海外旅行初心者のワシントンDC３ヶ月滞在記

　日誌より抜粋
トラブルから一日目、未だに記憶は鮮明であのケチで泣き顔なハスラーの顔が頭にちらつく。
いや詐欺師と決まったわけじゃないけども。でもベストな対応ができなかったことが悔しい。...

これを機に酒を日本に戻るまで飲まないことを自分に科した。
もともとあれは俺の気の緩みがいけない。

まだまだアメリカ滞在期間は長い。
たかが一人のアメリカ人のせいで全アメリカ人を嫌いになったりはしない。
気持ちを改めて、アメリカ観光をするとしよう。

今日はMadame Tussauds DCに行く。
ここは歴代大統領やスポーツ選手、映画や音楽のスターたちの
等身大フィギュアが展示してある。

China Townから少ししたところにあり、入口にはリンカーン大統領が座ってお客を待っている。
White Houseのお土産屋にあった観光ガイドブックNOWを持っていって、
広告のところを見せると5ドル安くしてもらえた。

中に入るとまず歴代の大統領たちがお出迎えしてくれる。
人形はとても精巧に作られており、なんとも怖い。
触ると硬いのだが、見た目は血が通っているようで今にも動き出しそう。

アメリカ史は不勉強なので、何十人いる中の数人しかわからなかったが、
最近で言えばオバマ夫妻、ブッシュなど見てもテレビで見たままの顔をしている。
また、等身大なので自分と背の高さを知ることができて、なんとも興味深い。



中でもハリウッドスターとミュージシャンのコーナーはとにかく興奮してしまった。
Will Smith、Brad Pit、Justin Tmberlake、Jennyfer Lopez、Madonnaなどなど、
間近で見ることができる。
普段写真慣れしてない俺でも、ノリノリでポーズを作って人形と一緒に写真を撮ってしまったくらいだ。



そして、特設セットとしてMichael Jacksonの成長と共に
Jackson5期、20代、30代、3体の人形があった。

彼がきっかけで柄にもなくダンスを始めてしまった俺にとっては、
もう興奮の嵐でMichaelの顔をまじまじと見てしまった。



身長は俺と同じくらいだ。でも顔が小さい。小さい顔の中に大きな目や口が収まってる。
なんとも神々しい。言い過ぎかもしれないが俺にはそう思えた。
その特設セットをじっくり見て、目に焼き付けて店を後にした。