自己破産をすると個人信用情報機関に金融事故情報が掲載されます。その情報は5年間の保有期限(銀行系KSCは7年)を過ぎれば消えますが、それまでは金融事故情報が履歴として残っているため、新たなクレジットカードの取得やローンはほとんど通りません。
しかし、デポジット型クレジットカードなどを活用することで、その問題も解決できるようになりました。
今回は自己破産免責から4年過ぎた現在の個人信用情報機関CIC(信販系)の掲載状況を紹介します。
CICでは返済状況の欄に異動という2文字が金融事故の証として掲載されており、自己破産免責の場合は終了状況の欄に法定免責と掲示されます。右上の保有期限が掲載される期間で、それまでは事故情報として掲載されます。
私の異動情報は10件
金融事故履歴として掲載されている異動情報は計10件あります。金融会社と保有期限は以下の通りです。
@ エポスカード(2024年4月末まで)
A アプラス(2024年4月末まで)
B SMBC (2024年10月末まで)
C 三菱UFJニコス(2024年10月末まで)
D ダイナースクラブ (2024年10月末まで)
E 三井住友カード(2024年11月末)
F JCB(2024年12月末まで)
G 楽天カード( 2024年12月末まで)
H ジャックス(2025年3月末まで)
I 日本政策銀行(2025年3月末まで)
ほぼ国内の主要クレジットカード会社が異動情報の対象金融機関に入っています。完全に消えるのが2025年3月ですのであと少しの辛抱です。
こんな状況ですが保証金を納めて発行してもらえたネクサスカードとライフカードデポジット2枚を活用して新たなカードの取得ができました。
●2年以上使って解約したネクサスカード(保証金25万円)とライフカードデポジット(保証金5万円)のCICクレヒスです。2年以上使いましたので2年間分の$マークの枠は全て埋まり、終了状況も完了と掲載されています。
お役御免で解約したネクサスカード(保証金25万円)のクレヒス。$マークは24回(2年間分)が一杯になりました。
ネクサスカードのサブカードとして使っていたライフカードデポジット(保証金5万円)も2年以上使い解約しました。$マークも24回(2年間分)が埋まりました。
この2枚のデポジット型クレジットカードのクレヒスでライフカードゴールド(限度額30万円)、メルカード(限度額45万円)やペイディカードの取得ができました。
●現在もライフカードゴールド、メルカード、ペイディカードは利用継続中のためCICのクレヒスも$マークを更新しています。
左がライフカードゴールド、右がメルカードの現在進行中のクレヒス。
左がペイディカードの一般枠、右がApple専用枠のクレヒス。
異動情報が10件ありますが、利用継続中のクレジットカードでのクレヒス実績でアメックスカードが取得できました。
●ヒルトンアメックスのクレヒス。2023年11月発行のため実際に返済がスタートしたのが12月からです。そのため$マークは初月分が付き始めた状態です。
●アメックス・グリーンのクレヒス。2024年1月発行のため返済履歴がスタートしていませんのでこれから$マークが付いていきます。
あと1年で異動情報が全て消え、アメックスとその他のクレヒスが浮き彫りになります。ようやくここまで来たという感じですね。
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