2013年03月20日
78日目 -オバマも食べに来たBen's Chili Bowl-
日誌より抜粋
前夜の暑さからかその日は寝付けず、起きたのは12時頃だった。
いつもなら午前中に行きたい場所を見つけてから行動するのだが、
今日はそれもせずNational Mallに行けばなにかあるだろう、とプランもなく向かった。...
前夜の暑さからかその日は寝付けず、起きたのは12時頃だった。
いつもなら午前中に行きたい場所を見つけてから行動するのだが、
今日はそれもせずNational Mallに行けばなにかあるだろう、とプランもなく向かった。...
といっても、頭のどこか片隅に、そういえば葛飾北斎の絵が
確かそろそろ公開になる頃だった、とか宇宙航空博物館に行けば
まだ見ていないプラネタリウムの演目があったはず、と一応保険のようなものは考えていた。
Freer Sackler Gallery of Smithsonianに来た。
やはり葛飾北斎の展示が始まっている。なんともまとまりのいい絵だ。
景色や人物の繊細な描写が素人目な俺にでさえも感動を与えてくれる。
日本の宝が本土にないことになんとも違和感を感じつつも、日本が貸しているのかな、
これコピーではないよな、などと少し邪推をしてしまった。
アメリカの美術品はそれくらい世界からかき集めているように思える。
そんな美術品が無料で見られるんだからアメリカはなんとも太っ腹である。
ちなみに前も書いたが狩野派の絵もある。
葛飾北斎の絵をこれでもかというくらいじっくり見て、次にNational Air and Space Museumに来た。
なんだか今日は人が多い。学生がたくさんいる。
やはりここと自然博物館は学校の旅行で定番のところなのだろうか。
早速プラネタリウムに直行してチケットをまとめて2枚買う。
1枚9ドルのところ2枚目から6ドルになるのだ。
一つ目の演目はUndiscovered Worldsというものだ。
内容は太陽とソーラーシステムがどうこうというものなのだが、
ついうとうとして内容をよく把握できてない。
結構迫力あるCGだったんだけど、前夜の暑さがここでも響いたか。
そして次の演目、Dynamic Earth。
これは風の流れから海中の流れ、生命の営みと、いわゆるガイア論というものだろうか、
地球全体のシステムを一つのものとして捉えたような内容だった。これは眠らずに見れた。
1時間居心地のいいリクライニングシートで宇宙旅行をして、
そのままChina Townまで歩いてバスに乗って一旦家に帰った。
スケジュール表を見ると、まだちらほら空白がある。なんとか埋めたい。
ネットでいろいろ探すがやはり平日は埋まりにくい。
ただ埋めるだけなら適当なコンサートやスポーツを入れればいいだろうが、
自分の趣味に合わないものを入れるのもなんだし、じっくり調べてみなければ。
とりあえず今夜はU-topiaというライブバーに行ってみる。
Brazilian Jazzならバンドによっては趣味と合うかもしれない。
そして着いたのだが、3日前に潰れた?!
「またいつか帰ってくるぜ!」みたいなこと書いてあるけどつまりそうゆうことですよね。
これは仕方ないので、Uストリートを適当にふらつく。
なかなか盛り上がっている通りなんだけど、俺の行きたいライブバー系はないか。
DJが回しているところもあるんだけどちょっと自分の趣味と合わなかった。
Ben's Chili Bowlの前を通る。
そういえば何度もここの前を通ったがいつも大盛況だな・・・。
左手にはLincoln Theater、右手にはBen's Next Doorとある。
これは匂うぞ。老舗の匂いが。とりあえず入ってみる。
店内は著名人っぽい人たちの写真がいっぱい張ってある。
列に並んでメニューを決める。爆音のソウルミュージックの中店員とやり取りして
メニュー欄の二つ目にあるHalf Smoke ChiliなるものとCole Slawを頼む。
たぶん一つ目、二つ目のHot Chili DogとHalf Smoke Chiliがスタンダードメニューなのだろう。
会計を済まし、ビンにチップを突っ込んで、前の列だった客が席についてるので俺も席についてみる。
するとさっきやり取りした店員が品をスッと渡してくる。あーこういうやつか!見たことあるかも!
ホットドッグにチリソースがたっぷりかかっている。これはうまそう!
では早速一口・・・すっげぇうめぇ・・・。
たっぷりのチリソースで見えなかったのだがパンに挟んであるソーセージも太くて味が濃い。
例えがいけないかもしれないが、チリソースは玉ねぎを甘くなるまで炒めて
日本のカレールーと和えさせた感じ・・・?
