクサスカードとライフカードデポジット2枚を活用して新たなカードの取得ができました。

●2年以上使って解約したネクサスカード(保証金25万円)とライフカードデポジット(保証金5万円)のCICクレヒスです。2年以上使いましたので2年間分の$マークの枠は全て埋まり、終了状況も完了と掲載されています。

ネクサスカード完了.jpg

お役御免で解約したネクサスカード(保証金25万円)のクレヒス。$マークは24回(2年間分)が一杯になりました。

ライフデポ5万円完了.jpg

ネクサスカードのサブカードとして使っていたライフカードデポジット(保証金5万円)も2年以上使い解約しました。$マークも24回(2年間分)が埋まりました。

この2枚のデポジット型クレジットカードのクレヒスでライフカードゴールド(限度額30万円)、メルカード(限度額45万円)やペイディカードの取得ができました。

●現在もライフカードゴールド、メルカード、ペイディカードは利用継続中のためCICのクレヒスも$マークを更新しています。

ライフカードゴールド30万円枠.jpg
メルカード45万円枠.jpg

左がライフカードゴールド、右がメルカードの現在進行中のクレヒス。


ペイディ5万円枠.jpg
ペイディアップル枠53万円.jpg

左がペイディカードの一般枠、右がApple専用枠のクレヒス。


異動情報が10件ありますが、利用継続中のクレジットカードでのクレヒス実績でアメックスカードが取得できました。

●ヒルトンアメックスのクレヒス。2023年11月発行のため実際に返済がスタートしたのが12月からです。そのため$マークは初月分が付き始めた状態です。

ヒルトンアメックス.jpg


●アメックス・グリーンのクレヒス。2024年1月発行のため返済履歴がスタートしていませんのでこれから$マークが付いていきます。

アメックスグリーン.jpg



あと1年で異動情報が全て消え、アメックスとその他のクレヒスが浮き彫りになります。ようやくここまで来たという感じですね。








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2024年01月09日

自己破産した金融ブラックだからわかる「クレヒス」の重要性(自己破産体験記11)

 私のブログ記事の大半に「クレヒス」というワードが出ています。一般の方の中には「クレヒスってなに?」と思われる方は結構いるのではと思っています。「クレヒス」とはクレジットヒストリーの略語として使われていますが、個人信用情報機関に登録されているクレジットカードやカードローン、各種ローンなどの借り入れ状況や返済状況が記録されている履歴です。おそらく成人されている方の多くは、この履歴が個人信用情報機関に登録されています。スマホの数千円の割賦代金も履歴として記録されます。

 びっくりしますよね(笑)。

 「個人情報が漏れ漏れじゃん」と思われる方もいるかと思いますが、スマホを分割で購入する際には小さく虫眼鏡で見なければ読めないくらいの大きさで、長々と文章が書いてある規則の中に、個人信用情報機関への情報開示や登録する旨の記載があり、ほとんど読むこともなく自然の流れでサインしてますので、仕方ないところです。

 数千円のスマホの割賦代金から数百万円、数千万円に至るまで、借り入れた金額や延滞しているかしていないかといった返済履歴、残りの借り入れ金額、分割・リボ払いの残金までわかってしまっています。個人情報といっても一般の人は見ることはできません。クレジットカードやローンを申し込んだ際に、カード会社や信販会社、消費者金融、銀行などの金融機関が申込者の借り入れ状況や返済状況を確認する際に、担当者が閲覧するのを目的としているため、情報が漏れることはありません。また、自分自身の情報のみ、開示料金を支払うことでパソコンやスマホ、郵送などで閲覧することができます。

・個人信用情報機関には大きく分けて3つあります。
@クレジットカードやショピングローンを審査する信販系のCIC

A消費者金融(アコム、プロミス、アイフルといった消費者ローン)の審査をするJICC

B銀行のカードローンや住宅ローン、教育ローンなどを審査する銀行系のKSC
があります。

 私は自己破産して金融ブラック状態のためクレヒスには敏感ですが、普通にクレジットカードやローンを組んで支払っている金融事故を起こしていない方の多くは、個人信用情報機関の存在を聞いたことはあっても、開示したり、気にしている方は少ないかもしれないですね。

 
 さて今回は「クレヒス(クレジットヒストリー)」について自己破産した金融ブラック喪中の目線で書いてみようと思います。

 自己破産する前は住宅ローンやカードローンは組んでいましたし、クレジットカードも普通に所持していましたので個人信用情報機関の存在は知っていましたが、延滞もなかったため、それほど重要視していませんでした。自己破産の申請をした段階でクレジットカードは使えなくなり、当分の間は持つこともできなくなることはわかっていましたが、それでもクレヒスについては「ブラックリスト入りした」といった認識程度で、「5年くらいすればブラックリストから削除されるからそれまではデビットカードを使えば良い」といった感じでした。

自己破産後にクレヒスの重要性を実感しました

 自己破産の免責が下りて借金が無くなり再スタートを切ってしばらくすると、クレジットカードの必要性が出て来てダメ元でペイペイカードを申し込みましたが、申込直後に否決メールが届いて秒殺。その後にアメックスグリーンを申し込みますが当然否決です。
 
