2021年05月11日
俳優の錬金術Alchemy of Actor 知覚の哲学Philosophy of perception 23
俳優の錬金術Alchemy of Actor 知覚の哲学Philosophy of perception 23
大脳cerebrum
前脳基底部Basal forebrain
前脳基底部は記憶情報を時間的空間的に連結する
出来事記憶にはPapez回路と前脳基底部が関与
Papez回路へは前脳基底核にある中隔核 対角帯核 から神経線維が入る
Papez回路:
海馬とその周辺部→ 脳弓→ 乳頭体→ 乳頭体視床路→ 視床前核→ 視床帯状回投射→
帯状回→ 帯状束→ 海馬とその周辺
前脳基底部は 睡眠(ノンレム睡眠の中枢の一つ) ・覚醒に重要な役割を果たす
脳幹の縫線核と大脳皮質との中継的役割をす
記憶
1. 感覚記憶:最も保持期間が短い
各感覚器官特有に存在 瞬間的に保持される 意識されない
刺激情報は まず感覚記憶として保持され
注意を向けられた情報だけが短期記憶として保持される
2. 短期記憶:保持期間が数十秒程度
一度に保持される情報量に限界がある
生物学では 記憶痕跡memory engram 保持されている情報
短期記憶の記憶痕跡はシナプス伝達の機能的変化(長期増強 長期抑圧)
長期記憶の記憶痕跡はシナプスの構造的変化(遺伝子発現 新たなシナプス連絡形成)と理解す
臨床神経学では
即時記憶:情報の記銘後すぐに想起させ 想起までに干渉を挟まない
近時記憶:即時記憶より保持時間の長い記憶 情報の記銘と想起の間に干渉が介在
保持情報が一旦意識から消える
遠隔記憶:更に長い記憶
3. 長期記憶:短期記憶に含まれる情報の多くは忘却され、その一部が長期記憶/記憶の固定化として
保持される 保持時間が長く、数分から一生にわたって保持される
容量の大きさに制限はない
3-1. 非陳述記憶:意識上に内容を想起できない記憶で、
言語などを介してその内容を陳述できない
手続き記憶:運動技能 知覚技能 認知技能・習慣
同じ経験を反復することにより形成され
記憶が一旦形成されると自動的に機能し 長期間保
プライミング:以前の経験により 後に経験する対象の同定を促進抑制される現象
古典的条件づけ:経験の繰り返しや訓練により本来は結びついていなかった刺激に対して、
新しい反応/行動が形成される現象
非連合学習:一種類の刺激に関する学習 同じ刺激の反復により
反応が減弱/慣れ 増強/感作 する現象
3-2. 陳述記憶(イメージや言語として意識上に内容を想起でき、その内容を陳述できる )
出来事/エピソード記憶:出来事の経験そのものと
それを経験した時の付随情報(時間空間的文脈 身体的心理的状態など)が
記憶されたる
意味記憶:知識に相当
言語とその意味/概念 知覚対象の意味 対象間の関係 社会的約束など
世の中に関する組織化された記憶 経験の繰り返しにより形成され、
その情報をいつ・どこで獲得したかのような付随情報の記憶は消失
内容のみが記憶されたもの
と たのしい演劇の日
大脳cerebrum
前脳基底部Basal forebrain
前脳基底部は記憶情報を時間的空間的に連結する
出来事記憶にはPapez回路と前脳基底部が関与
Papez回路へは前脳基底核にある中隔核 対角帯核 から神経線維が入る
Papez回路:
海馬とその周辺部→ 脳弓→ 乳頭体→ 乳頭体視床路→ 視床前核→ 視床帯状回投射→
帯状回→ 帯状束→ 海馬とその周辺
前脳基底部は 睡眠(ノンレム睡眠の中枢の一つ) ・覚醒に重要な役割を果たす
脳幹の縫線核と大脳皮質との中継的役割をす
記憶
1. 感覚記憶:最も保持期間が短い
各感覚器官特有に存在 瞬間的に保持される 意識されない
刺激情報は まず感覚記憶として保持され
注意を向けられた情報だけが短期記憶として保持される
2. 短期記憶:保持期間が数十秒程度
一度に保持される情報量に限界がある
生物学では 記憶痕跡memory engram 保持されている情報
短期記憶の記憶痕跡はシナプス伝達の機能的変化(長期増強 長期抑圧)
長期記憶の記憶痕跡はシナプスの構造的変化(遺伝子発現 新たなシナプス連絡形成)と理解す
臨床神経学では
即時記憶:情報の記銘後すぐに想起させ 想起までに干渉を挟まない
近時記憶:即時記憶より保持時間の長い記憶 情報の記銘と想起の間に干渉が介在
保持情報が一旦意識から消える
遠隔記憶:更に長い記憶
3. 長期記憶:短期記憶に含まれる情報の多くは忘却され、その一部が長期記憶/記憶の固定化として
保持される 保持時間が長く、数分から一生にわたって保持される
容量の大きさに制限はない
3-1. 非陳述記憶:意識上に内容を想起できない記憶で、
言語などを介してその内容を陳述できない
手続き記憶:運動技能 知覚技能 認知技能・習慣
同じ経験を反復することにより形成され
記憶が一旦形成されると自動的に機能し 長期間保
プライミング:以前の経験により 後に経験する対象の同定を促進抑制される現象
古典的条件づけ:経験の繰り返しや訓練により本来は結びついていなかった刺激に対して、
新しい反応/行動が形成される現象
非連合学習:一種類の刺激に関する学習 同じ刺激の反復により
反応が減弱/慣れ 増強/感作 する現象
3-2. 陳述記憶(イメージや言語として意識上に内容を想起でき、その内容を陳述できる )
出来事/エピソード記憶:出来事の経験そのものと
それを経験した時の付随情報(時間空間的文脈 身体的心理的状態など)が
記憶されたる
意味記憶:知識に相当
言語とその意味/概念 知覚対象の意味 対象間の関係 社会的約束など
世の中に関する組織化された記憶 経験の繰り返しにより形成され、
その情報をいつ・どこで獲得したかのような付随情報の記憶は消失
内容のみが記憶されたもの
と たのしい演劇の日
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