海外旅行初心者のワシントンDC３ヶ月滞在記

　日誌より抜粋
今日も雨だ。こっちは梅雨はないと聞いていたが、似たようなもんがあるのかな。
ずっと暖かかったのに寒い。風邪をひかないようにしよう。
あまり外に出たくなかったが、それではもったいないので
またアインシュタインプラネタリウムに行った。

Infinity Expressという内容で、宇宙の説明と写真の羅列が多かったので
あまり宇宙を旅している感覚にはならなかったがそこそこ楽しめた。
前の席ではおじさんがいびきを書いている。彼には退屈だったのかもしれない。

見た後は歩いてチャイナタウンの方まで出てRadioShackに寄る。ここは電化製品店だ。
電子楽器から携帯電話までいろいろ売っている。
ビデオに撮ったムービーデータが結構溜まってきていたのでDVD−Rを買う。

そのままバスに乗りいつものスーパーへ。
惣菜コーナーにある一匹丸々グリルドチキンを持ちながら

「うまそう・・・」とボーっとしていると後ろから

「それ食べたことある？」とアフロの主婦っぽい人に声をかけられる。
「No」と言うと「おいしそうだけどどうなんだろうね」みたいなことを言って
その人もジッとグリルドチキンを見ている。

安いしおいしそうだけど・・・やっぱ自分で作った方が失敗しても納得できるしいいなと思い止める。
牛乳や酒をカートに入れレジに並ぶ。

若い男性店員が品を会計するのだが、全部言葉に「Sir」が付いていてすごい丁寧に感じた。

無意識にカートに折り畳み傘とRadioShackで買った
むき出しのDVD-Rを入れていたのだが、それもレジに通そうとして弾かれる。

別の店で買ったことを説明するとまた丁寧に謝られる。謝るのはこっちの方だよ。
お互い照れ笑いのようなものをし、「この店をご利用いただきありがとうございました」
みたいなことを言われ、最後まで丁寧に対応してくれた。

アメリカのサービスは死んだと聞いていたがちゃんとする人はするんだなと思った。


　追記
アメリカを語る上で、サービスについてはよく話題になると思いますが、
3ヶ月ほど住んでみた私の中では、そんな言うほど悪くない、という感想です。

日本のサービスと比べればどの国も霞みますが、それをどう捉えるかです。
私は日本のサービスは過剰で、マニュアルにがんじがらめだからもう少し緩和しても
いいんじゃない？って感じです。元料理屋勤めの視点も含まれてますけど。

私個人はDCにいる間、ひどいサービスだなと不快に思ったことは特にないです。
日本のように元気良く、笑顔で「いらっしゃいませー！」は基本ないので
それを期待していると、ぶすっとした顔で無言でレジに商品を通す様を見て
「俺は客だぞ！」とか「日本人舐めてんのか！」と思ってしまうかもしれませんね。