 その後、CICへの開示をしたところ「法定免責」や「貸倒」といった情報が履歴として残っていました。いわゆるこれがブラックリスト入りの証明という事になります。ブラックリストというものは実在するものではなく、 『異動』 というたった2文字がある事で、「この人は金融事故を起こした人」というレッテルを貼られた人として金融機関から見られます。これがいわゆるブラックリスト入りしたという表現で一般に知られているわけです。

エポス6.4.jpg
ダイナースクラブ6.10.jpg

↑エポスカード(左)とダイナースクラブ(右)の自己破産後のCICのクレヒス。「異動」という2文字がありますが、これが金融事故を起こしたという証明になり、金融機関が否決の判断をします。

 この履歴は概ね5年間残りますので、それが消えるまでは原則としてクレジットカードを申し込んでも審査は否決されます。ローンもまず無理です。金融事故を起こした人にお金を貸す金融機関なんてありませんから、それは当然です。自分自身でも、自分のクレヒスを開示して見た時は、 「自分が金融機関の担当者であったら貸さないな」 と思いましたから審査否決は必然ですね。

クレヒスが汚れた意味を初めて感じました

クレヒスを書き換えていく作業で信頼と信用を回復させる

 クレヒスを綺麗に復活させていく最初の手法として活用したのがライフカードデポジットとネクサスカードです。自己破産して信頼と信用を失った方の切り札的の「再生カード」です。保証金を預けてその範囲でしか利用できないクレジットカードですから、仮に返済ができなかった場合でも保証金が没収されて返金されないだけですし、カード会社からすれば年会費も回収できるため全く損はありません。これらのカードで「クレヒス」を新たに付けていけるため、真っ黒の信用状況を少しずつグレーにして改善させていくことが可能になります。ただし、ライフカードやネクサスカードでも返済が出来ずに延滞して強制解約になれば、さらなるクレヒス悪化になるため後が無くなります。
 
 しかし、地道にコツコツと返済して、またカードを使って、返済していくことを繰り返すことで、良いクレヒスが付いていきます。その結果、金融ブラック状態でもアメックスカードの取得は可能になります。

いかに支払い能力があるかを見せていくことがクレヒス作りのポイント

 私たちが開示する情報、特に信販系のCICには正常に返済している $ マークを最多2年間、付けていく事ができます。また残債と利用可能額、前月の請求額と入金額を見ることは出来ますが、金融機関は独自のソフトで少なくても5年程度は履歴として毎月いくら使って、年間でいくら使って、残債はいくら残っているといった詳細がわかるはずです。ローンを借りる場合は年収の1/3という制限がありますので、詳細がわからなければ審査できません。

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↑ ネクサスカード解約後のCICのクレヒス。最多で2年間の$マークが一杯になりましたが、金融機関はその以前の分も独自のソフトで詳細がわかると思います。

 クレジットカードの場合、申し込む段階で年収記入欄はありますが、やや多めに書いて申し込む方もいると思いますが、お金を借りるローンの場合、概ね50万円以上を借り入れる場合では収入証明書の提出を求められ、これによって正確な年収を把握されます。しかしクレジットカードや少額ローンの借り入れでは収入証明書の提出を求められたことは一度もありません。つまり、特にクレジットカードの場合では、クレヒスの段階で金融機関がその人の年収を推察するのだと思います。毎月の利用金額、年間の合計決済額から年収を算出していると思います。ですので、無理する必要はないですが、今まで現金で払っていたものを、クレジットカードで支払います。コンビニでの数百円レベル〜数万円レベルのものまで、利用限度額以内ですが、できるだけ多くの決済をクレジットカードで支払います。

 こうする事で「この人は結構お金を持っていそうだ」と金融機関に思ってもらう事を私は実行しました。

 その結果、自己破産後の3年間で毎年150万円以上のクレジットカード決済をし、4年かかりましたが、念願のアメックスカードを取得できました。

 金融事故を起こしていない一般の方からみれば不思議に思うかもしれませんが、自己破産して金融ブラックになってしまった人の現実は、スマホの数千円の割賦も審査が通らないという人もいます。私もその1人です。おそらく今でも通らないと思いますが、幸い、クレジットカードがあるので購入は可能になりました。

自己破産して金融ブラックになり、クレヒスがいかに重要かがわかります。これからさらに拡大するであろうキャッシュレス化にはクレジットカードは必須です。生活していく上での必需品といえますので、これからはクレヒスを汚さずにして行かなくてはいけないと思う今日この頃です。






自己破産した金融ブラックのアメックスカード取得までの道のり
https://fanblogs.jp/tsukasamarunet/archive/373/0




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2023年11月28日

アメックスカード取得で人生の再スタートへ!(自己破産体験記10)

自己破産後4年で取得できたアメックスカードでようやく人生再スタートが切れた思いです

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 私が自己破産申請したのが2018年5月で当時56歳でした。それまでは個人ではダイナースプレミアムカードをメインに利用し、法人カードでアメックスゴールドを利用していました。現在の国内で発行されているクレジットカードではステータス性の高いトップクラスのカードと言えると思います。自己破産申請の際は、ダイナースプレミアムの個人用カードに紐づける形で法人用のカードが利用可能になったこともあり、アメックスゴールドを解約していたので、アメックスには迷惑をかけることはありませんでしたので、いわゆる社内ブラックではありません。
 
