海外旅行初心者のワシントンDC３ヶ月滞在記

　日誌より抜粋
腰が直らない。そりゃそうだ。腰悪いくせにビール飲んだもの。プリン体って確か腰にくる。
まぁいい。今日も薬を塗ってゆっくり柔軟をしつつ、日本宛のポストカードを書いてみる。...

宛先は、記念に自分の家、親友の家、前にお世話になってた先生の事務所、
あとは友人のやってる料理屋、そんなところかな。

日本の友人関係や親戚の住所が今手元にないからこれくらいしか出せないというのもある。
なんやかんや頭を悩ませ文章を書き、明日近くの郵便局で出してみるとする。

夕飯の時間を迎え、白身魚とサラダのビネガー和えを作ったのだが、すごい生臭い。
本当は魚を生でスライスしてビネガーに漬けようと思ったのだが、
アメリカの魚は火を通さないと危険な気がしたので、
茹でてみたらすでに灰汁？のようなものが出てくる出てくる。
これじゃ鍋もできないなと言った感じだ。

たぶん日本とアメリカの魚に対する考え方の違いだろう。
日本は鮮度を大切にしているが、アメリカは広い土地のために
輸送コストを優先しているのかもしれない。あくまで自分の憶測だが。

そういえば店のショーケースに並べられていた魚の生臭さに比べ日本はほとんど無臭なもんだ。
アメリカ人がそれを見て生魚を毛嫌いするのもわかる気がする。

というか食材全般に言えるのだが全て粗野な匂いがする。かと思えば野菜はあまり味がしない。
前に見た料理番組が味付けを豪快にやっていたのを思い出し、納得してしまった。

日本の食材鮮度信仰にどっぷり漬かっていた身としては
アメリカに対して残念に思ったポイントだ。
今度調理する時はガーリックでソテーしたりトマトソースで煮た方がいいかもしれない。


　追記
前回DCの食材も物がいいと書きましたが、やはり日本に比べればそんなによくないです。
前評判でアメリカの食材は駄目と聞いていたので、その割には良かった、
と言うのが妥当でしょうか。

特に魚介類は生臭く、調理に一手間必要だと感じました。
そういえばAaronのホームパーティーで寿司が出たのですが、やはり新鮮さはなかったです。

後日談ですが、Aaronに「日本に留学に行ったけど食事はどうだった？」と聞いたところ、
「適当にそこらの店に入っても、どこもおいしい料理を出すね。」と言っていました。

ハズレな店があまりないのも日本のいいところかもしれません。
でもその言葉に続けて「日本の店の中でもケンタッキーフライドチキンが一番好きだよ！」
と言ってたのは、なんともアメリカ人らしいなぁと関心してしまいました（笑