いやそんな単純じゃあないけども、懐かしいような新しいような、そんな感覚だった。
日本のルーと違うのは辛さは控えめだけどガツンと舌にくる味の明確さがあり、
食べたぞ!って感覚にさせてくれるところか。
実はUストリートに行く前にJamesに食べさせる焼き押し寿司の試作をまた作って食べてたのだが、
そんなことお構いなしに平らげてしまった。いやぁ本当においしかったなぁ・・・。
今日は夕食を2回食べてしまったので、申し訳程度にUストリートから家まで歩いて帰る。
家に戻る2,30分、何度「いやぁ、おいしかったなぁ」と独り言を言ったかわからない。
格別高級料理のようにおいしいわけでもない、けれど、とにかくおいしかった。
さて、家に帰ってネットであれはなんだったのか?と調べてみる。
どうやらUストリートは通称Black Broadwayと言われているらしく、
アフロの音楽の歴史ある場所だったようだ。
というかすぐ近くにHoward Theatreもあるし、
Jazz bar多いし、そういうことだったのか!と今更気づく。
あの店はJazzの巨匠やソウルミュージックの大御所や、オバマ大統領も食べに来たそうだ。
つまりアフロの歴史と密接な関係のある地域なのだ。
そんな通りで人種に関わらず繁盛している店、世界は思っているより平和なようだ。
なんだかいろいろと思いながら、一人酒を飲んで
いつもより日誌が無駄に長くなってるのを今気づいた俺でした。
確かそろそろ公開になる頃だった、とか宇宙航空博物館に行けば
まだ見ていないプラネタリウムの演目があったはず、と一応保険のようなものは考えていた。
Freer Sackler Gallery of Smithsonianに来た。
やはり葛飾北斎の展示が始まっている。なんともまとまりのいい絵だ。
景色や人物の繊細な描写が素人目な俺にでさえも感動を与えてくれる。
日本の宝が本土にないことになんとも違和感を感じつつも、日本が貸しているのかな、
これコピーではないよな、などと少し邪推をしてしまった。
アメリカの美術品はそれくらい世界からかき集めているように思える。
そんな美術品が無料で見られるんだからアメリカはなんとも太っ腹である。
ちなみに前も書いたが狩野派の絵もある。
葛飾北斎の絵をこれでもかというくらいじっくり見て、次にNational Air and Space Museumに来た。
なんだか今日は人が多い。学生がたくさんいる。
やはりここと自然博物館は学校の旅行で定番のところなのだろうか。
早速プラネタリウムに直行してチケットをまとめて2枚買う。
1枚9ドルのところ2枚目から6ドルになるのだ。
一つ目の演目はUndiscovered Worldsというものだ。
内容は太陽とソーラーシステムがどうこうというものなのだが、
ついうとうとして内容をよく把握できてない。
結構迫力あるCGだったんだけど、前夜の暑さがここでも響いたか。
そして次の演目、Dynamic Earth。
これは風の流れから海中の流れ、生命の営みと、いわゆるガイア論というものだろうか、
地球全体のシステムを一つのものとして捉えたような内容だった。これは眠らずに見れた。
1時間居心地のいいリクライニングシートで宇宙旅行をして、
そのままChina Townまで歩いてバスに乗って一旦家に帰った。
スケジュール表を見ると、まだちらほら空白がある。なんとか埋めたい。
ネットでいろいろ探すがやはり平日は埋まりにくい。
ただ埋めるだけなら適当なコンサートやスポーツを入れればいいだろうが、
自分の趣味に合わないものを入れるのもなんだし、じっくり調べてみなければ。
とりあえず今夜はU-topiaというライブバーに行ってみる。
Brazilian Jazzならバンドによっては趣味と合うかもしれない。
そして着いたのだが、3日前に潰れた?!
「またいつか帰ってくるぜ!」みたいなこと書いてあるけどつまりそうゆうことですよね。
これは仕方ないので、Uストリートを適当にふらつく。
なかなか盛り上がっている通りなんだけど、俺の行きたいライブバー系はないか。
DJが回しているところもあるんだけどちょっと自分の趣味と合わなかった。
Ben's Chili Bowlの前を通る。
そういえば何度もここの前を通ったがいつも大盛況だな・・・。
左手にはLincoln Theater、右手にはBen's Next Doorとある。
これは匂うぞ。老舗の匂いが。とりあえず入ってみる。
店内は著名人っぽい人たちの写真がいっぱい張ってある。
列に並んでメニューを決める。爆音のソウルミュージックの中店員とやり取りして
メニュー欄の二つ目にあるHalf Smoke ChiliなるものとCole Slawを頼む。
たぶん一つ目、二つ目のHot Chili DogとHalf Smoke Chiliがスタンダードメニューなのだろう。
会計を済まし、ビンにチップを突っ込んで、前の列だった客が席についてるので俺も席についてみる。
するとさっきやり取りした店員が品をスッと渡してくる。あーこういうやつか!見たことあるかも!
ホットドッグにチリソースがたっぷりかかっている。これはうまそう!
では早速一口・・・すっげぇうめぇ・・・。
たっぷりのチリソースで見えなかったのだがパンに挟んであるソーセージも太くて味が濃い。
例えがいけないかもしれないが、チリソースは玉ねぎを甘くなるまで炒めて
日本のカレールーと和えさせた感じ・・・?
いやそんな単純じゃあないけども、懐かしいような新しいような、そんな感覚だった。
日本のルーと違うのは辛さは控えめだけどガツンと舌にくる味の明確さがあり、
食べたぞ!って感覚にさせてくれるところか。
実はUストリートに行く前にJamesに食べさせる焼き押し寿司の試作をまた作って食べてたのだが、
そんなことお構いなしに平らげてしまった。いやぁ本当においしかったなぁ・・・。
今日は夕食を2回食べてしまったので、申し訳程度にUストリートから家まで歩いて帰る。
家に戻る2,30分、何度「いやぁ、おいしかったなぁ」と独り言を言ったかわからない。
格別高級料理のようにおいしいわけでもない、けれど、とにかくおいしかった。
さて、家に帰ってネットであれはなんだったのか?と調べてみる。
どうやらUストリートは通称Black Broadwayと言われているらしく、
アフロの音楽の歴史ある場所だったようだ。
というかすぐ近くにHoward Theatreもあるし、
Jazz bar多いし、そういうことだったのか!と今更気づく。
あの店はJazzの巨匠やソウルミュージックの大御所や、オバマ大統領も食べに来たそうだ。
つまりアフロの歴史と密接な関係のある地域なのだ。
そんな通りで人種に関わらず繁盛している店、世界は思っているより平和なようだ。
なんだかいろいろと思いながら、一人酒を飲んで
いつもより日誌が無駄に長くなってるのを今気づいた俺でした。
【2012年アメリカ滞在日誌の最新記事】
この記事へのコメント
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It is very helpful.