 自己破産申請と同時に全てのカードの利用が出来なくなりましたので、デビットカードを利用せざるを得ない状況になりました。自己破産免責が下りてもCICやJICCといった個人信用情報機関では5年間、銀行系のKSCでは現在は7年に短縮されましたが当時は10年間、自己破産した旨が官報情報に掲載されることから、自己破産申請後〜免責〜事故情報が消えるまで、最低でも6〜7年程度はクレジットカードは持てないと諦めました。

 若い方ならともかく、免責を受けて事故情報が消えるのが62〜63歳となる私にとっては、「もうクレジットカードは持てることも無いだろうし、デビットカードでしのいで行けば良いか・・・」との思いが正直な当時の気持ちです。

 免責が下りるまでの1年半は公共料金は原則、口座振替による引き落とし、家賃はクレカ決済が必須契約だったためデビットカードでしのぎました。それでも決済手段としては問題はありませんでした。

 2019年11月に免責が下りてもそのスタンスは変わらず、と言いますか、変えられないというのが実情でした。「身から出た錆」なので仕方ないと思い、また、年齢的にも還暦間近でしたから、「デビットカードで残りの人生は行くしかないな」と覚悟を決めていました。

 当然、「ダイナースクラブやアメックスカードなんて二度と手にすることなんか無い」と思いました。

クレジットカードの必要性を実感した免責直後

 何とかデビットカードでしのいではいましたが、個人事業主で収益をあげて行く上で、避けて通れないのが一時立替払いです。自己破産直後で金銭的余裕など全く無い中での立替払いはホント、キツイの一言です。クライアントから前金でもらえるケースは良いですが、立て替えとなると入金まで少し時間がかかります。クレジットカードはその問題を解消できるツールなのでクレジットカードが持てない辛さが身にしみました。

 その後、保証金を預けるクレジットカードの「ライフカードデポジット」の存在を知り何とかかき集めた55,000円でライフカードデポジットを取得。当時はかなり無理して5万円の保証金を捻出して取得にこぎつけましたが、今思えば、その時の踏ん張りがよかったと思っています。その後、「ネクサスカード」で地道に保証金を預けて25万円の枠を確保しました。
 ライフカードデポジット5万円とネクサスカード25万円の2枚で2年程度クレヒス修行に励みました。クレヒス修行もそうですが、やはりクレジットカードは特にキャッシュレス化が進んでいる現在では、必須の決済アイテムです。

 自己破産申請後は「クレジットカードは持てなくてもデビットカードを使えば良いから大丈夫」と思ったのは本心で、それが自己破産免責後は「クレジットカードの必要性」を感じるようになり、保証金を預けるデポジット型クレジットカードを利用できるようになると「枠が足りない」と欲求が増してきます。本来ならばクレジットカードは持てない身ですが、デポジット型クレジットカードの誕生で実際に持てるだけでも感謝しなければならない身です。


 さて今回、ヒルトンオナーズ アメリカンエキスプレスカードを自己破産免責4年という金融ブラックの身でありながら発行してもらえました。巷では金融ブラックでも取得可能というカードと言われていましたが、私自身、半年ごとのチャレンジで7連敗していたため、そう甘くは無いと実感していましたが、苦節8回目にして取得できました。自己破産して、まだ事故履歴が残っているわけですし、年齢的にも62歳間近の個人事業主、単身者で賃貸暮らしですが取得できました。ライフカードゴールドも30万円の枠でも個人的には満足していますし、メルカードも45万円の枠を設定してくれているので感謝していますが、アメックスはこの2枚に比べるとやはり 『別格』 でした。自己破産する前にアメックスゴールドを普通に使っていた時は感じませんでしたが、自己破産を経て、ネクサスカードやライフカードデポジット、メルカード 、ペイディカードが取得できて決済に不自由はしなくなりましたが、アメックスを取得できたことでようやく人生の再スタートが切れた思いです。


●カード到着時の利用可能額は20万円でした。

20万OK.png


それでも発行してくれただけ感謝しないといけません。早速、公共料金の固定費一部を登録し、ウーバーイーツと飲食費で約5,000円を決済。

 
●その数日後に再度、利用可能額を確認すると50万円まで増えていました。

50万円OK.jpg


これだけで十分ですので、家賃を含めた全ての公共料金固定費を登録。概ね毎月9万円程度の固定費を全てアメックスに移行しました。


 ライフカードゴールドの30万円では若干、足りないので2年計画で50万円増額修行をしていましたが、アメックスはそれ以上の枠をとってくれています。そこまでは正直必要ないですが、生活向上のモチベーションは高まります。また、アメックスのオペレーターの対応も良くとても満足しています。

 金融事故履歴が消えるまで、まだ1年半残っていますので完全復活までは行きませんが、アメックスカードを持てたことでようやく『人生の再スタート』が切れた思いです。
年齢的にも、あと10年元気でいられるかどうかですが、自己破産した時の無念さを忘れずに、楽しみながらながら生きていこうと思います。


















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2023年11月12日

自己破産して4年後のいま(自己破産体験記9)

