2018年10月01日
シュタイナー神秘劇4「魂の目覚め(上梓:1913)(劇中年代設定:1924)」 反ユダヤ主義の背景 44
シュタイナー神秘劇4「魂の目覚め(上梓:1913)(劇中年代設定:1924)」
反ユダヤ主義の背景 44
ドイツのオカルト文化と疑似科学による人種理論24
ニコラウス.パラシオス.ナバロ
Nicolás Palacios Navarro (1854 – 1931)チリ
医者.チリ極右政党家.作家 チリ民族と国家意識について 書いている
彼の著書『チリ人種Raza chilena( 1918)』は チリ.ナチ思想の骨格をなす
ナバロの人種論:
典型的チリ人/ロト(チリ人にとり敬称 近隣国にとってそれは蔑称)とは
メスティーソ/ 白人とラテンアメリカの先住民の混血 の社会的地位を持ち上げようと試みる
スペインの西ゴート族とチリ先住民/マプチェ族 の末裔は 勇武の民 であるから だ
マプチェ族 :
チリ中南部からアルゼンチン南部の先住民族 マプチェ語で「大地」に生きる「人々」の意
南アメリカ南部を支配し インカ帝国やスペインの侵略に抵抗を続けた民族として知られる
ゴート族:
古代ゲルマン系の民族 東ゲルマン系に分類されるドイツ平原の民族
ゴットランドからウクライナに移動した後 「ゲルマン民族の大移動」で
イタリア半島やイベリア半島に王国を築く ローマ帝国軍に壊滅的打撃を与えた精強な民族
ローマ帝国文化吸収 ルーン文字を残す 後期ローマ帝国軍功を担う
スペインのチリ制覇により ゴート族純血種男性がチリ先住民マプチェ族 女性と結婚
その遺産と血は子孫たちチリ.ロトへ受け継がれた
多くは商売人による入植をみた 他のスペイン統治国々と比べ
チリ人種が秀でる所以である
ナバロによると 二万五千人に及ぶ純ゴートの民(最も男性)がチリへ入植
金髪のゴート族と褐色のチリ先住民との混血メスティーソ は
互いの 誇り高い道徳的な理性を 受け継いでいる
『アラカニャードThe Araucaniad 』16世紀スペインのチリ征服を描いた詩歌 には
マプチェ族を ローマ軍と戦った野蛮なゲルマン民族と比較し描く と云う
だが 酒癖はゲルマン民族に似ている とも
チリ人ロトは 言語と姓を除き ラテン人種とは関係ない
医師としての見解では 南欧よりの移民は 大脳抑制が働ず 公共の負担となる と警告
ルネサンス期 偉大な『ドン・キホーテ』のミゲル・デ・セルバンテス(推定1547 – 1616)
や ミケランジェロ(1475 – 1564) を輩出した ラテン人 ではあったが
20世紀のチリに またどの国であろうが その栄華をもたらせない
何故なら彼らの種は すっかり変わってしまったからだ と括る
次回へと続く
と たのしい演劇の日
反ユダヤ主義の背景 44
ドイツのオカルト文化と疑似科学による人種理論24
ニコラウス.パラシオス.ナバロ
Nicolás Palacios Navarro (1854 – 1931)チリ
医者.チリ極右政党家.作家 チリ民族と国家意識について 書いている
彼の著書『チリ人種Raza chilena( 1918)』は チリ.ナチ思想の骨格をなす
ナバロの人種論:
典型的チリ人/ロト(チリ人にとり敬称 近隣国にとってそれは蔑称)とは
メスティーソ/ 白人とラテンアメリカの先住民の混血 の社会的地位を持ち上げようと試みる
スペインの西ゴート族とチリ先住民/マプチェ族 の末裔は 勇武の民 であるから だ
マプチェ族 :
チリ中南部からアルゼンチン南部の先住民族 マプチェ語で「大地」に生きる「人々」の意
南アメリカ南部を支配し インカ帝国やスペインの侵略に抵抗を続けた民族として知られる
ゴート族:
古代ゲルマン系の民族 東ゲルマン系に分類されるドイツ平原の民族
ゴットランドからウクライナに移動した後 「ゲルマン民族の大移動」で
イタリア半島やイベリア半島に王国を築く ローマ帝国軍に壊滅的打撃を与えた精強な民族
ローマ帝国文化吸収 ルーン文字を残す 後期ローマ帝国軍功を担う
スペインのチリ制覇により ゴート族純血種男性がチリ先住民マプチェ族 女性と結婚
その遺産と血は子孫たちチリ.ロトへ受け継がれた
多くは商売人による入植をみた 他のスペイン統治国々と比べ
チリ人種が秀でる所以である
ナバロによると 二万五千人に及ぶ純ゴートの民(最も男性)がチリへ入植
金髪のゴート族と褐色のチリ先住民との混血メスティーソ は
互いの 誇り高い道徳的な理性を 受け継いでいる
『アラカニャードThe Araucaniad 』16世紀スペインのチリ征服を描いた詩歌 には
マプチェ族を ローマ軍と戦った野蛮なゲルマン民族と比較し描く と云う
だが 酒癖はゲルマン民族に似ている とも
チリ人ロトは 言語と姓を除き ラテン人種とは関係ない
医師としての見解では 南欧よりの移民は 大脳抑制が働ず 公共の負担となる と警告
ルネサンス期 偉大な『ドン・キホーテ』のミゲル・デ・セルバンテス(推定1547 – 1616)
や ミケランジェロ(1475 – 1564) を輩出した ラテン人 ではあったが
20世紀のチリに またどの国であろうが その栄華をもたらせない
何故なら彼らの種は すっかり変わってしまったからだ と括る
次回へと続く
と たのしい演劇の日
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