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2020年05月18日

俳優の錬金術 視覚visual system 49

俳優の錬金術 視覚visual system 49

光/可視光Light/visible light

Quantum theory量子論

1900年 マックス.プランクは 黒体放射black-body radiation 解明を試みた 当時波動理論が主流
これらの波は周波数frequencyに関連する有限量finite amountでのみ エネルギーを 取得または失う と示す
プランクはこれらの光エネルギーの「塊」を「量子quanta(ラテン語「どれだけ」)」と名付ける

 Max Karl Ernst Ludwig Planck1858 – 1947) ドイツ 理論物理学 「量子論の父」
 1918年にノーベル物理学賞を受賞

1905年アルバート.アインシュタインは光量子の概念を使用して光電効果photoelectric effectを説明
“ 光量子light quantaは本当に存在するreal existence”  示す 

 Albert Einstein1879 – 1955) ドイツ 理論物理学
 
 光電効果photoelectric effect:
 物質に光を照射した際に 電子が放出されたり電流が流れたりする現象

 論文『光の発生と変換に関する1つの発見的な見地について』内で導入した光量子仮説 
 1921年にノーベル物理学賞を受賞


1923年 アーサー.ホリー.コンプトンは 電子electronから散乱Compton scattering された
低強度X線の時見られる波長シフトは
 X線の粒子理論では説明できるが 波動理論では説明できないことを示す 

Arthur Holly Compton(1892 – 1962) 米 物理学
 1923年に電磁放射線の粒子性を実証するコンプトン効果Compton effect を発見
 1927年にノーベル物理学賞を受賞

 コンプトン効果Compton effect :
 X線を物体に照射したとき 散乱X線の波長が入射X線の波長より長くなる現象
 これは電子によるX線の非弾性散乱によって起こる現象で
 X線(電磁波)が粒子性をもつ/光子として振る舞うことを示す
 

1926ギルバートN.ルイスはこれらの光量子粒子を光子photonと名付ける

  Gilbert Newton Lewis1875 – 1946)[米 物理.化学


現代の量子力学理論quantum mechanicsは 光lightを 粒子particleであり波waveである と
 また 粒子でも波でもない現象 とする

現代物理学physicsは 光を数学で説明 ある種巨視的象徴(粒子)と 別の巨視的象徴(波)だが
 実際には想像できないもの とする
物理学者は 電磁波radio waveやコンプトン散乱compton scatteringに関するX線x-raysの場合と同様  電磁放射electromagnetic radiationは 低い周波数frequencyでは古典波classical waveのように振る舞い
高い周波数では古典粒子classical particleのように振る舞う しかし
 どちらかの質を完全に失うことはない と確信している  

光の周波数light frequencyの中間点を占める可視光visible lightは
波モデルまたは粒子モデルのいずれか あるいはその両方で 実験をもとに記述できる

2018年2月 量子コンピューター開発に役立つ ポラリトンpolaritoneを含む新しい形式の光 が発見された

ポラリトンpolaritons :
 電磁波electromagnetic waveと電気electricまたは磁気双極子magnetic dipole運ぶ
 励起excitation との強い結合から生じる準粒子boson quasiparticle その混合状態
磁気双極子magnetic dipole :磁気についての基本的な要素 正負の磁極の対なること


量子光学の基礎?量子の粒子性と波動性を統合する

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