自己破産から4年経ってようやく生活再建できた感じです


 2019年11月13日に自己破産免責になってから4年が経ちましたので今回は、現在の状況を簡単に書いてみたいと思います。

 私は現在61歳で、12月が誕生日月なので間も無く62歳を迎えます。自己破産した年齢としては免責後の残りの人生を考えてもギリギリの年齢だと思います。男性の平均年齢が81歳くらいとはいえ、日常的に働いたり、体がそれなりに動かせる「いわゆる健康年齢」は70〜73歳くらいなのではと最近感じています。どうしてそう感じているのかといえば、根拠はないものの、私の10代後半から20代前半に一世風靡したタレントさんの相次ぐ訃報をみると、大体が70〜75歳くらいで、特に、全盛の頃をテレビで見ていただけに、そういった方々の訃報は少しずつ堪えます。また、一方で、これからは「後悔せず、元気なうちにできるだけ好きなことをしたい」という思いが強くなりました。

 自己破産直後の2019年11月は年齢的にも59歳目前で、自己破産したわけですから預金も含めた資産は全くありませんが、借金もゼロになったのが大きな救いです。そこから人生の再スタートをするわけですが、年齢的に考えても楽観はできない時期です。
 年が明けた2020年2月に武漢型の新型コロナウイルスが国内にとどまらず世界的に猛威を振るい先行きが全くわからない中、自己破産後の1年目を過ごすことになりました。個人事業主としてのささやかながらの収入でなんとか生活は成り立つものの、固定費と食費でほぼ底つきる収入で、カツカツでしたので、国民一人10万円のコロナ給付金は本当にありがたかったです。

自己破産後に困ったことがクレジットカードが持てなくなったこと 

 自己破産申請から免責が下りるまでの期間は一部の職業上の制約はありますが、自己破産の免責後は職業上の制約も解除されますので、普通の日常生活に戻れます。ただ唯一の不便さがクレジットカードを持てないことでした。私は個人事業主のため、建て替えでの支払いをするケースが多々あります。会社員の方でも職種によっては出張経費を建て替えで払う場合もあると思いますが、その場合、クレジットカードを利用出来るのと出来ないのではかなり違います。クレジットカードは一時的にお金をクレジットカード会社に立て替えてもらう借金的な要素はあるものの、支払いの先送りができるため、こちらで立て替えた分がクライアント(会社員の方なら会社)からの入金後に支払えるというメリットが利用できます。使うお金は変わらないためデビットカードやプリベイトカードでも対応ができると思われがちですが、自己破産後はほぼ資産や貯蓄もほとんどないので、結構きついわけです。本当に困りましたが、幸いにも、救いの手がありました。

デポジット型クレジットカードで乗り切りました

 クレジットカードでは保証金を預けることで、その保証金の範囲内で利用出来るデポジット型クレジットカードの存在はとても助かり、まさに神でした。保証金を預ける必要があるため、5万円程度の現金が必要になりますが、それさえ確保できれば申込可能です。デポジット型のクレジットカードは現在国内でライフカード社とネクサスカード社の2社のみが発行しています。私は両方のカードを発行してもらいました。理想はこの2枚を使うことですが、どうしてもどちらかに決めるなら「ネクサスカード」をお勧めします。デポジットカードを発行して利用していけばクレジットカードヒストリー(クレヒス)が新たに構築されていきます。自己破産すると個人信用情報機関には金融事故履歴が残る「いわゆる金融ブラック状態」になりますが、これは5年すぎるとなくなり、進行形のクレヒスだけが残ることになります。また、デポジットカードを継続的に使えばデポジット型クレジットカード以外でも、持てる可能性が出てきます。

 私は現在、ライフカードゴールド(利用限度額30万円)、メルカード(利用限度額45万円)、ペイディカード(利用限度額5万円)のクレジットカード3枚を所有しています。デポジット型のクレジットカードはすでに解約しましたが、ネクサスカードやライフカードデポジットの継続利用(2年以上)することで信用と信頼を少しは取り戻せた感じです。
 現在はまだ金融事故履歴が残っていますが、あと1年半でなくなります。その後はお気に入りのクレジットカードがあれば申込んでみたい気持ちはありますが、正直、2枚のクレジットカードが持てている状態ですのでこれ以上の枚数は必要性を感じてはいません。

自己破産しても諦めなければクレジットカードは持てます。以下の記事を参考にしてください。

自己破産してもクレジットカードは持てるようになります!金融ブラックのクレジットカード取得手順(前半)
https://fanblogs.jp/tsukasamarunet/archive/337/0

自己破産してもクレジットカードは持てるようになります!金融ブラックのクレジットカード取得手順(後半)
https://fanblogs.jp/tsukasamarunet/archive/336/0














長年の趣味(道楽)の一口馬主の辞め時は難しい

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 私の長年の唯一の趣味(道楽)が競走馬に出資する一口馬主です。1998年頃からハマってる唯一の道楽です。ご存知のない方もいらっしゃると思いますので簡単に説明しますと、一口馬主は運営する会社が提供する競走馬に出資し、出資した競走馬の競走成績による配当がもらえるシステムですが、投機的要素を持っています。毎月の厩舎への預託料や牧場での育成経費、馬の餌代のほか、運営する会社への会費などが毎月かかります。出資した競走馬が出走した際に得た賞金の一部が出資会員に口数に応じて分配されますが、ほぼ赤字です(笑)。計算はしていませんが、おそらくこの趣味に要した総金額は中古のベンツ1台とか、築浅のワンルームマンション程度は買える額だと思います(笑)。途中、うつ病を患い、自己破産も重なり中断せざるを得なかった時期がありましたが、通算で20年以上続けているわけですから、趣味というよりも浪費かもしれません。それでも辞められません。年に1度の牧場見学はとても楽しく癒されます。そう考えれば浪費ではなく人生を謳歌するための投資とも言えます。ただこの趣味の辞め時が難しいです。ポックリ死んでしまえばそこで即終了ですが、そこそこ元気なうちはいつやめるか・・・? 出資をしなければ最後に出資をした馬が引退することで出資馬ゼロになりますので、そこで終了となるわけですが、少なくみても2〜3年後です。私は間も無く62歳になりますから、あと3年、65歳を最後の出資としても、その出資した馬が引退するのが早くてその2〜3年後ですから私の年齢で68歳くらいになりますから、そろそろ見極めていく時期かもしれません。


