海外旅行初心者のワシントンDC３ヶ月滞在記

　日誌より抜粋
今日はJamesが家でドリンクパーティーなるものをやるらしく、
いると邪魔になるっぽかったのでみっちり遊ぶ計画を立てる。...

今度Jamesがパーティーのことを言う際に、細かい時間を言わなかったので、
ちょっと家の中がごたごたすることを教えてくれたのだと認識したのだが、
アメリカ人も結構暗黙のサインを送ってくるものなのかな。
なんでもはっきり言ってくると思っていた。

さて、Jamesがキッチンで整理などしていたので、昼食も作らずに外に出る。
そろそろ注文の難しいSubwayを考えているのだが、
通路になかったのでまずはそのまま野外ステージへ。

そこで売ってるホットドッグとサンドイッチを買う。
演奏を見ながら芝生の上でもぐもぐ食べる。それだけで気持ちいい。

一ヶ月経ち経費など見えてきたわけだが、やはりアメリカで自炊は本当にお金がかからない。
なので予算に余裕が見え安心して、その時の気分で軽食を買うことを始めた。

ステージ終わりの17時までみっちり堪能し、
次はAdams MorganにあるColumbia Stationに行く。



ここは二回目だが気に入ってしまった。
なんといってもすばらしい演奏がノーカバー、入場料無料で聴けるのだからいい。

いい演奏に感動しお金を払いたい人は演奏者前のビンにチップを入れる方式だ。
前と同じカウンターの席に座り、同じ店員さんが俺につく。
違うのは、俺の顔の色と髪の長さくらいか。

野外ステージでずっといるため、すごい日に焼けてしまった。
DCでは珍しい日本人だし、今回来て店員が覚えてるかなと思ったが
覚えていなかったみたいだ。ちょっと悲しい。

前回IDを持っていかなかったためアルコールは出せないと言われたが、
今回はIDすら求められなかった。

前と同じハンバーガーを頼んで見る。あれ、なんか前よりポテトが少ない(笑
ここでやっとわかったのだが、前回の俺はDCに来たばかりでキョドキョドと
不安な子供の旅行者に見えていたのかもしれない。
それが黒くなって堂々と、ふてぶてしいくらいに入店し
お酒ちょーだいなんて言うもんだからIDすら聞かなかったのかも。

前は「You are hungry,hungry?」なんてわざと片言に言ってくれてたのかなと
妄想しその優しさに勝手に感動した。

でもハンバーガーをガツガツ食べた後店員に親指立てられてウィンクされたのは、
前回と同じでそれもまたなんか嬉しい。
なんかここに通ってみて常連になりたくなってきた。

今度はアメリカで外れが少ないからハンバーガーという注文の選び方じゃなく、
いろんなものも食べてみようと思う。
パスタは・・・一発目のVapianoがまずかったからまだ注文に抵抗あるな。

演奏だが、NYがエッジの効いた演奏ならDCはなんというか、
もっと親しみのある演奏な印象を受けた。



ドラムスソロが普通に盛り上がりすぎて拍数わからなくなっちゃって回りに教えてもらってたり、
若い演奏者が演奏中に先輩に教えてもらってたり、NYもDCもいい空気感があって好きだ。

そんなこんなでムービーや写真を取りまくって遅くまで満喫し、
近くの肉が安いストアに寄ってバスで帰った。