自己破産して4年が経ちましたが、毎日、普通に楽しく生活しています。



◆こちらの記事も参考にどうぞ◆
「もう返せそうにない・・・無理・・・」(自己破産体験記1)
https://fanblogs.jp/tsukasamarunet/archive/72/0

119万円までは手元に残せますが実際は・・・(自己破産体験記2)
https://fanblogs.jp/tsukasamarunet/archive/73/0

破産手続き開始決定から免責決定されるまで(自己破産体験記3)
https://fanblogs.jp/tsukasamarunet/archive/74/0

自己破産後の生活(自己破産体験記4)
https://fanblogs.jp/tsukasamarunet/archive/75/0

自己破産2年後(自己破産体験記5)
https://fanblogs.jp/tsukasamarunet/archive/180/0

自己破産から3年。地道に生活再建しています(自己破産体験記6)
https://fanblogs.jp/tsukasamarunet/archive/283/0

自己破産から3年過ぎた61歳オヤジの過去と現在(自己破産体験記7)
https://fanblogs.jp/tsukasamarunet/archive/312/0

自己破産後は返済力が衰えるためキャッシュレス生活は十分に注意が必要です(自己破産体験記8)
https://fanblogs.jp/tsukasamarunet/archive/323/0



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2023年04月05日

自己破産後は返済力が衰えるためキャッシュレス生活は十分に注意が必要です(自己破産体験記8)

いきなり借金がゼロになる自己破産は返済力が低下するのでキャッシュレス生活は要注意

 債務整理には大きく分けて自己破産と任意整理(個人再生も含む)があります。自己破産は税金などの一部の返済は免れないものの、基本は返済が免除され、いわゆる借金がゼロになります。
 一方の任意整理は、複数ある返済を金利などを見直して返済額を減らし、期限を設けて返済したのち、完済させて行くというものです。

 私の場合、当初、任意整理を希望していましたが、担当弁護士さんの判断で、自己破産となりました。会社の役員のため、役員報酬という形で収入を得ていましたが、会社員と違い、会社の業績が悪くなれば報酬カットで収入は減少し、当時の私も上昇要素は見当たらず、「安定的に収入があるとは言えない」とアドバイスを受け、一定金額を返済して行く任意整理には適さないとのことから、自己破産という形になりました。


 自己破産申請をするとその段階から返済がなくなります。つまり、収入からの借金返済がなくなるわけですから、それまで返済に充てていたお金が手元に残ります。
 任意整理の場合、返済額は減少するものの、返済は続きます。返済期間がどの程度かは、残債額と収入によって変わりますが、返済が終了すれば晴れて借金ゼロの状態になります。

 自己破産も任意整理も、手続きを開始した段階で、個人信用情報機関の信販系CICや、消費者金融系のJICC、銀行系KSCには事故情報が掲載されますので、クレジットカードや各種ローンは利用できなくなります。

 自己破産は免責を受ければ借金がゼロになり無借金状態になります。任意整理の場合は返済が終了した段階で借金がゼロになり無借金の状態になります。この段階で、生活の再スタート地点に立つことになります。

 さて、自己破産も任意整理も、手続きが終了すれば借金がゼロになるわけですが、この過程において決定的な違いがあります。

 それは・・・自己破産は申請後すぐに返済することがなくなることです。
 一見、とてもありがたいことなのですが、生活再建して行く上で、よほど、お金との付き合い方を意識していかないとダメということです。自己破産はいきなり返済がなくなり、以降、免責となれば無借金になりますので、宝くじに当たったほどの威力があります。
 しかし、任意整理の場合は、継続して返済をして行くという地道な過程を経て無借金になります。その分、「返済力」は衰えることはありません。

 例えば、宝くじに当たったり、親から譲り受けて100万円を手に入れるか、それとも毎月コツコツと数年かけて貯蓄して100万円に到達するか。同じ100万円でも手元に残るまでの過程に大きな違いがあります。

 私は以前のブログで、「クレジットカードの支払いにプレッシャーがかかる」と書きました。これは本心です。自己破産申請後、返済を免れたことで、著しく返済力は低下しました。そのリハビリになったのが保証金を預けるデポジット型クレジットカードの「ライフカードデポジット」と「ネクサスカード」です。特にネクサスカードは1万円づつでの追加が可能なため「返済力」「貯蓄力」の両方を同時に高めることが出来ました。

 自己破産は借金がゼロになるという大きなメリットはありますが、いきなり返済がなくなることで、返済力が低下します。強い気持ちを持ってこれからのキャッシュレス時代を乗り切りたいと思います。


●返済力と貯蓄力のリハビリに適した唯一のクレジットカード●





◆こちらの記事も参考にどうぞ◆
「もう返せそうにない・・・無理・・・」(自己破産体験記1)
https://fanblogs.jp/tsukasamarunet/archive/72/0

119万円までは手元に残せますが実際は・・・(自己破産体験記2)
https://fanblogs.jp/tsukasamarunet/archive/73/0

破産手続き開始決定から免責決定されるまで(自己破産体験記3)
https://fanblogs.jp/tsukasamarunet/archive/74/0

自己破産後の生活(自己破産体験記4)
https://fanblogs.jp/tsukasamarunet/archive/75/0

自己破産2年後(自己破産体験記5)
https://fanblogs.jp/tsukasamarunet/archive/180/0

自己破産から3年。地道に生活再建しています(自己破産体験記6)
https://fanblogs.jp/tsukasamarunet/archive/283/0

自己破産から3年過ぎた61歳オヤジの過去と現在(自己破産体験記7)
https://fanblogs.jp/tsukasamarunet/archive/312/0







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2023年02月14日

自己破産から3年過ぎた61歳オヤジの過去と現在(自己破産体験記7)







自己破産でサラリーマン社長から個人事業主へ

 私はすでに還暦を過ぎて現在61歳です。年収のMaxの時期は40歳代前半から50歳代前半までの概ね10年間で1,200万円程度でした。雇われで代表取締役社長という「サラリーマン社長」を40歳代前半から自己破産する58歳まで努めていましたが、グループ企業の子会社の社長とはいえ、経営に携わるだけでなく、社員、その家族なども含めると責任は重大です。50歳代の中盤になって親会社の業績が急激に悪化し、それに伴い子会社にも影響が及びます。私の会社も例外ではありません。まずは社長自らの身銭を切らなければなりません。役員報酬のカットが年々増加して行きます。最初の内はなんとかなっていましたが、報酬のカット率がアップしていくうちに、それまでの貯蓄の切り崩しが始まり、最後は立ちいかなくなり自己破産に至りました。サラリーマン社長とはいえ、自己破産となれば退任をしなければなりません。その後、個人事業主になり現在に至っています。

 個人事業主ですが、サラリーマン社長よりもよっぽど良いです。一人親方的な感じですが、仕事仲間も主婦をしながらのフリーランサーや、法人化しているものの夫婦二人で仕事をしている方などお互いの時間の中でうまくやりくりしながら、ささやかながらやっている感じです。
 年収はサラリーマン社長時代には遠く及ばず、高卒の新入社員よりもほんの少し高いくらいです。

 それでもサラリーマン社長時代よりも今の生活の方が断然良いです。うつ病を患ったこともあり、仕事もセーブしていますが、年齢的なこともあって昔ほどのガツガツ感もありません。個人事業主レベルでの仕事ですので大きな儲けは期待できませんが、それでも十分です。

 私の場合は単身ということもあり、死んだ場合に遺族年金を受け取る人もいないため、年金は自分が使うお金になります。もらう金額は65歳からの通常支給額よりも減りますが、前倒しで既に60歳からもらっています。偶数月の15日に18万ちょっとが死ぬまで入ってきます。月にすると9万円。家賃と公共料金を払っても1万円程度残る金額で、食費やその他の交遊費を稼げば生活は出来るレベルです。ですので5万円〜10万円程度の収入を維持できれば良い状況です。現在は収入が生活を維持するレベルでありますので、年金は余剰金です。とはいえ、やっぱりあてにします。

 年金をもらう前は使わずに貯金しようと思っていましたが、もらい初めて1年経ちましたが思ったほどには貯金できていません。この年齢(61歳)になると貯金の目的が老後資金です。もし3年後に死ぬとわかっていれば貯金なんかせず全て使ってしまいます。でも5年先、10年先、それ以上となると、働けなくなった時の事を考えなければなりません。年金でまかなえきれない数万円を捻出する必要がありますので、つみたてNISAや現金預金などでの備えのための貯蓄です。正直、貯蓄へのモチベーションが上がりません・・・(笑)。今は死語となりつつある『老後2000万円』問題。学費もそうですが、一度に出るお金ではありません。トータルでかかる金額です。確かに学費は一度には出ませんが兄弟の有無や学齢年齢で大変だと思います。私の場合は銀行の学資ローンで乗り切りました。老後に関して言えば、「なんとかなるさ」精神ですね(笑)。

命があれば自己破産は乗り切れます

 自己破産という想定外の事を経験しましたが、それを反面教師としてこれからの生活をしていかなければなりません。幸い、私にはまだ命があります。両親は既に他界していますが介護で悩まされることもなく、子孝行な両親に感謝しています。私の周りにも親の介護をしている人もいます。私とほぼ同じ世代ですから老々介護ですね。
 
 私は54歳の時と56歳の時にそれぞれ親友を病気で亡くしました。一人は競馬仲間で毎週、メールで競馬の予想を送ったり送られたりしていましたが、突如、通勤途中で心臓発作で急逝してしまいました。つい1週間前まで話していたのに。
 そしてもう一人はガンでした。5年くらい闘病していました。最後に会ったのがなくなる半年ほど前で毎年恒例の忘年会で、その時にはかなり厳しい状態でした。

 ほぼ同時期に親友2人を病気で亡くしたのを目の当たりにした時は本当に辛かったですし、今でも思い出します。自己破産した時は目の前が真っ暗になり、免責を頂いた時も金銭的に辛かったですが、命以上に勝るものはありません。生きたくても生きられなかった親友もいます。また世の中にはそれ以上に大変な思いをしている人もたくさんいます。
 私もうつ病に罹患した時は、ちょうど自己破産の手続き中とも重なっており、かなり悲観的でしたが、今思うと、とても些細なちっちゃいことでした。

 年収面でみれば過去の Max の時代から比べると1/4レベルに急下降しましたが、決して悲観していません。そこそこ収入のあったおかげで、クレジットカードでいえばダイナースクラブプレミアムカードやアメックスゴールドなども所持していたので、特典も謳歌できましたし、家の購入や高級と言われる旅館やホテルの宿泊などの体験もできました。当時はそれが当たり前と思っていた奢りもあります。

自己破産後の唯一のプレッシャーは「クレジットカードの支払い」

 一方、今は賃貸暮らしでクレジットカードさえ満足に作れませんが、生活満足度はと言えば悪くないです。借金ができないので借金もありませんし、不動産もないので固定資産税などからも解放され、仕事もマイペースにできるので、とても身軽です。唯一のプレッシャーはクレジットカードの支払いですね。ネクサスカードやライフカードデポジットのように自分のお金を預けているのであれば、クレヒスに傷はつくかもしれませんが、最後は腹をくくって、「ごめんなさい、解約します」で支払額を保証金から相殺してもらうという事も出来ないことはないと思いますが、年会費無料のメルカードやペイディカードは一時的な他人のお金の借金なので、プレッシャーです(笑)。自己破産してますし、年齢的にも後がありませんので。。。

 債務整理などしないほうが断然良いに決まっています。それでも生活再建のための国のセーフティーネットとは言え、自己破産で債権者に対して多大な迷惑をかけてしまいましたので、免責を受けて借金を無くしてもらった恩義は常に持ち続けなければなりません。迷惑をかけてしまった金融機関には相手にされないですが、それでも今現在、発行してくれているクレジットカード会社には、使うことでの販売手数料と時々は分割払いでの金利手数料で返還していければという思いもあります。
 

◆こちらの記事も参考にどうぞ◆
「もう返せそうにない・・・無理・・・」(自己破産体験記1)
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119万円までは手元に残せますが実際は・・・(自己破産体験記2)
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破産手続き開始決定から免責決定されるまで(自己破産体験記3
https://fanblogs.jp/tsukasamarunet/archive/74/0

自己破産後の生活(自己破産体験記4)
https://fanblogs.jp/tsukasamarunet/archive/75/0

自己破産2年後(自己破産体験記5)
https://fanblogs.jp/tsukasamarunet/archive/180/0

自己破産から3年。地道に生活再建しています(自己破産体験記6)
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2022年11月01日

自己破産から3年。地道に生活再建しています(自己破産体験記6)





自己破産から3年が経ちました

 2019年11月に58歳で自己破産免責となり3年が経ちました。既に還暦を迎え間も無く61歳になります。幸い、個人事業主として細々ながら生活はできていますので少しずつですが生活再建をしています。

 私が自己破産をした当時の2019年はコロナ以前で、まだキャッシュレス化はやや鈍化傾向でしたので、現金払いやデビットカードでの支払いでしのいでいました。
 
 2020年2月以降、新型コロナウイルスが世界的に猛威を振るい、国内でも緊急事態宣言が複数回にわたり、人との接触も激減したことで、国内のキャッシュレス化が一気に進んだと思います。そうなるとクレジットカードが持てない金融ブラックにとっては、どのようにキャッシュレス化の時流に乗るのか悩んだものです。

 デビットカードやプリペイドカードでも対応はできますが、個人事業主とはいえ、仕事での立て替え払いなどもあるためクレジットカードの重要性をまざまざと感じたものです。

自己破産直後は貯蓄ゼロ、借金ゼロの状態

 自己破産や任意整理などの債務整理は人生をやり直すための制度でもあります。特に自己破産は持っている資産は全て失い、金融機関からの信用・信頼も一瞬のうちに無くなります。しかし、その一方で、借金などの負債も全て無くなり、ゼロからのスタートが切れるようになります。

 自己破産直後は資産を全て失い貯蓄ゼロです。しかし借金もありませんので、まさに人生の再スタートとなります。自己破産した年齢が若ければ若いほど、やり直せる時間に余裕があります。ただ、若いが故に、再び借金生活にならないように気持ちを強く持たないといけません。
 私は自己破産当時は58歳という還暦間近でしたので、正直、残りの人生から逆算しても2度の過ちは出来ない状況でした。

 ですので、一時立て替えてもらうクレジットカードには、恐怖心を抱いたのも事実です。しかし、クレジットカードの無い生活はキャッシュレス化もそうですが、仕事をしていく上でも、やはり悩みの種でした。

自己破産後の生活再建の一助となっている「ネクサスカード」

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 そんな時に保証金を預けることで発行してもらえるデポジット型クレジットカード「ライフカードデポジット」の存在を知り、自己破産免責4ヶ月目の2020年3月にダメ元で申し込んだところ、発行してもらえました。貯金のないカツカツ生活の中での5万円の現金の保証金捻出はキツイものがありましたが、仮に返済できなくても自分のお金が返ってこないだけだと思いました。でも、実際にクレジットカードの5万円枠でもわずかながら現金の温存が出来、気持ち的にも少しは余裕が持てました。

 その後、2020年8月にJトラストカード社(現在のネクサスカード社)からデポジット型クレジットカードのJトラストマスターカードデポジット、現在の『ネクサスカード』が新たに発行され、私も当初は5万円で申し込み、発行してもらえました。ライフカードデポジットもネクサスカードも自分のお金を保証金として預けることでクレジットカードとして利用できます。保証金以上の決済ができませんので、我慢や自己制御ができます。ネクサスカードは2回までの分割は手数料無料なので、ちょっと大きな買い物をした場合でも2回分割で無利息なので利用するケースも何回かあります。大きな買い物といっても保証金の預入額が少ないので高額商品は購入できません。
 ライフカードデポジットは追加金が入れられませんが、ネクサスカードは1万円単位で追加できますので、私は現在25万円のデポジットをしていますので、光熱費や月払いの固定費、その他の決済はネクサスカードを利用しています。

 自己破産直後はお金もなくカツカツでしたが、ネクサスカードを積立預金がわりにコツコツと追加していくことで、比較的高額な決済もできるようになりました。最近では引き落としを待たず、先払いで枠を早めに回復させています。

 自己破産は人生をやり直すチャンスを与えてくれる国の救済制度ですから、免責を受けたならば、生活再建をしていく必要があります。そのベースとなるのはやはりお金ですが、貯蓄ゼロからの出直しです。株式投資するにも軍資金もありません。銀行預金も金利が全く期待できないので魅力を感じません。デポジット型クレジットカードは自分のお金という「預金の引き出し」での後払いですが、銀行金利よりも率の高いポイントがつきますし、返済すれば枠が復活し繰り返し使えます。クレヒスも付けられますので金融ブラック喪明け後の再建にも少しは役立つかもしれません。ここがデビットカードやプリペイドカードとの決定的な違いです。

 私は『ネクサスカード』を持っていることでデポジットの随時追加(預金感覚)で、自己資金が増加されてきました。セコイ話ですが、自己破産直後の3年前は貯蓄ゼロでしたが、ネクサスカードで25万円、ライフカードデポジットで5万円の計30万円が自己資金として保有できている状態です。特に、ネクサスカードの1万円からの追加できるシステムは生活再建に必要な貯蓄力を身につけられます。

 全てがネクサスカードのおかげとは言えませんが、、私にとっては生活再建にかなりのウエイトを持っていると言えます。


●自己破産3年後のクレジットカードの取得状況


自己破産免責から3年後のクレジットカードとお金に関する状況をざっと紹介します。

@ネクサスカード (デポジット額/利用限度額)250,000円

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Aライフカードデポジット(デポジット額/利用限度額)50,000円

ライフカード.png

この2枚のデポジット型クレジットカードは自己資金での利用額ですので解約すれば返金されますので預貯金だと思っています。


Bライフカードゴールド(利用限度額50,000円)

ライフゴールド.png

ゴールドカードで年会費11,000円。年会費自体はゴールドカードの付帯サービスを考えれば高いとは思いませんが、デポジットでないカードを発行してくれたのですから有り難いです。利用限度額から年会費を差し引いた4万円が信用の部分なのでしょうね。

Cペイディカード(利用限度額50,000円)

リアル.jpg

リアルカードの登場で申し込んだカードです。ポイント還元はありませんが年会費無料です。クレカとしての機能は十分に備わっています。自己破産して異動情報が消えていない金融ブラックにも関わらず発行してくれました。

Dメルペイ(利用限度額350,000円)

メルカリでの利用実績が加味されたようで350,000円の枠があります。リアル店舗では使えませんし、メルカリ内での購入以外ではポイント還元がないなどのデメリットはありますが、例えば、楽天トラベルや楽天サイトで決済すれば楽天ポイントが付きますので、それで良しとしています。

自己破産してまだ3年しか経っておらず、それも還暦を過ぎた個人事業主という属性ですが、クレジットカードも持てています。

また、毎月、数千円レベルの少額ですが積立NISAも行なっています。60歳過ぎての積立NISAですから、長期的なスタンスには立てませんが、生活再建をしていくという意味でも継続していければ10年後くらいには少しは役に立ってくれるのではと思います。

自己破産して、1年、2年、3年と少しずつですが「立て直しができてきたかな」と感じています。


◆こちらの記事も参考にどうぞ◆
「もう返せそうにない・・・無理・・・」(自己破産体験記1)
https://fanblogs.jp/tsukasamarunet/archive/72/0

119万円までは手元に残せますが実際は・・・(自己破産体験記2)
https://fanblogs.jp/tsukasamarunet/archive/73/0

破産手続き開始決定から免責決定されるまで(自己破産体験記3
https://fanblogs.jp/tsukasamarunet/archive/74/0

自己破産後の生活(自己破産体験記4)
https://fanblogs.jp/tsukasamarunet/archive/75/0

自己破産2年後(自己破産体験記5)
https://fanblogs.jp/tsukasamarunet/archive/180/0







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恋愛、結婚、離婚、子育て、債務整理、うつ病、男性更年期障害など楽しいことも嬉しいことも、辛いことも悲しいこともたくさんありましたが、シニア世代を迎えて、死ぬ時に「10勝9敗で少しだけ勝ち越せた人生で良かった!」と思えるようにいきたいと感じるよになりました。
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